昼寝の効果8つ【時間・脳・肌】

昼寝の効果とはどのようなものがあるのでしょうか。

昼休憩にふと眠たい、と感じた時は誰しもが経験したことがあるものです。

そんな時は素直に眠ってしまいましょう。

昼寝は怠惰、怠け者、一度昼寝をしてしまったら眠気を引き摺ってしまい非効率的、とのイメージから昼寝を避けている人も見受けられますが、昼寝をする事により気分をリフレッシュできる、心臓病のリスクが低下する、午後からの仕事を頑張れる、などなどの沢山のメリットがあるのです。

そこで今回は昼寝の効果をご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。



昼寝の効果

 

記憶力の向上

 
昼寝をとると、記憶力が向上すると実験でも判明しています。

昼寝には記憶力を高められる効果があるために、受験勉強中の昼寝は怠惰ではなく、より勉強の効率を上げられる工夫といえるでしょう。

学習能力の向上の効果もあるといわれており、昼寝をすると寝ている間に脳が効率よく情報を整理してくれます。

沢山の物事を覚えようとして、頭がパンクしそうになってしまった経験、ありませんか?

脳は寝ている間に情報を整理してくれますので、これ以上勉強を覚えられない、と困ってしまった時は潔く昼寝をした方が勉強がスムーズに運ぶでしょう。

短時間でも昼寝をすると、起きた時には頭がすうっとリフレッシュしているはずです。

一度眠って情報を整理する事で、また勉強を頑張れます。
 

夜の睡眠の三倍の効果が得られる

 
眠りには疲れた身体を癒す効果があります。

しかも昼寝による回復力は夜に眠る三倍もの効力があるのですから、疲れた時は昼であっても眠った方がお得かもしれません。

海外での検証の結果、昼寝は心臓病リスクを低下してくれるとの報告があります。

最適な昼寝時間は15分から20分間です。

それ以上眠ってしまうと身体が眠りに就く用意をしてしまい、起きた後も眠気を引き摺ってしまいます。

横になっても眠れるのだろうか、わざわざ眠れる居場所へ移動するのが面倒、と眠るまでが億劫に思ってしまうかもしれませんが、自由に過ごせる場所ならば座ったままでも眠れます。

自分の車、椅子に座ったまま机の上に上半身を倒して眠る、休憩スペースへ移動したり、お昼ご飯を食べた帰りの公園のベンチで、時間とお金があるならばインターネットカフェで昼寝することも可能です。

特にする事の無い昼休みや、時間が余ってしまった時、勉強に疲れてしまった時、眠った方がその後の行動が活き活きとしてきます。



夜の時間が増える

 
終電で帰宅をする頃にはへとへと、早く帰って寝たい、と自宅に帰宅をしてもすぐに眠ってしまう社会人の方々、お昼寝をしておくと夜の眠気が軽減され、自分の時間が増えます。

眠気は生活の大敵ですよね。

眠たいばかりに仕事の効率が悪くなってしまい上司に怒られた、なんて経験は誰しもがあります。

眠いと表情にも元気が無くなってしまい、接客業だと業務に支障をきたしてしまいます。

眠気によりミスを連発し、帰宅をする頃には眠気を我慢しながら車で帰宅、自宅に着いたらお風呂に入る元気も無くお布団へ直行。

一日や二日だけでなく、毎日上記のように眠気に苛まされている人もおりますが、昼寝をするだけで全てが解決するかもしれないのです。
 

ストレス解消、気分転換

 
たったの10分程度しかうたたねをしていないのに、まるで数時間も眠ってしまったような深い眠りから目覚めた経験、ありますよね。

今まで自分が何をしていたのか忘れてしまうくらいの深い眠りから目覚めた時には気分がリフレッシュしています。

眠気を感じた時に眠る事で、効率の良い睡眠が得られているのかもしれません。

眠りにはストレス解消の効果があるといわれていますが、昼寝であっても同様です。

仕事や勉強が辛い、そんな時は昼寝をし、一時的に現実から逃避をしましょう。

眠る時間はたったの20分程度ですので、大した支障も出ません。

良い昼寝から目覚めた時には、イライラや不安が解消されている可能性大。

毎日の緊張から、人気の少ない場所で横になっても眠気を感じるのに眠れない人もおりますが、本格的に眠らずとも横になって目を閉じるだけでも、少量ながらも睡眠の効果は得られます。

