淡白な人の性格や恋愛とは?淡白な人との付き合い方をご紹介!
あなたは淡白な人だと言われたことはあるでしょうか。
また、淡白な性格な人と付き合っているでしょうか。
淡白な性格はあまり良いイメージを持たれませんが、実際のところはどうなのか。
そこで今回は淡白な人の性格や恋愛についてご紹介していきます。
上手な付き合い方も解説しているので参考にしてください。
淡白の意味とは
淡白とは、物事に対してさほど関心を示さずさっぱりとした態度をとるような人のことを意味します。
味付けなどでも疲れる言葉ですが、ここでは淡白な人など、人に対して使われる言葉の意味として
淡白な性格の特徴
感情を表に出せない恥ずかしがり屋
淡白な人は何も感じないわけではありませんが、喜怒哀楽をあまりハッキリと出しません。
そう意識をして振る舞っているというよりは、思わず表に出てきてしまうほどの激しい感情の起伏を、恥ずかしいものだと感じている節があります。
シャイであることが淡白さに拍車をかけてしまっていて、表からはわかりにくい人だと思われてしまいがちです。
いつもどんな時でも落ち着いていて、何を考えているのか判断しにくいタイプなので、周囲から見るとクールなポーカーフェイスに見られますし、大抵は表情を乗せずに一見するとムスッとしているような顔をしているため、機嫌が悪いのではないかと勘違いされてしまうことも少なくありません。
本人としては自分なりに喜んだり悲しんだり、いい感情も悪い感情も感じているつもりですが、一般的な人に比べると頭で考える前に笑顔になる、憤慨するといった行動には出にくく、淡々としています。
わかりやすく表情を出そうと努力をしてみるものの、全開の笑顔を作ったり身体で喜びを表現したりと、そういった気持ちを形にすることに対して恥じらいを感じてしまうため、どうしてもできません。
物事を難しく考えない
あまり難しく考えすぎるようなことがなく、思考がシンプルだというのも性格的な特徴の1つで、客観的にわかりやすく物事を捉えるようにしているため、いつもどんな時でも冷静に対処することができます。
感情に左右されないからこそ自分が成すべきことを判断しやすく、常に適切で的確な対応をしていけるのです。
もしその結果失敗をしてしまったとしても、単純にダメだったところ、よかったところを明確に判断することができるため、次の機会にはしっかりと修正をして成功に導くことができる頭のよさがあります。
仕事をする時など、任されたことに関しては一切無駄なことをしないように、一貫したシンプルさを失わず、最短で完璧に近い形で完了できる優秀さもあって、そんな性格が周囲の人達に信用されやすいのが魅力です。
淡白だからこそ1つのことに執着をしすぎず、いつまでも失敗をしたことを悔やんで思い悩んだり、必要以上に落ち込みすぎて動けなくなってしまうようなこともなく、単純な思考は行動をする上でいいほうに作用しています。
真面目であり、ポジティブでもあるタイプです。
しっかり者で簡単に揺るがない
そもそも誰かと何かを比較したり、優劣を決めることに興味を持っていないため、滅多なことで自分の価値を揺るがせてしまうことがありません。
淡白な人は自己を確立しているしっかり者で、自分の意見や考えをきちんと持っています。
あまり表立って自己主張するようなことはありませんし、自分の考えを誰かに押し付けるようなこともしませんが、その代わりに、誰かに影響をされてコロコロと気持ちを変えてしまうようなこともありません。
たとえ少数派意見になってしまい、反対する人が多い立場になってしまったとしても、風当たりの強さなどは感じにくい性格なので、いつもと同じように淡々と振る舞います。
また逆に、自分の意見や行動が大多数から褒められるものであっても、特別優越感を感じたりすることもありません。
自分は自分、価値を決めるのも行動や考えに納得できるかどうかも自分が決めるものであり、勝ち負けや評価などにもこだわらないからこそ、芯の強さが窺えます。
とはいえ、他者にとって自分が迷惑な存在になりそうな場合には、大人しく身を引くことができる程度には融通が利くので、頑固さとは無縁です。
淡白な人の恋愛
気持ちをストレートに伝える
淡泊な人は恋愛に関してこだわりや執着がありません。
