弱音を吐く男の心理6つ

弱音を吐く男
by Petras Gagilas
 
あなたは弱音をよく吐くタイプでしょうか、それとも滅多に吐かないタイプでしょうか。

また、弱音をよく吐く男性があなたの身近にいないでしょうか。

弱音を吐かない人にとっては、弱音を吐く男性の心理があまり理解できないことがあるようです。

自分の状況を知ってほしい、という思いもあるはずですが、必ずしも理由がそれだけということではなさそうです。

そこで本日は弱音を吐く男の心理をご紹介しますので、共感できるポイントがあるかどうかチェックしながら最後までご覧ください。



弱音を吐く男の心理

 

かまってほしい

 
特に決まった相手ではなく弱音を吐く場合には、とにかく誰かにかまって欲しい・心配して欲しい・勇気付けて欲しいという心理が働いていることが一般的です。

しかし、男はめったな事で人前で弱音を吐くことはあまりありません。

このような弱音の吐き方をする男性は、精神的に大人になっていないタイプか、自分自身で問題解決ができる範囲が狭く経験が浅い人かもしれません。

学生などの未成年の男性に多いタイプですが、社会人でこのような弱音の吐き方をする場合は注意が必要です。

ひとたび救いの手を差し伸べると、これ幸いにと寄りかかってくるでしょう。
 

相手の気持ちを探る

 
弱音を吐く相手が男性でも女性でもどちらのケースもあるのですが、自分がピンチの時にどう思っているのか?を探ろうとしていることがあります。

人間はピンチの時に本音が出るとよく言われています。これにならって、相手が自分のことをどう思っているのかを、弱音を吐くことで相手の本音を探ろうとしているのです。

しかし、特別親しいと感じているわけではない人からいきなり弱音を吐かれたらどう思うでしょうか。

つまりこのタイプの人は、自分中心に物事を考えていることがわかります。

自分にとって相手がどう思っているのか、好きなのか嫌いなのか、敵なのか味方なのか、自分にとって有益なのか無益なのか、そういった打算的な考え方をもっていることもあるでしょう。



相手を信頼している

 
先述にもありますが、男性はめったな事では人前で弱音を吐く事はありません。

男はある程度年齢を重ねたらプライドが生まれますので、滅多に自分の弱みを人に見せなくなるものです。

もし、普段から弱音を吐かない男性が弱音を吐く場合は、精神的に追い詰められていると共に弱音を吐く相手を信頼している場合になります。

相手に弱いところを見せたくないという気持ちはありながらも、自分が抱えている悩みを抱え切れなくなってしまったという状態です。

そのような状態である自分を見せても安心できる信頼できる相手にだけに見せている姿です。

そんな男性を相手にする時は、ぜひ親身に相手の悩みに耳を傾けて、アドバイスや励ましの言葉をかけてあげて下さい。元はしっかりした男性のはずです。

信頼しているあなたの言葉は、きっと彼の力になる事でしょう。
 

幼児期から特に母親からの過大な愛情を受けている

 
0歳から3歳の間の経験や、育てられ方によって人は、大人になっても、その陰をどこかに抱えている生き物です。

祖父母や、母親からの愛情は特に色んな影響を受けているものです。

祖父母は孫としての異常なまでの過保護傾向にあり、また、母親は異性である男児には、自分で考える時間を与えずに、先々、母親が決めたレールに乗らす傾向にあります。

その為に、男児は、自分の判断よりも、母親の意見が全てだとの判断をしたりしてしまいがちです。

なので、それが、成長過程の中で、育成されていきます。

つまり自分の思う通りに物事が進まなければ、時として、母親に解決を求める気持ちもあって、愚痴を言う、弱音を吐くという傾向に繋がっていくというわけです。



他人の責任にする

 
自分の過ちを素直に認め、前向きに改善策を考えるタイプの男性は、たとえ、自分の方が正しいとの思いがあっても、それはそれで、自分のやり方を見つけていくものです。

そして、周りや、上司への理解を求めて動いたり、人の数だけ考えもさまざまであると自分を納得させて、自制することもできます。

そのため、弱音をはく事はあまりなく、逆に弱音をはくタイプの男性は、自分の過ちによる事柄であっても、注意されれば、自分の過ちではないとのアピールをしてしまいがちです。

このように他人の責任にして、自分が被害者のごとく、弱音をはいて、周りからの同情をかう傾向にあるというわけです。
 

仕事でも、必死さに欠ける

 
例えば、仕事一つを例にあげても、自分の能力を自分で過大評価している男性。その逆に、自分の能力を実際よりも下にみていて、自分は、どうせ頑張っても、○○さんのようには出来ないとの思い込みが激しい男性。

