一流リーダーの条件9つ
by halseike
一流のリーダーと二流のリーダーとの違いは数多くあります。
本日はその一流リーダーの条件をご紹介しますので、
あなたは、そしてあなたのリーダーは一流か二流か確認してみましょう。
一流リーダーの条件
出典
問題に対する違い
二流のリーダーは、問題がないことを喜ぶ。
一流のリーダーは、問題があることを喜ぶ。
二流のリーダーは問題がないことがわかるとホッとして、問題が発生するとムッとしたりします。
しかし仕事をしていく上で問題がない状態というのは成長していないということ。
一流のリーダーは問題が発覚すると、
「問題点が浮き彫りになって良かった」とそのチャンスに喜びます。
この繰り返しが成長を促すことにつながることを理解しているからです。
選択肢の違い
二流のリーダーは、選択肢を少なくする。
一流のリーダーは、選択肢を増やす。
この選択肢というのは部下に対してのこと。
部下の選択肢を減らす、
つまり「あれをするな」「これをするな」とガチガチに部下の動きを制限させ、最終的には命令をします。
一流のリーダーは部下から相談されると
「こういう方法もあるよ」「こんな手はどう?」と言った具合に
部下の選択肢を広げるような提案をします。
部下の選択肢が多ければ多いほど仕事のモチベーションが上がるので、
思いつかないような手を提案してくれるリーダーについていくそうです。
問題児の扱い方の違い
二流のリーダーは、問題児を避ける。
一流のリーダーは、問題児こそ抜擢する。
問題児というのはどんな職場にでもいるものです。
その問題児を避ければ避けるほどますます問題児になったりしませんか?
その問題児を避けるという選択をしたリーダーは彼(彼女)を使いこなせないと言っているようなもの、
しかし問題児である彼(彼女)こそ他の人にはないエネルギーを抱えているので、一流のリーダーはそのエネルギーを活かせるような仕事に抜擢させます。
採用する部下の違い
二流のリーダーは、自分より劣る部下を採用する。
一流のリーダーは、自分より優れた部下を採用する。
チームが伸びるのはお互いがお互いを補うことができて力を発揮できるからです。
チームのことを考えずに、
自分がトップでいたいからといったような理由で
自分より劣る人間を雇うリーダーは二流と言えるでしょう。
失敗に対する違い
二流のリーダーは、部下に成功を促す。
一流のリーダーは、部下が安心して失敗できるようにする。
「結果を出せ!」「絶対に成功しろ!」というリーダーは二流のようです。
このようなリーダーの下にいる部下は失敗できないプレッシャーに押し潰されてしまったり、失敗を恐れるようになってしまいます。
つまり新しいチャレンジができなくなってしまう環境を作り出してしまうのです。
一流のリーダーは「失敗してもいいからやってみろ」と
余裕すら感じさせる言葉を部下に伝えます。
ちなみにグーグルでは「二ヶ月で失敗しろ」というスローガンがあるようで、
スピード感を持ってチャレンジして、失敗して、改善していこうという雰囲気に包まれているそうです。
言える環境づくりの違い
二流のリーダーは、部下に「なんでも言ってください」と言う。
一流のリーダーは、言いにくいことを言えるシステムをつくる。
リーダーから「何でも言えよ」と伝えられて何でも言う部下はいません。
本当に何でも言って欲しかったら、
遠慮なく言える環境を整えたり、そういったシステムを作らなければいけません。
そして言ったことでお互いがストレスを感じないような状態にする配慮も必要でしょう。
しかし部下の言葉には思いもよらないようなアイデアがあるかもしれないので、一流のリーダーは部下の意見を汲み取るように心がけています。
会議の違い
二流のリーダーは、会議を増やす。
一流のリーダーは、会議を減らす。
会議をたくさんすることで仕事をした気になるリーダーがいます。
しかしそのリーダーは二流と言わざるを得ません。
会議を減らせば減らすほど時間の節約にもつながりますし、
部下との仕事以外でのコミュニケーションを取れる時間にも割けます。
そんなコミュニケーションをとっている時ほど
ワクワクするような発想だったり、アイデアが浮かんだりしませんか?
会議よりもそういったコミュニケーションを大切にするリーダーは一流です。
部下の扱い方の違い
二流のリーダーは、部下を酷使する。
一流のリーダーは、部下の負担を軽くする。
一流のリーダーは「すること」より「しなくていいこと」を指示します。
部下の持っているエネルギーを100%集中できるような指導を行います。
二流のリーダーほど、部下のエネルギーをあっちこっちに放出させて、部下にとってはとても過酷は労働環境をつくりだしてしまいます。
トラブル時の違い
二流のリーダーは、罪人探しをする。
一流のリーダーはシステムを改める。
二流のリーダーは問題が発生したり、トラブルが起こるとまず犯人探しをし始めます。
犯人を探しだして、それなりの責任を取らせ、自分の保身をして終了です。
これではいつまでたってもチームの結束は固くなりませんし、むしろ空中分解を招いてしまいます。
見直すべきことは、どういうやり方だったから、どんなシステムだったから問題・トラブルが発生したのかという点です。
一流のリーダーこそそこに目を向けて、すぐに改善に取りかかります。
その改善が資産となり、そのチームの強みとなります。
一流リーダーの条件を意識する
あなたやあなたの周りのリーダーは二流ですか、一流ですか?
もしあなたのリーダーが二流でも諦めるのは早いです。
あなたが同じことを繰り返さないように、
より良いチームを作るためにできることがあるはずです。
またあなたがリーダーになった時は、
同じような思いをさせないように気をつけるようになり、理想的なチームを作ることができるでしょう。
リーダーとして迷った時はこの一流のリーダーの条件を思い出してみてはいかがでしょうか。
迷いが無くなるかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。