生きる意味や目的を見失う理由と対処法10選
生きる意味や目的を持っている人間は、生きているだけで儲けもの、といわんばかりに生きる事に活き活きとしています。
しかし、生きる目的を持っていない、生きる目的が見つからない人も沢山いるのです。
特に目的が無くとも心身がとても健康であれば、「生きているだけでまあまあ楽しいから生きる目的が見つからなくてもいいのでは?ごはんが美味しいし、テレビを見るだけでも愉快だし」と生きる目的が無く悩んでいる人の気持ちに共感できません。
現在、生きる理由を見失っており悩んでいる人は心身が不健康である可能性が大です。
そこで今回は生きる意味や目的を見失う理由についてご紹介していきますので、ぜひこれらを確認し、一歩ずつ生きる事に前向きになってみましょう。
生きる目的や意味をない理由
孤独だから
孤独であると、他人から必要とされない、他人と共感ができないために生きる意味が無くなりやすいです。
家族がいると家族のために頑張るぞ、と意気込みを入れられます。
生きる目的が無いから、と生きる目的を作るためにわざわざ結婚し、子供も作り、養う事に全力を注ぐお父さんは多いです。
女性も子供を産むと子供に愛情を注ぎ、子供のためならばなんでもできる、と子供を幸せにする事を生きがいとするようになります。
子供から求められる、子供を守りたいと本能が働くためです。
孤独であると自己評価が低くなってしまい、生きていても無意味に感じてしまいます。
家族を作ると生きる意味が生まれますが、家族を作るのはハードルが高い、と躊躇してしまう人は恋人、友達を作り、人間が苦手でしたらペットを飼うだけでも生きる虚しさを解消できます。
暇だから
暇は有り難いものであり社会に忙殺されている人は暇を求めています。
しかし、あまりにも暇になってしまうと生きる意味を探し始めます。
毎日が無為、無刺激。
それまでは働きたくない、と労働を拒み生活保護を受給し、一生税金による生活保障が得られたものの、働く必要が無くなり、生きる目的が無くなってしまった例もあります。
普段は普通に働いているが、休日である土日に暇を持て余してしまい、生きる意味が無いとふと感じてしまう人も少なくありません。
趣味を持つ、他人と交流をする、仕事を持つ、など充実させる事で解消ができます。
忙殺されているから
働きすぎの日本人、毎日の仕事に追われ生きる意味を見失いがちです。
忙しければ生きる意味なんてわざわざ考えないのでは、とは間違った考えです。
好きでも無い仕事をする、評価されない仕事をこなす、働いても給料が少ない、働いて寝るだけの毎日、ただ身体の疲労が溜まるばかり。
多忙であるために趣味も持てず、快眠も得られない、家庭を作る暇も無い、食べ物を味わう暇も無い、これでは働くために生きている無意味な人生だ、と悲観的になってしまいます。
自分の時間が持てないのですから人生に無為を感じてしまうのは当然です。
解決策としては、休みを得る、労働局に密告か相談を、最終的には働き先を見直してみましょう。
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無気力になっているから
自分の欲望を我慢し続けると諦める事が当たり前となり、人生すらも諦めてしまいます。
諦める事が当たり前の人生でしたので、今更生きる意味を探そう、と前向きな気分にもなれず、どうせ生きていても何も得られない、と生きる意味を持たなくなります。
今一度、自分を開放的にしてあげ、本能のままに行動をしてみましょう。
すると、無気力さが解消されやすくなり、生きる目的が見つかります。
楽しい事は素直に楽しみ、存分に人生をエンジョイしましょう。
食べたい物は食べてみる、欲しい物は買ってみる、話し掛けたい人には話し掛けてみる、と自分の檻を壊しましょう。
自分の気持ちに忠実に行動すれば、諦める考え方から、幸せを掴み取る考え方になります。
明日はケーキを食べたい、との小さな願望でも叶えてみましょう。
ケーキを食べたい、とのちっぽけで下らないと思う願望でも、叶え続けると精神が健康になり、生きる目的について悩まなくなります。
大切な物を失ってしまったから
それまで大切にしていた家族、友人、恋人、ペット、趣味、自分の健康などを失ってしまうと途端に生きる意味が無くなってしまったように感じます。
失くした虚しさは、時が解決してくれる事も、別の物を得る事で解決する事も。
マイナス思考に陥っているから
生きる理由よりも、死ぬ理由の方が多い人もいます。
マイナス思考も度が過ぎてしまうと、このまま生きていても老いて行くだけ、税金を搾取されるだけ、最後には病気になって苦しんで死ぬのだ、と人生の全てをマイナスに置き換えてしまいます。
