人生の転機6つ

人生の転機にはどのようなものがあるのでしょうか。

高齢者が自分の人生を振り返り、「あれが人生の大きな転機だったなあ」と感慨にふけることがよくあります。

また、高齢者でなくても、人生に直接関係するような大きな出来事があると「もしかして、これが自分の人生を大きく変える転機になるのかもしれない」と考えることもあるでしょう。

よく耳にし、自分でも口にするケースの少なくない「人生の転機」とは、それではいったいどういうことを指すのか。

ここでは代表的な転機のポイントを6種類、お伝えしますのであなたのケースにも当てはまるものがあるかどうか確認しながら最後までご覧ください。



人生の転機とは

 

結婚

 
性別に関わらず、もっとも多くの人にとって転機となるのが、結婚でしょう。

仕事をしている女性が結婚を機に退職し、専業主婦の道を選んだとすれば、人生はその根底から変化することになります。

また、結婚後も仕事を続ける女性やほとんどの男性にとって、仕事自体は変わらなくても、人生の伴侶を手にすれば当然それまでの生き方とは変わってくるのですから、人生の転機となることはまちがいありません。

さらに、子供ができればいっそう人生の様相が変化してきます。子供を持つことで、自分の人生の主役が自分だけではなくなるからです。

多くの人が「自分よりも子供を優先」というライフスタイルに変わりますから、やはり人生が変わるきっかけになるのです。
 

離婚

 
結婚がそうであったと同じように、離婚もまた大きな人生の転機となるでしょう。

生活か激変するだけでなく、たとえば子育て中のタイミングでの離婚の場合、慰謝料のほかに養育費が発生しますから、それ以前よりも収入アップを考えなくてはならないケースも出てくるでしょう。

子育てと両立させるために、仕事を変えなければならない場合もありえます。

つまり、さまざまな面で生活を改めなければならないのが、離婚なのです。



パートナーの死亡

 
離婚ではなく、パートナーの死亡により、一人になるということも人生にはありえます。

パートナーを失った悲しみはいうまでもありませんが、これからどんな人生を歩んでいったいいか、考えるざるをえなくなるでしょう。

つまり、自分の人生について真剣に考え、その結果大きく人生が変わるきっかけになるのが、パートナーの死なのです。

また、この場合も、養育の必要がある子供がいるケースは、より複雑な人生の転機となります。

「再婚」という選択肢も当然あるわけですから、そこでまた人生が激変する可能性も、小さくありません。
 

転職

 
多くの男性と仕事をしている女性にとって、転職も人生で指折りの、大きな転機になるでしょう。

日本社会は以前は終身雇用が原則でした。

「1つの会社で勤めあげる」という生き方が常識とされ、転職は特殊なケースと思われていたのです。

しかし、それはもはや昔の話です。

この不透明な時代、企業の先がまったく見えない時代にあっては、どんな企業も倒産の危険性をはらんでいます。

また、生き残りのためにリストラするのが、企業の常識と言っていいでしょう。

勤めていた会社が倒産したり、リストラの対象になれば当然転職をしなければなりませんし、また、自分の意志で職を変える人も、以前とは比べものにならないぐらい増えています。

我が国はつまり、転職が当たり前の時代になったのです。

仕事が変われば当然、生活が変わり、そして人生そのものが変質するものです。

仕事が変わったことをきっかけにして、パートナーと別れるというケースも少なくありません。

つまり「離婚」という別の転機にもつながるのが、転職なのです。



社内異動、転勤

 
転職ほどのスケールではないものの、社内の異動も人生の転機にじゅうぶんなりえます。

それまでなじんでいて、それなりに活躍できていたセクションから異動になった。

しかし、新しいセクションになかなかなじめずに、結局会社そのものをやめてしまったというケースもあるでしょう。

逆に、それまでの職種では力をあまり発揮できなかった人が、まったく違う部署に移り、そこで大活躍するということも大いにありえます。

その結果、それまで考えてもいなかったキャリアアップが実現したというケースも少なくありません。

この場合、社内異動が人生そのものを劇的に変える転機になったわけです。

また、転勤も同様です。転勤によって運気がアップしたり、ダウンしてしてしまったりすることも多いのです。

単身者が転勤先で人生の伴侶に出会うということもありますし、また、既婚者で子供のいる男性が、単身赴任の末に離婚するというケースもあります。
 

定年退職

 
多くの人にとって、人生の最後に待っている大きな転機が定年退職です。

特に、超高齢化社会である日本においては、定年退職後のセカンドライフが人生に占める割合が、きわめて大きくなっています。

退職後の人生設計をきちんとし、早くから準備万端。その結果、充実して幸せなリタイア生活を送る人もいるでしょう。

逆に、仕事をしなくなって急に老け込み、認知症になってしまったという悲しいケースも少なくありません。

いずれも、定年退職で人生が大きく変化したわけです。

これは、定年まで仕事をした人ばかりではありません。

パートナーの定年退職も、同様に人生の大きな転機となるのです。

「夫の定年退職を機に熟年離婚」というケースが、その代表例と言っていいでしょう。
 

人生の転機の決断に年齢は関係ない

 
いかがでしょうか。

冒頭でも触れましたが、人生の転機とは、老齢になって振り返るだけのものではありません。

リアルタイムで「これが転機かも」と感じるものでもあるのです。

そして、それを自覚することで、よりよい人生を実現することもできます。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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