イライラする時の対処法8つ
あなたはイライラする時にどうしているでしょうか。
仕事で自分の思った通りにことが進まないとき、友だちや恋人がわがままな振る舞いをするときなど、いろいろなシチュエーションでイライラしたり、カリカリしたるすることは日常生活でよくあることです。
そんな時に怒りを爆発させたら相手も自分も気まずくなるだけです。
しかし、それが分かっていても自分をコントロールするのはなかなか難しいものです。
そんな時は、一旦物事を脇に置いて、ちょっと思い出して一息ついてみましょう。
そこで今回はイライラする時の対処法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
イライラする時
イライラする時は一度やり取りを中断する
例えば優柔不断な相手とのやり取りや、いつまでも要領を得ない鈍い人との会話などは一向に話が進展しないために苛立ちを覚えます。
こちらも何度も同じことを言っているのに、理解してくれないと語気が強くなったり、相手を急かしたくもなるものです。
しかし、それで状況がよくなることはなく、逆に険悪になったり、こちらが損を被ることさえあります。
こうした場合には一旦話を引き取り、後でもう一度相談するようにしましょう。
気分をリフレッシュすることで選択肢を提示したり、落ち着いて話すことで状況が打開できることは意外と多いものです。
まずは冷静になるために、怒りが爆発する前に別の手だてを考えてみましょう。
温厚な性格の友だちや上司などをまねてみる
もしかしたら相手のせいでイライラしているのではなくて、自分のやり方や言い方が悪いなど、自分の方に非がある場合があるかもしれません。
そうした場合に相手に何かを求めても、結局、相手にしてみればとばっちりなので有益なものは得られません。
冷静になることはもちろん大切ですが、主観を自分ではなくて客観的に状況を見てみるようにしましょう。
この時に試してもらいたいのは、自分の信頼できる人や、トラブルが少なく上手く対処できる知人を思い浮かべることです。
「あの人ならこういう時にどうするだろう」「この人ならどんな風に進めたかな」と、創造力を働かせて見ましょう。
イライラすると視野が狭くなり、どうしても自分本位に物事を考えがちです。
余計なトラブルを避けるためにも、自分ではなくて他人ならどうだろうかと考えるのは、思考のリセットにとても役に立ちます。
自然豊かな森や外国のリゾート地を思い浮かべる
なんでイライラしているのかも分からない、特に理由はないけどイライラしてもどかしい。
そんな風に原因は分からないけれども、細かな嫌なことの積み重ねでついついカリカリしてしまうこともあります。
ストレスがたまっていたり、気がかりなことが別にあって集中できないということも多いです。
そんな時はうっそうと茂り、自分のまわりに湿度の多い空気が漂う森の中や、開放的な海外の景勝地などを思い浮かべてみましょう。
緑色にはリラックス効果があるといわれており、病院の廊下や手術室の壁や制服などの医療現場でも、多用されています。
また青色には興奮した神経を鎮静させる作用があるとも言われます。
電車の飛び込み自殺防止で青色の照明を取り入れるなど、見聞きしたことがあると思います。
閉塞的で退屈な日々で苛立ちが積もってしまうときは、バカンスにでも行きたいものです。
そう出なくても自分が行ったつもりで脳内の仮想空間で旅行すれば、気分も多少晴れます。
我慢したごほうびを自分に与える
どうにもこうにも我慢ならない怒りに近いイライラの場合、そんな悠長なことは言っていられないときもあります。
どうしようもない時でもどうにかしなきゃならない。
そんな時はこれを上手く対処できたときの自分のご褒美を設定して上げましょう。
単刀直入に言えば、言い方は悪いのですが、餌で釣るというやつです。
「家に帰る途中でコンビニのデザートを買って食べる」「今日は外食で美味しいものを食べて、家事は免除」などでいいです。
とにかく先にある楽しいことやご褒美に気分を逸らして、いまのイライラの根源から意識を遠ざけることが大切です。
頻繁に使うと効果が薄れてしまうものですが、子どもの頃から人はそれほど変わらないものです。
家のお手伝いがいやでいやでたまらない子どもでも、お手伝いの後におやつが待っていればそれとなしに協力的になります。
毎日が我慢の連続でストレスを溜めてしまうのも、余計にイライラする原因になってしまいます。
