頭が悪い人のための頭が良くなる方法
by LauraLewis23
「自分は頭が悪いなぁ・・・」
なんて自虐的に感じることはありませんか?
仕事のミスが多い、テストの点数がいつも悪い、要領が悪いなど自分はダメな奴だなと感じることはたくさんあります。
しかしそんな時に思い出して欲しいのが、どんなに頭が良い人でも最初はダメな人間、普通の人間だったということです。
頭が悪いと素直に受け入れてしまったらそこで成長はストップして、いつまでも頭は良くなりません。
そこで本日は「頭が悪い・・・」と感じている人が知っておきたい頭を良くする方法をご紹介します。
関連記事はこちら▽
真面目だけど要領が悪い人の特徴や原因と対処法を徹底紹介!
【目次】
・頭が悪い人が知っておくべき学び方のポイント
・頭が悪い人の特徴
・頭の悪い人の仕事の特徴
・頭が悪い人の話し方の特徴
・頭が悪い原因
・頭が悪い人の改善方法
出典
頭が悪い人が知っておくべき学び方のポイント
- 自分の経験を自己観察する
- 周りのノウハウを観察する
- 自分の経験から無意識に学ぶ
- 周りの「いいもの」から無意識に学ぶ
頭を良くするには「いいもの」に触れ、学ぶことでそれを自分の中に取り込み、自らの行動や考え方を改善していくことだと本書では伝えています。
そしてその学び方には「意識的」と「無意識」に分けられます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
頭が悪い人は自分の経験から学ぶことが理想
周りからこうやった方が、この方法がオススメと言われて、いざやってみてもどうもしっくりこないという経験はないでしょうか。
また自分なりアレンジした方法のほうが頭に入る、結果が出るというケースも少なくありません。
頭を良くする方法としてベストなのがこのように自分の経験を通して意識的に学ぶということです。
自分で経験して学んだことは、誰かから聞いたり、本を読んだりすることよりも強烈にあなたの頭や身体に刻まれていきます。
この積み重ねがノウハウとなり、
グングンと頭角を現すことにつながります。
なのでまずは何でも経験してみることが重要です。
頭が悪い人は周りのノウハウから学ぶ
何でもやってみよう!
と言われても何をどうすればいいのかわからないということがあります。
ある程度、何をすればいいのかだけでも分かれば行動に移しやすくなるのは事実です。
そんな時は周りをよく観察してそのノウハウを学びましょう。
ここで大切なことがあります。
いきなりレベルの高い人の方法を学んでも
おそらくハードルが高すぎてすぐに挫折してしまうでしょう。
できる人から学ぶときに大切なのは
「最初はどうやってスタートしたのか」ということ。
今の自分と同じレベルの時に、
できる人はどんな方法で今の状態になったのかを学ぶことです。
できる人の真似をすることはとても素晴らしいことですが、
よくある失敗としてそれをそのまま自分に当てはめてしまうことがあります。
RPGでいうレベル5の戦い方と、レベル45の戦い方は全く違うことを覚えておかないと
やる気が無くなって停滞したままになってしまいます。
また、周りに学べそうな人がいなければ「本」を活用しましょう。
いつでもどこでも読書をすることで高めることが可能になります。
頭が悪い人は自分の経験から無意識に学ぶ
最初にご紹介したのは自分の経験から「意識的」に学ぶということ。
つまりどんどん経験をしていって、その結果を分析し、
次の行動に反映させていく改善サイクルを生み出すことです。
これが頭が良くなるにはベストな方法だと伝えました。
一方で「無意識」からでも学ぶことが可能です。
例えば幼いころやったゲームは楽しくて楽しくて
何時間もプレイしてしまった経験がある人は多いはずです。
繰り返しやっているといつの間にか最初にプレイした時とは
比べ物にならないくらい上達しています。
そのレベルになるまで分析して、その行動を反映させて・・・
なんてやっている人はいないですよね。
無意識のうちに上手くなっています。
頭が良くなる方法としてこの無意識の力を応用することができます。
つまり熱中と反復です。
東大に現役で合格する人たちや、TOEICなどのテストで満点に近いスコアを残す人たちは
