すぐキレる人の扱い方7選

現代、社会問題として度々「キレる若者」が取り上げられます。

近年の若者というものは我慢や辛抱ができず、気に喰わない事があればすぐに大声で怒鳴ったり、する人が増えています。

そこで今回は、そういった人と仕事上乃至交友上付き合わなければならない場合、すぐキレる人をどう扱えば良いかについてご紹介していきます。

無論、社会モラルや教育面を改善することが根本の解決へと繋がるものの、これらはそう容易に改善できるものではありませんので、遭遇した際の対策を身に着けていると良いでしょう。



すぐキレる人の扱い方

  • すぐキレる人の原因
  • 毅然とした態度を貫く
  • 下手に出る
  • 一度相手との距離を置く
  • 相手以上にキレてみる
  • 無視を決め込む
  • 相手を排除するために行動する

 

すぐキレる人の原因

キレやすいかどうかは、心理学では 「フラストレーション耐性」 の差としてとらえる。 フラストレーション耐性が高ければキレにくく、低ければキレやすい。 フラストレーション耐性は、小さな体験の積み重ねによる 学習によって強くなる。 子供は、親に何か買ってと言って、だめと言われると泣き喚いたりするが、 それでもどうしようもないとわかると黙る。一旦はパニックになるが、 自分で自分を抑える。 これが学習だ。次に同じような起こると、今度は泣いてもだめということがわかって いるから、泣く前に自分を抑える。 小さい頃に甘やかされた家庭や両親の間で育つと、 こういうことを学ぶ機会が少ないから、フラストレーション耐性が 強化される、このことが原因でキレる子供が誕生する。

出典 すぐにキレる人の原因や心理

毅然とした態度を貫く

大切なのは、「キレることで何かが伝えられる」という相手の思い込みを毅然とした態度ではねのけることです。相手は、大声で怒鳴れば思いが伝わってあなたが動き、自分にとって気に食わない状況が好転すると考えています。過去にキレて得をした経験があるから、何度でもキレるのです。その悪循環を断ち切るためにも、要求をのんだり、期待を持たせるような対応をしてはいけません。

出典 キレる人は、なぜキレるのか



下手に出る

 
キレやすい人とその他との隔絶的特徴は「熱しやすく冷めやすい」ことです。

つまりすぐにキレる人に対して、キレた事を咎めたり、正論で返す事はかえって火に油を注ぐ行為に成りかねず、ますますヒートアップする恐れがあります。

故にその場を早急に収めたい場合にはキレた人の怒りを鎮める事が良く、「下手に出る」事が誰にでも出来る対処法です。

しかし下手に出る事は早く怒りを鎮める方法な反面、デメリットを多く内包します。

第一に下手に出ることによって自身を下に見られる、つまり、相手の心内で築かれる立場上の順位、カーストのようなものを相手より下に設定される可能性があるということ。

第二に自身に非が無いにもかかわらず、下手に出る事は自身のプライドが大きく疲弊することです。

2点目については自身で幾らでもコントロール出来る事、ですが由々しきは1点目についてです。

 

一度相手との距離を置く

 
キレやすい人は熱しやすく冷めやすい性格の為、一度距離を置いて怒りが冷めるのを待ってから改めて接することも有力です。

相手がキレて来たらばすぐさま距離を置くようにしましょう。

距離を置くための過程は、宥めるように距離を置くなり、素っ気なく距離を置くなり自由で結構でしょうが、憎まれ口を叩いたり、皮肉を口にするといった捨て台詞を吐けばたちまち口論と成り得ますのでくれぐれも気を付けましょう。

もしも相手が執拗に食い下がるような事がある場合には、一喝入れたり他の手段を模索するとと宜しいでしょう。

この場合のデメリットは、相手の怒りを鎮めるのに幾許かの時間を要する為、急を要する場面では甚だ不適切な対処方法です。



相手以上にキレてみる

 
前述の通り、キレた人に対してヘタな返しをすれば自体を悪くする可能性があります。

しかし、ヘタに返すのではなく、相手以上の勢いでキレてみるのも場合によっては吉となり得るでしょう。

これもまた前述した通りすぐキレる人は熱しやすく冷めやすいという性質を持ちます。

従って、一度勢い良く一喝すれば意気消沈する可能性は十分に見込めます。

自身がキレた事の正当性についてですが、つまらない事でキレている相手に比べれば相対的に正当性はあります。

少なくとも自身のみが咎められる可能性は少ないです。

この場合のデメリットは何より大喧嘩の種になる可能性が孕まれていることです。

また、目上の人へこの対処方法を取ることもお勧めできません。
 

無視を決め込む

 
頭に血が昇った人を相手にいくら宥めようとも聞く耳を持たない事が大半でしょう。

従ってキレた相手の一挙一動全てを無視することもおすすめです。

何故なら、相手が食って掛かって来たとて、そのすべてを無視される、つまり何の反応も示されない事は水を掴むようで何の手ごたえも得られないようなものであり、次第に熱が冷めるからです。

しかし、この対処方法もデメリットは数多くあります。

1.目は、万人に有効な対処方法ではないという事、つまり上司などの目上の人に対しては有効ではないという事。
2.両者の間に深い溝を生み出す恐れがある事です。

一つ目に関しては言わずもがな、二つ目に関しては、無視と言うものは元来非常に失礼な行動だからです。

一つ目も二つ目も基本的に同じ理由です、つまり2故に1なのです。



相手を排除するために行動する

その人を改善させるのは不可能に近いです。

パワーハラスメントとして訴え出て排除するか、
深く考えずに適当に受け流すか、
我慢し続けるか、
会社や部署を変えるか、
そのぐらいしかありません。

パワーハラスメントとして訴え出るには、
具体的な事と日付、時間、継続時間などを細かくメモする作業から始めて下さい。

出典 すぐキレる人との接し方(職場)

すぐキレる人は相手にしないことがベスト

 
いかがでしたでしょうか。

キレやすい人というのは非常に難儀なものであり、いかなる対処をしても何かしらの落ち度を見つけ出してはまたキレるといったどうしようもない人も少なからず居ます。

また、中にはこちらの取った行動に腹を立て暴力を振るう輩も居ます。

従って万人に有効な手段はありません、その都度相手の性格を多角的に分析し、その都度最善の対応策を練らねばなりません。

いずれにしても常に理性を保ち、冷静さを保っていなければならない事は明らかであり、冷静さを欠き、一喝の枠を外れて罵り合いに成ってしまうようでは喧嘩であって対処にあらずです。

理不尽にキレられる事は非常に癇に障るものですが、くれぐれも憎まれ口などは発さないようにしましょう、憎まれ口や皮肉は怒りをヒートアップさせることはあっても、怒りを鎮める可能性は皆無です。

キレた事に対してはのちに怒りが静まった頃に冷静かつ客観的に注意してあげましょう、それこそが、相手にしてあげられる唯一の気遣いです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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