自制心の強い人の特徴6つ
あなたは自制心の強い人だと自負できるでしょうか。
おそらくNoという答えが返ってくるはずです。
どうしても人は誘惑に負けやすい生き物ですし、一度、負けてしまえば雪崩のように、今までやってきたことを無にしてしまう傾向があります。
一方で自制心の強い人というのは、しっかりと自分を持っており、誘惑に負けることはありません。
そこで今回は自制心の強い人の特徴と、自制心の弱い人がやるべきことをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
自制心の強い人の特徴
食べすぎ飲みすぎをしない
自制心の強い人は、「食べすぎ飲みすぎをしない」です。
健康管理をきちんとできるのが、自制心の強い人の共通点です。
人間、すべての活動の基本が健康です。
そのためには、食生活の自己管理が不可欠。自制心の強い人は、そのことを人一倍強く自覚していますから、当然、暴飲暴食はしません。
たとえば会社の飲み会で、二次会、三次会とつきあうことはあっても、アルコールの量を調整したり、ある時間帯以降は食事をできるだけ制限します。
まちがっても「〆のラーメン」などという無謀なことはしません。
ですから、多くの場合、ダイエットの経験がなく、また、あったとしても簡単にダイエットできるのが、自制心の強い人の大きな特徴といっていいでしょう。
朝に強く、二度寝をしない
朝に強いというのも、自制心の強い人の共通点です。
体質的に朝強い、という意味ではありません。
体質はどうであれ、朝、決められた時間にすぱっと起きられるのが、自制心の強い人というものなのです。
要するに、めざましが鳴った瞬間、迷うことなくパッと起きられるということ。「あと5分、あと10分」というように、布団の中でぐずぐずするということはありません。
また、休日でも二度寝をすることなく、朝起きたら即、活動を開始するという特徴もあります。
逆に言えば、「朝の起床をコントロールできるのが、自制心の強い人」ということができるでしょう。
浪費をしない
自制心の強い人は、金銭面でもセルフコントロールがしっかりできます。
ですから、浪費をするということはありえません。
買い物をする場合でも、きちんと計画を立てていますから、「今日はウインドショッピング」と決めていれば、どんなに欲しいものが目に入っても、「衝動買い」ということはしません。
ギャンブルに関しても同様です。
自制心の強い人の多くは、ギャンブルを好みませんが、中にはギャンブル好きな人もいます。
その場合も、最初から「今日はこれだけの資金で楽しもう」と決めて、その枠を超えることはけっしてしません。
負けが込んでで、ずるずるお金を浪費する、ということはけっしてないのです。
「今日はここまで」と、きっぱり打ち切ることができるのが、自制心の強い人なのです。
朝寝坊・遅刻をしない
会社や学校に遅刻してくる人と言うのは、朝起きるときに目覚まし時計やアラームは設定しているものの、二度寝をしてしまい寝坊するというパターンが多いです。
自制心が強い人は、朝どんなに眠くとも眠気という欲に打ち克つ心を持っているため、二度寝をして遅刻をするという事が滅多にありません。
また、寝坊をしない理由は、夜どんなに楽し飲み会や夕食の予定があっても、翌日に響くような夜更かしをしないためでもあります。
自制心が弱い人は、楽しいイベントがあるとついつい足を運んでしまい、途中で切り上げるということができないのです。
飲み会でも酔いつぶれない
自制心が強い人は、飲み会で酔いつぶれることが滅多にありません。
これはアルコールに強いというわけではなく、
美味しいお酒をもっと飲みたいという欲望を自制できる強い意志を持っているからです。
人は飲み会などの楽しい話で、少しお酒が入って気分がよくなると余計に自制心を失いがちです。
特に周りが速いペースでお酒を飲んでいる場合には、
自分もついそれにあわせてしまいがちです。
しかし自制心が強い人は、自分で自分を抑制するという判断ができる程度までのお酒の量でストップをかける事ができるのです。
ダイエットや受験に成功している
自制心が強い人とそうでない人で差が出るのがダイエットや試験、受験の結果です。
ダイエットであれば、自分が好きなお菓子やデザートを食べたいという欲求に対して、我慢をするという事が大きな成功の鍵となります。
また、テスト勉強や受験勉強の場合には、
勉強をさぼりたい、友達と遊びたい、ゲームをしたい、テレビを見たいなど様々な欲求を自ら振り払って勉強をするということがどの程度できるがで、試験の結果や合否が分かれてきます。
自制心が強い人は、結果的にこれらの欲望を自分の気持ちで抑制することができるので、自制心が弱い人と比べて、成功する可能性が高くなるのです。
自制心がない人の特徴
感情が制御できず起伏が激しい
自制心がない人というのは自分で自分の心を制御する能力に乏しいため、喜怒哀楽がストレートに出される傾向にあります。
