ズレてる人の特徴とは?人とずれている原因と悩みの解消法!

あなたは「他の人とずれてるな」と感じることはあるでしょうか。

本当にずれてる人はあまりそう感じることはありません。

むしろ自分の道をどんどん突き進んでいるタイプが多いです。

自覚がある人はそこまでではないので安心してもいいかもしれません。

そこで今回はズレてる人の特徴や原因、悩みの解消法をご紹介していきます。



ズレてる人の特徴

自分の思考や感性に自信がある

他の人とズレてる人は、しばしば人とは違う言動をするものですが、それは自分の思考や感性に自信があるためと考えていいでしょう。

これは、逆のケースを考えてみると理解しやすいはずです。

自分の考えや感性に自信のない人が、複数の人といっしょにいるときに何らかのリアクションをするとしましょう。

「自分はこう感じるけれど、自分の感性に自信がない」と思えば、他の人はどんなリアクションをするか見て判断するに違いありません。

たとえば、自分は特に感動しなかったけれど、周囲の人が皆感動しているのを見て、周囲に調子を合わせるのが、自分に自信のない人です。

自分の感性に自信がある人は違います。

周囲がどんなリアクションをしていたとしても、自分に自信があるため自分の感じたままの反応を見せ、その結果、他の人とズレてるということになるわけです。

あるグループの中で浮いた存在になってしまうのが、ズレてる人ですが、その原因になっているのが、自分に対する自信にほかなりません。

自分の思考や感性を信じ、周囲のとは無関係に独自の言動をするために浮いた存在になってしまうのが、ズレてる人ということになるでしょう。


他人の話を聞かない

人の話を聞こうとしないとういうのも、他の人とズレてる人の特徴と言っていいでしょう。

ズレてる人は自分の考えや感じたことにこだわる傾向があります。

「自分はこう思う」という一つの考えに固執してしまうため、他の人の話が耳に入りません。

周囲の人のほとんどが、「こう考えるのが常識」とか、「こういう時にはこういう振る舞いをするのがふつう」と考えているのに、それとはちがう言動をしてしまうのは、そういう常識に耳を傾けようとしないからと考えていいでしょう。

ズレてる人は、しばしば人の話をまちがって解釈して、ふつうの人とはちがう反応をしてしまうものですが、それも相手の話をきちんと聞いていないからです。

人の話に真摯に耳を傾ける人は、自分とはちがう考えの人がたくさんいること、多くの人はこう感じるものだということが理解できますから、人とズレた言動をすることはありません。

ズレてる人は場の空気を読めないことが少なくありませんが、それもこの特徴に由来していると考えていいでしょう。

人の話を聞こうとしないため、自分独自の解釈、判断で場の空気にそぐわない言動をしてしまうのが、他の人とズレてる人の特徴なのです。

自分を客観視できない

ズレてる人がズレてる言動をくりかえすのは、自分を客観視できないためと考えていいでしょう。

他の人とズレてる人は、自分がズレてると感じていません。

たとえ人から「あなたはズレてる」と指摘されても、いったいどこがどうズレているのかわからないのです。

もし、自分を客観視する目を持っていれば、人から言われなくても「ちょっと自分はズレてるのでは?」と感じることもあるでしょうし、人から指摘されれば、その指摘を正しく理解し、改善しようと思うに違いありません。

ズレてる人はそういう目を持っていないため、自覚することができないのです。

何度も同じようなズレた言動をくりかえすのがズレてる人の特徴ですが、それは無自覚によるものと考えていいでしょう。

自覚できないのですから、どこをどう改善すればいいのかわかりません。

自分の考えや感性にこだわってしまうため、視野はどうしても狭くなり、主観でしかものごとを見ることができなくなっています。

多くの人は人から何か良くない指摘をされれば、自分を客観的に見ることで反省をするものですが、反省をすることができないため、いつまでも改善されないのが、人とズレてる人の特徴ということになるでしょう。