一つの参考書を平気で5回、10回と繰り返します。
ここまでやってようやく自分の頭にこびりつき、
糧となることを理解しているので反復行動を軽視せずに愚直に継続するのです。
頭が悪い人は周りの「いいもの」から無意識に学ぶ
周りの「いいもの」から無意識に学ぶというのはかなり受動的な方法と言えます。
自らこうなりたい、このぐらいのレベルにいきたいという明確な意識も薄いので即効性もありませんし、環境を間違えるとあっと言う間にあなたの力は落ちていきます。
人は周りの環境にとても左右されやすいもの。
あなたができる人間でも、周りができなくてだらしなくてやる気もない人だらけであれば、余程の強い意志が無いといずれあなたも同じレベルになります。
逆を言えば、優秀な人達がいる環境に身を置けば自然とあなたの行動も変わって良くなるでしょう。
これが周りから無意識で学ぶ方法です。
注意点はたった一つ、良い環境を選ばなければいけないということのみです。
頭が悪い人の特徴
都合の悪いことはすべて他人のせいにする
頭が悪い人ほど自分に自信を持っています。
何か不都合なことが起きると、まず自分ではなくて他人のせいだと考えるのですね。
なので頭の悪い人は自分のせいじゃないとよく口にしてしまいます。
頭の良い人は、自分が多少関わったことがよろしくない結果を招いたならそこで反省すべき点を考えるのです。
しかし頭の悪い人には謙虚さがないので、自分に悪いところはなかったかと考えることはできないのですね。
それゆえに再び同じようなミスをしてしまい、周囲の人間に評価されなくなってしまうのです。
あいつは頭が悪いと、陰でコソコソ言われるようになってしまうのですね。
気持ちの切り替えができない
人は悲しいことがあったり怒られたりすると気分が沈みます。
反対に嬉しいことや楽しいことがあると、気分が高揚しますね。
その感情に捉われてしまって上手に動けなくなるのが頭の悪い人の特徴です。
悲しいことや辛いこと、または人に対しての怒りの感情を抑えることができないまま他の作業をしようとして失敗してしまうのです。
気持ちを引きずってしまうのですね。
嬉しいことや楽しいことがあって、気分が良くなっている時も同じです。
浮かれたまま仕事や勉強をしても、身に入らないでしょう。
楽しいこと、辛いこと、やらなければならないことをすべて分けて考えられないと物事は上手くいきません。
よって気持ちの切り替えができない人は失敗ばかりする、頭の悪い人になってしまうのです。
自分は頭の良い人間だと勘違いして他人を見下す
自分のことを頭が良いと思っている人のほとんどが頭の悪い人です。
本当に頭が良くて自分でそれを理解している人間なんて滅多にいません。
自分は頭が良いと勘違いしている人が多いのです。
その中でも自分は頭が良いのだと自信満々で他人をすぐに馬鹿にするような人は、本当に頭の悪い人間です。
勘違いをするだけでなく他人に嫌われるような行動をとってしまうので、良いことなどひとつもありません。
次第に人から疎まれるようになって、人間関係はどんどん悪くなり、いずれは自分の居場所も失ってしまいます。
そういう不利な状況になるかもしれないという未来を想像できないのです。
これこそ頭が悪い証拠ですね。
自分を賢く見せようと必死
頭が悪い人であればあるほど、「自分を賢く見せようと必死」なものです。
ですから、実はみんなが知っているけどただ口にしないだけの知識などを、ドヤ顔で披露するようなことも多くなります。
それを黙って聞いていたり、「すごい!」と褒めてくれる人も多いのですが、当然ながらそれは社交辞令です。
本音の部分では、「この人は何て頭が悪いんだろう」と思っていることも少なくありません。
頭の良い人は、わざわざ自分を賢く見せようとはしません。
自分の長所と短所をしっかりと把握し、それを自分で素直に認めているものなのです。
つまり頭が悪い人だと思われないためには、自分の能力を正確に把握しておく必要があるといえるでしょう。
考える力が不足している
すぐに他人の意見に流されてしまう。
それが、頭の悪い人に共通する特徴です。
とにかく「考える力が不足している」ため、なかなか自分の意見を持つことができません。
では、なぜ考える力が不足しているのでしょうか?