ただ単に素直であるというのなら微笑ましいのですが、大人でも子どものように感情を爆発させることがあるから、周囲の人は困惑してしまいます。
嬉しいことや楽しいことを目一杯表現する程度であれば問題ありませんが、ちょっとしたことで怒りをあらわにしたり、人目を憚らずに号泣したりなど、少々扱いが難しいタイプが多いのです。
子どもであれば可愛らしいで済みますが、ある程度地震の感情をコントロールできていなければならない大人がそういった態度であれば問題です。
自分がどう振舞うことで他人がどう思うのか、という人間関係を形成するための基本的な考えに及ばないので、感じたことをそのまま表現してしまいます。
食生活がだらしなく太っている
食べたいと思ったものは何でも口にしてしまうため、自制が利かない人の体型の多くはだらしなく太っています。
「栄養バランスを考えて野菜を摂るようにしよう」「昨日は食べ過ぎてしまったからカロリーを取り過ぎないように今日は控えめにしよう」という考えが思い浮かばないため、そのとき食べたくなったものにすぐ手を出してしまうのです。
お肉が食べたくなったらお肉ばかり、甘い物が食べたくなったらさまざまなお菓子を買ってくるなど、食べた後のことが考えられないために太りやすくなってしまいます。
そしていよいよ「これではいけない」と思うようになってからも、やはり自分には甘いので基本的にダイエットは成功しません。
痩せるために食べることを我慢したり、苦しい運動をすることができないのです。
「このダイエット方法は効果がない」という失敗談を聞かされても、実はサボってばかりでいたからだということが少なくありません。
朝に弱くて時間にルーズ
少しばかり時間に遅れても問題はないだろう、人を待たせても大事にはならない、そうした考えているために、辛い朝にシャキッと起きることができないのが自制心のない人の特徴の一つです。
体質的に朝に弱いからというのではなく、ちょっとくらい大丈夫だろうというサボリ心が働いてしまうために寝汚くなってしまうのです。
そのため遅刻が多く時間にルーズなタイプが多く見られます。
誰しも朝はゆっくりと寝ていたいと思うものですが、仕事や待ち合わせに遅れないようにしようと自制心を働かせるからこそしっかり起きようとするものです。
睡眠欲に打ち勝つのは大変ですが、「起きなければならない」という心が働きます。
しかし、自制できない人は甘い誘惑にすぐに負けてしまいますので、二度寝で遅刻ということが度重なることが多く、周囲から時間が守れないルーズな人だと思われやすいのです。
欲しいものを何でも買ってしまう浪費癖がある
自制心が強い人であればセルフコントロールがしっかりとしているので、欲しいものがあっても必要性や支出と収入のバランスを考えてから決断をします。
しかし、自制心のない人はすぐに「欲しい!」という気持ちだけで飛びついてしまい、後先考えずに財布の紐を緩めてしまいやすいので、支出が多くなってお金に困ってしまう場面が多くなります。
計画性のない浪費をしても「何とかなる」という甘い考えで動いてしまうことが多いため、目の前の欲求を満たすためだけに衝動買いしてしまうのです。
そんなことを繰り返してしまうため常に財布の中身は空っぽで、クレジットカードの使用枠もギリギリということが多くなります。
下手をするとキャッシングなどに手を出してまで欲しいものを手に入れようとしてしまうため、それなりの収入があっても物欲に勝てずに生活が困窮している人が珍しくありません。
自制心が弱い人は1つの成功体験をしよう
いかがでしょうか。
自制心の強い人というのはその言葉の通り、自分を制することができる人のことです。
ほとんどの人が言ってしまえば、自制心が弱いです。
では、なぜ自制心が強い人は、自分を律することができるのでしょうか。
それには2つのコツがあります。
まずは達成したい目的があること。
そして誘惑に耐え、目的を達成した経験があることです。
なぜ自制したいのかを考えて明確にすることは必要不可欠です。
単純に止めてみようかな・・・では絶対に続かないことはあなたがよく理解していることでしょう。
また、努力や忍耐によって手に入れたものがあるということは、
他のことでも必ず応用できます。
それを知っているか、知っていないかで継続率が比べものにならないほど変わってくるのです。
例えていうなら、出口のないトンネルをどこに向かって歩いているのかわからない状態が成功体験がない人で、
ゴールがすでに見えている状態が成功体験がある人です。
もう少しで達成できると思えば自制心は強くなります。
なので、自制心が弱い人は、目的の明確化と、それによる小さいな成功体験を積み重ねましょう。
そうすればいつしか、自制心の強い人になれるはずです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。