器の大きい人の特徴10つ
あなたの周りには器の大きい人というのはいるでしょうか。その人はいったいどれぐらい器が大きい人でしょうか。
よく器が大きいという言葉を聞くものですが、実際にはどのような人を表す言葉なのか不明確だと感じている人もいるかもしれません。
そこで本日は器の大きい人の特徴をご紹介しますので、ぜひあなたの周りの人と照らし合わせてみながら最後までご覧ください。
器が大きい人の特徴
自分の間違いを認められる人
器が大きい人は、自分が間違った時は言い訳をせず、素直に『私が間違っていた』と自分の非を認められる人です。
また、その間違いにより迷惑をかけた方がいた場合、自分より立場が下であってもしっかり誤ることが出来るのも特徴です。
それとは反対に間違えても言い訳ばかりしたり、すぐ人のせいにするような方は器が小さい方とはとは違い、対応もとても真摯的で誠意のある態度で謝罪をしてくださる方がこのタイプには多いので、過ちを犯しても好感を持たれる方が多いです。
他人の失敗を責めず、解決策を考えることができる
他人がミスした事により、自分に被害が被った場合でも、器が大きい人はミスした方に対し、『気にしなくて大丈夫!』『誰にでも失敗はある事だよ!』と寛大な気持ちでその失敗と向き合え、また、その失敗の解決策も当事者と一緒に考えられます。
相手を責めず、大きな心で受け止められる懐の大きさがあるのはとても素晴らしいですよね。
誰にでも分け隔てない対応が出来る
自分より立場が上の人や、また対応を良くすれば自分にメリットがある人には媚を売り、自分より立場が下の人や一緒にいてメリットがないと判断すれば、大柄かつ高圧的な態度を取るような人は器が小さいです。
どんな立場の人にも、分け隔てない対応が出来る人こそ器が大きい人の特徴です。立場が上であっても間違いがあれば指摘できたり、また立場が下であっても成果を上げればきちんと評価できる方は、器の大きさはもちろん人としても大変魅力があります。
自分の感情をコントロール出来る
人は誰しも、イライラしたり怒ったりすることがあります。ただ、その感情を他人にぶつけていい訳ではありません。
自分がどんな情況に置かれていても、冷静になり、その感情で他人を不快にしないように気持ちをコントロール出来る人は大変器が大きい人といえます。
相手に不快感を与えないという事は、とても大切なことです。
自分の感情を赤の他人にぶつけているようでは、まだまだ人として小さいと言えるでしょう。
どうでもいいと言える
器が大きい人の特徴にはいくつか特徴があります。器が大きいという人は人の上に立つ器量があるということにもなります。
では「器」とはどういうことなのかと言いますと、人間的な正しい考えのことを言います。
一般的に器が大きいと感じる場合には、必要のないことを必要ないと言える場合です。
どうでもいいこと、気にする必要のないことを「どうでもいいよ」と言えることが器の大きい人の特徴とも言えます。
許す方法を考える
人間が生きていく過程では、人に騙されることもあります。
そんな時にどのように振舞うかによって、その人の器が問われます。人に騙されると普通ならどうやって仕返しをしようかと考えがちです。
しかし、器の大きい人は仕返しもしますが、最終的にはどのようにすることで許してあげるかを考えます。
「罪を憎んで人を憎まず」という諺もありますが、この諺にも器の大きさを感じることができます。
上機嫌である
器の大きい人の特徴に、いつも上機嫌であることが挙げられます。いつも上機嫌な人は基本的に、他人に機嫌をとってもらうことはしません。
常に自分で機嫌を取ることを心がけています。
自分の機嫌を上げるために、自分にとって一番いいことを考えるようにするのです。つまりプラス思考です。
世の中には思い通りにならないことは多々あります。そこでいちいち腹を立てていると、周りの人もどう接していいか困るはずです。
そうならないためにマインドコントロールをできる人も器の大きい人の特徴といえます。
突発的な事態に冷静に対処できる
