優柔不断な人の特徴や心理とは?長所と短所を確認しよう!

優柔不断の意味とは、物事に対してはっきりとした考えを持っておらず、いざ決定しなければいけない時でもあれこれ迷って決断できないことです。

優柔不断な人は大変多く、その付き合い方に悩みを抱えている人や嫌いな人もいるでしょう。

そんな周りの視線を気にして、そんな優柔不断な性格を直したいと考えてる人もたくさんいます。

そこで今回は、優柔不断な人の特徴を男女別にご紹介します。

あなたに当てはまるかどうか確認してみてください。

そして、もしあなたそうだとしたらなるべく早めに克服した方がいいでしょう。

そんな人のために優柔不断な性格の直し方もご紹介しています。

【目次】



優柔不断になる原因は?

原因は2つあります。

1つは生まれ育って来た環境です。

小さい頃から自分で選択してきた人はあれこれ悩み続けることはあまりありません。

兄弟がいる人もその傾向があります。

喧嘩などを通して自己主張する。

それをしなければ欲しいものを手に入れることができないからです。

もう1つは時間感覚が原因です。

当たり前の話ですが、時間は有限です。

私たちは今の自分が一番若く、1秒ごとに年老いています。

これはちょっと大袈裟かもしれませんが、いつまでも今の自分の状態が永遠に続くと思い込んでいる人と、今しかできないことがあると理解している人とでは、その時間の使い方が全く異なるのは当然ですよね。