それは、そもそも考えるクセがついていないからです。
物事について考え意思決定するのは、いつも他人の役目であると、頭の悪い人たちは誤解しています。
つまりいい歳をした大人になっても、「子どもが親を頼るような状態から抜け出せていない」のです。
考える力を身に付けるためには、結論が正しいのかどうかは二の次にしてでも、とにかく自分の頭で考えてみなければなりません。
それができるかどうかが、頭の悪い人とそうでない人との境目になるでしょう。
場の空気に全く無頓着
頭の悪い人は、常に浮いた存在になりがちです。
なぜなら、「場の空気に全く無頓着」なため、あまりにも的外れな発言をしてしまうことが多くなるからです。
さらに始末が悪いのは、そんな自分のことを「能力が高い」と勘違いしている点になります。
集団の中で頭の悪い人が発言をすると、周囲の人たちは決まって静かに耳を傾けています。
その理由は実は「あきれているだけ」なのですが、当の本人は自分の能力が高いからだと思い込んでいるのです。
頭の悪い人だと思われないためには、もっと場の空気に敏感になる必要があります。
口を開くより前に、今その言葉を発するべきなのかどうかを、しっかりと考えてみることが大切でしょう。
頭の悪い人の仕事の特徴
先を読まず、段取りを考えない
頭の悪い人は、目の前の仕事をこなすことだけしか頭にありません。
ふつうは、優先順位を考え、より効率的な段取りを考えてから、仕事をスタートしますが、頭の悪い人は、そうしたことを一切考えないまま、いきなり仕事を始めてしまうのです。
また、仕事をしながらも、「今」しか見えていません。
今やっている仕事のことで頭がいっぱいなために、先を読めないのです。
仕事というものは、常に先を読みながら進めていくべきですが、頭の悪い人はそれができないのです。
そのため、効率が悪くなり、同じ仕事をするにも、人より多くの時間がかかり、しかも完成度は低くなってしまいます。
同じミスを何度も繰り返す
どんなに優秀な人でも、人間である以上、仕事にミスはつきものでしょう。
しかし、優秀になればなるほど、ミスの数は少なくなり、また、同じミスを繰り返すということはありません。
ミスをしたとき、その原因を自己分析し、しっかり改善策を講じるために、同じミスを繰り返すことがないのです。
それに対して、頭の悪い人は同じミスを何度も繰り返します。
ミスをして「しまった」と思い、落ち込むことはあっても、原因分析をしっかりしませんし、改善策を考える能力がないために、「どうしたら同じミスをしないですむか」が分からないまま、仕事をしてしまうからです。
自分の仕事の目的や役割が分かっていない
頭の悪い人は、人からを指示された仕事しかしません。
仕事に対して消極的なため、指示されない仕事をしようとしないのではなく、仕事を見つけようとしても、自分で仕事を見つける能力がないのです。
それは、自分の仕事の目的や役割がわかっていないための考えていいでしょう。
自分が受け持っている仕事が、そのセクションの中でどんな役割を持っているのか、どんな目的で、自分はこの仕事を受け持っているのかがわかっていないのです。
ただ、言われたことをやっているだけで、仕事の意味や役割が分からにのですから、自分で積極的に仕事を見つけることなどできるはずがありません。
頭が悪い人の話し方の特徴
「えー」や「あー」などが多い
頭が悪い人の話し方の特徴として、「えー」や「あー」などといった言葉を最初に言ってしまうというものがあります。
これは何を話そうか考えがまとまっていないうちに口を開いてしまうため、「えー」や「あー」などの意味のない言葉を発してしまうのです。
頭の回転が速くないために話しながら考えるといった芸当ができないのです。
こういったタイプの人は言いたいことや伝えたいことなどをうまく話すことができず、相手も何度も聞き返すハメになってしまいます。
頭の回転の速い人は考えながらでもスムーズに話すことができるため、頭が悪いということは伝えるという点においてデメリットになる場合があるのです。
論点のズレた返しをする
頭が悪い人は、相手の言っていることをあまり理解できていないことがあります。
そうした場合、相手が欲しい答えとはまったく異なる答えを返してしまうのです。
論点がズレているために、話している相手からすれば、人の話をまったく聞いていないのではと憤慨させることになってしまいます。
ですが頭が悪い人というのはちゃんと聞いていても、そもそもの意味を勘違いして理解していることがあるのです。
そのため相手からこの人は頭が悪いんだなと認識されてしまうことになるのです。
つまりちゃんとした答えを返すことができないのが、頭の悪い人の話し方の特徴なのです。
相手のことを一切考えない
頭が悪い人の話し方の特徴に、相手のことを一切考えずに話し出すというものがあります。
頭の悪い人というのは自分が知っているからといって、相手も知っているとは限らない可能性に考えが及ばないのです。
例えば科学に詳しい人と詳しくない人がいたとします。
前者が頭が悪い人であるとしたとき、専門用語を連発して説明しようとするため、後者の人にまったく伝わらないという事態になります。
こうしたタイプの人は相手が悪いと思いがちなのですが、その話を聞かされている人からすれば、説明が下手だなという認識なのです。
