勉強のやる気を引き出す8つの方法

勉強のやる気
by mer chau
 
勉強というのは、
やりだすと集中できるのに、
取り掛かるまでに時間がかかるものです。

勉強のやる気があるときはスムーズに集中できるのに、
やる気がでないとダラダラしがち・・・。

やる気が出れば勉強がはかどります。

勉強がはかどれば、結果が良くなります。

結果が良くなれば、やる気が出てきます。

というサイクルを生み出すこと重要になってきます。

そこで本日はそのサイクルの最初であり、最も大切な勉強のやる気を引きだすコツをご紹介します。

【目次】
勉強のやる気
勉強のやる気がでないときの対処法



勉強のやる気

 

簡単で分かりやすい内容の参考書やドリルから始める

 
志望校の偏差値が、今の自分の偏差値よりだいぶ上な場合や、
得意科目の場合は自分の実力よりレベルが高めの参考書で
始めてしまいがちです。

しかし、まず基本的な知識をきちんと覚え、
内容を理解できないとないと応用的な問題を解くことは難しくなります。

得意科目の場合でも、
すべてをきちんと理解できているということは少ないものです。

弱いところを潰しておくことで、
スムーズに実践的な問題を解く段階に進むことができます。

また、難しい参考書やドリルは手に負えないと投げ出してしまい、お金の無駄になってしまうでしょう。

易しいものを選んでおけば基礎固めや、
うろ覚えになっていることをさっと確認したりと幅広く使えます。
 

わからないところを聞く相手を見つける

 
いくら考えてもわからない・・・、
回答を読んでも理解できない・・・。

そういう問題があると学習のペースがダウンし、
やる気が失われていきます。

わからないことが多い場合には不安に駆られてしまうこともあるでしょう。

そんな事態を防ぐためには先生でも友人でも塾の講師でも、
わからないところを日常的に聞くことができる相手の存在が重要です。

よく顔をあわせて、時間をある程度割いてくれる相手だとさらに望ましいといえます。



間違えた問題は、短期間に三回は繰り返し解く

 
一つの問題を間違えたけれど、
解説を読んだり人に聞いて理解した気になってしまいます。

しかしその後がとても大切です。

「わかった!」となった後はついどんどん先に進めていきたくなるものでます。

しかしここで踏みとどまって知識を確かな血肉としていきましょう。

人間は一度学習しただけでは覚えた大半を忘れてしまいます。

しかし一晩寝た後同じ学習をすることで、
記憶の定着率を向上させることができます。

また、繰り返し解くことで本当に理解することができたか確認することにもつながります。

反復学習によって解き方がきちんと身に付くと、
必死に考えなくてもやったことのある問題では
「この問題は、こう解くんだな」
ということが自然と分かり、問題を解くスピードがアップします。

テストの制限時間内に解ける問題が増え、
結果として成績の向上につながることになります。

努力がに応じて成績が上がるという成果が、勉強に対するやる気につながります。
 

時間を区切る

 
「集中力を高める7つの方法」でも触れましたが、
人間の集中力はもって1時間ほどです。

つまり長くは続きません。

勉強はダラダラと長い時間やっていても、
大きなリターンは得られません。

長い時間ダラダラやるくらいなら、
時間を決めてやることがコツ。

勉強を終えてから、今日の効率はどうだったかを考えてみれば、
今日自分が集中できていたかどうかで、時間配分が適切であったかわかります。

そして集中力を保つには、徹底的に誘惑となりうるものの遮断をしましょう。

最もやる気を失ってしまう原因の1つはスマートフォンや携帯にくる、友人や恋人からの連絡。

ほとんどの人たちがこれが原因で勉強を中断したり、そのまま遊びに行ってしまう経験をしたのではないでしょうか。

そして、気付いたら15分おきに携帯をチェックしてしまっている人もたくさんいるでしょう。

なかなか遮断するには勇気が必要かもしれませんが、思い切って電源を落としてみてください。

こうすることで、今までより集中することができ、やる気も保てるでしょう。



最終的な目標を立てる

 
まずは自分がどこまでやりたいのかを明確にするべきでしょう。

それがわかると、今度は最終目標にたどり着くためのハードルが自然と出来上がります。

一つ一つのハードルを越えるために、
一日にどこまで進めればいいのかもわかるようになると思います。

「今日ぐらいはいいかなぁ」

なんて思うときも、最終的なゴールが決まっていると、

「今日やらないと目標に辿り着くまでの時間が伸びる」

という気持ちになります。
 

息抜きの時間を作るか、自分へご褒美をあげる

 
ひたすら暗記するやり方で勉強をする人も少なくありません。

暗記というのはなかなか大変なもので、
持続させるにはエネルギーが必要です。

はじめにフルパワーで頑張り過ぎると、
必ず尽き果てます。

そして暗記は継続させていくことで、
何倍にも知識が膨れ上がっていく傾向があるので、
一気に詰め込む作業は効率的にも、やる気的にも良い影響を与えません。

これだけ頑張れたのだから、
あともう少し頑張ったら今日はもうおしまい・・とか、

今日は潔くここまでにしておいて、
明日からまた頑張れるように、前から欲しかったものを思い切って買ってしまおう・・・という具合で切り上げることもやる気を保つコツです。

勉強は褒めてもらえないと伸びにくいものでしょう。

周りが褒めてくれたらいいのですが、
1番に自分で自分を褒めることもとても大切ですね。



自分と同レベルの友人と情報交換をする

 
成績の良い友人や、進み具合の良い友人のことが気になると、
少し焦ってしまいませんか?

