仕事が楽しい人の特徴
by Rob Boudon
ふと、「仕事楽しくないな・・・」と感じる瞬間はありませんか?
働きすぎだったり、仕事の内容や人間関係が合わなかったりと原因はそれぞれあるはずです。
しかしと楽しくないと感じる最も大きな原因は、
今の仕事にやりがいや目標を見い出せていないからではないでしょうか。
仕事辞めたいと感じて転職活動するのも一つの解決方法ですが、
新しい職場でも同じように「仕事楽しくない病」にかかってしまうかもしれません。
仕事したい!仕事が楽しい!と思えるようになればあなたは無敵です。
そこで本日は仕事が楽しいと感じている人の特徴をご紹介しますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
【目次】
・仕事が楽しい人
・仕事が楽しいと感じている人の特徴や共通点
・仕事が楽しい理由
・「仕事が楽しい」と感じている人の職業
出典
仕事が楽しい人
仕事が楽しいと思える人は完璧主義ではない
完璧を求める姿は美徳とされている風潮があります。
しかし私たちの仕事に当てはめると、
完璧主義は自分にも周りにもデメリットが大きいと言えるでしょう。
あなたの職場にも何でも完璧にやらないと気が済まない人は一人ぐらいはいるはずです。
「丁寧なんだけど時間がかかりすぎる」
「残業が多い」
そんな人いませんか?
完璧主義はピンっと張られた糸のようなもの。
何でも完璧にこなそうとするあまり、やるべきタスクを自分で増やし続けてしまったり、軌道修正ができなくなってしまいます。
そしてどこかで無理が生じ、自分の納得のいく出来にならないと一気に「仕事が楽しくないモード」に突入します。
たいていのケースでは7割くらいの完成度で十分です。
もしかしたらその分、仕事を早くこなしたことで褒められるというお釣りがくるかもしれません。
ピンっと張られた状態ではなく、「あそび」があると柔軟に対応できますし、仕事のモチベーションの急降下を防ぐことにもなります。
仕事が楽しいと思えない人は仕事に追いかけられている
毎日、毎日仕事に追われる日々を過ごしていませんか?
目の前の仕事にいっぱいいっぱいで他のことを考えている余裕がない状態になっていないでしょうか。
ロボットのように作業ばかりしているとストレスはあっと言う間にたまって、やる気を失ったり、会社辞めたいと思ったりするキッカケになります。
仕事を楽しくするためのキーワードは「仕事を攻める」です。
まずは余裕を持つために、今残っている仕事を残業でも朝早く出勤してでもして仕事を終わらせましょう。
これが仕事を追っている状態です。
仕事をさばいた後は、仕事を待つことになりますが、ここで守りに入らずに攻める姿勢があなたの意識に火をつけます。
つまり新しい仕事を仕掛けたり、チャレンジしたり、改善するべき点を洗い出してブラッシュアップしたりするともっと追い求めるようになります。
仕事に追われている人と追う人との違いはここにあります。
まずはとにかく仕事をさばいて余裕を持ちましょう。
低いプライドを捨てるだけで仕事が楽しい
プライドを持つことはとても良いことです。
しかしそのプライドが低いとすぐにその仕事から逃げ出したくなってしまいます。
例えば仕事のミスをしたとき、
「どうして謝らなければいけないんですか!?私は間違っていません!」と頑なに謝ろうとしない人がいます。
ほんの少しだけ頭を下げれば済む話なのに譲ろうとしません。
この人はプライドは持っていますが、低いプライドです。
このプライドがあるが故に仕事に対する意欲の波が激しくなります。
器の大きい人、やる気に満ち溢れている人はこんな些細なことは気にしません。
ここが大物と小物の違いかもしれませんね。
低いプライドはすぐに捨て去ったほうが無駄なストレスを抱えなくて済みます。
仕事が楽しい時は無理をしていない、がんばってない、競争してない
相手を意識しながら無理して頑張ると必ずどこかで限界がきます。
「先月頑張ったから、今月は少し手を抜こう」
という気持ちが生まれ、それがいつの間にか毎月手を抜いている状態になってしまいます。
何ヶ月も何年も頑張り続ける人はそれで結果を出すかもしれませんが、
