強い心を持つ方法10選
強い心を持つにはどうすればいいのでしょうか。
弱い心と強い心があるとしたら、やっぱり強い心を持ちたいと思うものですよね。
しかし、多くの人は強い心の作り方がよくわからず、途中であきらめてしまいがちです。
そこで今回は強い心を持つ方法や、作る方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
強い心を持つには
強い心を持つには他人と比較しない
自分の成長に目を向け、安易に他人と比較しない癖をつけましょう。
自分の周りの人がたとえ自分より優れていても劣っていても、本質的には関係がありません。
自分の立ち位置を把握するために他人と比較することは役立ちますが、他人より劣っているからどう、優れているからどう、というわけではないのです。
重要なことは、「昨日の自分を超えること」です。他人に惑わされず、昨日の自分を一つずつ超えていきましょう。
それが大きな成長につながっていき、ひいては強い心を持つことが出来るようになるでしょう。
気持ちを切り替える手段をもっておくのが強い心を作る
他人に指摘されたり、悪口を言われることもあるでしょう。
そんな時、解決策が見つからないまま長々と悩んでしまっては時間がもったいない上、思考のループに陥ってしまうこともあります。
そのようなときのために、いくつかリフレッシュできる手段を持っておきましょう。
例えば友人とごはんに行く、好きなものを食べる、好きな本を読むなど、気持ちを切り替える手段を持っておき、忘れるようにしておくのです。
人間には、忘れるという素敵な機能が備わっています。指摘をされて反省をすることは大事ですが、後悔をしすぎてはいけません。
反省を次に生かすためにも、嫌なことは気分転換をしてさっさと忘れてしまいましょう。
自分の味方になってあげる
これは最も重要なことですが、自分で自分のことを慈しみ、大事にしてあげましょう。
たとえどんな時でも、自分で自分の味方になってあげるのです。
自分がつらいと感じたときは、「辛いんだ」という気持ちをきちんと意識し、そんな自分を慈しんであげましょう。
人間は主観で世界を見ると言います。自分が自分の敵となってしまったら、どのような状況でも嫌な気分にとらわれ、ますます自分を嫌いになり生きづらくなってしまうことでしょう。
しかし、逆に言えば自分が自分の味方になってあげることで、困難な状況であっても解決策を見出し、生きやすくなることでしょう。
強い心を身につけるには様々な経験を積み、自分に自信を持つ
強い心を持つためには、やはり人生における経験値がものを言います。
嬉しいこと・楽しいことだけではなく、時にはつらいこと・悲しいことからも逃げずに向き合い、立ち向かっていくことで、人生経験の幅がぐっと上がります。
そのプロセスにおいて、ネガティブな方向に流されてしまってはもちろんダメですが、逆に、しっかり乗り越えられれば、大きな自信に繋がっていきます。この自信の積み重ねが、強い心を養ってくれるのです。
ただ頭で考えているだけでは、強い心を育てることはできません。
行動を起こして、何かを達成してこそ、強い心を持てるようになるのです。
強い心の作り方として「人は人・自分は自分」と割り切る
強い心を持つことのできない人の中には、「自分が人からどう見られているか、心配で仕方ない」という人が多いようです。
必要以上に他人の目を気にするあまり、自分の心まで委縮させてしまっているのが大きな原因です。
しかし、他人と自分は元々、生まれ育った条件も考え方も全く違うのです。
他人に合わせ過ぎる必要など全然ないし、ましてや、他人から自分に対する「良い評価」など期待しても、全く意味がないのです。
なので、「人は人・自分は自分」とすっぱり割り切るようにする習慣をつけると良いでしょう。
これを続けると、強い心が養われるだけでなく、びっくりするほどストレスも減っていきます。
運を天に任せる
本物の強い心を持つ人は、自分にできる最大限の努力はしますが、やれるだけのことをやった後は全て放り出し、結果の良し悪しについては、運を天に任せるという精神的余裕を持っています。
これは、自分がやり抜いたことに対して、絶対的な自信があるからこそ、そのように思うことができるのです。
結果よりも、「自分の中に何が残るか」という方を重視しているとも言えます。
これを実践するためには、「やるだけのことをやったら、結果に執着しない」という習慣をつけてみましょう。
運を天に任せてしまい、「自分なりに頑張ったんだから、まあいいか」と笑ってみましょう。
心にゆとりが生まれ、人間的な器が大きくなっていきます。
意識して強がってみる
心が弱いと感じている人の問題点とは、いったいどういった部分なのかをご存知でしょうか?