もちろん、淡泊な人も強い恋愛感情を抱くことはありますが、恋愛そのものに対して執着心をもっていないため、いわゆる「恋の駆け引き」はしないと考えていいでしょう。
ですから、好きな異性ができた場合、あの手この手をつかって遠回りなアプローチをして、相手の方から告白させようとするような、めんどうなことはしないのです。
そうした恋の駆け引きをするのは、それだけ恋愛に対する執着心が強いためと考えていいでしょう。
淡泊な人はそういう執着心を一切持っていませんから、よけいな駆け引きをすることなく、ストレートに思いを伝えるのです。
実際に交際がスタートしてからも同様です。
相手を自分に引きつけておくための駆け引きなどはしません。
わざとほかの異性と親しくして見せて、恋人にやきもちを焼かせたり、わざと冷たくして恋人を不安にさせ、そのことによって自分への恋愛感情を高めさせようというような、意図的な言動はしないのです。
好きなら好きという気持ちを言葉や態度でストレートに伝えます。
それだけ、相手にとってはわかりやすく、安心してつきあえるのが、淡泊な人の恋愛の特徴ということになるでしょう。
ベタベタした付き合いは苦手
恋愛をしていても、常にどこか冷めたところあるのが、淡泊な人です。
冷めたところがあると言っても、相手に対する恋愛感情が希薄と言うわけではけっしてありません。
淡泊な人でも燃えるような恋をすることはありますが、どんなに強い恋愛感情を抱いていても、恋に夢中になって我を忘れてしまうということはないのです。
そのように冷めたところがあるために、べたべたつきあいは好みません。
一日中いっしょに家にいてべたべたするというような時間の過ごし方が苦手なのです。
デートしている時でも、人前でいちゃいちゃするのは嫌いですし、二人きりの空間でいる時でさえ、一定の距離を置きたいと思っています。
時にはいちゃいちゃすることはありますが、ずっとそのような状態にあるとうっとうしく感じてしまい、「一人になりたい」と思うことも少なくありません。
ですから、淡泊な人は、たとえば同棲をするとしても、自分ひとりになれる時間と空間を欲しがります。
一日中べったりというのが苦手なために、自分一人になれる時間を求め、自分一人になれる部屋を必要とするのが、淡泊な人の恋愛の特徴と言っていいでしょう。
失恋してもすぐに立ち直ることができる
淡泊な人の淡泊さがもっともよく表れるのが、失恋をした時でしょう。
片思いの相手に告白して振られたり、交際していた恋人から別れを切り出されれば、誰でも心傷つくに違いありません。
相手に対する思いが強ければ強いほど、その傷は深く、精神的になかなか立ち直れないということになるわけです。
中には、「もう恋なんてしたくない」と思う人もいるでしょう。
淡泊な人は違います。
もちろん、失恋をすれば、淡泊な人でも気持ちは落ち込みますから、「振られてよかった」などと思うことはさすがにありません。
しかし、ふつうの人と比べて恋愛に対する執着心が希薄なために、失恋をいつまでも引きずり、長いこと立ち直れないということにはならないのです。
失恋した瞬間、その恋は、すでに「終わった恋」になっていると考えていいでしょう。
淡泊な人は恋愛に限らず、終わったことについていつまでも思い悩むことはありません。
「終わった恋はもう存在しないもの。存在しないもののことをいつまでも考えるのは意味がない」と割り切って考えるため、すぐに次の恋をスタートさせることもできます。
失恋の悩みを抱えることがないというのが、淡泊な人の恋愛の特徴なのです。
淡白な人との付き合い方
フランクに接する
淡白な人との上手な付き合い方として、フランクに接することがあげられます。
淡白な人はあまりベタベタしたり距離感が近すぎるような人が苦手です。
感情豊かに接しても何の興味も沸かず、反応も薄いので付き合いがドライになりがちです。
しかし、そこで距離を置くと淡白な人との付き合いが味気ないものとなります。
もちろん、それも上手くいく方法の一つです。
しかし、もっと親しみを持って関係を深めたいのなら、フランクに接することを心がけてみましょう。
フランクに接するには、淡白な人に対して親しみを持って好意的な態度を取るようにします。