ストレスの発散という意味でも、乗り越えたあかつきの褒章を用意して上げましょう。
アクション映画を観る
どうしてもイライラしてしまうときには、溜りきったエネルギーを発散してみましょう。
気軽にエネルギーを発散できる方法として、アクション映画を観る方法は有効になってきます。
アクション映画の多くが、悪い敵をやっつけるために体を張って戦うものになっていますが、主人公に感情移入することで、すっきりとした気持ちになることができるのです。
格闘技や武器を駆使しながら悪者をやっつけていくヒーローになりきれば、心に溜まってしまったイライラも解消できるでしょう。
映画を観るときのポイントとして、映画館で観るのではなく自宅でDVDなどを借りてみるとよいでしょう。
多くの人達がそばにいる状態で観ても、映画に集中することが難しくなってしまいます。
自宅で一人っきりで観れば、映画に集中することができますし、大声をあげたりすることもできるのです。
適度なアルコールで脳の疲れを解消
適度なアルコールは、心のイライラを解消するのに適しています。
アルコールを飲むと、ふわふわした心地よさを感じることができ、今まで感じていた不快感を忘れることができるようになるのです。
この状態になるだけでも、ストレスを忘れることができるでしょう。
また、適度なアルコールは、脳に血液を届けてくれるため、脳の疲れを取り除きやすくなってきます。
今までいろいろなことに悩んできた人は、どうしても脳に疲れが蓄積している状態になっています。
アルコールを飲めば、脳の疲れを解消しクリアな状態に改善しやすくなるため、イライラを解消しやすくなるのです。
ただし、アルコールを飲みすぎてしまうと、脳や臓器に予想以上に負担をかけたり二日酔いで苦しむことになってしまうので、飲む量には十分に気を付けてましょう。
マッサージで安らぎの時を得る
マッサージの施術を受けると、イライラした状態からの回復を図ることができます。
イライラしている人は、血の巡りが悪くなっていたり、体に疲れが溜まっている状態になっています。
この状態を放置していると、体の機能だけではなく脳の機能の低下を呼び込んでしまうでしょう。
国家資格を持っているプロからマッサージを受ければ、体の疲労だけではなく心の疲労まで解消し、心の健康を取り戻せるようになるのです。
また、マッサージに通い続ければ、スタッフとも気軽に話を行える仲になってくるので、イライラする原因を話すことができます。
体や心の機能を整える専門家に悩みを相談すれば、イライラしたときに行えるマッサージ法なども教えてもらえるため、スタッフに施術を受けられないときでも、自分でケアしやすくなってくるでしょう。
好きなだけ泣く
イライラは、我慢するのではなく吐き出すことで解消することができます。
どうしてもイライラしてしょうがない時には、感情の赴くまま泣いてみてもよいでしょう。
泣くと、ずっと我慢していたストレスをすべて解消することができるため、後までイライラが続いてしまう心配がありません。
その場ですべてのイライラを解消できるので、次の日からは元気に過ごせるようになるのです。
イライラしてたまらない時には、何も考えることなく泣いてみるとよいでしょう。
近くに家があまりなかったり防音対策を行っている部屋に住んでいる人は、ストレスの原因となっている物事や人に対しての文句を言いながら泣くとより効果的です。
イライラの原因となっている人に対しての不満を口にすることで、心に溜まったストレスを外に出しやすくなってきます。
イライラする時は無理をしない
いかがでしょうか。
会社員であったり、学生であったり、とにかく毎日を心穏やかに生活するのは本当に大変です。
自分が悪くなくても相手に掛けられる迷惑であったり、満員電車などの誰が悪いでもない不愉快な思いをすることも多くあります。
ただそこでイライラを溜め込んでしまえば、自分がまいってしまいます。
しかし、イライラを爆発させて誰かに八つ当たりしたり、文句を言い続けても、クレーマーになったり誰かに迷惑を掛けるだけです。
そして、それは周囲の自分に対する評価をぐんと下げてしまいます。
自分なりの対処方法を見つけて、いつも仏のように穏やかな心でで生活できれば素敵ですね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。