一人っ子の性格の特徴10つ
by U.S. Army
一人っ子の性格を気にする人がいます。
よく考えてみると、幼い時に兄弟がいるのと、そうでないのとでは生活環境が大きく異なるので、性格が大きく違うのもうなずけることも多々あります。
そこで本日は一人っ子の性格の特徴をご紹介しますので、もしあなたが一人っ子であれば当てはまるか確認してみたり、あなたの子どもや身近な人の性格と照らし合わせてみてはいかがでしょうか。
一人っ子の性格
一人っ子の性格の特徴としては次ようなものがあります。
- わがままで甘えん坊
- わがままを言わない
- お人好し
- おおらかでゆったり
- お金の感覚がズレている
- 一人遊びが上手
- マイルールを持っている
などなど。
これら以外にも挙げられる特徴をご紹介していきますので、ぜひ最後までお読み下さい。
わがままで甘えん坊
一人っ子だからこそ、親から周りの大人からかわいい、かわいいされて育っている人を良くみます。
人に対して甘えん坊で、「これぐらいやってくれるよね?」と平気な顔して言ったり、
「コレ欲しい!」とねだって買ってもらったりしてもらって当たり前だと感じていることもあります。
周りが集団行動していて一歩遅れただけで、
「待って!待って!」と一人残されるのを異常に嫌う人もいます。
また両親に構ってもらっていない家庭の人、構ってもらっている人と家庭状況は様々ですが、
どちらも寂しがりやでわがままな人も多い傾向があります。
わがままを言わない
先ほどは、性格の特徴として「甘えん坊でワガママ」とお伝えしましたが、その真逆もよく見受けられます。
あまりワガママを言わない性格になってしまうのは、小さい頃から、与えられる事に慣れているからかも知れません。
親からみたらもちろん可愛い子どもですし、祖父母から見ても可愛い孫なので、いつも先回りして、この子は何が欲しいのか、何がしたいのかを大人が考えてしまっているからかもしれません。
また、深く考えると、本人が素直だったのか、大人の顔色を伺いながら生活をする事で自分を押し殺す性格が芽生えた可能性も十分考えられます。
一人っ子の家庭では、いつも本人が中心となりがちです。
寂しそうだったり、明るくないと、それだけで家族の団らんの雰囲気が変わるのです。
その事を幼い頃から気遣っていたからこそ、周りのことを考えてワガママを言わなかったり、その場の雰囲気に上手く馴染むような振る舞いをしてしまうのかも知れませんね。
このような子どもを持つ親としては、これから、もっと自己主張をして、競争社会の荒波に旅立つ為には親の子離れが必要だと考えている人も少なくありません。
お人好し
一人っ子は兄弟というライバルを持たなかったために「お人よし」の性格になることが多いようです。
このライバルが少ないと「人を押しのけても上へ行きたい!」とか「うかうかしていると、人に遅れをとってしまう!」という思考法にはなりにくいものです。
社会人になり誰かと競う世界に入ったとしても、つい手柄を譲ってしまったり、自分を全面に出すどころか、引っ込みがちで目立つ存在にはなりにくいのかもしれません。
また、ものごとに対するこだわりをあまり強く持たないのも、一人っ子の性格ではないでしょうか。
「まあいいや」の精神と言いましょうか、たとえば恋愛に関しても、相手を束縛しようとしないのが、一人っ子の性格の特徴として挙げられます。
おおらかでゆったりしている
一人っ子の性格の特徴として、良く言えばおおらか、悪く言えば、競争心が無いところがあります。
次のようなエピソードがわかりやすいでしょう。
週末に実家に集まり親戚の子供達と過ごすのですが、普段、兄弟がいない為か、ご飯の時など、美味しいおかずは、従弟の兄弟に先に取られたりしています。
傍で見ていると、もっとガツガツ行かないと、とも思うのですが、それも、良いところかなでもあります。
この性格の特徴は大人になるにつれてもっと大きな違いになって表れてきますが、一長一短なものなので、周りの環境によってはその性格で良かったと感じることもたくさんあるでしょう。
お金の感覚がズレている
一人っ子であるがゆえに親や親戚などから可愛がられ、お年玉などが周りと比べ信じられない位、沢山もらっている人もいます。
兄弟のいる家庭であれば歳上と歳下では貰う金額が違ったりで差を知る事ができますが、そうした差を知るキッカケが自分ひとりのためかあまりないこともしばしば。
そのため、お金を沢山持っている人もいますし、使い方が周りと比べ極端にズレている人もいます。
しっかりお金の教育をされている人もいますが、大概周りと比べ高価な物を持っている人が多いのではないでしょうか。
