図々しい人の3つの特徴や心理と付き合い方とは?

図々しい人は、普通であれば萎縮して自分の言動を制限する場なのに、自分の気持ちを優先させて発言したり行動したりするような人のことです。

メンタル面は他の誰よりも強いと言ってもいいでしょう。

そんな人はあなたの周りにいませんか?

もしかしたらあなた自身が図々しい人だと思われているかもしれませんね。

そこで今回は図々しい人の特徴や心理についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



図々しい人の特徴や心理

 

人からどう見られているかは関係ない

 

図々しい人の特徴や心理として、人からどう見られているかは関係ない・気にしていないということがあります。 

人からどう見られているか、どう思われているかを気にするようになると、人は他人に配慮するようにもなりますし、愛想良くしようとも思うものです。

ですから図々しい人というのは、人のことなど意識していないということがあります。

また、昔はそうでなかったのに、あることをきっかけに図々しくなってしまったということもあるものです。

自分はとても周囲に配慮していたり、周囲のことを気にして行動していたのに、そういったことが報われず、他人に図々しい行動をとられてしまったために、自分も図々しくなってしまったということもあるものです。

図々しい人にはなりたくないというのが普通の心理ですが、図々しい人に優しくしたり丁寧にしても変わってもらえないことも多く、そうした人と接していると自分が損ばかりになってしまうので、損をしないように自分も図々しくなるということもあるでしょう。

ですから図々しい人の心理として、他人のことなど気にせずに、自分が損をしないように図々しくしているということもあります。

 

自分が一番偉いと思っている

 

図々しい人の特徴や心理として、自分が図々しいのだと気が付いていないということもあるものです。

特に地位の高い人や年齢が上の人は、自分で勝手に自分が一番偉い、正しいと思っているようなことも多いので、そういった感覚が他人にとってみれば図々しいものに映っているということもあるものです。

そして図々しい人の特徴として、自分の実際のレベルよりも自分を格上に評価しているということがあります。

自分の実力に見合った行動をしていれば他人もそこまで図々しいと思うことがなく、すごい人物なのだからそういう態度をとっても仕方がないとも思うものです。

ですが、実力以上に自分を評価してしまっているような人は、本人がそのつもりではなくても図々しく見えてしまうものです。

ハッキリ発言することが図々しいと思われてしまったり、他人の前に出て行動することも図々しいと思われてしまうことがあります。

図々しい人の特徴として、自分が一番偉いと思っているということがあり、またそれが勘違いだということに本人自身が気が付いていないということもあるでしょう。  



謙虚であることが良いとは思っていない

 

図々しい人の特徴や心理として、謙虚であることが良いとは思っていないということがあります。

日本人の場合、影で支えるということや謙虚な態度で行動するということが美徳とされることがありますが、帰国子女であったり、外国人的な考え方をする人は、必ずしも謙虚なことが美しいとは思わないこともあるものです。

イエスかノーかのハッキリした態度が良いと思ってしまう人もいるので、みんなが謙虚にしている場でイエスかノーかをはっきりさせてしまうことで、図々しい人だと思われてしまうこともあるでしょう。

また、お礼を言う場ではっきりとお礼を言わなかったり、お礼を言うべきことなのに物足りないと文句を言うような人は図々しいと思われてしまうものです。

自分の考えていることを全部言わないということは、相手に失礼がないようにしたいという心理も含まれるものですから、自分の意見をはっきり何でも伝えてしまう人というのは図々しく映ってしまうこともあるでしょう。

図々しい人というのは悪い人ではないですが、謙虚さに欠ける人であるともいうことができるでしょう。

 

図々しい人との付き合い方

 

実害がないレベルであれば放っておく

 

図々しい人には2つのタイプがあります。

その人と交際することで実害が生じるタイプと、そうではないタイプです。

後者のタイプ、つまり、その人と交際していて、その図々しさにいやな思いや恥ずかしい思いをすることはあっても、特別な実害をこうむらない場合のおすすめの対処法は「放っておく」ということです。

