低俗な人の6つの特徴と付き合い方とは?

低俗な人とは、下品な人であったり、モラルがない人のことです。

こうした低俗な人と触れ合うことになると嫌悪感極まりないですよね。

できることなら関わりたくないと思うものです。

しかし、一言で低俗と言ってもその言葉の意味はとても広いです。

そこで今回は低俗な人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

また、低俗な人との付き合い方にも触れていますので、悩んでいる人は参考にしてみましょう。

【目次】



低俗な人の特徴

 

欲が強く、自制心は弱い

 

人一倍欲が強いというのも、低俗な人の特徴といっていいでしょう。

金銭欲や物欲、名誉欲、出世欲、食欲などなど、およそ「欲」と名のつくすべてのことについて、人並み以上の関心を示します。

たとえば、人が持っているアイテムを見ると、すぐに「自分も欲しい」と思います。

思うだけでなく、ずうずうしく「それ、くれない?」と口にすることさえめずらしくありません。

バーゲンなどに行くと、人を押しのけて、自分の欲しいものをなんでも手に入れようとしますし、食べ放題の店などへ行けば、とにかく高価そうなものをたくさん食べて元を取ろうとするのです。

食べ放題のケースでは、金銭欲と食欲を同時に満足させようという意識が働いていると考えていいでしょう。

その結果、食べ過ぎて気分が悪くなってしまうことも少なくありません。

ふつうの大人は、そんなことにならないよう自制心を働かせるものですが、低俗な人には「自制心が弱い」という特徴もあるのです。

先ほどお話ししたように、人が持っているものを欲しがるのも、「そんなことをしたらみっともない」という自制が働かないためです。

強い欲求を満たすことしか考えないため、自制心が働かないのが、低俗な人の特徴といっていいでしょう。



人の悪口やうわさ話が大好き

 

低俗な人が日常的によく口にする話題は、「うわさ話」です。

よく、その場にいない人のことを取り上げて「あの人はこうだ」「この人にはこんなことがあったらしい」という話をする人がいるでしょう。

その場合、その人のことをよく言うことはほとんどありません。

たとえば「Aさんは明るくて社交家」というように、ほめたとしましょう。

聞いている方は、「Aさんに対して良い感情を持っているんだな」と思いますが、実はそうではありません。

「明るくて社交家」とほめた後で、「でも、無神経で自己中なところがある」というような、ネガティブな評価を必ずするのです。

低俗な人がほんとうに言いたいのは、「だからAさんは嫌な人間だ」ということと考えていいでしょう。

こういう人は、Aさんの前ではBさんのうわさ話をいい、Bさんに対してはAさんの悪口を言います。

人のことをネガティブに評価することが大好きなのです。

そういう話をすることで、日頃のストレスを解消しているケースも少なくありません。

自分の憂さを晴らすために、人の悪口やうわさ話を好んで口にするのが、低俗な人の会話に関する特徴ということができるでしょう。



政治・経済などの難しいニュースは読まない

 

低俗な人の特徴として、芸能ニュースや噂話、人の悪口・笑い話などネタになることにしか興味がないということがあります。

新聞も経済新聞や政治に関する新聞よりもスポーツ新聞しか読まないような人は低俗だと言えるでしょう。

政治や経済関係の話というのは退屈だと感じる人も多いですし、それよりも気になる芸能人の話題や流行の話題などを聞いていたほうが楽しいと感じることも多いものです。

ですから芸能ニュースや流行に気を取られることは決して低俗ではないですが、そればかりにしか関心がなく、政治や経済にまるで無関心であれば自分の将来のことや国のことにもまるで関心がないのだということで、低俗に思われてしまうこともあるでしょう。

また、総理大臣の名前や小学校の社会でも習う程度のことも知らないと、あきれられると同時に低俗な人の仲間入りも果たしてしまうことになるでしょう。

そして低俗な人は、それを恥ずかしいとも思わないものです。

政治や経済のことを良く知らなくてもそれを恥ずかしいと思う気持ちがあればまだ救いようがありますが、それを恥ずかしいとも思わなければ筋金入りの低俗だということもできるでしょう。

 

値段でしか物を判断できない

 

低俗な人の特徴の一つに、値段でしか物を判断できないということがあるものです。

本当のお金持ちや、満たされた生活をしている人、心も豊かな人というのは良いものを知っているため、値段に惑わされることが少ないです。

高い値段がついているからといって必ずしも良い物だとは限らず、素材や質が悪くても人気や流行に乗っているということで高い値段がついていることもあるものです。

低俗な人は物が高いということは、その物も良いとすぐに信じてしまうため、良くないものも値段が高いというだけで自慢気に持ったりもします。

こうした値段だけで質が良くないというものは見る目がある人がみればすぐに価値はわかってしまうので、値段に踊らされているその人を低俗だとも思うでしょう。

値段で物を判断するのではなく、物の良さを見極めるだけの能力が備わっているような人は、安いものを持っていても低俗にはならないでしょう。

量よりも質の良さを大事にする人は低俗にはならないですし、値段でしか良さを判断できない人は、お金を持っていても低俗のままになってしまうでしょう。



大きな声で話す

 

低俗な人の特徴には、大きな声で話すということがあります。

大きな声で話すことで高齢の人にも聞き取りやすいというメリットが生じることがありますが、そうではない日常生活では、早々大きな声で話さなければいけないことというのはないものです。