これが主な原因といってもいいでしょう。

優柔不断な人の特徴や心理

感情に左右される

優柔不断な人の特徴として、感情に左右されることがあげられます。

物事を決めるために最も簡単な方法として、合理的にメリットとデメリットを天秤に掛ける方法があります。

人間は知能が高いため、この方法を使えば本来誰でも物事をすぐに決められる筈なのです。

しかし、優柔不断な人はこれが出来ません。

知能が高い人間がなぜ出来ないのかといえば、判断力を鈍らせる感情があるためです。

優柔不断な人は、普通の決断力がある人よりもこの感情に左右されやすい場合があるのです。

普通の人であっても、重大な物事の判断にはその分大きなプレッシャーが生じて簡単には決断出来ないものです。

たとえば人を助けるために行動をすると他の人を危険に晒してしまうような場面では、当然感情が大きく揺さぶられてプレッシャーを感じてしまいます。

そんな中で最善策を判断するのは誰にとっても困難です。

優柔不断な人は、日常の些細なことでも感情が揺さぶられてしまうと考えられます。

そのため、はたから見れば一方が明らかにメリットが上回るような場面でも迷ってしまいます。

これは本人の心の中での葛藤なので、周囲の人には理解しづらいところでもあります。


パニックになりやすい

優柔不断な人の心理として、パニックになりやすいことがあげられます。

人の判断力が鈍る要素として、冷静さを失ってパニックに陥るということがあります。

人はパニックになると、物事を冷静に見たり合理的に考えられなくなります。

そのため、優柔不断な人も何かを決めなくてはいけない場面でパニックになりやすいと考えられます。

並の判断力を持つ人からみれば、優柔不断な人が些細なことで迷っているのを見ると不自然だと感じてしまいます。

物事のメリットとデメリット普通に考えたら、大概のことは迷う必要がないからです。

しかし、優柔不断な人は些細なことを決めるにもパニックに陥ってしまうため、普通に考えることすら出来なくなっているのです。

優柔不断な人がパニックになるのは、プレッシャーや恐怖が引き金になっていると考えられます。

精神的なプレッシャーや恐怖といった強いストレスは、普通の人でもパニックに陥る要素です。

優柔不断な人は普段からそれらの感情を感じやすいのです。

特に、排他的なグループに入っていたり威圧的な空気が漂っていると、その傾向が強くなります。

優柔不断な人は、些細なことでも人に攻撃を受けたり精神的なダメージを負わせられるかもしれないと考えるとパニックに陥ってしまうのです。

この場合は優柔不断な人が落ち着けるように、和やかな雰囲気を作るというのも一つの方法ですね。


人の顔色を伺う

優柔不断な人の特徴として、人の顔色をうかがってしまうことがあげられます。

自分の願望を最優先する人は、基本的には優柔不断にならないものです。

なぜなら、物事を決めるときにメリットとデメリットを天秤にかけて得な方を選ぶには、そこまで複雑な思考力を要することは滅多にないからです。

もちろん、一国の大統領や大企業の重役などであれば難しい判断をしなければならないでしょう。

しかし日常の中で、そこまでの難題はそうそうないものです。

自分にとってメリットが大きい方を選べば良いというシンプルなことでも、優柔不断な人は人の顔色をうかがってしまいます。

人の顔色をうかがって人を優先すれば、自分がデメリットを被ることになります。

しかし、デメリットを被るような選択をすればいずれ自分を窮地に追い込んでしまいます。

自分のためには自分のメリットを優先する必要があるのは、分かりきったことです。

たとえ人に嫌な顔をされたとしても、堂々と自分にとってメリットがある選択をしなければいけない場面も人生には沢山あります。

しかし優柔不断な人はいつまでも人の顔色を伺ってしまうため、なかなか物事を決められないのです。


優柔不断な人の長所

慎重派で失敗が少ない

優柔不断な人は行動力こそありませんが、行動力のある人がただひたすらに優れているというわけでもありません。

正しい選択ができる人なら、行動力のままに突き進んでいっても全く問題もないのですが、間違った道を正解と疑わず進んでしまうのは大きな問題です。

進んだ先が正解なのか不正解なのかは進んでみなければわからないという、博打のような人生を送る中では、決断力の強さが裏目に出てしまうことも少なくはないのです。

決断がなかなかできないという性格は困りものですが、迷うこと自体はけして悪いこととも言えません。

優柔不断な人の迷いの多さは、慎重さとも言い換えることができます。

決断までに迷う時間が長ければ長いほど、チャンスを逃す可能性も高くなるものですが、トラブルに巻き込まれる可能性は低くなります。

不安や疑念などの、優柔不断な人の心を迷わせるものの全てが、見当違いで意味のないものとは限りません。

失敗を恐れて決断を迷う性格によって、多くのトラブルやミスを回避し、リスクのない生活を送れるのならばそれは長所です。

ビジネスの上でもプライベートの上でも、その長所が活きる瞬間というのは必ずやってきます。


集団行動が得意

優柔不断な人は、自らの判断で素早く行動を起こすことができません。

イエスとノーの二択でさえ、本当にその答えで良いのか、正しい選択なのかと、選択の決め手となるものが見つかるまでぐるぐると同じ思考を繰り返してしまうのが、優柔不断な人のスタイルです。

その機動力のなさや常に人の顔色を伺う姿勢が、頼りがいがない人と揶揄されたり、仕事の上では積極性に欠けていると評価されてしまう原因となります。

しかしその性格は裏返せば、自分の判断で好き勝手な行動をしないということでもあります。

個々の規律正しい行動を求める会社や組織の中では、優柔不断な人のその資質は、貴重で得難いものです。

優柔不断な人のような、上司や仲間の顔色を伺って行動する人間がいなければ、自分の好きなように行動する人間ばかりでは、会社組織などあっという間に破綻してしまうものです。

優柔不断な性格の人は、自分の代わりに判断してくれる人に対しては従順であるため、部下としては非常に重宝されます。

規則に倣った行動を強いられても不満を漏らさず、上の立場の人間の話を進んで聞ける、集団からはみ出さずに動ける所は優柔不断な人の長所です。

固定観念にとらわれない

迷いなく選択するためには、自分の考えに対して、これが正解で間違えのないものであるという確信を持つことが必要です。

優柔不断な人はその確信が持てないので、自分にとって正しい選択がどんなものなのかを決めることができず、いつまでも迷い続けることになります。

自分の考えに確信を持てる人は、優柔不断な人のように迷わない代わりに、己の考えにこだわり過ぎてしまう傾向が見られます。

他人の説得があっても、自らの考えに固持し続ける姿勢によって視野は狭くなり、その人自身が持つ可能性というものも狭まります。

優柔不断な人は、固い意志というものを持てない代わりに、固定観念にも囚われません。

選択を迫られた時には、最良の答えを出すために自由な発想で、あらゆる可能性を追うことができます。

問題や課題にぶつかった時に、悩むほどに多くの考えを持つことができるのは、素晴らしいことです。

選択肢の数だけ、優柔不断な人の前には未来があります。

多様性が広く求められている現在社会にて、自分中心の考えを持たず、他人を否定せず、いつでも視野を広く持てる優柔不断な人のあり方は推奨されるものであり、その資質はまごうことなき長所です。


