会話が苦手な人の特徴8つ
by dailyinvention
会話が苦手だ・・・、話しても会話が盛り上がらなくて辛い・・・と感じていないでしょうか。
会話が苦手だと感じてしまう瞬間は仕事中であったり、友達と話している時だったりすることが多いものです。
苦手だという意識が続いてしまうと、自分から話しかけにいかなくなったり、話しかけられないように相手を避けたり、「自分がいないほうがいい・・・」とグループの輪から離れたりしてしまいます。
特に仕事上でそんな状態が長引けば仕事辞めたい、仕事行きたくないとネガティブになり、毎日がもっと辛くなります。
そこで本日は会話が苦手な人の特徴をご紹介しますので、あなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながらご覧ください。
解決への糸口が見つかるかもしれません。
会話が苦手
相手の話を聞かず上の空である
これはそもそも会話が成り立たなくなる最大の欠点だといえるでしょう。
例えば、携帯をいじりながらや周囲をきょろきょろしながら話を聞く人がいます。話し手に「この人聞いてるのかな」と思わせるのはタブーです。
興味がない内容でもまずは話に耳を傾けること、そしてそれをたとえつまらないと思っても同意する、反論する、どちらもできなければオウム返しで良いので最後に内容を繰り返したり、相槌をするなど必ず「聞いていた」というリアクションをしなくては会話ははずみません。
相手の話に対してなにも反応がなかったり、または適当なあいづちをうち、話が終わるなり、関係のない話題に飛ぶというのはとても気分の悪いものですし、相手の感情を傷つけます。
必ず「話をきちんと聞いていた」と示すと会話がスムーズに運ぶでしょう。
話の途中で結論を急ぐ、話の腰を折る
せっかちな人や独善的な人に良く見られる特徴なのですが、すぐに結論を急いだり、話の途中で自分の考えを述べたがるタイプの人がいます。
これもコミュニケーション能力が不足しています。
相手は「話したい」、要する意識的、無意識的問わず「聞いてもらいたい」ケースがほとんどです。
なにか結論を出してほしいわけでも、意見を聞きたいわけでもない場合が多いことを理解して会話を進めなくてはいけません。
会話の原則は「最後まで相手の話を聞く」ことです。
決して途中で口をはさんだり自分の意見を述べ始めたりしないようにすると会話が気持ちの良いものになります。
目をあわせない、無表情である
人見知りなのか全く目をあわすことなく、そして無表情で話を聞く人がいます。
会話とは言葉だけでなく話し手と聞き手の表情がコミュニケーションの大きな部分を占めています。
深刻な話も面白い話もすべて無表情で聞いていては話し手を不安にさせるでしょう。
相手の目を見て話を聞き、場面に応じて表情で感情を示すことはとても大切なコミュニケーションです。
会話が下手であったり、苦手だとという人は、人見知りであることや口下手であることがネックではなく、この表情のコミュニケーションが
とれていない場合が多いのも事実です。
気が小さい
気が小さいので人の言っていることが異常に気になったりして、自然に態度や振る舞いがオドオドする傾向があります。そして、その間隔がエスカレートしていってしまう人は、被害妄想がひどくなることも。
気が小さいのを通りこして精神疾患になりやすい人ともいえるでしょう。
このような状態ではまともな会話したり、会話自体を盛り上げるのが難しくなるので、ますます会話が苦手になっていくものです。
特に仕事上で相手を伺いすぎてしまうことで会話ができないというのはよく見受けられるパターンです。
世間を知らない
会話が苦手な人というのは結局、話題が少ない人だと言うことができます。視野や見聞がとても狭く、ストレートに表現してしまえば○○バカという人も当てはまるかもしれません。
話題がないから当然、会話の内容も偏ってしまったり、同じ内容を繰り返してしまったりするものでしょう。
職人肌のガンコおやじというような人もこのような類いに入るのではないでしょうか。
ただ、「その道一筋」なんていう人も当てはまる気がするものですが、そのような人は血がにじむほどの努力をしたり、日々の勉強を欠かさないので、色々な事を知っています。
そのため、多くの人を惹きつける話をすることができるので、会話に対する苦手意識は持っていません。
あまり外に出ない
せっかくの休日でも家の中で寝てばかりいるようになると、アウトドアよりインドアよりに自然となってしまうものです。
もちろん家の中で情報を集めることは十分可能ですが、それを体験するという機会が大幅に減ってしまうため、得た情報を「自分のこと」として伝えることができません。
体験や経験が少ないと考え方が画一的になり、偏り始めてしまいます。