眠りに就こう、と意識せずとも閑暇を利用してただ横になってみると良いでしょう。



疲れが一気に取れる

 
眠りによって得られる効果の1つが、疲れの解消です。

夜はもちろん、1日の疲れがたまっているものです。

しかし、朝から仕事をしたり家事をしたり勉強をしたりしていれば、お昼頃には既に疲れていてもおかしくありません。

そんな時に眠ることで、疲れを一気に取ることができるのです。

とはいっても、まとまった時間をとることは難しい場合も多いです。

そんな時には、5分でも構いません。

体に疲れを感じた時には、5分で良いのでお昼寝をしてみてください。

特に夜眠るのが遅い人は、前日の疲れが翌日に残っていることもあるので、その疲れを取るためにも、お昼寝はとても大切です。

疲れは知らない間にたまっていき、気がついた時には大きな病気になっていることも珍しいことではありませんので、昼寝はとても大切なことだということがわかります。
 

体調が改善されやすい

 
風邪を引いた時や熱がある時、それらを治すためには眠りにつきますよね。

つまり、体調が悪い時には眠ることが1番なのです。

それは昼寝に対しても同じことが言えます。

例えば、その日の午前中に頑張り過ぎてしまった場合、なんとなくめまいがしたりすることもあります。

そんな時に眠れば、めまいはなくなるのです。

また、なんだかお腹の調子が悪くて何も食べる気がしない…という時であっても、お昼寝をして起きた時には、体調は回復し、食欲も出ている…ということもあるのです。

職場や学校など、眠る場所がない時は、本格的な昼寝でなくても構いません。

机に突っ伏して、5分や10分眠ってみましょう。

眠らないよりもずっと体調は回復しますよ。

何か体調に異変を感じたら、無理して悪化させずに、5分でも眠ることを考えましょう。



また1から頑張れる

 
夜眠った時は、次に起きるのは翌日の朝です。

つまり、新しい1日の始まりです。

前日に嫌なことがあっても、「昨日のことは忘れよう。」「今日から頑張ろう。」と、前向きな気持ちになって、1から頑張ることができます。

この感覚を昼間にも体験するために、昼寝はとても効果的です。

午前中に何か嫌なことがあって、もうその場から逃げ出したい…という気持ちになった時、昼寝して再び起きることで、また1から頑張ろうと思えます。

寝る前まで悩んでいたことが嘘のようにどうでもよくなっているものなのです。

それは、その悩みの細かなことを忘れてしまうという理由もあれば、ぐちゃぐちゃ考えていたの中が頭が整理されて気持ちが落ち着いたという理由もあります。

どちらにの理由であっても、昼寝をすることによってこの効果を得ることができるのです。
 

昼寝のコツ

 
昼に眠気を感じてしまうと、今眠ってはいけない、と缶コーヒーを買って飲んだりガムを噛んだりして眠気を無理矢理覚まし、昼寝を忌避してしまいがちです。

眠り続けては問題ですが、心身のために5分程度でも眠ってみてはどうでしょうか。

昼食後に眠くなってしまうと、睡眠不足なのだろうかと疑ってしまい、夜にもっと眠らなければと義務感を感じそれがストレスとなってしまう人も少なくありません。

食後に眠くなるのは人間に刻まれているシステム、睡眠不足でなくとも起こる眠気ですので心配は無用です。

ついつい眠り続けてしまったらどうしよう、と心配をしてしまうのは当然ですよね。

起こしてくれる人がいる場所で眠ったり、携帯電話のアラームをセットして眠るのをお忘れなく。

眠りを妨げるといわれているカフェインですが、昼寝直前にカフェインを摂取しておくと、丁度30分後くらいにカフェインの効果が表れるために効果的となっています。

15時以降に昼寝をしてしまうと夜に眠れなくなる、と生活の不規則を招きやすいために、遅くとも昼寝は15時までにしておきましょう。
 

昼寝の効果は多大な恩恵がある

 
いかがでしょうか。

眠りは人間にとってとても重要な本能です。

夜に時間が取れずに睡眠不足、毎日がだるい、という人は是非昼寝を実行してみてください。

記憶力や学習能力の向上の効果があるためか、歴史上の偉人も多くが昼寝を好んでいたようです。

クッション、アイマスク、などお昼寝グッズを用意するのもまた楽しいですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



▼おすすめ記事

仕事ができない人の特徴とその対処法9つ

仕事辞めたい人のための後悔しない転職方法7つ

サラリーマンにおすすめな副業10選

お金がない時の対処法4つ