会社を辞めたい時の対処法9つ
会社を辞めたいと思う事は誰にだってあります。
しかし漠然と辞めたいとおもっているだけで、実際には何も行動しない人がほとんどなのが現実です。
そこで今回は会社を辞めたい時の対処法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
会社を辞めたい時
会社での不満や不安を紙に書き出してみる
まず、自分が会社のどこに不満や不安があるのか、辞めたい原因を全部、具体的に紙に書いてみます。
頭で悩んでいるだけでは、考えが堂々巡りになりがちですので、紙に書くことで状況を整理します。
辞めたい原因は仕事の内容なのか、人間関係なのか、人間関係なら上司か同僚か、細かく書くことで自分の気持ちをすっきりさせ、問題をわかりやすくします。
辞めたい具体的な原因がわかったら、次はその原因が回避できるか、考えられる対処法を書き出します。
人間関係ならば信頼できる人に相談する、仕事関係ならばもっと効率を上げる方法を考えてみるなど、とにかく思いついたことを書いていくと、頭で考えていただけではわからなかったアイデアがでてくることもあります。
情報収集を行う
自分が何故会社を辞めたいか、その原因を確認できたら対処法に関する情報収集を行います。
自分と同じ悩みを抱えているケースが他にもあるかもしれないので、会社だけではなく、友人や第三者の意見を広く求めてみましょう。
調べていくうちに意外な対処法がみつかることもあります。
また、対処法だけでは解決することができず、どうしても会社をやめたいと感じたら、その場合の情報も調べておきましょう。
辞めた場合の情報収集をしておくことで、心に余裕ができますし、やめるまでの準備をスムーズに進めることができます。
会社を辞めるまでのシュミレーションを行う
会社を辞めるにしろ、辞めずに続けるにしろ、一度自分が退職した場合の人生のシュミレーションをしておくことで、金銭面でのトラブルを回避することができます。
退職する場合、仕事の引き継ぎや書類上の手続きにどれくらいの期間がかかるか、現在の仕事の状態ならどの時期に退職するのが妥当化などスケジュールを考えます。
退職に関する手続きは煩雑ですので、いつまでに退職の意向を示すべきかなど、会社の規定を一度見直してみるのも大事です。
退職金や失業保険などお金に関することはしっかりと計算しておかないと、失業保険などはすぐに出ないので、生活費の確保なども必要です。
そもそも、どうして会社を辞めたいのかを冷静に考える
急に会社を辞めたくなるという衝動は、社会人であれば誰でも何度かは経験します。
しかし現実を考えると、衝動のままに会社を辞めてしまっては、後々の人生を狂わせかねません。
従って、「どうして会社を辞めたくなったのか」を冷静に考え直してみる必要があります。
ただ何となく嫌で辞めたい、という程度なら、仕事の他に充実する何かを探したりして打開する必要があります。
又、何か他に思い当たる原因があれば、それを解決しなくてはなりません。
「会社を辞めたい」という原因がどこにあるかによって、解決する方法は全く違ってきます。
そのため、会社を辞めたい原因を、時間をかけてでも、きちんと知ることが解決への第一歩です。
信用できる人に相談し、意見を「集める」ときの注意点
八方塞がりの時は、自分1人で悩むとどんどん落ち込み、解決には至りません。
「この人なら」と思える信用できる人たちに、腹を割って相談してみることも必要です。
しかし、ここで間違えてはいけないのは、あくまで「相談」をするのであって、「愚痴」はいけません。
愚痴を聞いてもらって、慰めの言葉をもらうだけでは、状況は何1つ改善されません。
自分が今どんな状況にあり、どうして会社を辞めたくなったのかをきちんと話し、率直な意見をもらいましょう。
但し、人には色々な考えがありますので、意見を鵜呑みにするのは危険です。
なので、信用できる何人かの人からの意見を「集める」と思っていた方が良いかもしれません。
そして、その集めた意見を、後で自分で整理して結論を出すと良いでしょう。
新卒や新入社員のときを振り返ってみる
会社を辞めたい時というのは、ある程度仕事に慣れて、飽きてきた頃に起きる現象であることも多いものです。
そこで、もう1度初心に返ってみることも大切です。
今まで繰り返していた、会社での当たり前な日常の価値を、もう1度見直してみましょう。
すると、働けること・給料がもらえること・何とか仕事がこなせる自分になったことに対する有り難味が再確認できます。
この感謝の気持ちをもってもう1度頑張ってみましょう。
それでも会社を辞めたい場合は、その時に行動を起こしても決して遅くはありません。
現在を考える
会社を辞めたいときにしなければならないのが現状の分析です。
何故、「辞めたい」と思うのでしょうか?
