噂話好きな人と噂話を気にしない方法とは?

あなたは噂話が好きな人でしょうか。

おそらく多くの人はあんまり良くないことだと分かってはいるけれども「どちらかと言えば好き」と思っています。

しかし、中には噂話が嫌いな人もいます。

もしあなたがそういうタイプであれば、噂話が好きな人にはどう対処すれば良いのか、噂話を気にしない方法を知りたいと思っていることでしょう。

そこで今回は噂話好きな人と噂話嫌いな人の心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。

そして、噂話が好きな人への対処法と噂話を気にしない方法もありますのでぜひ参考にしてみてください。

【目次】



噂話とは

噂話の意味とは、ある人のことに対して事実かどうかを確認せずに、聞いたことをそのまま第三者に伝えることです。

よくあるのが芸能人の噂話でしょう。

テレビや雑誌などで様々な噂話が溢れていますが、真実かどうかは不確かで、虚偽の内容も多々あります。

また、噂話と陰口の違いはあるのか?と気になりますよね。

一般的に、陰口は悪意を持って特定の人物の評判などを下げようとする心理が本質としてあります。

悪意があるかどうかという点が、噂話と陰口の違いを明確に分けていると考えられます。

噂話好きな人の心理

話題にしている人に悪意を持っている

例外はありますが、噂話の多くは、話題にしている人に対するネガティブな話になると考えていいでしょう。

つまり、噂話をする場合、人を褒めるよりも人をけなすことのほうが多くなるわけです。

では、どうして、その場にいない人に関するネガティブな話をしたがるのか、そこにあるのは、「話題にしている人に対して悪い感情を抱いている」という心理にほかなりません。

そこにいない人について、日ごろから良くない感情を抱いているため、ほかの人にその人に関するよくない話をし、悪い評価をするのです。

共通の知人Aさんのことを話題にして、噂話をするとしましょう。

その場合、日ごろからAさんのことを快く思っていないとか、Aさんから嫌なことを言われたといった理由で、Aさんのことを悪く言います。

噂話には有名人が登場することも少なくありません。

面識がない有名人のことを話題にして噂話をする場合にも、その有名人に対してよくない感情を抱いていることが大変に多いのです。

そのため、ニュースなどで知った、その有名人の良くない話を取り上げ、「こんなことがあったらしい」と噂話をします。

すべてのケースがそうだというわけではありませんが、ほとんど場合、噂話が好きな人には、話題にしている人に対する悪感情があると考えていいでしょう。



優越感にひたりたい

噂話が好きな人には、「優越感に浸りたい」という心理があると考えていいでしょう。

人のうわさ話の大半は、話題の人についての悪口になるものですが、その人のことを貶めることで、自分が心理的に優位に立とうとしているのです。

たとえば、知人が夫婦仲が悪く、ケンカが絶えないという情報をキャッチしたとします。

噂話が好きな人は、その話を、共通の知人に話すにちがいありません。

「Aさん夫婦はしょちゅうケンカばかりしてらしい。かなりまずいことになっていて、離婚は避けれられないみたい」というように、話をおおげさに盛るのが、噂話好きな人の特徴ですが、そこにあるのは、「それに比べて、うちは夫婦円満でうまくいっている」という認識です。

つまり、人に比べて自分のほうが幸せだとか、裕福だとか、うまくいってるとか考えることで、優越感をえようとしていると考えていいでしょう。

こういう心理を持つ人には、なにかコンプレックスがあるケースが少なくありません。

コンプレックスがあるために、人の悪い噂話をすることで、「自分のほうが上」ということを、自分に認識させようとしているのです。

ストレスやフラストレーションが溜まっている

ストレスやフラストレーションが溜まっているというのも、噂話が好きな人の心理の一つです。

人間はだれしも多かれ少なかれ、日々、ストレスやフラストレーションを感じながら生きているものです。

そして、それぞれ、自分のやり方でストレスなどを軽減、解消、発散しているといっていいでしょう。

噂話が好きな人は、人の噂話をすることによって、ストレスなどを軽減、解消しようとしているのです。

おしゃべりな人は、人と話すだけでも気持ちがすっきりするものですが、人の噂話、とりわけ、嫌いな人についての良くない話、悪口には、より気分をすっきりさせる効果があると考えていいでしょう。

