コミュニケーション能力を鍛える方法8つ
最近ではSNSやインターネットの発展で書き込みやブログ等自分の意見を発信する機会は多くなりましたが、逆に対面での人と人とのコミュニケーションが苦手という人も多くなりました。
しかしアルバイトや仕事となるとコミュニケーション能力は必須ですし、コミュニケーション能力が高いに越した事はありません。
あまり知らない人に話しかける時は何を話していいものかと悩んだり緊張したりしますが、そんな時に有効な手段はあるのでしょうか。
また、実際にコミュニケーション能力を鍛えるにはどんな方法があるのでしょうか。
そこで今回はコミュニケーション能力の鍛え方をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
コミュニケーション能力の鍛え方
聞く態度に気をつける
誰かと話している時、目線はどこにあるでしょうか。
又どんな表情で、どんな態度で聞いているでしょうか。
学生の時の様に誰かが前で話しているのを聞いているだけで良いのであればつまらなさそうに肘をついていたり、
こっそり携帯電話を触っていても咎められる事はないかもしれません。
しかし、それはコミュニケーションとは呼べませんよね。
こちらから情報を発信する、話題を振るのが苦手という人は、
まず聞く態度を改めてみましょう。
相手が話している時は目を見る、目を見るのが苦手な人は顔全体、又は口元を見るようにする。
そして相手の話に頷く、面白い話を話している時、
相手はきっと笑顔で楽しそうに話しているはずです。
そんな時は同じ様に笑顔を見せ、相手の辛い話であれば顔をしかめる、等相手の気持ちを汲んで、話している相手と同じ様な表情をしてみてください。
相手は自分がどんな表情で話しているかは自分では見えませんが、あなたがどんな表情で聞いているかは見えています。
そうする事で相手はあなたがしっかり聞いてくれている、という事が分かりより話すことが楽しくなります。
相槌を打つ
聞く態度と繋がることでもありますが、相手の話を聞いている時どうやって自分の話を切り出していいか分からない時もありますよね。
そんな時は相槌を利用しましょう。
聞く態度に気をつける事で、相手は自分の話したいことを気持ちよく話せる様になります。
そうすると今度はあなたは発信する番です。
相手の話に「なるほど。」「そうですか。」「わかります。」「私もです」と相槌を入れましょう。
相手も自分の話を理解してくれる事が分かり、そして「私もです。」と言われるとあなたも同じ思いを持っている事がわかりますので、「あなたもですか」と話を振りやすくなります。
そうしたら、あなたの事を話してみましょう。
コミュニケーションとは2名以上の人の間で行われる会話のキャッチボールです。
どんなにあなたが聞き上手だと言われても、あなたが何も情報を発信しなければそれではコミュニケーションは成り立ちません。
相槌を打つことで、相手もあなたの事を知るために切り出す機会を得やすくなります。
相槌はコミュニケーション能力の初歩だと言えるでしょう。
相手に興味を持つ
相手に興味を持つ事がコミュニケーション能力を鍛えるために最も有効な手段だと言えます。
相手の事を知りたいからこそ相手に話しかけますし、話しかけ、あたなもそれに応答することでコミュニケーションが生まれます。
相手に興味を持たなければ、それは一方からの発信でしかありません。
まずは相手はどういう人だろう、と興味を持ち、それを訪ねてみる事から始めて見てください。
時と場合によりますが、例えば相手が話しているのを聞いている時、その人の方言から出身はどこだろう、年齢は何歳くらいだろう、どの様な仕事をしているのだろう、と興味を持つ、等些細な事で構いません。
そして失礼でない限り相手に訪ねて見てください。
相手を褒める・共通点を探す
先述の相手に興味を持つ、につながることですが、相手に興味を持ち、同時に相手のいいところを見つけて下さい。
突然、お綺麗ですねと全く知らない人に話しかけられては相手もびっくりしていまいますが褒められて嫌な気分がする人はいませんよね。
素敵なお召し物、素敵なカバン、綺麗なネイル・カラー、素敵な笑顔、等相手のいい所を見つけたらそれを相手に素直に伝えるだけでいいのです。
相手は褒められて嬉しいですし、又そこから「実はこのカバンは」と話が始まります。
又は共通点がありそうな場合、自分が好きなブランドを相手が持っていたり、自分が興味を持っているネイルアートを、相手がとてもきれいに施している場合などはより話しかけやすいので是非積極的に話しかけてそれを伝えてみてください。