人とずれてる原因

自分の世界に入り込んでいる

他の人とずれてしまうという人は、独自の世界観を持って生きている場合がとても多いです。

他の人たちとは違う観点から、他の人たちとは違うものを見て、感じて、嗅ぎ取っているためずれてしまうのです。

誰も面白がっていないところで笑ったり、他の人が特に感動するような場面でもないところで泣き始めたり、というのは独特な感性を持っているからこそです。

しかし、そういった周りとは違うリアクションというのがずれを生み出し、本人も周りも違和感を覚えてしまうということなのです。

また、独自の世界観を持っている人というのはその人なりに譲れないこだわりがあるため、他の人と合わせることができません。

周りからすれば一人だけ妙にテンションが高かったり低かったり、冷え切った空気の中で突然いい人ぶったことを言い出したり、といったずれた行動は異様に感じてしまうもの。

本人なりの行動理念で動いてはいるのですが、その感覚自体が周りの人とはずれているためなかなか理解をしてもらえませんし、理解ある人たちに恵まれているとしてもやっぱり浮いてしまうことには違いないんですね。


共感性の欠如

人とずれてしまうというのは、人と調和がとれないということ、つまり共感性に欠けているという原因が導き出されます。

他人の感情や考え方に共感を示すことができないというのは誰にだってあることなのですが、それがどんな相手に対しても起こるのであれば、周りからずれた人として見られてしまいます。

本当は共感するところがないにも関わらず共感しているフリをするというのも、コミュニケーションの上で時には必要となってきます。

しかし、他の人とずれている人というのはそういったフリがへたくそだったり、そもそもフリをするつもりすらなかったりするために浮いてしまうのです。

他の人が悲しい出来事や腹立たしい出来事に直面している時に的確なアドバイスや忠告をすることも、その人のためになるというのは間違いありません。

いくら相手にとって大きな問題であっても、自分にとってはまるで興味がなく、話を聞くつもりすら起きないというのは仕方のないことです。

しかし、コミュニケーションとはまず相手の気持ちに寄り添わないといけないもの。

この認識が足りていないために、「ずれている人」として見られてしまいます。

協調性がない

他の人とずれているというのは、結局は他の人と足並みを揃えられないということ。

協調性が足りていないから言動が周りに比べてずれていってしまうのです。

ずれている人というのは、しばしば「これが自分なんだからしょうがない」、「自分は他の人と違うんだ」と開き直っています。

しかし、実を言うと世の中のすべての人は「他の人と違う」自分を持っています。

一見集団の中にうまく溶け込んでいる人たちだって、少なからず他の人とのずれを感じてはいるのです。

それでもコミュニケーションを大事にするがゆえに周りと足並みを揃えようとする努力を怠りません。

したがって、明らかに他の人とずれていると思われがちな人というのは、努力では補いきれないくらいずれた人か協調性を発揮するつもりのない人のどちらかです。

そして、人は同じ集団の中でもずっと協調性を発揮し続けられるとも限りません。

人というのは常に変化していくものですから、自分と周りの変化が異なるものであれば、以前はそうでもなかったのに周りからずれを感じるようになってしまったということもよくあるのです。


