時間管理が上手な人の5つのポイント
時間管理が上手な人とそうでない人とでは人生が大きく変わります。
日々の時間をどう捉えるかで人生が決まるといっても過言ではないでしょう。
あなたは毎日の時間を意識して行動しているでしょうか?
結果を残している、実績を積み上げている人たちはこの時間管理がとても上手です。
そこで本日は時間をうまく使うための考え方や方法をご紹介しますので、
ついつい無駄なことに時間を費やしてしまいがちなあなたはぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
【目次】
・時間管理
・時間管理ができない人の特徴
時間管理
出典
時間管理1.時間を買う
多くの人は、時間よりお金を大切にしていますが、
冷静に考えてみると、お金より時間のほうが貴重なことがわかりますよね。だから、
『もしお金を使うことで、時間を確保できる機会があるのなら、
できる限りお金を使って時間を確保するのがいいのです』
働いている人たちは時間を使い何かをする代わりに、
お金をもらっています。
そしていつも時間がない、時間がないと言いながら生活をしています。
そのような人たちは後々にこう後悔することが多いようです。
「あの時、ああしておけば良かった・・・」
なぜ後悔するかというと、
当たり前のことですが使ってしまった時間は二度と取り戻すことができないからです。
20歳のときの1時間を30歳になってから手に入れようとしても
無理な話です。
このことからわかるのは、
「時間を使ってお金を増やせても、お金を使って時間は増やせない」
ということ。
お金のためだけに時間を費やすのではなく、
お金を使って貴重な時間を確保することが、
今まで後悔してきた人たちの失敗から学べることでしょう。
時間管理2.「今日」に時間を使う
『成功者は、1ヶ月後に、1週間後に、明日何を始めるかと考えるより、
今この瞬間から何かを始めるんだと思う。いや大成功者は、
昨日のうちに何かを済ませているのかもしれません』
意外と「今日」のために時間を費やしている人は少ないのではないでしょうか。
昨日の為はともかくとして、
将来の為に時間を費やしているが多いかもしれません。
もちろん将来の目標や夢のために「今日」の時間を使うことはとても素晴らしいことでしょう。
しかし将来のこんなことについて時間を使っていませんか?
- 景気は大丈夫か?
- 年金はもらえるのか?
- 家族が健康で暮らせるか?
- 大きな病気にならないか?
- 最後まで働くことができるのか?
こういった心配や不安が頭から離れず、
いつまでもクヨクヨ考えてしまう悲観的な人が急増しているようです。
お分かりのようにこれらのことをいつまで考えても答えを出すことはできません。
答えが出ないことにいつまでも時間を使うのはとてももったいないですし、
どんどん悪い方へ悪い方へ考えてしまいます。
結果を出す人たちはこう考えます。
「悩むより今日できることをやろう」
このマインドを持つと不思議な事に、心配や不安が取り除かれます。
”今日”という時間をどう使うかという意識が重要です。
時間管理3.昨日のことに時間を費やさない
ドラッカーが言っていました。
「たいていのビジネスパーソンは、その時間の大半を、
『きのう』の問題に費やしている」と。これが先にも述べたように、
ビジネスパーソンの実態なのかもしれません。
いつまでも過去を引きずっていたり、
過去の栄光や実績にあぐらをかいていては先へは進むことができません。
昨日のこと、過去のことに時間を費さない人たちは、
満足感を得にくい人たちとも言えます。
だからこそちょっとした成功で終わらせず、
誰がどうみても分かるような大成功をおさめるまでそのことに時間を費やすことができるのでしょう。
時間管理4.時間を価値に結びつける
2度と戻ってこない時間を、
常に習慣に結びつけていく習慣を手に入れることです。そして、
得の裏の”失う得”のリスクについても考えなければなりません。
例えば節約のために普段より30分ほど遠い激安スーパーにいく人がいます。
そのスーパーはいつもの店と比べて、
食材が数十円ほど安いため節約していると考えるかもしれません。
しかしこれでは損する確率の方が高くなると本書では伝えています。
時給計算してみると、
費やした時間と節約できた金額を比較すれば一目瞭然ですし、
その30分を使って数十円節約するのではなく、未来の〇〇万円になるための時間投資をするべきでしょう。
数十円のために、未来のための時間を費やしているというリスクを負ってしまっているという時間感覚を身につけることが大切だと述べています。
時間管理5.プライムタイムを楽しむ
プライムタイムをつくると1週間がとても楽しく、
心も頭のパワーも維持ができるのです。
どんなに時間管理が上手な人でも、
気分が乗らなかったり、やる気が出ない時はもちろんあります。
なるべくそのような状態にならないようにするのがベストと言えるでしょう。
その方法がプライムタイムを楽しむことです。
プライムタイムとは
あなたが趣味や何かに没頭できたり、思考を解放する時間を設けること。
わざわざ何かをする必要はありません。
あなたにとって居心地の言い場所や空間はどこでしょうか?
楽しい気分になれるところは?
