保育士を辞めたい理由4つ
あなたは保育士を辞めたいと考えていないでしょうか。
保育士という仕事はとてもやりがいがある仕事ですが、その分責任も重くプレッシャーがかかる事もあるでしょう。
そんな保育士という仕事を辞めたいと考える理由とは、いったいどういうものがあるでしょうか。
そこで今回は保育士を辞めたい理由をご紹介しますので、あなたの理由と同じかどうか確認しながら最後までご覧ください。
保育士を辞めたい
子供と良い関係が築けないから
保育士の仕事というのは、通園してくる子供達の生活面や場合によっては精神面などを園内に滞在中は養育し、フォローするという非常に責任が重い仕事といえます。
さらに最近は小学校に入った後もスムーズに勉強についていけるように、ある程度の勉強を教えておかなければいけないという事もあり、本当に大変な仕事です。
しかし、子供との関係がよく信頼が築けていれば、それはむしろやりがいにつながります。
ですが、現在は子供も毎日の生活が忙しくて余裕がない場合も多く、精神的に不安定という子供も多いのです。
そういった子供達との関係がうまくいかない場合、保育士としては自分の仕事の仕方に対して自信を失ってしまいますし、こんな自分が保育士として子供と接していてもよいのだろうかという事を考えてしまいます。
場合によってはそれが保育士を辞めたいという事につながってしまう事もあるのです。
子供とは、一朝一夕に信頼関係を築けるというわけではありません。
子供と良い関係が築けないと感じたら、焦らずじっくりと子供に向き合うという事が一番大切だといえるでしょう。
保護者との関わりに悩んでしまうから
保育士の悩みの一つとして、保護者との関わりについて頭を悩ますという事があります。
保護者の意見というのは保育士としてもとても重要なものとなりますが、時と場合によってはそれがプレッシャーになるという事もあります。
また最近は、なんでも攻撃的に攻めてくるというモンスターペアレンツのような保護者も増えていますから、そういった保護者と向き合う時には本当に精神的に疲れるでしょう。
さらに子供の事を真剣に考えていないという保護者もいるでしょうし、園の催しに関しても無関心という保護者もいます。
千差万別な保護者との関わりは、保育士にとっても本当に負担となり、仕事を辞めたいと考えてしまう事もあるでしょう。
保護者の事で何か悩むような事があったら、それを一人で抱え込まずに周囲の保育士や園長などに相談してみましょう。
そうする事で、問題を共有しながら客観的に考える事ができるのです。
保育士という仕事上どうしても保護者との関わりは避けてとおれないものです。
一人で悩まないという事も適切な対処法といえるでしょう。
勤務時間が長いから
保育士の仕事を辞めたいと考える理由には、勤務時間が長いという事があります。
保育士という仕事は交代制ではありますが、しばしば長時間の勤務になるという事があります。
保育園によって開園時間はまちまちですが、早いところで朝の7時には開園して、閉演は夜の19時という保育園もあるのです。
そのため、朝一番の勤務時間を担当する場合は、開園の準備もありますから6時台には出勤していなければなりませんし、閉演しても会議や翌日の準備などで遅くなる事もあるでしょう。
また、土曜日も開園している保育園も多いですし、園の行事で日曜や祝日がつぶれるという事もあります。
他の一般企業に勤めている友人とは、なかなか時間が合わないという事もあります。
長時間勤務だったり朝の早い時間や遅い時間の仕事は、精神的にも肉体的にもやはり大きな負担になります。
そういう事が理由で、保育士の仕事を辞めたいという事を考える事も多いでしょう。
そういった事で疲れがたまってきているようなら、早めに園長や上司にあたる人に相談して、少しでも状況を改善してもらえるように話してみましょう。
体力的にしんどいから
保育士の仕事を辞めたいと考える理由の一つに、体力的にしんどいという事も大きな理由となります。
保育士は子供を相手にする仕事ですが、そのため子供の年齢によってはとても体力を使うという事があるのです。
年齢の低い1歳や2歳という年齢でも、一日中目が離せませんので大変です。
また、健康のためのお散歩などもあるので、そういう時には子供を追いかけ続ける事になりますから体力を使います。
さらに年齢が上がって年長さんの5歳や6歳になると、保育園の園庭での遊びもそれなりに激しいものとなりますから、保育士にかかる体力的な負担も大きくなります。
子供を相手にしている時に、けがをしてしまったという保育士もいるでしょう。
一生保育士として働くと考えると、どうしても体力的な面で不安を感じてしまい、保育士を辞めるという事を考えてしまうのです。
保育士も年齢が高くなってきたらそれなりに体調をケアする必要があるので、子供の相手が負担になってきた場合は、まずは延長をはじめとして上司に該当するポジションの人に相談してみましょう。
場合によっては体力的な負担が少ない1歳や2歳に配置してもらえるという事もあるでしょう。
この問題は他の保育士との兼ね合いもあって大変気を使う問題ですが、正直に自分の体調を伝えるという事も保育士を辞めないというためには必要といえるでしょう。
保育士を辞めたいのは人間関係が主な理由
いかがでしょうか。
以上、保育士を辞めたいと考える理由についてお伝えいたしました。
保育士というのは負担も大きい仕事ですが、その分やりがいもとても大きいと思われる仕事ですので、是非とも続けていっていただきたい仕事といえるでしょう。
一つ一つの問題をクリアして、長く勤めてもらいたいものですが、どうしても辛いのならすぐに環境を変えましょう。
人間関係が変わるだけで、今までの辛い気持ちが嘘のようになくなることも少なくありません。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。