両者ともに、仕事に対する意欲に欠けるので、ついつい、弱音を吐く傾向にあって、誰かの優しい、または、自分を絶賛してくれる言葉を待ってしまうタイプが多いようです。

自分の評価は、自分がするものではありません。自分の評価を下すのは、他人です。

ひとりよがりな甘い考えを捨てて、誰の為でもない、自分の為の試練を与えて貰っているとの意識を持てば、おのずと、弱音をはく自分と決別できるはずです。



めったに弱みを見せない人にとっては本当に辛い時もある

 
日ごろ、まったく弱音を吐かない男もいます。

一匹狼タイプや、長男などに多く、自分の本当の気持ちも表に出すことが少ないタイプです。

ある程度のプレッシャーにも強く、日々の中では、弱音を吐くことは自分でも避けているかのような男です。

そういったタイプの男が、自分にかなりのダメージがあって、お酒を飲みながらだとか、非日常なことをしながら吐く、めったにない弱音は、本当に辛くて、自分一人では抑えきれない感情がこみ上げているときと言うこともあります。

自分の身近な人が亡くなった時等、人生において、かなりの比重の悲しみの時等、普段は強い男として君臨し、そう踏ん張っているタイプでも、やはり、弱音を吐かないと居られないほど、辛い時と言うのもあります。

そんなタイプのそんなときの心理と言うのは、自分の平常心を取り戻すのに必死なことを、わかっている人なら察することができるでしょう。
 

自分の生きている存在価値を確かめる

 
弱音を吐くことを相手にはっきり言えずに、こそこそ出してくるするタイプもいます。

そんなタイプは、本音を言うと、相手が引いてしまわないだろうか、自分の気持ちを最後まで付き合って聞いてもらえるだろうかと言う、自信のない気持ちも相まって持っています。

ひょっとしたら、自分のことを否定されてしまうだろうことも予測しています。

そんなふうに、ちょっと自信が無いタイプは、日ごろから、自分の存在価値と言うものにも自信が無いタイプが多いです。

自分の弱みは、弱さと言うことを知っているのです。

そして、弱音を吐くとなると、生死を分けるようなことを言うほど、被害妄想の延長で「死にたい」くらいのことを言うこともあります。

そんなときは、自分の生きている価値を見出したくて仕方がないという心理でいっぱいなのです。

あわよくば、だれかこの弱音で、自分の辛さを感じ、励ましてくれないかと言う甘えの気持ちもあります。



次へのステップの儀式、おまじない

 
弱音を吐くときは、たいてい、自分がどうしたら良いのかわかっているのに、誰かに聞いてもらいたいと言う男もいます。

なんとなく、自分自身では、今後のビジョンも見えているし、今までのことも反省として活かしていることを自分では理解し、本音の弱音として人に聞いてもらっている状態ではないと言うことです。

そんなときに、そんなタイプの男が求めているものは、たいていは自分の成長段階、自分の行動や目的を成し遂げる過程を見守ってほしいというちょっとした、保護者感覚の人に見てもらいたいという甘えと言うこともあります。

本音の部分では、そんなに不安ではないことも、そういった経緯が習慣になっていて、自分自身が次の段階に進む前に行っておきたい儀式のようなものになっていることもあります。

自分自身のおまじないとして、他者と関わっていたい部分が欲しいという願望もあるのでしょう。
 

とりあえず、自分が傷つかないよう保険を掛ける

 
アスリートや、何かをリードし引っ張る立場の人は、弱音を吐くことはタブーとされがちです。

ことを起こす前、勝負に出る前に、負けや、失敗を意識することは、自分や自分のチームにとって、士気を弱めること事にもつながりかねません。

そんなふうに、目標達成と言う強い意志があるがため、有言実行と言う姿勢を貫くと、弱音を言う隙間などみじんもありません。

しかし、自分自身が、無理かもしれないという気持ちで、どこかで失敗や負けがあっても仕方がないという気持ちがあると、弱音も吐きがちになります。

弱音を吐くということは、そんなふうに弱音を吐くことで、もしも負けや失敗と言う結果になっても、自分が傷つかないように、気持ちの準備をするというちょっと逃げに似た心理もあるのです。

やはり、失敗は、男女問わず怖いものです。

男であっても、恐れるものは恐れるのです。

最初から、真正面から挑む勇気がない時は、物事が起こる前に、先に弱音を吐き、悪い結果が出たときの自分の気持ちに保険を掛けるようなこともあります。
 

弱音を吐く男の心理はさまざま

 
いかがでしょうか。

気持ちが沈んで、ネガティブ思考になっているときなどに弱音を吐くというイメージがありますが、必ずしもそういうわけではありません。

弱音を吐くことで相手の本音を引き出したり、心配をさせて仕事の負担を押し付けたりするということもあるのです。

もちろん全てがそのような打算的なものではないものですが、可能性としては否定できません。

突然、あまり近い存在でもない人から弱音を吐かれても、あまりのめり込み過ぎないほうがいいかもしれません。

後々、面倒に巻き込まれて困るのはあなたなのですから。

まずは客観的にその人の状況などをチェックすることで、トラブルを未然に防ぐことができるはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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