多くの人は途中で限界をむかえ自分を甘やかしてしまう瞬間があるのではないでしょうか。
限界を感じないコツはあなたの得意分野どこまでも伸ばしてオンリーワンな存在になることです。
あなたの得意分野であれば、無理も頑張りもせず楽しく仕事ができるはずです。
圧倒的なまでになったら自然とライバルはいなくなります。
周りと比べて苦手なことをするよりも、
自分を信じて得意なことを伸ばしていくことです。
仕事が楽しいと感じている人の特徴や共通点
仕事の意義を見出している
「何のために自分は働いているのか」というビジョンを明確に持っている人というのは、仕事に楽しさを感じやすい傾向にあります。
仕事ですので辛いことも我慢しなければならないことも当然ありますが、そういうことに遭遇をしても「自分がどうしてこの仕事に就いているのか」ということをはっきりと自覚していることで、辛い、苦しいという感情もマイナスのままにしておかず、しっかりと受け止めてできる改善策を考えていき、次に繋げていくことができるのです。
ただ何となく仕事をしているだけでは嫌なことがあるとすぐに楽なほうへと逃げたくなってしまうものですが、自分の仕事を有意義に感じている人であれば、マイナスを覆す楽しさを仕事に見出すことができ、やりがいを感じることができるようになります。
プラスの感情を持って当たった仕事に関してはやる気も効率もアップしますし、上司や先輩に褒められる機会が増えたりお給料に結果が反映されやすくなるため、さらに「仕事が楽しい」と思えるようになるのです。
そうした達成感がさらに心を充足させ、仕事に対して前向きに取り組んでいくことができるようになります。
人に感謝をされる機会が多い
仕事を楽しいと感じることができる人は、人に感謝される機会が多いという共通点があります。
感謝をされるということは、仕事を通して誰かの役に立てているということです。
たとえば接客業をしているかたであれば、お客様のサポートをすることでお礼を言われることも多いでしょうし、社内で仕事をしているかたであっても、自分の仕事をきっちりとこなしたり誰かの手伝いをすることでやはり感謝を伝えられることが少なくありません。
誰かに「ありがとう」と言われると気持ちがいいものですし、「仕事をしてよかった」と実感することができます。
何をやっても誰からも反応が返ってこない仕事というのはやりがいを感じることができず、自分を見失ってしまいがちになるものですが、自分の仕事は誰かに感謝されるもので、自分は職場の役に立つことができる人材なのだという自覚を持つことができれば、仕事を楽しいと思えるようになるのです。
楽しそうにしている人の行動をよく観察してみると、困っている人の手伝いを積極的に行ったり些細な雑用であっても笑顔で引き受けている姿がよく見られ、お礼を言われる行動を進んで起こしていることが多いことがわかります。
お金のために頑張ることができる
働く理由を問われたときに、まず第一に「生きていくために必要なお金を稼ぐため」ということが挙げられることでしょう。
職場というのは時間をお金に換えてくれる場所です。
労働した分だけお給料を貰うことができ、そのお金を買い物や旅行や趣味などいろいろなものに費やすことができます。
楽しんで仕事をしている人というのはある種「お金のためだ」と割り切って働いている部分もあり、必要以上にストレスを抱え込まないようにバランスよく仕事をしているのです。
辛いことがあるけれどもしっかりと働けばお金をもらうことができる、きちんと頑張ればその分欲しいものを買える、お金を使って贅沢ができるなど、お金を稼ぐためだという理由で仕事のモチベーションを維持することができています。
嫌なことに遭遇してもへこたれるわけにはいきませんから、負けずに働いていこうと思えることができるのです。
結果的に「お金のために頑張ろう」というプラス思考が働いて、お給料のたびにやりがいを感じることができるようになり、そうして仕事が楽しく思えてくるようになります。
出世欲が強かったり、昇給のチャンスに貪欲だったりといった積極性も見られ、公私共に充実した生活を送っているのです。
仕事が楽しい理由
楽しいと思える部分を自分から探す
仕事は楽しいですか?