もちろん、噂話が嫌いな人にとっては、そうした噂話をすることは、精神的にマイナスの効果しかありません。

しかし、噂話が好きな人は、人の悪口を言うことで気持ちがすっきりし、ストレスやフラストレーションを軽減させることができるのです。

日ごろ、ストレスやフラストレーションを感じることが多く、どうしてもため込んでしまいがちな人が、噂話に興じるということが少なくありません。

こういうタイプの人にとっては、「うっぷん晴らしのための噂話」ということになるでしょう。



噂話が嫌いな人の心理

単なる噂に振り回されたくない

噂話が嫌いな人のほとんどが、「単なる噂でしょ」「事実を知らない」と客観的な見方をします。

誰かを伝ってきた話、妄想が加わっている話、架空の話を聞いても、それを事実と証明するものはないため、「そんな情報に振り回されたくない」と感じます。

例えば証拠となる写真があったり、事実となる結果がそこにあれば、噂話にも耳を傾けるかもしれません。

しかし、誰かが誰かを陥れようとしていたり、話が人を伝うことでただ大きくなっただけの話となれば、その情報に少なからず振り回され、噂に絡んでいる人のことを悪く思ったり、距離を置いたりとしてしまうことが嫌なのでしょう。

噂話が嫌いな人は、自分が接した中で起きた出来事、目にした事実じゃないと受け入れません。

第三者が勝手に話して膨らんだ噂話に巻き込まれ、人との関係を壊したくないと思うこうした人は、人との関わりを大事にし、ひとりひとりと真剣に向き合うタイプの人。

本人からの言葉、行動を信じるため、噂話によってその人に対する接し方や思いを変えたりはしないタイプの人でしょう。

信用性が高く、差別をすることなく人と向き合う姿に、「しっかりした人」「信頼できる人」と感じる人は多いでしょう。



グループや群れに仲間入りしたくない

噂話は、人が集まれば集まった分だけ増えていきます。

その場に居ない人の噂、他から持ってきた噂をネタに、その場にいる人の交友を深めようとするタイプの人も多くいます。

グループや群れといった集団になると、噂話は尽きないものになり、噂話によって人の見方や評価が決まることもあるでしょう。

そんな中、「自分は一人の方が楽」「人に合わせることが苦手」というタイプの人は、噂話を好みません。

その噂話に同調することで仲間だと思われたくない、グループの一員に見なされたくないと、仲間入りしたくない思いがあるのです。

普段から一人で行動したり考えたりするタイプの人は、噂話に興味がなく、「どうでもいい」という感覚でしかありません。

誰かのことをネタにして他の人と仲間になっているグループや群れに、違和感や嫌悪感すらも抱くでしょう。

噂話を同調して聞いているだけの人にも、同じような思いを持っています。

「そういう方法でしか仲間を作れないのか」「一人では何もできないタイプか」と、冷めた目で見てしまうこともあるでしょう。

基本的に一人が好き、誰かに無理して合わせることが苦手という人は、仲間入りしたくないという思いから、噂話に興味を持たないこともあるのです。



いつか自分に返ってくる

噂話によって、人との交流を深めたり、親密度を上げたりということを好む人もいます。

確かに共通の話題で盛り上がり、結束を固めていけば、そこには絆に近いものが生まれるかもしれません。

しかしこうした負の内容で築かれた結束はもろく崩壊しやすいもの。

何かをきっかけに関係が壊れ、その噂話の矛先が、自分に向けられてしまうということも十分考えられるのです。

その場にいない人の噂話をして盛り上がり、相手との関係を深めたと思っていても、次の日には、自分の噂話を他の人とされているということはよくあること。

噂話が好きな人には当然、噂話が好きな人が集まってくるため、いつのタイミングで自分に返ってくるか分からないのです。

一度痛い目にあった人や、先を読んで行動できる人は、後先のリスクを考えます。

「その時は楽しいかもしれないけど、自分も後で言われそう」と、噂話の対象が自分になることを恐れる人は、噂話を嫌います。

その時その時の楽しさ以上に、その後に襲ってくる苦労や苦痛を考えた時、そこには大きなリスクがあると感じるのでしょう。

いつか自分に返ってくる、噂話の対象になると考える人は、噂話を嫌う傾向にあるのです。



噂話好きな人への対処法

否定も肯定もせずに受け流す

噂話の多くはマイナスイメージの内容です。

特に女性の場合、誰かの陰口やあることないことで盛り上がるというケースが多いのではないでしょうか。

噂話が始まるとつい同調してしまいがちですが、噂話のターゲットとなる人のことをよく知らないのであれば、否定も肯定もせずに受け流すことが最適です。

もし否定をしてしまった場合、今度はあなたが噂話のターゲットとなり、根も葉もない噂を流されてしまうかもしれません。

かといって噂話に同調し、「私もそう思う」などと肯定してしまった場合、その噂が本人の耳に入った時に「○○さんも言ってたよ」ということもよくある話です。

