仕事を辞めたいときの対処法9つ
仕事を辞めたいと感じるときは誰にでもあるものです。
しかし、そこでいきなり「仕事辞めます!」と宣言して、退職してしまうのは少しリスクが大きすぎるかもしれません。
むしろそれが原動力となってとてつもない大きな成功をおさめるかもしれませんが、失敗して後悔する危険もかなり高くなります。
できれば仕事を辞めて、今よりもいい環境で生活したいものですよね。
そこで今回は仕事を辞めたいときの対処法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
きっと失敗しない方法が見つかるはずですよ。
仕事を辞めたいときの対処法
まずはネットでの情報収集を始める
「仕事を辞めたい」と思ったとき、いきなり辞職願を上司に提出したり、上司に「辞めたいんですけど」などと話をしてしまうのは、もっともまずい対処法です。
というのも、人間の心理は移ろいやすく、「辞めたい」という気持ちがずっと持続するとは限らないからです。
「辞職願」「退職届」を提出してしまってから、「やっぱり辞めるの、辞めようかな」という気持ちにならないとも限りません。
「しまった」ということにならないように、慎重な対処をすることをおすすめします。
まずは、ネットで情報収集することから始めましょう。
実際に退職した場合、自分は次にどんな仕事をしたいと考えているのか。同業種か異業種か。どんな仕事が自分に向いているのか。転職する場合、どんな求人が実際にあるのかなど、ネットでいろいろ調べてみるのです。
この作業は、けっこう楽しいはず。
というのも、まだ現職を辞めてはいないのですから、「すぐに転職先を見つけなければ、収入がゼロになってしまう」と焦る必要がないからです。
友人や知人に相談してみる
また、友人や知人に相談してみるという対処法もあります。
もし、知り合いの中に転職経験のある人がいるなら、直接その経験談を聞きましょう。
もちろん、その人の経験談をそのまま自分の判断に生かすというわけにはいきません。
事情は人それぞれ。
参考になりにくい経験かもしれませんが、それでも一人で「どうしようか」と迷っているより、前向きになれますし、判断のヒントにはじゅうぶんなりえます。
また、親しい友人に自分の悩みや迷いを打ち明けることで、気持ちが楽になるということもあるでしょう。
少なくても「相談しなければよかった」ということには、ほとんどならないはずです。
「今の気持ち」を、先入観なく冷静に自己チェックする
そうした対処をしながら、随時自分の気持ちをチェックしてみましょう。
最初に「仕事を辞めたい」と思ったときと、気持ちは変化しているのか、変化していないのかを、自問自答するのです。
何度チェックしても「やっぱり辞めたい」と思うなら、そこで決断しましょう。
しかし、気持ちが揺れ動いていて、「辞めたいという気持ちが強いときもあれば、かなり弱くなっている時もある」という状況なら、結論を先延ばしするほうが賢明でしょう。
これが、間違った判断を避けるために必要な対処法です。
もう一度自分に与えられた仕事に集中する
仕事を辞めたいと思った原因は様々あると思います。
よほどのブラック企業ではない限り、会社を辞める・変わるという事は、それまで培ってきた経験や、人間関係などをすべてリセットしてもう一度作り直すという事です。
非常に労力も時間もかかります。
もしかしたら、転職をしないほうが良かったなどといった後悔をしないために、もう一度自分に与えられた仕事を全うする機会を作りましょう。
人はたとえ小さくても目標を持つ事でやりがいも生まれます。
そしてもう一度真剣に仕事に全うする事で、自分が仕事を辞めたいと思った理由は本当にその通りなのか、今の仕事で新しい可能性はないのか、やりがいは感じなかったか?を検証するのです。
真剣に仕事に取り組んだ結果新たな可能性が見つかれば御の字です。
どうしても見出せなかったその時には、真剣に仕事に取り組んだ結果としての達成感を持って、次のステップを考えましょう。
周囲に伝える
自分自身が仕事を辞めたいと一度思ってしまうと、どんどんと今の会社や仕事に対してネガティブな思いしか浮かばなくなります。