器の大きい人はあまり物事を気にしすぎる性格ではないため、突発的な事態が起きても慌てることなく冷静に対処を行うことが可能です。
その大きい心で事態を受け止め、現状を良いものにするためには何を行えば良いのかなどといった判断を下せるのです。
慌てず騒がず対処を行うため、周囲の人も冷静になることができ、周りを落ち着かせる役目を買っているとも言えます。
もし仮に突発的な事態をうまく回避できなかったとしても、そのことでくよくよすることはあまりありません。
それは目の前に横たわる現実をありのままに受け止めることができる器の大きさを兼ね備えているからに他なりません。
そうした何事においても動じることがあまりない冷静さが、器の大きさを形作っているといっても過言ではありません。
それゆえ器の大きい人は周囲から頼りにされることが多い人物でもあるのです。
他人の意見を受け入れられる
器の大きい人というのは、周囲の意見にしっかりと耳を傾けます。
どれほど荒唐無稽な意見であってもまずは受け入れ、自分の考えと折り合いをつけながら思考をすることができるのです。
また意見をスッと受け入れるため、周囲とぶつかることも少なく、落ち着いた話し合いを進めることができるのも器の大きい人の特徴です。
そしてどんなムチャな考えでも器の大きい人というのは耳を傾けるため、周囲の人も臆することなく意見を伝えることができ、それゆえ突飛なアイデアが生まれやすいという傾向にあります。
器が大きいということは懐が広いということでもあるため、仮に自分の考えと対極の意見であってもそれを否定することは決してありません。
このように器の大きい人は基本的に他人の考えや価値観などを否定しません。
それゆえに周囲の人から好印象を抱かれやすい一面を持っているのです。
ストレス発散の仕方がうまい
器の大きい人は常に感情が安定しており、穏やかに過ごすことが多いですが、だからといってまったく腹が立たないわけではなく、もちろんストレスだって溜まることはあります。
ただそんなときでも他人に当り散らしたり、イライラした態度を取ることはありません。
ですがこれは決して内側にストレスを溜めているわけではないのです。
器の大きい人というのは得てしてストレスの上手な発散法を身につけていることが多く、意図するしないに関わらずストレスが溜まる前にうまく発散することができるのです。
例えばスポーツや趣味などでストレスを発散することもありますし、仕事に打ち込むことで発散することもあるでしょう。
ただし確かに器の大きい人は小さなことにこだわらないため、一般の人に比べてストレスが溜まることは少ないと言えるでしょう。
人を褒めるのがうまい
器の大きい人というのは、他人を褒めるのがうまい特徴があります。
それは周囲の人をよく見ているため、その人ならではの良い一面をしっかりと把握しているからです。
それゆえ褒めるべき部分をしっかりと心得ており、相手の自尊心をうまく高めることができるのです。
褒められてイヤな人はいませんから、相手のやる気も向上し、いろいろな面においてメリットが生まれやすい傾向にあります。
たとえ些細なことであっても褒めるべきところではしっかりと褒めるため、周囲の人との関係は良好になりやすく、信頼関係もうまく築くことができます。
基本的には褒めて褒めて褒めまくるため、けなすことはほとんどありません。
いわゆる褒めて伸ばすを無意識のうちに実行しているのが、器の大きい人なのです。
それゆえこうしたタイプは人の良いところにしか目が行かず、欠点に気づくことはあまりないと言えるでしょう。
器の大きい人になるにはポジティブシンキング
いかがでしょうか。
器の大きい人の特徴をいくつか紹介しましたが、これ以外にもあるはずです。
ここで一つ言えることは、器が大きい人は自分で判断するのではなく、他人が判断するということです。
他人から接しやすい人の特徴とも考えることができますので、常にプラス思考を意識し、細かいことにこだわらずに生きていくことが「器の大きい人」と評価されるようになるということにつながるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。