仕事ができない人への対処法や対応9つ
あなたの周りに仕事ができない人はいるでしょうか。
そしてあなたはそんな人に対して、あまりにも仕事ができないから放置していたりしていないでしょうか。
それではいつまでたってもあなたがつらい思いをするだけです。
やはり面と向かって対処するしか、解決の道はないといえるでしょう。
そこで今回は仕事ができない人への対処法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
仕事ができない人への対処法や対応
「わかりました」を信用しない
仕事を教えたりお願いをした時に反応が薄かったり、頷くだけでわかったふりをしている人は、そもそも指示した内容を理解していないことがあります。
また、できないのに「わかりました」を多用する人には要注意です。
こういった人は、わからない内容があるのにわからないことを相手に伝えることで迷惑になってしまうのではないか、説明を求めることで相手の仕事時間を奪ってしまうのでないかと考えてしまうことがあります。
いつまで経っても指示通りに動けない人には、わからないことがあったら何でも質問して欲しいと伝えてあげましょう。
作業途中にも声をかけて、進捗状況を確認するのがポイントです。
注意は対面でしっかりと行う
仕事のミスは誰でもします。
ですが、仕事ができないという人は失敗点を反省して次に活かそうという気持ちがなかなか起きませんので、同じことを繰り返しやすくなるんです。
注意をした後に謝ってすぐに逃げようとする人には気をつけてください。
叱るときには一対一でしっかりと叱り、頭ごなしに怒るだけではなくどこが拙かったのか要点をまとめて、改善策を提示しましょう。
そして次にうまく行った時には徹底的に褒めてあげてください。
対応にメリハリをつけることで、失敗をしてもやり直せばきちんとできるんだという自信を持たせてあげることが大切です。
次第にミスが少なくなって仕事ができるようになってくるはずです。
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真面目なのに仕事ができない人には明るく接する
仕事に対して真面目で責任感はあるのに、どうしてもうまく仕事ができないという人がいます。
こういった人は注意を受けると心の底から反省しますし、指示にもそのとおりに従おうとできる限りの努力をしていますが、思ったとおりの成果が上がらずに自分の能力のなさに自信を失くしてしまっているんです。
萎縮してしまっている中で仕事をしていると、どうしても必要以上にミスが多くなってしまうという負のスパイラルに陥ってしまいます。
そんな時には肩の力を抜いて、ミスも笑い飛ばせるような余裕の態度で接してあげるのが効果的です。
もちろん仕事ができない分周囲に負担がかかるので笑いごとだけでは済みませんが、それならば最初に尻拭いに掛かる時間を確保しておくといいでしょう。
まずはその人でもこなせる軽い仕事を割り振って、自信をつけさせるのが効果的です。
能力には差があることを理解して、こちらでうまくコントロールしてあげましょう。
仕事ができない部下なら…仕事の振り方を考える!
自分が指導しなくてはいけない部下が、どうにも使い物にならない…そんな時には、まず指導方法を見直しましょう。
自分が良かれと思ってやっていることは、その部下にとっては余計な混乱を招いているのかもしれません。
自分以外の目も借りて、指導方法に変えられるところがないか考えてみましょう。
それでも解決しそうにない場合は、部下に対する仕事の振り方に工夫をしてみましょう。
例えば、繰り返し同じ間違いをしてきた部下なら、また同じようなミスをするだろうと予測ができるはずです。
そこで、だいたいの予想をつけて、その訂正や指導にかかる時間の余裕をあらかじめ取っておきましょう。
こうしておけば、訂正が必要になっても、予定通りだ、と思い、イライラせずに済みます。
さらに、その部下には、大きな失敗をせずにこなせるような仕事を振る、という手もあります。
使い物にならないことにイライラして叱責を続けても、双方にとって得はありません。
どうにか一緒にやっていくしかないのであれば、お互い気持ちよく仕事ができる方法を見つけましょう。
上司が無能…基本は無視、可能であれば上に相談を!