人とずれてる悩みの解消法

人に共感できるポイントを探す

人とずれている悩みの解消法として、人に共感できるポイントを探して増やしていくことがあげられます。

人とずれているということに悩んでいると、不安や疎外感、孤独感などを感じて自信も無くしてしまいます。

そうならないためには、ずれているところに目を向けるのではなく、人に共感できるポイントを探して増やしていきましょう。

そうすることで、ネガティブな感情を抑えることが出来ます。

最初は小さなことからで構いません。

たとえば、ポイ捨てをしないなどの一般的なことがらに対して自分もそうであると再確認したり、流行っているものや話題のものを試してみるだけでも構いません。

あまり興味がないとしても、多くの人が好むことや話題のものを試してみることで、自分にない視点でものを見たり人と経験を共有することが出来ます。

そうすることで、人とのずれや違いよりも、人との共通点を増やすことが出来ます。

人との共通点が増えるとコミニュケーションが円滑になり、不安や疎外感、孤独感などを感じにくくなり、必要以上にネガティブな感情を持たなくても良くなります。

また、こうした人と共通点を持つ努力をすることで、人に共感する力を伸ばすことが出来ます。

共感する力が高まれば、人とずれや違いがあっても、自分は人を理解することが出来るという自信を持てるようになります。

そもそも人は誰でも個性と言うものがありますから、必要以上に悩まなくても良いのです。

ネガティブな気持ちを抱いてストレスを感じるよりも、なるべく楽しみながら人と共有出来ることや共感することに目を向けましょう。


自分ならではの強みを見いだす

自分ならではの強みを見いだすことも重要です。

人とずれている悩みを抱える人は、人と足並みを揃えたり考え方を共有することが難しく、本人はストレスを抱えていることが多いです。

周囲の人からも何となくしっくり来ないと思われたり、時には浮いてしまうことも有ります。

しかし、人とずれているということは、人とは違う感覚や考え方を持つということでもあります。

人と違う感覚や考え方を生かすことが出来れば、自分ならではの強みを持つことも出来るようになります。

たとえば人とずれている悩みを抱えるからこそ、他にも人とずれている悩みを抱えている人の考えていることが分かる場合もあるでしょう。

また、人と違う感覚や考えだからこそ、人とは違う発想を得ることもあります。

それは普通の人には得られないものであり、価値のあることだと言えます。

人とずれている悩みが大きければ大きいほど、本人にとっては辛いものであり、自信を無くしてしまいます。

しかし、人との違いやずれを生かして努力をすれば、強みにすることも出来ます。

こうしたコンプレックスや悩みも、見方を変えて生かすようにすれば解消することが出来るのです。


原因を分析して対策する

原因を分析して対策することは基本中の基本です。

悩みの解消法として、原因を分析するというのは当然のことです。

しかし、人とずれている悩みを抱えている場合、原因を探るのはかなり難しいと言えます。

たとえば人よりも太っていることに悩んでいる場合は、病気でもない限りは消費するよりも摂取するエネルギーが多いことが原因なのは明らかです。

このように明確な原因のある悩みであればすぐに対策も立つ上、簡単に分かることです。

しかし、なぜ人とずれているのかという問題は精神的な問題であり、目に見えないため人と明確に比較することが難しいのです。

そのため、原因を分析するには次の基準を持つことが大切になります。

それは、どんな時にずれているのか、どのようにずれているのかを出来るだけ明確にすることです。

もしはっきりと分からない場合は、人とずれていると感じた時や記憶を書き留めておきましょう。

そうすることで、ずれている時の自分の行動のパターンや傾向が分かりやすくなるのです。

ここまできたら、なぜそのような行動になるのかを分析することはそこまで難しくありません。

原因の分析が出来れば、おのずと対策も立ちます。

自分の行動や気持ちなど精神的なことに向き合うのは簡単なことではありませんが、悩みを解消するためにも一歩一歩進んでいきましょう。


ズレてる人は仕事でも空回りする

いかがでしょうか。

よく「ズレてる方がいい」なんて言葉がありますが、それは時と場合によります。

環境や取り組んでいる内容によっては協調性を大事にしなければいけないことも多く、その中でずれた行動ばかりしている人は、他の人にとって単純に迷惑な存在です。

ずれている人を理解してくれる人がいれば、また違うかもしれませんが、そのようなケースはまれです。

ずれていることを正当化させて、それを浸透させたいのであれば戦略的に少しずつやっていく必要があるでしょう。

最初は周りと協力してコミュニケーションを取り、次第に考え方を示し、結果を出す。

特に結果を出すことは最も重要なポイントです。

結果が伴わないと本当にただのズレてる人で終わってしまいます。

ズレてる人が仕事でいつも空回りしていないのは結果や成果が伴っていないからです。

職場では特に結果が全てなので、この部分を何が何でもやりきるだけで、ずれていることに悩みを持ったりすることは一切なくなるでしょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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