気が弱い人の特徴や心理9つ
あなたの周りに気が弱い人はいますか?
気の弱い人は、自分に自信が無く常にオドオドしているので見つけやすいでしょう。
話していてもテンポが悪く人をイライラさせてしまう事もあります。
そんな気の弱い人にはどの様な特徴があるのか?
気の弱い人の特徴を読んで、気の弱い人は具体的にどの様な所が気が弱いと見られるのか、見てみましょう。
気が弱い人の特徴
相手の言いなりになる
気の弱い人は、相手の言いなりになります。
自分の意見は殆ど言わずに、相手の意見に同調してばかりの人は気の弱い人です。
自分の意見に自信が無く、相手の意見を鵜呑みにし納得してしまうのです。
人間、納得するには納得する根拠が必要ですが、気の弱い人はそのような事を考えずに言われた事をその言葉の通りに受け取り納得します。
少しの疑問が湧いても、自分の考えは間違っているかもしれないと自己完結してしまうのです。
この為、相手の言いなりになってしまい時に痛い目を見る事もあります。
どの様な場面においても疑問や意見の食い違いがあれば質問や反論を声に出す事が大切です。
声に出す事で、相手に自分の考えを伝える事が新たな発見をする場合もあります。
相手も人間ですから100%言っている事が正しいと言う事はまずないので言いなりにならずに自分の意見を言う事が気の弱い人間脱却には必要です。
声が小さい
気の弱い人の特徴は、声がちいさい事です。
ボソボソと小さな声で何を言っているか分からない人は気の弱い人でしょう。
声の大きさは自信の表れでもあります。
周りが、間違った方向に進もうとした時に小さな声で間違えを指摘しても周りは耳を貸しません。
大きな声で伝える事で全員ではないにしろ何人かは耳を貸すでしょう。
自分の言っている事が、正しいと自信を持って言えるのであれば声を大きくする事です。
声が小さいと声を聞き取ろうとするのに必死になってしまい、相手に内容が伝わらない事もあります。
怒鳴る必要はありませんが、相手の目を見て言いたい事を伝える事が出来れば気の弱い人間にはならないでしょう。
落ち込みやすい
気の弱い人間の特徴は、落ち込みやすい事です。
小さな失敗をいつまでも引きずり落ち込んでしまったり、何気なく言われた一言を何時までも気にしてしまう等、気の弱い人は落ち込みやすいです。
繊細な精神の持ち主と言えば聞こえはいいのですが、メンタルが弱いのです。
気楽に物事を考えることが出来ずに、どんな事も重く受け止めてしまう気質が、気の弱い人にはあります。
軽く行ったつもりの冗談も、気の弱い人にとっては冗談では無く本気にしてしまう事もあります。
この為、気の弱い人を相手にする場合、その発言に注意が必要です。
あまり軽々しく発言してしまうと気づかぬうちに気の弱い人を落ち込ませている可能性があります。
目が泳いでいる
気の弱い人の特徴は、目が泳いでいます。
会話をする時に、通常相手の目を見て話しますが、気の弱い人は視線が定まらず目が泳いでしまいます。
目が泳がないにしても、俯き加減で相手の目を見ようとしません。
これも自分に自信が無い為に起こる行動です。
人の目を見て話す事に不安や恐怖を感じてしまい視線を合わせる事ができずキョロキョロと落ち着きません。
うつむき加減の人に「ちゃんとと目を見て話してください」と言って目を見させた時に、キツイ表情だったり、不安そうな表情をしているとその人は気が弱いと言えるでしょう。
決断力が無い
気の弱い人の特徴は、決断力が無いです。
何にしても自分では決める事の出来ないのが気の弱い人の特徴と言えるでしょう。
自分の決断がどの様な結果になっても受け入れる事が出来ないのです。
自分の決断が悪い方向に行ってしまったらどうしようと常に不安で仕方ないのです。
決断をした時の結果は誰にもわかりません。
気の弱い人で無くとも、少なからず不安はあります。
しかし、決断が間違っていたとしても自分の決めたことだからと多少後悔はするものの受け入れる事が出来るのが普通の人です。
気の弱い人は、後悔をしたくない、失敗したくない気持ちが強いので、誰かに決めて貰わないと何も決断できません。
人に言われて決断したことに対しては「この人が決めたことだから大丈夫」と言う間違った安心感を持ってしまいます。
そして、他人の決断したことが間違っていても「この人の決断で間違っていたのなら自分の決断も失敗だっただろう」と、とことん自分を否定し続けてしまうのです。
この様になってしまうと、どんな決断も人任せになってしまい自分で決断できなくなるので優柔不断に拍車がかかります。
どんなに小さな事でも「自分で決断する」事を普段からやって行く事が大切です。