優柔不断な人の短所

周囲に流されやすい

優柔不断な人は自分で決断をするのが苦手です。

他の人の意見に動かされやすく、「あっちの方が良いよ」と言われると、本当に良いように思われ、そちらに流されてしまいます。

自分の判断・決断に自信がなかったり、他者からの評価を気にしすぎるのが、その原因です。

雰囲気にのまれやすく、その場にいるメンバーによって考えが変わってくるので、決断が一定していません。

周囲の人の意見に乗っかろうとするため、たとえ自分の意見と違ったとしても、NOが言えずOKを出してしまいがち。

嫌だなと思ったことでも了承してしまったり、面倒なことを押し付けられてしまったりすることもあります。

多くの人と衝突せずに付き合えるので、社交性が高い性格だと言えるかもしれません。

でも、本当に思っていることを言わず、あちこちで良い顔をしようとしているので、八方美人だと陰口を叩かれてしまう人も少なくありません。

優柔不断な人の中には、思っていることと違う展開になって、ストレスをため込んでしまう人もいます。

後悔することが多い人は、意識して自分の意見を言うようにしましょう。


周囲をイライラさせてしまう

決断が遅いため、周囲をイライラさせてしまうのも、短所の一つ。

すぐに決断できず長時間考え込んでしまい、人を待たせてしまうので、イライラさせることがあります。

食事のメニューや、買い物など、ちょっとしたことでも時間がかかってしまうと、せっかちな性格の人はウンザリしてしまいます。

友達や家族なら待ってくれるかもしれませんが、上司や同僚などからは嫌な顔をされる可能性が大です。

決断が遅いだけで仕事ができない人、と判断されてしまうことがあるので、要注意。

また、リーダーシップがとれない人だと思われ、出世が遠のいてしまうことも考えられます。

グループで仕事をする場合は、優柔不断な人に仕事を任せると作業が遅れてしまうため、ひとりのけ者にされたり、面倒な仕事を押し付けられたりして、損をしてしまうこともあります。