せっかく仲良くしていても、その後の関係にひびが入ってしまうかもしれません。

同調すると噂話はどんどん大きくなり、誰かを傷つけてしまうなどあとで後悔してしまうことも珍しくありません。

噂話が始まっても決して同庁はせず「へぇ、そうなんだ」「いろいろだね」「私はよくわからないなぁ」など、あいまいな返事で切り抜けることが一番の対処法です。

噂話を聞いてもあくまで「よくわからない」というスタンスを貫き、受け流すことが大切です。



別の話題に切り替えるスキルを身につける

噂話が好きな人は、いつまでも噂話に花を咲かせる傾向にあります。

周りが同調すればするほど噂話は大きくなり、ターゲットがコロコロと変わっていくのもひとつの特徴です。

「噂話を聞くのは嫌だけど、うまく付き合っていきたい」という人もいるでしょう。

そんな時は、噂話から別の話題に切り替えるスキルを身に着けるといいでしょう。

噂話が好きな人は、ストレス発散だったり自分を優位に立たせたかったりと、何かと注目を集めたいという人も少なくありません。

噂話を終わらせて違う話題にすんなりと持っていくには、相手が優位になるような相談事を持ちかけるのがおすすめです。

恋愛のことや家族のこと、ちょっとした悩み事でいいので軽く相談し、噂話が好きな人に「○○さんならどうしますか?」などと聞いてみるといいかもしれません。

相談することで「頼られている自分」に気持ち良くなり、噂話から話題を反らすことができるでしょう。

相談事がない場合は、相手の好きなものを探って話題に出してみることも効果的です。

「趣味を探している」とか「毎日の献立に困っている」といった身近な話題を振ることでも話題を変えられます。



興味を示さないことも大切

先に紹介したことと少し似ていますが、噂話に興味を示さないことも大切なポイントです。

「○○らしいよ」とか「○○なんだって」というような話のほとんどは、本当かどうかわかりません。

「そんな話には私は興味がない」ということをしっかりと示すと、「この人は自分の期待する反応をしてくれない」と感じ、噂話を振ってこなくなります。

噂話をする人は「同調してもらいたい」とか「一緒にあの人を嫌いになろう」というような気持ちで言っている人も少なくありません。

興味を示してくれなければつまらないので、噂話の回数はぐっと減るはずです。

もしかしたらあなたが噂話の同調しないことで、その人との縁が切れてしまうこともあるかもしれません。

しかし縁が切れてしまったらその人とはそれまでの仲だったということです。

関係性がなくなると、あなたが噂話のターゲットとなってしまうこともあるかもしれませんが、見ていてくれる人はちゃんと見ています。

噂話を楽しんでいる人たちとのかかわりを少しずつ減らしていく、すっぱりとお付き合いを断るということも対処法のひとつと言えるでしょう。



噂話を気にしない方法

あなたに対する噂話があなた本人の耳に入ってしまった時に、どうしても気になってしまうものですよね。

しかし、多くのケースではあまり良い話ではないことが大半ですし、わざわざ訂正し続けるのも労力の無駄なので、噂話を気にしないようにすることが大切です。

ではどうすればいいのでしょうか。

まずは、噂話をする人の心理を今一度確認してみましょう。

たいてい自分の生活に満足していない、人生が面白くない、他人の噂話などのことでしか満たされないなど、ストレートにってつまらない生活を送っています。

そんな人と比較してあなたにやりたいことがあり、目標に向かって何か打ち込んでいたら、それだけであなたと相手は比較対象にもならないくらい決定的な差があります。

子供を相手にしている感覚と同じなので、まずはそう認識することが大切です。

そしてそんなつまらない人生を送っている人を横目にあなたは自分のやりたいことをどんどんやり、どんどん結果を出していきましょう。

結果がついてくるにつれて、噂話で悩んでいたことなんて一秒も思い出さなくなりますし、相手のレベルが低すぎて何を言われても心に響かなくなるでしょう。

学校で気になるのであれば、学校外で打ち込めることを見つかるまで試し続ける、仕事であれば圧倒的な結果を出すために努力をしたり、社外での楽しみを見つけるのがポイントです。

一番やってはいけないので、我慢し続けていつか環境が変わるだろうといった希望を持ちながら耐えることです。

そんな無駄な時間を過ごすのであれば、今すぐ自分の環境を変えて、やりたいことをチャレンジしていきましょう。

どんなことでもいいので行動をし始めると気持ちが変わっていくので、その効果をうまく活用するのがコツです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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