話のきっかけがつかめれば、あとは先述の通り聞く態度に気をつけて表情をつけながら、又相槌を打ちながら話を聞き、合間をみて「実は私もそのブランドが好きで」や「実は私もネイルアートに興味があって」と伝えれば相手とも話が弾むはずです。
具体性を持って話すようにする
コミュニケーション能力を鍛えるためには、話を具体的にするよう心がけることです。
話が相手に伝わらないのは曖昧な部分があったり、大雑把に話しているからです。
なので相手に話をしっかりと理解してもらいたいなら、具体的に話すことが重要だということです。
例えば「映画が面白かったよ」と一言で話すのではなく、映画のどの部分がどのように面白かったのかを話したほうが伝わりやすいです。
最初は難しいかもしれませんが、数をこなしていけば自然と具体的に話すことができるようになってきます。
どう具体的に話せばいいのか分からないのであれば、いわゆる5W1Hを意識すれば良いでしょう。
いつ、どこで、誰がなどといった情報がきちんと入っていれば、相手も話を理解しやすいのです。
ですので5W1Hの要素に当てはめて、具体的に話す練習をしていけば、おのずとコミュニケーション能力は向上するというわけです。
身振り手振りを使って話す
コミュニケーション能力を向上させたいのであれば、ジェスチャーを交えるようにすると良いでしょう。
ただ話すだけよりも身振り手振りを交えて話したほうが、視覚と聴覚の両方に訴えかけることができます。
とはいえあまりに大げさにジェスチャーをしてしまうと、それに気を取られて肝心の話が入ってこないということもありえます。
ですので話を遮らない程度のジェスチャーが好ましいと言えます。
また身振り手振りを使って話をする際、気をつけたほうがいいのが感情を込めて話すということです。
ジェスチャーをしないのであれば淡々と話しても良いのですが、身振り手振りを交えるのであれば感情を込めたほうが伝わりやすい傾向にあります。
つまるところ相手とうまくコミュニケーションを取るためには、声のトーンや仕草などが大事だということです。
挨拶をしっかりと行う
コミュニケーション能力を鍛えるための方法の一つに、挨拶をしっかりと行うというものがあります。
最初に挨拶を行うことで、その後の会話もスムーズに行きやすい場合があるのです。
またまったく挨拶をしないと、相手からの印象が悪くなることもあるため、挨拶をすることは人間関係を築く上では非常に大切な行為といっても過言ではないのです。
それにどんどん挨拶をしていけば、相手からも挨拶が返って来るため、コミュニケーション能力を鍛えるだけでなく、親密度をアップさせることにも繋がるのです。
さらに相手は初めて会う人で会った場合、挨拶は必須な行為と言えます。
というのも初めて会うからこそ、お互いどういう人間なのかよく分かっていません。
だからこそ挨拶をしっかりと行うことで、会話の糸口を掴むきっかけにもなるというわけなのです。
相手の気持ちを考えるようにする
コミュニケーション能力を鍛えたいのであれば、相手が今何を考えていて、どう思っているかを感じ取れるようにしましょう。
相手の気持ちを考えずに発言していては、いかに話がうまくてもコミュニケーション能力が高いとは決して言えません。
無神経な発言は相手を傷つけるだけでなく、人を遠ざける原因にもなります。
だからこそ人の気持ちを考えることが、スムーズに会話を行うポイントになるのです。
相手の気持ちが分かるようになれば、おのずとどういう言葉を言えばいいのかも分かってくるようになります。
そうすれば、相手がこの人と話をするのは楽しいと思ってくれる可能性が高くなり、周囲に人が集まってくるようになるかもしれません。
要は場の空気を読めるようになれば、コミュニケーション能力が身についたといっても過言ではないということです。
コミュニケーション能力を鍛えることは良いことばかり
いかがでしょうか。
先述の通りコミュニケーションとは2名以上の間での会話のキャッチボールです。
こちらがつまらなさそうな態度であったり、きちんと相手が聞いていないと感じる場合は、きちんとしたコミュニケーションになりません。
自分の聞く態度や表情は自分では見えませんが、意識をするだけで相手もずっと話しやすくなるのです。
是非できるものから試してみてください。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。