お金のためにと割り切って仕事をするよりも、楽しく仕事をこなして毎日を充実させたい人が多いのではないでしょうか。
そうは言ってもなかなかポジティブに考えられないのが人の常、では仕事が楽しいと思う人はなぜそう感じているのでしょう?
仕事が楽しい理由は、その仕事の内容に楽しいと思える部分を自分なりに見つけているからです。
夢だった仕事、憧れていた職業に就いた方は当然仕事が楽しいでしょう。
でも実際に夢や憧れていた仕事に就ける人は少なく、また就けたとしても理想と現実とのギャップに悩み楽しい気持ちより辛い気持ちが勝ってしまうことは少なくありません。
仕事には常に責任が付き纏います。
辛くきつく感じるのは当然のことなのです。
それでも仕事が楽しいと感じる人はその辛さやきつさを乗り越え、責任をしっかりと背負いながらも楽しいと感じるポイントを見つけて充実して仕事に取り組んでいるのです。
「この仕事は大変だからやりたくない」「自分はこの仕事には向いていない」、何か壁にぶち当たった時や仕事をつらく感じた時にそう考え不平不満を持つのは簡単です。
でも仕事が楽しい人はその中でもキラリと光るようなやりがいを見つけることが得意なのです。
人の役に立っていると考える
仕事をするのは当然お金を稼ぐためです。
自分のため、家族のため、人は生きていくうえでどうしてもお金が必要になってきます。
ですがお金のためだけに働いていてもなかなか楽しいとまでは思えてきません。
仕事が楽しく感じている人は、お金を稼ぐと同時にそれ以上の喜びを仕事で感じているのです。
些細なことでも人から感謝されると嬉しく感じませんか?
コピー取りやお茶くみなどいつも何も考えずに行っているような雑務だとしても、「ありがとう」の一言をもらうだけで違うものなのです。
何も仕事だけではありません。
家で料理を作って家族に振舞った時、何も言われないよりも「美味しいね」「作ってくれてありがとう」と声を掛けられるほうが誰でも嬉しく感じます。
人は誰かのためになっていると感じた時にやりがいや喜びを実感するのです。
仕事をし、給料をもらうことは誰かのため、社会のために役立つことに繋がります。
自分の仕事が今日も誰かの役に立っていると考えている人は、ただお金を稼ぐために働いていると考える人よりも充足感で満たされているのです。
明確な目標を立てて自らを成長させる
明確な目標を持っていると仕事は楽しく感じます。
就職したての頃や新しい部署に配属された時など覚えることがたくさんあった時はきつくても仕事が楽しい、やりがいがあると感じる人が多いものです。
これはひとつひとつ新しい仕事を覚え、できることが増えていくことに自分の成長を感じるためです。
ですがある程度仕事をこなしているとそのうちに作業にも慣れてきます。
慣れはマンネリに繋がり、マンネリ化してくると仕事自体をつまらないと感じてしまうのです。
では仕事がマンネリ化しないためにはどうすればいいのでしょう?