たとえば、いっしょに買物に行ったり食事に行ったりしたとき、その人が図々しく店員にサービスを求めたことで、恥ずかしい思いをしたとしましょう。

恥ずかしい思いをしたというのは、あなたにとってもちろん良いことではありません。

しかし、実害を受けているわけではないでしょう。

店員はその人のことは「図々しい人だ」と思うでしょうが、いっしょにいるあなたに対しては別にそういう見方はしないはずです。

つまり、実害が及ばない限り、その人の図々しさはあなたとは関係のないことなのです。

ですから、放っておくのが一番。

いっしょにいて嫌な思いをするようなことがあったら、「自分には関係ない」と考え、「世の中にはこんな図々しい人もいるんだな。人生勉強になった」ぐらいの気持ちでいるようにしましょう。

そう考えることによって、精神的に楽に付き合えるようになるに違いありません。



実害がある場合は迷惑していることをはっきり伝える

 

あなたに実害を及ぼすタイプの図々しい人に対しては、放っておくわけにもいかないでしょう。

たとえば、いきなり家にやってきて、こちらの都合も考えずに長居をするとか、いっしょに食事をした後、「今日は手持ちがないから、出しておいて。あとで割り勘にするから」と言っておきながらそのままにしてしまう、というような実害のあるケースです。

そういう場合は、強い態度に出なくてはなりません。

迷惑していることを、その場で、はっきり口で伝えましょう。

図々しく家に長居をされて迷惑しているなら、その場で「用事があるから、そろそろ帰ってほしい」というように伝えるのです。

あまりにそうしたことが何度も繰り返される場合は、「迷惑だ」ということをストレートに伝え、明確に抗議するといいでしょう。

あるいは、職場内やコミュニティの中に実害を及ぼすタイプの図々しい人がいて、みんなが迷惑している場合は、複数で抗議するという方法も効果的です。

図々しい人は無神経ですから、単独で抗議しても、馬の耳に念仏ということが少なくありません。

特にその人よりも立場が上の人、力関係の勝っている人といっしょに抗議すれば、より効果的なはずです。

 

接触の機会をできるだけ少なくする

 

図々しい人というのは、相手によって態度や言動を変えるという特徴があります。

たとえば、どんなに図々しいビジネスマンでも、相手が自分の勤めている会社の社長であれば、図々しいふるまいはしないでしょう。

逆に、相手が自分より下の立場だったり、親しい同僚であると、平気で図々しい言動をするのです。

相手が自分より下の立場であればあるほど、また、親しければ親しいほど、より図々しくなるわけです。

図々しい人との立場や力関係を変えることはむずかしいでしょう。

しかし、親密度を調節することはじゅうぶんに可能です。

つまり、できるだけ親しくならないようにするのが、図々しい人との上手な付き合い方ということになります。

こちらから接触することはできるだけ控え、あちらから近づいてきても、接触する時間を可能な限り少なくしましょう。

とにかく距離を置いて、できるだけ薄い関係にするのです。

親しくない相手には、図々しい人にも遠慮がありますから、少なくても親しい相手にするような図々しいふるまいはしないにちがいありません。

「とっつきにくい人、付き合いづらい人」と相手に思わせることができれば大成功。

図々しい人には、むしろあちらから敬遠されてしまったほうがいいのです。

 

図々しい人は職場などで嫌われる可能性が高い

 

いかがでしょうか。

基本的に、図々しい人は嫌われやすい人だと言えます。

ポジティブに表現すれば、恐れずにどんどん前に進んでいく人と言えますが、多くの人はその行動に対して抵抗を感じるものです。

人は自分とは違う人間を排除する傾向があるため、結果として嫌われてしまうということになります。

しかし、だからこそ図々しい人は他の人にはない成果を上げることができるのもまた事実です。

それを加味して、他の人に合わせて横並びになって行動するか、それとも図々しく行動して成果を上げるか判断したほうが、あなた自身の人生の満足度が上がるようになります。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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