初めての人や初めての場所に弱い
気が弱い人というのは挙動不審な方が多いですね。
例えば仕事で初めて顔を合わせる相手に対して、大人であり社会人であれば無難な会話を交わしつつ、お互いのことを少しでも知ろうとして近づこうとしますよね。
共通点を探し出して、それを突破口に会話が弾むという事もあります。
そんな風にしてお互いに知り合えば、その後の仕事もスムーズに進むというものです。
ところが気が弱い人というのは初めての相手に対してものすごく警戒してしまいます。
初めての相手を知ろうとはせず、むしろ反対に距離を保とうとすらします。
同様に、初めての場所というのも苦手です。
どこに何があるのかわからない状態というのは気が弱い人にとっては不安で不安で仕方がないのです。
得体の知れない恐怖心すら感じるでしょう。
新店がオープンした時に必ず足を運ぶ人というのがいますが、そういった人とは全く正反対の性格です。
新しいものに対しては、不安と恐怖しかないのです。
いざという時に逃避してしまう
大切な仕事やどうしても失敗してはいけないという事柄に、出来るだけ気が弱い人を参加させてはいけません。
なぜなら、気の弱い人はいざという時に大切なその場に現れない可能性があるからです。
気が弱い人は大切な仕事、失敗してはいけない事柄だと認識すればするほどにそれを失敗した時のことを考えてしまいます。
失敗したらどうしよう、恥をかくかもしれない、怒られるかもしれない。
そういったことを考えているうちにいっそのことそんなことならば大切な仕事なんてしない方がましだ、自分がやらない方が良いに決まっている、そんなマイナスな感情に支配されてしまいます。
逃れる事が出来ない状況であればあるほど、気の弱い人は現実逃避してしまいます。
最悪の場合当日突然のドタキャンをして、周りの人に多大な迷惑をかけてしまうことになるでしょう。
自己保身のためについ虚勢を張ってしまう
いかにもおどおどしていて落ち着きがない人というのはきっと気が弱い人なんだな、と思ってしまいますよね。
けれどもそういった人とは全く逆の、いかにも強靭でいつも横柄な態度を取っているような人が、実は自分の気の弱さを他人に見破られない為に必死で虚勢を張っているだけという場合もあります。
そんな人は、他人に心の中を探られるのを極端に嫌います。
自分の弱みを握られる事が怖くて仕方がないのです。
また、自分がピンチに陥った時それに対する対処法を見つけられずに回りに当り散らしてどうにかその場を切り抜けようとします。
自分がどうにも出来ないことを他人に知られるのが嫌なのです。
その為に、自分より弱い立場にいる人や自分とは関係のない人達を巻き込んで小さな事も大きな事柄にしてしまう事が多いです。
その後の責任を一切取らず、他人に責任をなすりつけようとすらします。
当然ながら、そういった人は仕事でも今おかれた地位からスムーズに昇進する事はないでしょう。
周りからどう見られているのかを常に気にしている
自分が他人からどんな風に見られているのか、普通の人でも気になるところですよね。
けれど、気の弱い人というのはどんな時でも、どんな状況でも他人の目が気になってその事に対する恐怖心が常に頭の中にあるのです。
普通の人なら自分が好きなことをやっている時や、何かに集中している時、仕事に追われている時などは周りの目なんて気にならないですよね。
特に仕事に追われているときなどは締め切り時間も決まっていてタイムリミットが迫っているわけですから、ただがむしゃらに仕事に集中してやり遂げるしかありません。
ところが気が弱い人というのは、そういった時でも周りの人の目を気にしてしまうのです。
むしろ、そういった状況の時にこそ、より強く周りの人の目を意識してしまいます。
自分が一生懸命必死になっている姿を見られる事も好きではありません。
なぜなら、自分は常に自分自身が作り上げた安全な殻の中に閉じこもっていたいのです。
気が弱い人の性格を直すには周りのサポートが必要
いかがでしたか?
気の弱い人と接する時のコツは相手を認める事です。
他人から認められる事で、それが自信につながりますから、まずは認める事から始めましょう。
気の弱い人が1人で強くなるのは難しいのでこうしは周りのサポートが必要です。
気の弱い人に、ここに居てもいいんだ、自分は認められているんだと知ってもらう事から接すると変化が見られるでしょう。
「その気の弱い性格見てるとイライラするから直してよ」等と言ってしまうと益々、相手を追い込んでしまう事になりますから、言ってはいけません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。