転職や結婚、マイホームの購入など、大きな決断をする時はより多くの時間がかかってしまいます。

決断に時間がかかりすぎると、他の人よりも行動が遅れてしまいます。

優柔不断な人は、深く考えている間にタイミングを逃してしまい、結局何も手に入れられなかった、という失敗を犯してしまいがちです。

依存性が高く、責任感がない

優柔不断な人は、強者の意見に付き従うことが多く、依存性が高い特徴を持っていることがあります。

自分で決められないため、他者に判断を委ね、自分で考えることを放棄してしまっているのです。

いつも他人に意見を求めたり助けを求めていると、周囲からは「他人がいないと何もできない人」「責任感のない人」だと思われてしまいます。

確かにいつも「素早く」「正しい」決断を下す人に付いていくのは、安心感があるし、何より楽ちんです。

ただ、この楽さを覚えてしまうと、自分で決断を下すのが次第に怖くなってしまいます。

失敗を極端に恐れるようになり、他人に頼り切りになってしまうのです。

また、優柔不断な人は、自分で決断を下しても強い意見に流されてしまう傾向があります。

考え方がコロコロと変わる人は信頼されにくく、周囲から軽く見られてしまうことになります。

自分で決断を下すと、そこには責任が発生します。

優柔不断な人は、決断を出すことだけではなく、責任も回避しようとしている、と言うことができます。

周囲からは責任から逃れようとしているように見られるので、注意しましょう。


優柔不断な人にイライラする時の対処法や付き合い方

相手の特性を予定に織り込む

優柔不断な人にイライラする時の対処法として、相手の特性を予定に織り込むという方法があります。

物事をすぐに決められるタイプの人にとっては、何かを決める場面でいつまでも迷う優柔不断な人は一体何を考えているのか分かりません。

その結果、イライラしたり刺々しい態度をとってしまいがちです。

並の決断力の人にとっても、優柔不断な人を見るとやきもきしてしまうものです。

なぜイライラしてしまうかというと、自分に置き換えて考えるからにほかなりません。

自分だったらこう考える、自分だったらこう行動するといった自分基準の感覚を型として人に当てはめても、上手くはまるはずがありません。

たとえ自分の感覚が合理的な思考や常識から得たものだと自負していても、性格や生きてきた環境が違えば個人差が出てしまうものです。

そのため、まずは人と自分は違うのだということを念頭に置く必要があります。

自分は優柔不断でなく相手が優柔不断である場合、常に相手の特性を予定に織り込みましょう。

まず、優柔不断な人に何かを決めさせなければならない場合には、決めるまでに必要な時間を予測することから始めましょう。

それまでの相手のパターンが分かっていれば、おおよその予測は立てられるでしょう。

もしそこまで時間に追われていないなら、おおよそかかる時間やパターンを予測しておくことでイライラは半減します。

時間に追われている場合は、予測時間よりも早く決めさせるための対策を練りましょう。

もし予測が難しい場合、残念ですが観察に徹して次回に生かすのが賢明です。


対応を事前に決めておく

優柔不断な人にイライラする時の付き合い方として、対応を事前に決めておくという方法があります。

優柔不断な人をみると焦らされたりイライラして気分を悪くしてしまう人は、付き合い方を変えないと後々トラブルになりかねません。

もし友人や同僚などであれば優柔不断さを指摘するという方法もありますが、目上の人や指摘しづらい相手の場合はそうもいきませんよね。

指摘することが出来ないと、ストレスを感じて余計にイライラしてしまいます。

そんなときは、優柔不断な人に対する対応を事前に決めておくのがおすすめです。

優柔不断な人にイライラしてしまう場面とは、相手が何かを判断したり決めるという場面です。

そういった場面が来たときに、ただ我慢しているとストレスをためてしまいます。

そのストレスを爆発させないためには、相手に対して、何らかのアクションを起こす必要があるのです。

優柔不断さを指摘することもアクションの一つですが、他にも無数にあります。

たとえば相手が優柔不断な態度をとった時、迷う理由を聞くというアクションを起こすことも出来ます。

また、いつまでに決めてほしいとリミットの希望を伝えるというのも一つのアクションになります。

優柔不断な人にイライラしてしまう場面で感情を爆発させないためには、どうアクションを起こすか自分の対応を決めておくことが大切なのです。

事前に決めておくことで、たとえイライラしても機械的にアクションを起こすことが出来ます。

機械的に行動すれば余計なことを考えずに済むため、イライラもコントロールしやすくなるのです。

感情を上手くコントロール出来れば、優柔不断な人にイライラしてもトラブルになりにくいのです。


冷静に選択肢を絞っておく

優柔不断な人にイライラする時の対処法として、冷静に選択肢を絞っておくという方法があります。

優柔不断な人は理性よりも感情を優先してしまうふしがあり、選択肢を天秤にかけても簡単に揺らいでしまいます。

そのため、いくつも選択肢がある場面ではますます決められなくなってしまうのです。

そうなってしまうと、周囲の人間はイライラしてしまいます。

そのような展開にならないためには、優柔不断な人に何かを決めてもらう時に選択肢を絞っておくということが効果的なのです。

選択肢を絞っておくことで、迷う時間がその分減ることになります。

それでもなかなか決められないかもしれませんが、何もしないよりは短い時間で済みます。

そして選択肢を絞るときに重要なのは、こちらの感情を極力出さないことです。

優柔不断な人は自分の感情を優先してしまいますが、それは理性よりも感情が過敏に反応するからです。

つまり人の感情にも敏感なのです。

もし威圧的な態度をとったりイライラを滲ませたりしたら、優柔不断な人の天秤は簡単に揺らぎます。

そうなるとせっかく選択肢を絞っても感情が揺らいで決められなくなってしまうので、こちらに冷静さが必要なのです。

ですから優柔不断な人の対処法としては、感情的にならず冷静に選択肢を絞ることが大切になります。


優柔不断な性格の直し方

ミスを気にしすぎないこと

自分は一体どうすればいいのか、悩めば悩むほど迷いは大きくなり、一向に結論が出ない…。

そんな優柔不断な性格の持ち主に共通するポイントは、「あまりにもミスを恐れすぎる」という部分です。

たとえばAの方法とBの方法、どちらを採用すべきか迷っているとしましょう。

そのとき優柔不断な人は、「Aだとこういう失敗がありえるし、BはBでそもそもリスクが大きい」といった風に、必ず物事のマイナス面を思い浮かべるところから始めてしまいがちです。