一日の終わりに気分が良くなるコトをしたり、場所へ行ったりするだけで
エネルギーが回復し、最高の状態で次の日を迎えることができます。
時間が惜しいからといって
睡眠時間を削ってしまっては生産性や集中力が大幅に下がり、
結果的にダラダラと無駄な時間を過ごしてしまいますよね。
それと同じです。
最高のパフォーマンスを発揮するための時間を確保したほうが、時間の節約につながります。
時間管理ができない人の特徴
時間管理ができない人は整理整頓も苦手だったりする
時間管理ができない人というのは、整理整頓が苦手という特徴があったりします。
時間管理ができないだけでなく、自分の身の回りのことをきちんと管理することができない人なのです。
物事に対して上手に優先順位をつけることができないため、ついズルズルと長引かせてしまって、時間をオーバーしてしまったりします。
また、段取りも悪く、ついもたもたしてしまいます。
その結果、時間内に終わらせることができないのでしょう。
「時間内に終わらす」とか「きちんと片付ける」ということのトレーニングをしたことがなく、やり方が分からないということもあります。
時間管理ができない人は、上手に物事をコントロールするのが苦手なので、身の回りも片づかなかったりするのです。
時間管理ができない人は責任感がない
時間管理ができない人の特徴に、責任感がないというものがあります。
「時間内にきちんと仕上げなくては」と思ってはいるのですが、責任感がないので必死になってやることはありません。
死ぬ気になって頑張れば、ある程度のことは時間内に終わるはずです。
そうやって、物事を成し遂げることで、人間というのは信頼を得ていくことでしょう。
それがどれくらい重要なのか、責任感がない人というのは理解していません。
いい加減なところがあるので「あー、間に合わなかった・・・」というだけで、相手に対して申し訳ないという気持ちを持っていないのです。
そういう責任感のなさが、時間管理ができなくなってしまう原因でもあるのです。
時間管理ができない人は能力以上のことを抱え込んでいたりする
時間管理ができない人の特徴に、能力以上のことを抱え込んでいたりするという特徴があります。
精いっぱい物事に取り組もうと思っていても、やることが多すぎて、頭の中やスケジュールがごちゃごちゃになってしまっているのでしょう。
やる気はあるのですが、それが空回りしてしまっています。
いくら頑張ろうと思っていても、キャパシティーをオーバーしてしまっているので、上手に時間管理ができないという結果となってしまうのです。
時間管理ができていないというとき、能力以上のことを抱え込んでいないか、チェックしてみることが必要です。
能力以上のことを抱え込んでしまうと、結局すべてがうまくいかなくなってしまうでしょう。
体調管理ができずに体調を崩しやすい
時間の管理ができない人の特徴として、体調面での管理もできずに体調を崩しやすいという傾向が多くみられます。
時間の管理が上手くできないため、生活スタイルが不規則になることが多く、そうした生活リズムの乱れから寝不足になったり、時間に追われるような生活をすることが多くなることから体調面での管理が行き届かずに体調を崩してしまいやすいのです。
そして、体調を崩してしまいさらに時間の管理もいつも以上にできなくなってしまうという悪循環に陥ってしまう人が多くみられます。
このタイプは、まず生活リズムを見直して規則正しい生活スタイルを築くのがいいいでしょう。
仕事を溜め込んでしまう
時間の管理ができない人は、自分の仕事を溜め込みやすいという傾向があります。
どの仕事にどのくらいの時間をかけるのか計算することができなかったりすることが多いので、仕事の要領が悪くなり、結果的に時間内に仕事を終わらせることができなかったり、時間を無駄に使ってしまうのです。
仕事を溜め込んだとしても、時間の管理ができないため、上手く仕事を処理できずに手伝ってもらったり、容量オーバーして投げ出してしまう人も中にはいます。
このようなことにならないよう、1日の仕事の流れを書きだしたり、スケジュールで管理するように工夫するといいでしょう。
遅刻ばかりしてしまう
時間の管理ができない人は、プライベートでも仕事でも時間の約束を守ることができない人が多く見受けられます。
遅刻の理由には「間に合うと思ったのに間に合わなかった」というのが多く挙げられますが、時間の計算ができないために遅刻してしまったり、時間内に物事を終わらせることができなくなってしまうのです。
人との信頼関係にも関わりますから、スケジュール帳を活用したり、携帯のアラーム設定で時間を決めて「アラームが鳴ったら終わり」などと時間を決めてしまったほうが、時間の管理ができるようになり、遅刻することも減るでしょう。
時間管理方法を学ぶ
どうやって時間管理するかよりも、
時間の大切さを最初に理解したほうが、継続につながり、意識も高まります。
繰り返しになってしまいますが、
お金とは違い、失った時間は取り戻すことができません。
そのことを日々の習慣に落としこむことで、
時間の使い方が大きく変わってくるでしょう。
ついついグダグダしてしまいがちな方は、
過去に無駄な時間を過ごしてしまい後悔してしまったことを思い出して、
同じ過ちを繰り返さないよう意識してみてはいかがでしょうか。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。