それどころか、大きな声で話すことによって聞かれたくない話も聞かれたくない人に筒抜けになってしまう危険性も出てくるものです。

また、自分にとっては楽しく愉快な話でも、関係ない人にしてみれば大きな声で話されることで不快に感じるようなこともあるでしょう。

配慮ができ、気品がある人というのは小さな声で話し、周囲の人への気遣いもできるものです。

不必要に大きな声でばかり話すような人はそういった周囲への配慮や品の良さがかけていることも多いので、低俗だと言えるでしょう。

また、笑い声がいつも大きい人も同様です。

豪快で笑うことで気分がすっきりするようなこともありますが、低俗な人は場も空気も読まずいつも自分だけ大きな声で笑うものです。

低俗な人の特徴として、話し方、笑い方が下品だということがあげられるでしょう。

 

人のプライバシーを知りたがる

 

低俗な人は、芸能人や有名人のスキャンダルが大好きです。

不倫報道など、週刊誌やテレビワイドショーで取り上げるそうした情報に目がありません。

それはつまり、人のプライバシーに異常に興味があるからです。

人間誰しも、人のことを知りたがるということはあるものですが、低俗な人はその関心度がふつうの人よりもはるかに強いと考えていいでしょう。

ですから、相手が有名人でなくても、人の生活ぶりなどを知りたがるのです。

たとえば、初対面の相手に、家族のこと、仕事のこと、休日の過ごし方などなど、細かいことをつっこんで質問してくる人がいますが、それは低俗な人ということになります。

ふつうは、初対面の人には遠慮して、あまりプライベートのことは質問しないものですが、低俗な人は「知りたい」という意識が強いために、相手にどう思われるかは気にしません。

平気で、根掘り葉掘り、プライバシーに関する質問をするのです。

そして、少しでも親しくなると、相手の住まいを訪問したがります。

まだ、それほどうちとけた関係になっていなくても、すぐに「一度、あなたの家へ遊びに行ってもいいか」と聞いてくるのです。

それはつまり、人の暮らしぶりを見てみたいという欲求によるものと考えていいでしょう。



低俗な人との付き合い方

 

低俗な人とどういう関係を築いていくか考える

 

汚い言葉を連呼してはゲラゲラ笑ったり、人の悪口に花を咲かせる事を生きがいとしていたり、他人のゴシップネタを集めてはここぞとばかりに披露する事が生きがいだったり…と、いわゆる『低俗な人』に対しては、どう向き合っていけば良いのでしょう。

もちろん関わらないで済むのか一番です。

低俗な人はまさに百害あって一利無しな場合も少なくありません。

距離を縮める事によって無駄に精神力を削がれて多大なストレスを感じてしまうなんていう事も。

しかしこの『低俗な人』が、よく顔を合わせるご近所の人だったり親類だったり職場の同僚だったりしたら、一切の関わりを断つ事は難しいでしょう。

ましてや目上の人だったら、無下に距離を取る事も出来ません。

まずは低俗な人と、どのような関係を築いていきたいかを考えてみましょう。

大きく分けると『一切の縁を断ち切る』か、『それなりの距離を保ちつつうまくやっていく』かの二択になると思います。

前者の場合は、相手に『自分は低俗なあなたとは付き合いたくない』という意思表示をすれば良いのでそれほど難しい事ではないでしょう。

問題は後者です。

低俗な人とうまく付き合っていくためには、どうしたら良いのでしょうか。



聞いている風を装って聞き流す

 

低俗な人にはおしゃべりな人が多いです。

自分の威厳を示したり存在感を知らしめたいといういわば溢れ出る自己顕示欲を抑えきれないのです。

そのため他人の悪口や誇張表現を用いたネタなどのいかにも人が飛びつきそうな話を振りたがります。

そうして多くの人から注目される事に一種の快感を感じているのかもしれません。

逆に言えば低俗な人には、自分の話を聞かない人や反対意見を言う人を極端に嫌う傾向が見られます。

なので、低俗な人とうまく付き合っていきたい場合はその人のプライドを傷付けないように注意しましょう。

かと言ってゲスな話に同調したり、会話を盛り上げたりする必要もありません。

要は話を聞いてあげて、受容の態度を示してあげれば良いのです。

低俗な人を反抗期の小さな子供だと思って、話を聞いて理解している姿勢を見せつつ存分に聞き流してください。

また低俗な人が権力を振りかざしたいタイプの場合は「すごいですね」と、一言相手が欲しがっている言葉を与えてあげるだけで良好な関係が保てるので、絶妙なタイミングを見計らって言葉のプレゼントをしてみてくださいね。



適度な距離感を築く

 

低俗な人とうまく付き合っていく事に成功しても、相手に気に入られてしまい接する時間が増えてしまうとストレスの原因にもなりかねません。

嫌われず、かと言って好かれすぎない程度の距離感を保つのがベストですがこれが意外にも難しいのです。

常に一定の距離を設けるというよりは、まずは嫌われて敵視されないように気を配りつつ、相手が必要以上に接近してきたら何らかのアクションを示して距離を開けるように自分から働きかけて、距離感を調節していきましょう。

離れたい時は、相手を否定しないように注意しつつも「自分は◯◯さんに比べて××が全然ダメだから…」と自分を下げつつ同調出来なくなった旨を伝えてみたり、具体的に何かに誘われたのであれば「自分は◯◯さんみたいに××が上手に出来ないから、今回は遠慮しておきますね。」という風に波風を立てないように、あくまでも相手を肯定しつつ自分は後ろに下がる姿勢を演出してみてください。

それでもダメなら嫌われるのも覚悟の上で多少強く出てみるのも良いかもしれません。

しばらくの間は相手に悪口を言われる可能性もありますが、低俗な人には敵はたくさんいるためあなたへの興味も次第に薄れていく事でしょう。

そしてたとえ悪口を言われたとしても、相手に対抗して悪口を言い返してはいけません。

同じ低俗な人だと思われてしまわないように、自分を見失わないように気をつけてくださいね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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