上司が使えないくせに偉そう、性格が悪い!というだけで実際に仕事に大きな支障がないならば、いちいち言動や態度にイライラせず、受け流しましょう。
上司だと思うからイライラするのであって、そこでふんぞりかえっているだけのただのおっさんだと思えば、放置できるようになります。
上司が無能なことにより仕事が遅延する、ミスが生じるということであれば、さらに上の上司に相談しましょう。
オープンな社風の会社や、あなたがある程度実力を認められているのであれば、上司を飛ばして直接上に話を通すことも出来るかもしれません。
さらに、部署内である程度仕事の割り振りに融通が効くのであれば、重要な仕事や期限のある仕事はさせないようにしましょう。
社風や仕事内容によるので難しい部分ではありますが、無能な上司によって自分たちの努力が台無しになるのは避けたいところです。
足を引っ張る同僚…広い心で接しよう!
同じ仕事をしていたり、チームで作業をしている同僚が仕事ができない人の場合、足を引っ張られて自分の評価まで悪くなってしまう可能性があります。
その同僚のミスの尻拭いをしなくてはいけなかったり、仕事が遅いせいで残業が増えたりと、精神的、体力的にも影響があります。
しかし、どうしても一緒に仕事をしなくてはいけないのであれば、どうにかその人でもできる仕事を振るなどの分担をするしかありません。
仕事量の差は大きく異なるのに同じチームだから同じ評価、同僚だから同じ給料などということに我慢ならない時もあるでしょう。
しかし、ずっと同じチームや部署で、その人と一緒に仕事をしていくわけではありません。
今だけのこと、誰でも一度は一緒になるのだと割り切って、できるだけイライラせず、平穏に仕事をしていきましょう。
一緒に手伝ってあげる
仕事ができない人の対処法は、周りが一緒に頑張って仕事ができるように手伝ってあげることです。
ずっと見ていても前には進みません。
その人が仕事をこなすまで待っていても、時間がかかってイライラするだけです。
そんなときには、周りが一緒になってその仕事を手伝ってあげるしかないのです。
でも、できるところはやらせることも大切です。
その人が理解できる仕事を任せて、できないところはホローしてあげましょう。
そして、できたら褒めてあげるのです。
褒めることで、その人がやる気を出します。
できるまで、とことんつきあってあげましょう。
会話をして、どんな仕事が得意か知る
仕事ができない人の対処法は、怒らないことです。
怒るとますます仕事ができない人は「もう駄目なんだ」と思い、仕事をしなくなってしまいます。
仕事ができないことをなじることなく、頑張ってできるように仕事を任せてみましょう。
まったく仕事をしないと、ますますやる気をなくします。
仲間はずれにはせず、会話をすることも大切です。
会話をすることで、その人がどんなところができないのかを知り、理解できます。
そして、その人に合う仕事を選び、任せることができるようになります。
まずはランチに誘ってみて、どんな資格を持っているのか、どんな仕事が得意なのかを知りましょう。
学ぶことが大事と教えてあげる
仕事ができない人の対処法は、できないと思わないようにしてあげることです。
できないと最初から決め付けているところがありますから、それを周りの人が「大丈夫だよ。できるよ」と言ってあげればいいのです。
どうやったら素早くできるようになるのかを教えてあげましょう。
最初はみんなできなかったけど、それを自分なりに努力をしてできるようになったんだということを教えてあげればいいのです。
できないときには自分で学び、理解するまで努力をすることが大事と教えてあげましょう。
とにかく、できなくても仕事をやりたいという意欲を持ってもらい、その意欲を引き伸ばすように職場の人が頑張るといいのです。
仕事ができない人への対処法のまとめ
- 「わかりました」を信用しない
- 注意は対面でしっかりと行う
- 真面目なのに仕事ができない人には明るく接する
- 仕事ができない部下なら…仕事の振り方を考える!
- 上司が無能…基本は無視、可能であれば上に相談を!
- 足を引っ張る同僚…広い心で接しよう!
- 一緒に手伝ってあげる
- 会話をして、どんな仕事が得意か知る
- 学ぶことが大事と教えてあげる
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。