もちろんリスクがゼロで絶対に失敗しない方法があればいいのですが、もしそうなら誰も最初から悩んだりはしません。

結局どちらの方法を選んでもミスは起こりえるわけですから、まずはそういったマイナス面は置いておいて、どちらの方がよりプラス面が大きいのかを考えるべきです。

プラス面を思い浮かべるクセをつけると、ミスを過剰に怖がることもなくなりますし、その結果として決断に至るスピードも上がってきます。

ある程度のミスはどんなに優れた人でも起こしてしまうものですので、それほど気にする必要はありません。

できるだけポジティブに物事をとらえるようにし、ゆっくりと優柔不断な性格を直していきましょう。


人と約束をする

当たり前の話なのですが、優柔不断な性格の人は、自分ひとりで決断を下すことに向いていません。

そもそもそれができるくらいなら優柔不断ではないわけで、誰も苦労はしないですよね。

ですが、それでも自分ひとりで何とかしようと悩み抜くところに問題があります。

どれだけ悩んだところでひとりでは決められないのですから、ここは開き直って「人と約束をする」という方法を選びましょう。

相手は家族でも、親しい友人でも構いません。

その人に向かって、「自分はいつまでにどうする」といった宣言をすればいいだけです。

いくら優柔不断な性格の人であっても、誰かと約束をしたとなれば迷ってばかりはいられなくなります。

なぜかというと、もしも決断ができずにタイムリミットを迎えてしまえば、それは相手に対してウソをついたことになるからです。

自分の中だけで選択をしようとすると、どうしても甘えが先に来てしまい、結論をずるずると先延ばしにしてしまいます。

ですが人と約束をすると、良い意味で退路を断つことになり、そのプレッシャーによって決断がしやすくなるといった効果が見込めるのです。


徐々に選択肢を絞る

アレもいいけどコレもいいし、でもソレも…。

たとえば飲食店に入ってメニューを眺めたとき、あなたはそんな思考の迷宮に入り込んでしまったことがありませんか?

優柔不断な性格を持つ人の一番の問題点は、「選択肢があまりに多すぎる」という点になります。

もちろん全く選択肢を持たない人よりはマシなのですが、だからといって目移りしすぎるのも考え物です。

ですから、たくさんの候補の中からひとつだけ選ぶのは難しいと感じたら、最初からひとつに絞ることをヤメてみましょう。

つまり、たとえば5つの候補の中からどれかを選ぶとしたら、まずはその中から3つを選択すればいいのです。

急いで無理にひとつに絞ろうとするから決められないのであって、「徐々に選択肢を絞る」ようにすれば、比較的簡単に優柔不断な性格は直せます。

アレもコレもと欲を出しすぎるのが原因なわけですから、まずはそういった感情を抑えるよう努めるべきです。

それが一番難しいんだよ…と感じる人もいるかもしれませんが、全体を見ようとしすぎて迷い続けるよりも、少しずつ範囲を狭めてじっくりと吟味した方が、結果としてはベターな選択にもつながりやすくなるでしょう。

優柔不断な性格を改善して克服しよう

いかがでしょうか。

優柔不断な性格は良くも悪くも特徴があります。

良いところもたくさんあるのですが、どうしても短所の方が目立ってしまいます。

そんな自分の性格を直したいと思う人も少なくありません。

ベストな克服方法は常に時間を制限することで、決定までの時間を狭めることです。

自分でデッドラインを決めて、それまでに意思決定をするという自分ルールを確立させればほとんどのケースで改善できるでしょう。

ポイントは絶対に自分ルールを守ること。

そしてどんな時でも〇〇分以内に決める、〇〇までに決めると前もって締め切りを設定しておくことです。

優柔不断になる原因は、時間がいつまでもあるという錯覚の場合がほとんどなので、その錯覚を解消すれば優柔不断な性格は克服できるはずです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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