それは、まさに「心が弱いと自覚している点」です。
もちろんそう自覚しているからこそ強い心を持ちたいと考えているわけですが、あまりにも自覚の度合いが大きすぎる場合は、逆に心の成長を阻害してしまうことがあります。
強い心を持つためには、「意識して強がってみる」ことがたいへん重要です。
つまり、「実は自分は強い心の持ち主なんだ」と強く思い込むことで、一種の暗示をかけていく必要があるのです。
たとえば、何か予測のできない事態が起こったとして、激しく動揺しているとしましょう。
しかし、その動揺を表情や態度に出してはいけません。
強がりで構いませんので、あくまで平静を装い、心を落ち着かせなくてはならないのです。
集中力を徹底的に磨く
強い心の持ち主には、ある大きな共通点があります。
それはズバリ、「集中力が高い」という点です。
強い心とは、つまり何事にも動じない集中力のことです。
そして心が弱い人というのは、例外なくその集中力の部分に問題があります。
集中力がないと、本来は気にする必要が全くないような細かいことにとらわれがちになり、どうしてもあれこれ思い悩むケースが増えてしまいます。
つまり強い心を持つためには、何よりもまず「集中力を徹底的に磨く」ことが先決だといえるのです。
具体的な方法ですが、集中力を必要とすることであれば何から始めても構いません。
本格的に武道をやってみるのもよいですし、一心不乱に本を読み漁ってもよいでしょう。
そういったことを繰り返していれば、だんだんと自分の中から雑念が消えていきます。
そして気づいたときには、強い心を手にしているのです。
合理的な考えだけに固執しない
何でも合理的に判断できる人の心は強く、逆に感情的になってしまう人の心は弱い。
多くの人はそれを常識のように考えていますが、実は大きな誤解だということをご存知でしょうか。
強い心とは「しっかりと芯がとおっている」ものです。
つまり、何でも計算して考えられるということ以上に、根っこにある感情の部分の方がより重要になってきます。
どれだけ合理的とはいっても、それが小手先のものでは意味がありません。
その合理性に至る前提として、たとえば強い愛情を持っているなど、感情的な部分での成熟が必要になるのです。
つまり強い心を持つためには、「合理的な考えだけに固執しない」という姿勢が非常に大切になるといえるでしょう。
何事にも冷めているということと、強い心を持っていることには大きな違いがあります。
まずは自分の心の中に熱い感情を育て、その上で合理的な思考を身につけることが、強い心を持つための秘訣なのです。
時間に余裕を持つよう心がける
心に弱さを抱えている人というのは、だいたいの場合において「何かに追われているように見える」ものです。
そしてその中でも代表的なものが、「時間に追われている」という状態でしょう。
人は時間的な余裕がないと、精神的にどんどん追い詰められていきます。
そしてその結果として、普段は全く気にならないような些細なことが気になったりしてしまうわけです。
その点強い心の持ち主は、時間に余裕を持って行動していることがほとんどです。
だからこそ何事にも動じることなく、いつでも強い心を保ち続けていられるともいえます。
つまり強い心を持つためには、「時間に余裕を持つよう心がける」ことが絶対に必要なのです。
そしてそのためには、事前の準備が欠かせません。
何をするときでも必ず計画を立てるようにし、不測の事態が起きる可能性を小さく抑えておくことが重要でしょう。
強い心を作るには自分を理解すること
いかがでしょうか。
強い心を持つことで、他の人との比較をすることもなくなりますし、周りの声に惑わされることもなくなりますので、決断力もアップします。
自分の進みたい道に進むことに恐れを抱かないので、多くのチャレンジをすることにもなるでしょう。
もちろんその過程では失敗をする事もあるかもしれませが、強い心を持つ人は何度でも立ち上がります。
まさに怖いもの知らずです。
このように考えると早い段階で強い心を作ることが、後の人生を充実させることにつながることがわかります。
今回ご紹介したことを参考にぜひ強い心の作り方を学んでみてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。