最初は素っ気ないかもしれませんが、友好的で好意を向ける相手を無下にする人はそう多くありません。
楽しい話題や相手が興味のあることなどを自然と共有出来るようになれば、淡白な人とも関係を深めることが出来ます。
ここで、必要以上に馴れ馴れしくならないように気を付けてください。
フランクに接するというのは、軽口を叩いたりからかったりすることではありません。
それは本当に仲が良くお互いに気のおけない間柄でなければ、単なる嫌がらせです。
ましてや淡白な人は理屈で考えがちなので、そういったことをする人の気持ちは理解不能ですし、品性を疑われる恐れさえもあります。
そのため、馴れ馴れしくならないように距離感に気を付けながら距離を縮めましょう。
周りを巻き込む
淡白な人との上手な付き合い方として、周りを巻き込むことがあげられます。
親睦を深めようと努力しても、あまりにも素っ気ない態度を取られれば誰でも落ち込んでしまいますよね。
特に淡白な人はリアクションも薄く、距離を縮める手応えを感じられないこともありますよね。
そのようなことが続くと、仲好くしようという気持ちも削がれたり傷ついてしまいます。
こんなときにおすすめなのが、周りを巻き込むことです。
周りを巻き込むことで、淡白な人のペースに持っていかれることも減り、薄いリアクションも気にならなくなります。
一人よりも多数の方が淡白な人に対する影響力も強くなりますし、コミニュケーションも円滑になります。
たとえ皆でわいわいと過ごすのが苦手な人であっても、自分が本当に楽しい気持ちになったのなら嫌いにはなりません。
ここで大切なのは、淡白な人も周りも無理矢理巻き込まないことです。
淡白な人を楽しませることが大切ですが、人を無理矢理巻き込むと楽しい空気を作るのは難しくなります。
一人対多数になると、ともすれば一人をいじるような事態になりがちですよね。
そんなことをすれば、淡白な人はたちまち二度と縮まらない距離を置くでしょう。
とはいえ、楽しく過ごせれば淡白な人の態度を少し軟化させる可能性もあります。
不快感を与えないように上手に接する必要がありますが、周りを巻き込むことで淡白な人ともコミニュケーションが取りやすくなります。
普段から気持ちを伝える
淡白な人との上手な付き合い方として、普段から気持ちを伝えることがあげられます。
淡白な人はリアクションが薄く、何を考えているのか分かりにくいところがあります。
しかし、感情がない訳でも何も考えてない訳でもありません。
淡白な態度の理由として、気持ちを人に伝えるということに対して不馴れだったり、重要性を感じていない場合も多いのです。
そのため、こちらが普段から気持ちを伝えるようにすることは、感情を人に伝えることのお手本にもなるのです。
最初は素っ気ない態度やドライにあしらわれる可能性もあります。
しかし気持ちを伝えることでお互いの考えなどを理解しやすくなり、コミニュケーションが取りやすくもなります。
自分の気持ちを相手に伝えることでトラブルを防いだり、円滑なコミニュケーションをとることが出来れば、余計なストレスもかかりませんよね。
そういったメリットを淡白な人に感じさせることが出来れば、気持ちを伝えることやその人の感情を受け止めることの重要性も理解出来ます。
とはいえ、今までの考えや態度を変えるのは誰にとっても簡単ではありませんよね。
時間がかかるかもしれませんが、根気よく続けることが大切です。
淡白な人が好きな人も多い
いかがでしょうか。
淡白な人といると、いつも冷めた態度をとられて、つまらない、刺激がないと思う人がいます。
その一方で、そんな淡白な人のことが好きで仕方がないと思っている人も少なくありません。
その理由はいくつか挙げられます。
同じような性格のため波長がある、落ち着いているのがいい、ギャップがあって面白いなどがあるでしょう。
また、人は興味を持ってくれない相手に対してなんとか興味を引こうとする傾向があります。
恋愛で言えば追いかけるよりも、追いかけたいタイプですね。
淡白な人が好きかどうかは二極化しますが、思っている以上に好きだと考えている人は多いと考えていいでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。