また、家の中にい続けると、人と会おうとする気力も薄れていくので、会話が苦手になってしまったり、苦手意識を持ってしまう原因になってしまいます。
頭の回転の鈍い人
頭の回転が鈍いという人はつまり、相手の言っていることが容易に理解できないということになります。
なので、言っていることが理解しやすい人はウマが合いますし、理解しにくい人は、「あの人は、嫌だ」というようになります。
理解できないからと言って「ごめん、もう一度言って」なんて言っていたら一回くらいは相手も答えてくれるでしょうが、度々では、相手も嫌になってくるものです。
テレビや新聞とかで情報を多くとり入れていれば相手の言っていることが余裕をもって聞くことができますが、そうでないと、無理矢理自分の知っている話題に切換ようとします。
こうするとなかなか会話になり得ない状況になってしまうでしょうし、会話が苦手な人だと思われてしまうものです。
会話をスムーズにできるには、聞き上手になることが必要不可欠です。
会話が苦手な原因
事務的な話しかできない
会話が苦手な原因には事務的な話しかできないことが挙げられます。
事務的な話題というのは仕事上の会話のことで、プライベートな話に切り込むことがないから会話が続かないのです。
ビジネスライクな会話というのは基本的に長続きするものではないうえに、表面上のものでしかありません。
それゆえに上っ面な会話でしかなく、お互いに早く切り上げたいという気持ちになってしまうのです。
さらに気まずい思いを抱くこともあるため、会話が一切盛り上がらず、その空気のまま別れてしまうことになるのです。
このように事務的な話題しか話のタネとして思いつかないことが、会話が苦手な原因と言えるのです。
それに事務的な会話ではいつまで経っても相手のことを理解できません。
相手のことが分からないゆえに興味を惹く話題も提供できず、結局仕事上のことでしか会話できないという悪循環に陥ってしまうのです。
コミュニケーション不足による会話の経験値の少なさ
会話が苦手な原因は単純にコミュニケーション不足であることが考えられます。
人とあまり接する機会がないゆえに話すことも少なくなり、結果的に会話が苦手になってしまうのです。
会話は何度も繰り返すことでどんどん上達していくものです。
それゆえに会話の経験自体が少ないと、一向に上達ができないということです。
また会話のパターンというものはコミュニケーションの中で培っていくものです。
ですのでいざ人と話す機会があったときに、何を喋ればいいか分からないという事態に陥ってしまうのです。
こうしたタイプは幼い頃から人と話す経験が少ない傾向にあります。
つまり家族ともあまり話さない子供であったことが考えられるのです。
例えば両親が共働きであったため接する機会が少ない、両親が無口などと言った場合、コミュニケーション不足に陥る可能性は高いです。
会話で失敗した経験がある
会話が苦手な原因には、過去のトラウマが関わっている場合が考えられます。
過去に会話で失敗した経験がある人は、誰かと話すたびにそのときのことが脳裏に過ぎる傾向にあります。
それゆえ失敗しないようにしなければならないと考えるあまり、なかなかスラスラと言葉が出てこない事態に陥ってしまうのです。
そうするとそれがまた心の傷となり、余計に会話が苦手な人になってしまうということです。
会話での失敗が積み重なることでどんどん話すことが出来なくなり、誰とも喋りたくないという心理状態に陥ることもあります。
こうしたトラウマは払拭することが難しいため、心の傷が原因で会話が苦手になっている人はなかなか会話上手になることができません。
会話が苦手な原因はいろいろありますが、過去のトラウマは最も厄介と言える代物なのです。
会話に集中することが出来ない
会話が苦手な原因には集中力不足が考えられます。
ちょっとしたことですぐに集中力が切れてしまう傾向にあるため、会話に集中することが出来ず、ついつい頭の中で別のことを考えてしまうのです。
自分の思考に没頭しているがゆえに相手の話もほとんど聞いておらず、それゆえ会話をうまく続けることもできません。
また自分が話しているときでも些細なことで集中力が切れてしまい、何を話していたか忘れるといったこともあります。
これらの原因はすべてその場の会話に集中しておらず、頭の中の思考が別のことに飛んでしまうからだと言えます。
ですので会話に集中することが苦手な人は、それ以外のあらゆる場面で一つのことに集中していることが苦手と言えます。
終始落ち着きがなくそわそわし、視線の方向が定まらないなどの特徴が当てはまります。
会話が苦手な人が克服する方法
まずは相手の話をじっくりと聞く
会話上手は聞き上手ともいいます。
