介護職を辞めたい理由7つ

介護職を辞めたい・・・なんて思っている人は決して少なくありません。

また、「介護」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

いいイメージを抱いている人は少ないかもしれませんね。

介護の仕事に憧れて就いた人も、他に就職先がなくて求人の多い介護の仕事に就いた人も、きっと想像以上に介護の仕事というのは辛いものでしょう。

そこで今回は介護職を辞めたい理由をご紹介しますので、ぜひ参考にして最後までご覧ください。



介護職を辞めたい

 

仕事内容と給料が見合っていないから

 
介護という仕事は精神的にも体力的にもきついものです。

移乗介助などで、1日に何度も自分より重たい人を抱えなければいけないことも多いはずです。

下のお世話(排泄介助のこと)もしなければいけませんし、決して綺麗な仕事ではありません。

利用者に心無い言葉を言われることもあります。

介護の仕事は誰もが「大変な仕事」と認識しています。

それなのにも関わらず、給料は低いのが現実です。

自分のやった事に対しての見返り(報酬)が低いと、辞めたくなるのも当然と言えます。

給料は生活に関わってきますから、これは重要な問題になります。
 

不規則な勤務だから

 
利用者の方にとって、施設は家の代わりであり、そこで生活しているわけです。

勿論、夜も施設で寝て過ごすわけです。

よって、職員の勤務もシフト制になり、日勤だけではなく、早出や遅出、夜勤だってあるわけです。

夜勤は施設によって違いはありますが、16時間勤務を強いられる施設もあります。

休みも他の企業に比べて少なく、月に8~9日ぐらいの所が多いでしょう。

休みも土日休みとは限りません。

GWもお盆も年末年始も、介護職には関係ありません。

旅行に行きたくても、長期休暇をとることは難しいでしょう。

不規則な勤務のせいで体調を崩すこともあります。

友だちや恋人と遊びにいく予定も合わせずらいこともあります。

勤務は不規則で、休みも取りにくいのなら、「せめて日勤帯の時間で終わる仕事に就きたい」、「土日必ず休みが良い」等と、違う仕事に憧れて辞めたくなる事も十分に考えられます。



利用者から暴言・暴力をふるわれるから

 

施設には認知症の利用者も多くいると思います。

認知症の方全員がそうではありませんが、暴言や暴力を振ってくる人もいます。

暴言で精神的な傷を負う事もあります。

暴力で自分の体が傷つくこともあります。

ボロボロに傷ついては、心も折れてしまいます。

 

職員や利用者と性格が合わないから

 

介護の現場は、多くの職員を必要とする為に大勢の人が働いています。

性格は人それぞれバラバラですから、その中で性格が合わない人も現れてくるでしょう。

考え方が違うと、チームプレーがやりにくくなります。

チームプレーがとりにくいと、働きづらい事にも繋がります。

そして、職員だけではなく、施設には利用者もいます。

利用者だって人間ですから、相手が人間なら相性というものはあります。

介助は平等に行わなければいけませんが、好き嫌いの感情が生まれることはあります。

職員だって人間なのですから。

この相性があまりにも合わない、となってくると辞めたくなる理由の1つになるでしょう。



自分の体がおいつかないから

 
介護職員によくあるトラブルが「腰痛」です。

1日に何人もの利用者を抱えていては、腰に負担がかかってきます。

若い人もある日突然ぎっくり腰におそわれる可能性があります。

また、職員も年をとってきます。

就職した頃は体力もあって元気だったかもしれませんが、自分も年をとれば体力は落ちます。

その体で同じように介護を続けていくのは、日に日にしんどくなるでしょう。

体に限界がきては、辞めざるをえません。
 

利用者の死を経験しなければいけないから

 
施設で働いていれば、利用者の死は必然と経験することになります。

最大の悲しみを仕事で経験しなければいけません。

この辛さを乗り越えられないと、仕事を続けるのは困難です。
 

本当は違う仕事を希望していたから

 
これは、元々介護職を希望していなかった、ということです。

介護に対する思いはないため、介護職がしんどいと感じたらさっさと見切りをつけて辞めてしまおう、となります。

最初は介護をしたいと思っていたけれども、仕事をしている内に「イメージと違う」という事に気づき、新たな夢が出来る人もいることでしょう。

他にやりたいことがある場合は、転職へと考えが移っていくのは必然です。
 

介護職を辞めたいのは新卒に多い

 
いかがでしょうか。

以上が考えられる、「介護職を辞めたい7つの理由」です。

「辞めたい理由」という観点から介護の仕事を見てきましたが、どんな世界か伝わったでしょうか?

これを読んで「これぐらい平気」と思える方がいたら、是非介護職をそのまま継続していくほうがいいでしょう。

ここで書いていることは、「辞めたい理由」ですから、悪いイメージにしかならないかもしれませんが、どんな仕事も辛い部分は必ずあります。

新卒の人がすぐに辞めたいと感じてしまうのはやはりこの部分をしっかり理解できていないからかもしれませんね。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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