いくら知識を持っていても相手のレベルに合わせて話すことができなければ、頭が悪いと思われるというわけなのです。
頭が悪い原因
人の話を聞けない人は頭が悪くなっていく
頭の悪い人に共通して言えることは「人の話を聞かない」ということです。
自分の言いたいことばかりが先に立ち周囲の意見を取り入れようとしない為、考え方や知識の幅が広がりません。
それに、人の話を聞かないでいると会話に対する理解力も段々衰えてきて、いざ話を聞こうとしても理解出来ず受け答えが出来ません。
何を話してもモタモタとろくさい返事ばかりしている人を、他人は「あの人頭悪いね」と思います。
そして理解力のなさは他人との会話にだけではなく色々な所に悪影響を及ぼします。
仕事をしていて、人の話が理解できていないが為に指示とは全く違う行動をし失敗してしまう。
まさに典型的な「使えない頭の悪い人」ですね。
幼い頃からの学習態度か将来を決める
単純に、学がない人も頭が悪い部類に入ります。
これは学歴の事ではなく、勉強をキチンとしてこなかった為、一般的な常識が分からない人の事です。
簡単な計算が出来ない。
漢字が読めない、または書けない。
地理がまるで分からない。
など、日常生活に支障をきたす程に知識の無い人は「頭が悪い」と思われてしまいます。
これについての原因は1つだけ。
子供の頃に勉強をしなかったからです。
幼少期から中学校にかけて習う事は社会での一般常識がメインです。
そしてその知識は、大人になってから身につけようと思っても簡単に身につくものではないのです。
家庭環境によっても大きく左右される
親からの遺伝も大きな要因の1つです。
遺伝というよりも家庭環境や教育と言った方がしっくりくるかもしれません。
例えば、両親に知識や考察力がなく他人に騙されやすい性格だったとします。
知人に騙されて借金の保証人になってしまい逃げられた。
しかも騙されやすい人は何度も似たような手口で騙されます。
それでも何の対策も講じず疑わず毎回騙されている両親を見て育ってきた人は、人を疑う事を知りません。
自分が同じような目に合ってもそれが当たり前だと思ってしまいます。
自分に「自分は頭が悪い」という自覚がないのです。
頭が悪い人の改善方法
自分の頭できちんと考える
「自分は他の人に比べて何をやってもダメ、頭が悪い」、自分自身をそう評価して落ち込んでしまうことありませんか?
頭の悪さは何も勉強や学歴だけで決まるものではありません。
社会に出てみれば飲み込みの速さや要領の良さでうまく立ち回り、学歴が上の人間よりも一歩も二歩も先に進んでいる人も多くいらっしゃいます。
頭が悪いと嘆く前にそんな方々を見習ってどうすればそんな自虐的な思いをしなくても済むのか考えてみましょう。
頭を良くするためにはまず自分自身で考える能力を付けなければなりません。
出されたマニュアルに沿って仕事をする、参考書通りに勉強することは勿論大切ですがそれだけでは突発的なことに対応できません。
どうしてそうしなければいけないのか、他に効率が良いやり方はないのかを常に考え脳を活性化させましょう。
周囲を観察し良い部分を取り入れる
周囲の人たちがどのように動いているか、観察したことはありますか?
同じ作業を同じ時間から始めたはずなのに同僚は終了するのが自分よりも早かったり他の作業と同時進行していたりすることもあるでしょう。
そんな時は「あの人は自分とは出来が違うから」、「自分はあの人のようにはできないから」、と考えるのではなくその人の動き、仕事の進め方を観察してみて下さい。
せっかく自分よりも出来る人が近くにいるのですから見て学んでその人の良い部分をどんどん取り入れるようにしましょう。
ただ何も考えずに取り入れていては自らの成長には繋がりません。
その人がどうしてそれを行っているのかをきちんと考え理解してから取り入れるようにしましょう。
失敗しても諦めない、投げ出さない
とにかく諦めない、途中で投げ出さないことが重要です。
何か仕事を任せられても頭が悪いから自分にはできない、これは以前失敗したからやりたくない、と思うのではなくどんどんチャレンジしていかなければなりません。
うまくいかないこともあるでしょう。
失敗して落ち込んだとしてもどうして失敗したのか、何がいけなかったのかきちんと反省することで次に繋げていくのです。
何度もやっていく内に次第に体が覚えていきます。
そうすることで頭で考えなくともスムーズに動くことができるようになるのです。
一度や二度では体は覚えてくれません。
頭が悪いと思うのなら尚更反復して何度も行うようにしましょう。
頭が悪い人は得意分野を伸ばす
いかがでしょうか。
意識的と無意識に学ぶ方法がありますが、
もちろん早く結果を出すには意識的な方法を選択するほうがいいです。
時には「かったるいなぁ」なんてこともあるはずですが、
そこで良い環境を用意しておけば気分が乗らなくても無意識に学ぶことができます。
しかし、良い環境を用意できなければいつまでも変化は訪れません。
頭のいい人ほど自らの環境や状況を整えて、その土台の上にさらに努力を積み重ねます。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。