そうすると、それがストレスになって集中力がなくなってきたり、あきらめ癖がついてします。

また、自分よりレベルの低い友人と比べても、余裕を持ちすぎて、勉強がおろそかになります。

自分と同じくらいのレベルの友人だと、共感できる部分があったり、
勉強の仕方が参考になったりするでしょう。

さらに「あいつにできるんだったら自分にもできるはず・・・」

という意識も芽生えてき始めます。

このライバル意識が、「負けたくない、負けるはずがない」とやる気を引き出してくれることにもなります。
 

わからないことはすぐに解決する

 
わからないことをわからないままにしていると、
そればかり気になってしまい前に進みません。

そのため、すぐに解決するようにするべきでしょう。

その方法はたくさんあります。

友人に聞いたり、インターネットで調べることも容易です。

答えがついている参考書などだったら、
参考書の答えを見ることが一番労力を使わずに済みます。

わからないことを解決せずに進んでいると、
わからないことが山積みになり、やり終えたあとの達成感も損なわれてしまいます。

それが次の勉強へのやる気を削ぐキッカケになってしまいます。



勉強のやる気がでないときの対処法

 

とりあえず机に座って本を開く

 
勉強のやる気が出ない時は、態勢もだらだらしていることが多いです。

勉強をしないとなと思いつつも、体はベッドで横になっているというパターンがよくあります。

そういう状態だと、何をしても勉強のやる気が出なさそうなものですが、意外と一度始めさえすれば、やる気が出てしばらく集中するということもよくあります。

そこで、どうにかして体だけでも勉強の態勢を作りましょう。

まずは机に座って本を開いてください。

そこでいきなり勉強を始めなくてもいいです。

机に座って本を開いたままスマホでゲームを始めても構いません。

とにかく、勉強をやる一歩前の姿勢を維持しておくのです。

そうすれば、スマホに飽きてふとした時に本が目に付き、そろそろなんかやるかという気持ちになります。

勉強をし始めます。

これがベッドに寝ていると、スマホから目を離しても、そのままぼけっと寝ているだけです。

ここで大きな違いが出てくるわけですね。



誰かに叱ってもらう

 
自分で自分をしかっても、なかなかやる気が出ないものです。

人は弱い生き物ですから、楽な方、楽な方へと流れていきます。

そこで、誰かにしかってもらうという手があります。

誰かにお願いしてプレッシャーを与えてもらうのです。

信頼できる友人や、仲良しの先輩後輩でもいいかもしれません。

むかつかないなら親に頼んでもいいでしょう。

誰かに言われると、やらないといけないよなという気持ちになります。

少なくとも、何もしないよりは効果があります。

普段は自分の意思と関係なくしかられるので、他人から勉強しろと言われてもやる気が出ません。

この場合はお願いをしているので、普段とは状況が違います。

自分から言い出しているので、しかられても文句が言えません。

逃げると印象が悪くなるため、頑張らざるをえない状況になるでしょう。
 

もしも勉強しなかったらどうなるか考える

 
一度、自分のことを冷静に見つめなおしてみてください。

自分が将来やりたいことや就職などのことなどしっかりと考えてみてください。

それらのことを考えた時に、勉強をしなくて本当に大丈夫なのか自己分析してみましょう。

もしも勉強をしたらどういうメリットがあって、どういうデメリットがあるのか、逆に勉強をサボったらどういうメリットがあって、どういうデメリットがあるのか書き出しましょう。

仮に勉強するならどれくらい頑張るべきかということも考えるといいですね。

自分の分析をよく見て、勉強すべきかどうか考えてください。

もしも勉強をしなかったら自分は将来どんなふうになるのか考えてみて、勉強をした方が得だと思ったら、動きましょう。

いろいろ考えていたら、さすがにやらないとやばいなと思い、体が動くはずです。



短い時間でできそうなものがないか考えてみる

 
今勉強する必要がある内容をもう一度考えてみましょう。

何をいつまでにどれくらいの量を勉強しなければならないのか、よく考えましょう。

そして、なんとかすぐにできそうな勉強がないか考えてください。

できれば短時間でさくっと一通りできそうなことがいいですね。

それなら、終わりが見えるため、やる気が出ます。

とりあえずこれだけやるかと思って勉強を始めましょう。

やっているうちに勉強のやる気が出るということもあります。

これだけやるかと思っていた範囲が終わっても、もう少しできると思うこともあります。

最初にとりあえずやったことが、勉強のやる気のきっかけになるわけですね。

その場合もまた、すぐにキリいいところまでできることを考えて、勉強しましょう。

そうすれば、思ったよりも勉強が進むことでしょう。
 

勉強のやる気は結果に比例する

 
勉強に対するモチベーションは、
結果がついてくればついてくるほど上がるものです。

それを理解しておけば、ある程度自分のやる気をコントロールできます。

先ほどご紹介したように、
ハードルをかなり下げた参考書から始めるというもの1つでしょう。

「こんな簡単なのでいいのかな・・・」

と思っているものでも、
数回繰り返すだけで必ず目に見える形で結果が出てきます。

これが自信につながり、勉強が面白くなってくるのです。

現役で東大に入学する人や、TOEICで満点をとる人は、
同じ参考書を10回も15回も繰り返します。

最近でも、教科書を7回読む勉強法で東大法学部に現役入学した人が話題になりましたよね。

教科書を7回読むだけで、断然トップになれた!(前編)

なので、まずは自分に合った、もしくはそれよりもレベルが低い教科書や参考書をひたすら繰り返してみてはいかがでしょうか。

それが勉強へのやる気を導くキーポイントになるはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



▼おすすめ記事

仕事ができない人の特徴とその対処法9つ

仕事辞めたい人のための後悔しない転職方法7つ

サラリーマンにおすすめな副業10選

お金がない時の対処法4つ