そこを冷静かつ徹底的に考える必要があります。
例えば、「そもそも会社というものが好きでない」という結論になるのであれば、「転職して別な会社へ移る」は解決策になりません。
しかし、よくよく考えてみて「この会社の、給料が安すぎる点に納得が行かない」のだと判れば、より給料の高い会社への転職を考えれば良いと言う事になります。
無論、誰でも、自分の事は良く分からないものです。
自分自身で認めたくない事実と言うものもあります。
明確な理由が思いつかないのに、会社を「辞めたい」と思う事だってあるでしょう。
しかし、ここで原因をつきとめない限り、今の状態からは抜け出す事ができません。
今の仕事についてだけでなく、「小さい頃は、どんな仕事につきたいと思っていたのか?」など、根本的なところから考えてみるべきです。
ある意味、「本当の自分」を探る作業となります。
自分で自分が理解できないのならば、他人は尚の事、あなたを理解できないはずです。
自分自身と、自分自身が置かれている環境について、徹底して考えてみましょう。
辞めたいのに辞められないときは将来を考える
現状について理解できたならば、後は簡単です。
次は、「最終的にどうなりたいか?」を考える番です。
例えば、「年収1千万円になりたい」ならば、この最終目標に到達する為に、どういうステップが必要か考えるワケです。
一気に一千万は難しいはずですが、そこへ行くための「道筋」「計画」「作戦」を検討しよう、と言う事ですね。
この作業は楽しいものになるはずです。
また、自分だけで良いアイディアが浮かばなくても、もう誰かに相談する事が可能な状態となっています。
学校へ通う、コンサルタントに相談する等、様々な手段を取る事ができます。
そもそも、「会社で働く」と言う事自体が「人生の目標」だと言う人は少ないはずです。
悩むならば徹底的に悩み、徹底的に考え、自分の本当の目標へ達する道筋を探る方が良いに決まっています。
会社を辞めるか、辞めないかを判断する
熟慮の末、ここで会社を辞めると言う事が「必要」と判断したならば、辞めれば良いだけの話です。
しかし、冷静に考えた上で、「あと半年、この会社で我慢しよう」と決心する事なども、十分に有り得ます。
また、「会社は辞めない方が良さそうだ」という判断になる可能性だってあります。
いずれにせよ、既に、自分の人生について考えた後です。
あなたの決定に対して、異論を唱える事はできても、あなたの決心を変える事は誰にもできないでしょう。
会社を辞めるにしても、何かから逃げて辞めるのではありません。
次の段階へ進む為に辞めるワケですから、誰に対しても卑屈になる必要はありません。
会社に残る場合、自分で判断して、自分の為に残るワケです。
もう以前の様に、「辞めたい」とは思わない事でしょう。
会社を辞めたい時は転職活動をしてみる
いかがでしょうか。
会社を辞めたい・・・とグダグダ考えてしまっても、絶対に答えは出てきません。むしろその悩みを抱えている状態が当たり前になってしまって、ただグチを言うだけの人間になってしまいます。
会社を辞めたい時は、まず周りの会社や仕事を見てみましょう。
転職活動は無料でできます。24時間のうちのたった30分だけ使って、ネットであれこれ見てみるだけでも、今まで知らなかった情報を得ることができるでしょう。
そうしていくうちに自然と、転職したいという気持ちが湧き上がってくることもあれば、今のままでいいかなという気分に落ち着いたりするものです。
その時はその時の気持ちにならないとわかりませんので、まずは会社を辞めたいという気持ちを受け止めて、あなたなりに行動してみましょう。
もしかしたら手遅れになってしまうかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。