私なんか生きていても無意味、生きていても他人から馬鹿にされるだけ、と卑屈になってしまうと生きる目的など見つかるはずがありません。
考え方により、人はマイナスにもポジティブにもなれます。
マイナスな面を見ても、いくらでもマイナス要素が出てくるために底はありません。
どうせならばポジティブな見方をした方が生きる目的が見つかり、人生が輝きます。
ポジティブ思考になれる本を読む、明るい人の考えを取り入れる、自分でポジティブになろうと気をつける事で解消ができます。
生きる意味を失ったときの対処法
新しく生きがいになるものを見つける
生きる意味を失ったときの対処法として、今までとは違った、新しく生きがいになるものを探すというのも良いです。
今までの自分はおしゃれや女子力を磨いたりすることに夢中であったり、恋が生きがいであったような人であれば、そういったものではないもので生きがいを見つけてみましょう。
仕事を生きがいにするのも良いですし、お金を貯めることを生きがいにしても良いでしょう。
何か生きがいを見つけることができればまた次に意欲的になれることが見つかるものです。
また、恋がうまくいかなかったことで生きる意味がなくなったと感じるようであれば、もっと素敵な人に熱をあげて生きる意味を見出してみても良いでしょう。
素敵な人というのは身近な人ではなく、芸能人や手の届かない人間でもいるものです。
追いかけることが生きがいになることもあるでしょう。
とりあえず明日、またその明日を生きるようにする
生きる意味を失ったときの対処法として、とりあえずその場しのぎをするということもあります。
生きる意味を失っている時というのは絶望感や失望感も多いものですし、あまり先のことまでは考えられないことが多いものです。
ですからとりあえず一日一日をなんとか乗り切るようにもしましょう。
そうしたありきたりな毎日をただ繰り返していることで次の目標や興味などが沸いてくることも多いですし、生きる意味について深く考えられるようにもなるものです。
生きる意味について考えるということは頭をとても使う作業でもありますし、体を疲れさせることでもありますから、体が健康でないとできないことでもあります。
とりあえず単調な毎日を繰り返すことをするようにして、脳も体も元気になったら生きる意味について考えてみましょう。
頑張って生きていこうとする人を知る
生きる意味を失ったときの対処法として、自分よりもつらい環境にある人や大変な目にあっている人のことを考えるという方法があります。
誰でも普通の生活を送っている時はそういった苦労している人のことなど考えもしないものですが、生きる意味を失ったりしたような時は、そうした苦労して生きている人の気持ちも分かるようになるものです。
ですから生きる意味を失ったような時は、自分よりつらい境遇にいる人を思うことで自分も頑張って生きていこうとしましょう。
身近な人ではなく歴史上の苦労した人物を思い出すのも良いですし、苦労しながらも生き抜いてやろうとする人を見ていれば自分も励まされることがあるでしょう。
ですから生きる意味を失った時はつらい環境でも生きていこうとする人を知るようにもしましょう。
人生はいつか終わるのだから無理する必要はないと楽に考える
生きる意味を失ったときの対処法として、無理に頑張らないようにするということがあります。
頑張って生きても頑張って生きなくても人の寿命というのは決まっているものですし、何百年も生きられないものです。
どうせいつかは死ぬのだからという意味で、必要以上に無理をせず生きていこうとすれば生きる意味を失っても生きていけることもあるでしょう。
また、どうせいつかは死を迎えるのであれば今焦って死を考えたり生きる意味を考えたりすることも必要ないものです。
ありきたりの言葉ではありますが、生きていれば必ずいいことがある、という言葉も救いになるので、生きる意味を失ったような時はこの言葉を救いに生きていこうとしても良いでしょう。
生きる意味というのは生きていると自然に見つかることもあるものです。
生きる意味や目的がない人ほど考えすぎる傾向がある
いかがでしょうか。
生きる目的は何か、と考え始めると気分は暗澹となり、悲観を一生引き摺るのかと絶望してしまいます。
しかし、これまでの人生で生きる意味を感じたことはあるはずです。
時が解決してくれる、何らかの転機が訪れ生きる目的が見つかる、と、生きておればまた生きる事が楽しくなるチャンスが来るはずです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。