会話が苦手な人というのは話をするときに必要以上に力が入ってしまい、とにかく自分から何か話題を提供しなければと考えすぎてしまう人が多いものです。
しかし、大抵こういった気遣いは空回りしてしまいますし、自分から話題を振ってばかりの人というのはあまり好まれるものではありません。
そこで、まずは相手の話を最後までじっくりと聞くことを心がけていきましょう。
話の腰を折らない上手な相槌の打ちかたを意識して、相手が話しやすい場の雰囲気作りをします。
それだけでも「この人との会話は楽しい」と好感を持ってもらえますし、自分から話ができなくても相手も気にしなくなります。
慣れていけば自然と適切な質問を挟んで、そこからまた話題を広げていけるようになりますから、会話の基本だと思って聞き上手になりましょう。
沈黙は気まずいものではないと考える
会話が苦手な人というのは、とにかく沈黙が怖いと考えがちです。
気まずくて身の置き場がなくなってしまうあの雰囲気が耐えがたく、無理矢理何かを話そうとして空回りしてしまうことが多いことからますます会話が苦手だという意識が強まってしまいます。
その場に複数人がいればそうでもありませんが、特に一対一になると途端にこうした沈黙が気になって我慢できなくなるのです。
ですが、あの独特の気まずさというのは過剰に意識してしまっている側が一方的に感じているものであることも多く、気にしない人は沈黙していてもなんとも思いません。
そもそも沈黙が悪いことである、なんてそんなことありませんよね。
ここは意識を変えて、沈黙することがダメだと考えるのをやめて受け入れてしまいましょう。
少なくとも無理矢理何か会話をしようとしてつまらないことを言ってしまうよりも失敗は少なくなりますし、相手を不快な気持ちにさせてしまうこともなくなりますよ。
会話相手にしっかりと関心を持つこと
何か話題を提供しなければと躍起になってしまうのではなく、相手の話にも興味と関心をしっかりと持つようにしてください。
つい苦手な会話を克服しようとするあまり、自分ばかりたくさん喋ろうとする人が多いものです。
それで話が一方的になってしまい、会話はできても肝心なコミュニケーションが上滑りしてしまうということも少なくありません。
よく言われていることですが、会話はキャッチボールです。
自分のことを話したら同じくらい相手の話もよく聞いて、相手の話題も深く掘り下げていくように質問をいろいろと挟んだり、聞いた内容をしっかりと覚えておいて次に会話をするときに役立てるなどしていきましょう。
相手のことを知れば知るほど共通点が見つかったり、意外に思える接点が発見できたりと人との関わりがどんどん楽しくなっていきます。
だんだんとリラックスして会話もできるようになりますし、苦手意識は薄れていくはずです。
苦手なことは実践で克服する
会話が苦手だと自覚している場合、苦手だということを言い訳にして消極的になってしまう人が多いものです。
複数人がいれば笑顔でやり過ごすだけで発言をしない、一対一でも相手が話題を振るまで何も言えず、受身になって自分から話しかけられないというケースもよく見られます。
しかし、克服しようとする意識があるのであれば実践あるのみです。
誰しも最初からうまく会話できるものではありませんし、言ってはいけないことを言ってしまったり口喧嘩になってしまうといった失敗は誰の身にも起こりえます。
それでも会話を疎かにしてしまっていると、会話力はどんどん劣化していってしまうものなのです。
100%成功する会話なんてありません。
ですが、気まずい思いをしたら謝ること、楽しい時間を過ごせたら感謝をする気持ちを忘れずにいれば、大抵の人とはうまくコミュニケーションを取ることができます。
会話が苦手であればあるほど、会話の機会を増やしていってどんどん練習をしていくことが必要です。
そうしてどんな反応が受け入れられやすいのか、どんな話しかたをすればいいのか学びながら、人は会話力を身につけていけます。
会話が苦手な原因を知る
いかがでしょうか。
会話が苦手な原因は人によって様々です。
話す内容が乏しい、自分に自信がない、慣れていないというものから、自分では苦手だと思っていないけれど、相手からは少し敬遠されているなんてことまで、幅広いでしょう。
そのため、こうすれば会話に対する苦手意識を克服できる!というものはそれぞれ違います。
なので、まずは会話が苦手な原因を探ることからスタートさせるのが、解決への近道だといえるでしょう。
「会話が苦手だ・・・」と感じている人は、積極的にどういった場面で苦手だと感じるのかを振り返り、原因究明をしてみることをオススメします。
これがキッカケで一気に改善できるかもしれませんよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。