作業になれることは何も悪いことではありません。
慣れてきたなら新たな目標を立てることが重要なのです。
同じ作業内容でももっと工夫して効率化できる部分はないか考えてみたり、新たな仕事に挑戦してみたりしましょう。
仕事を楽しいと考えている人は与えられた仕事だけではなく自ら目標を見つけ、それにチャレンジしている人なのです。
目標を立て、それが実現できればまたやりがいと自分の成長を感じるはずです。
成長を実感できれば自信が付き、周囲から頼られることも増えていきます。
それがまた新たな仕事を呼ぶのでマンネリを感じることなく仕事を楽しいと思えるのでしょう。
「仕事が楽しい」と感じている人の職業
自由に働くフリーライター
フリーライターは仕事が楽しいと感じている人が多い職業です。
まずフリーライターは時間に縛られることがありません。
締め切りさえ守れば、特に出社時間などがないため、自分の好きな時に仕事ができるという楽さがあります。
また、対人関係も気にすることがありません。
普通の仕事ですと、人間関係などで気を使わなければなりません。
客や取引先への対応などストレスがたまる場面も多いです。
フリーライターにはそのようなストレスがほとんどありません。
毎日の通勤や対人関係でのストレスを受けることがないため、仕事に対する精神的な負担は少ないです。
よって、楽しいと感じることができます。
また、フリーライターをしている人は元々文章を書くことが得意な人や、知識欲があり、好奇心旺盛な人が多いです。
仕事をやればやるほど文章を書くことになり、また、知識も入っていくことになるため、仕事そのものをとても楽しく感じます。
好きなことを仕事にできているため、仕事を楽しいと感じるわけですね。
縛られることなく仕事をしたいという人には、ぴったりの職業がフリーライターであると言えるでしょう。
気軽にできるwebデザイナー
webデザイナーは依頼人の指示を受けてサイトのデザインを変更したり、新しくサイトを作ったりする職業です。
依頼人の細かい要求や修正に答える必要があるというストレスはありますが、基本的にはあまりストレスがかかりません。
依頼さえ集めることができれば、必死に営業をする必要もなく、依頼をこなして作業をするだけでいいため、精神的には楽な職業であると言えます。
個人で活動している人は、職場での上下関係や同僚とのコミュニケーションに悩まされることがありません。
対人関係がストレスになって仕事を楽しめないという人にはおすすめできる職業がwebデザイナーです。
また、サイトをデザインして依頼人に満足してもらえることはやりがいがあります。
自分がスキルを身に着けてセンスをみがけば、すぐに仕事に生かすことができます。
そうした仕事そのもののおもしろさもwebデザイナーの魅力です。
自分がデザインしたサイトを使ってもらえるという喜びもあるでしょう。
自分の仕事の成果が目に見える形として現れるため、やる気が出やすく、仕事が楽しいと思えるようになります。
見返りが大きいプロスポーツ選手
プロスポーツ選手は自分が好きなことを生かすことができる夢のような職業です。
昔からプロスポーツ選手は人気の職業です。
そんな職業ですから、楽しいと感じている人も多いです。
プロスポーツ選手は、子供の頃からそのスポーツをずっとしている人が多いです。
部活動や習い事でずっとそのスポーツのために時間を使って生きてきている人が、プロスポーツ選手になることができます。
スポーツが生活の一部になっているわけです。
そんな自分がずっと取り組んできたスポーツをやってお金がもらえるのですから、楽しくなるものです。
スポーツによっては高額な給料をもらうこともできます。
子供の頃からやってきたことをやってお金がもらえるというのは理想的ですよね。
もちろん厳しい世界ではあるのですが、だからこそやりがいがあるのでしょう。
大人になっても子供の心を持って仕事ができるのは幸せだと言えます。
自分の技術が向上して相手に勝つことができた時の達成感は、中毒になる快感があります。
そんな快感を得ることができるのですから、やっぱり楽しいと思ってしまうわけですね。
仕事が楽しい人は夢中になっているときや恋愛しているとき
いままで一度も仕事が楽しい!と感じたことがない人はそれだけ夢中になっていなかったのかもしれません。
仕事が楽しくない理由を周りや環境のせいにしていてはいつまでも嫌々仕事をする状況から抜け出すことはできません。
原因はあなたのやり方や、あなた自身の考え方によるものだとまずは考えましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。