そのような状況は冷静な判断力を欠いていますので、次に進むべきステップや方法を誤ってしまう事にもなりかねません。
そんな時は信頼できる第三者に、思い切って話を聞いてもらいましょう。
信頼できる相談相手から、よい事も悪い事も客観的に意見をしてもらう事で冷静さをとりもどし、次に進むべきステップが何なのか、自分の大切な人生を冷静に考えて行動したいものです。
仕事を辞めたいけど言えない場合はエージェントを使う
転職をするという事ではなく、転職活動をするという意味合いになります。
転職活動では自分自身で企業に応募する事のほか、エージェントに登録をして企業を探すという手段があります。
エージェントに登録する事によって、転職先を探す効率があがるというメリットのほかに、専門のコンサルタントから客観的なアドバイスがもらえるという所が大きなポイントです。
今まで自分が培ってきた実績は、市場でどのような評価をされるのか、自分が今の会社を辞めたいと思った理由に正当性があるのか、新しい会社が見つかる可能性があるのか、といった様々な角度からアドバイスがもらえるはずです。
今の仕事を辞めるという意思を固める前に、客観的で現実的な評価を聞き、本当に今転職をすべきなのかどうか、もう一度冷静に考えて見ましょう。
自分用の履歴書と職歴書をつくる
嫌な事が積み重なり、辞めたくなっても新卒ですら、なかなか就職できない時代なので、簡単にやめないためにもまず自分用の履歴書と職歴書を作ります。
紙に自分の能力を書くことで本当に今自分が辞めても次の仕事が見つかるなどを客観的な目線で見れるので、応募動機などは書かずに今まで自分が結果を残したことや資格は何を取得するかなどを見て判断しましょう。
異業種に転職を考える場合は、その道のプロに話しを聞く
もし現在OLをやっていて、ネイリストに転職すれば、大好きなネイルの仕事ができるなどと夢見がちにどうしてもなってしまいますが、実際給料はどれくらいもらえるのか、サービス業になるということで、休日はどうなって、どのようにしてコミッションをもらっているかなどは、実際働いてみないと分からないことも多いものです。
なので、こんなはずじゃなかったと思わないようにも自分がやりたいと思っている仕事をしている方に最低3人くらいに話しを聞いてください。
知り合いがいない場合でもどうしてもネイリストになりたいという熱意があれば芋づる式に見つけることはできます。
話を聞いた結果、やっぱりネイリストになりたいと思うかもしれないし、意外と今の会社っていい企業なんだなと再認識できます。
なぜ仕事を辞めたいかを紙に書く
仕事を辞めたい理由をあげれるだけ、紙に箇条書きで書いていきましょう。
書き終わったら、解決方法はないが、何がネックになっているのかを書いて、どうしても対処方法がない場合は転職を考えるようにしましょう。
また、その会社にどうしても魅力を感じない、自分のスキルが上がらないなどの場合はいいのですが、上司が嫌、同僚が苦手という人間関係だけなら、色々と解決方法はあります。
仕事内容はとてもいいけど、人間関係が理由で辞めてしまうのはもったいない場合もありますが、そこまで気にしなくてもいいでしょう。
その後に辞めた後の生活がどうなるかを具体的に書きましょう。
失業保険も内容によっては、受領できない場合もあるので退職する前に事前に市役所やネットで調べることをおススメします
仕事を辞めたい理由を明確にする
いかがでしょうか。
仕事を辞めたいと感じる瞬間はよくあります。あなたがそう感じたなら、それに向けての行動をすぐに開始することをおススメします。
とはいっても、いきなり退職願を出すのではなく、今回ご紹介したように周りの人に相談したり、エージェントに登録して様子をみたり、情報収集をしたりして、機会をうかがうのです。
やはり仕事を辞めた後は後悔したくはないものですよね。
なのでまずは少しずつ小さな行動から進めていきましょう。もし途中で仕事が楽しくなって来たり、人間関係が円滑になりだしたら、活動をやめればいいだけの話です。
どっちに転んでも後悔しないようにしていくように、考えながら行動してきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。