中学生がヴィトンのバッグを買ってもらって、それを使用しているという人もいるようです。
一人遊びが得意
小さい時は近所の同級生の女の子や男の子と遊んでいたのに、
小学校の上級生になる頃から、漫画に目覚め、本に目覚め、子供部屋の押入れが本棚になるということもよくあるケースです。
時間がある時は、本を読むことが多く、これも一人っ子だからかなとかんじることもあるでしょう。
また、従弟の兄弟がいつもおもちゃを取り合ったり、テレビのリモコンを取り合っていても、
本人は兄弟喧嘩をした事が無いので、本当は自分の主張がしたいのに主張できない性格になるため、自然と1人で遊んだり、時間を使ったりすることが多く、それが習慣になっていくようです。
マイペース、マイルールが多く他人に厳しい
自分はこんなペースで、と周りを考えないで仕事をしたり、こだわりのマイルールを持ち続けている人もいます。
それぞれの個性でもありますが、中には困ったマイルールを、持っていて頑固な人もいます。また、なかなか譲らない人もたくさんいます。
そして自分の世界が強い人も多いので妙に、他人にキツい言葉使いの人もいるのです。
歳の近い人が周りにいないせいか、どうしても自分の中で価値観が出来てしまっている人も多く、
それが正しいと思い、気に食わない人に対して
キツい一言をバンバン言う人が目立ちます。
または、これとは逆に一人っ子だったがために、人見知りであったり、
自分の意見が中々言えないという極度に大人しい人もいます。
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孤独癖がある
多くの兄弟がいる中で育った人は、常に近くに誰かいないと不安になる寂しがりやが多いですが、
それに対して一人っ子は、一人でいることに慣れているといえるでしょう。
ですから、孤独を怖れませんし、むしろそれを好む傾向があります。
もちろん、大勢でわいわいやるのも嫌いではありませんが、
みんなで騒いでいるときにもふと「一人になりたい」と思ってしまうのが、
一人っ子の特徴ではないでしょうか。
空気を読もうとしない
一人っ子の性格の特徴で挙げられるのが、
「空気を読もうとしない」ということです。
一人っ子というのは両親の寵愛を一身に集めて育ってきました。
おじいちゃん、おばあちゃんの愛情もまたしかりです。
常に「場の主人公」の座を独り占めしてきたのですから、
場の空気など読む必要がない環境ですくすくと育ってきました。
見出しでは「読もうとしない」と伝えましたが、
より正確に言うなら「読む必要がない」と考えているのが、一人っ子の特徴なのです。
子どものころはそれでよかったでしょうが、
残念ながら大人になるとそうはいきません。
しかし、「三つ子の魂百まで」という言葉があるように、悲しいかなすっかり身についてしまった「場の空気を読まないクセ」は、改めることなかなか難しいケースが多いものです。
夢見がち
子どものころ一人でいる時間が多かった人は、
夢見がちな性格になる傾向が強いと言われています。
妄想癖のある人もしますし、そうでなくても、人と一緒にいるときについ「自分の世界」に入り込んでしまうことが少なくありません。
グループ内で話しているときに「話し聞いているの?」と言われたり、ボーっとしてしまうこともあるかもしませんね。
この夢見がちの性格が創作の才能と結びつくと、
すぐれた芸術を生み出す可能性がありますので、クリエイティブな仕事をしてみるのもいいかもしれません。
一人っ子の恋愛の特徴
ちょっとワガママ気質
もちろん、これは一人っ子すべてというわけではありませんが、概して一人っ子と言いうのは常に子供が1人の環境で両親からの愛情を注がれていますから、ワガママな人が多いです。
しかも、常に一人で競い合う相手も家にはいなかったわけですから、比べられることもなく、なんでもOKが通ってきた人が多いです。
ですからそんなワガママが恋愛でも出てきてしまうというのはよく言われることです。
例えば、どうしてもAという場所に行きたいのに、相手がBに行こうと強く言ってきても「絶対にAがいい、Aじゃなきゃ嫌だ!」と、我を突き通す所があります。
他にも、自分スタイルが許されてきた人生ですから、自分スタイルを曲げられるようなこと、例えば、恋愛は、彼氏とはこうあるべきだというような信念がある場合、それにそれてしまうと「それは恋愛じゃないよ」なんてことになってしまいます。
愛情が強くて時に重く感じる
一人っ子というのは、生まれてから今までずっと両親の愛情が自分だけに注がれ続けてきました。
自分以外に兄弟がいませんから、自分にだけ家族からの愛情が集中しているという状況にずっといたわけです。
そのため、「普通」の愛情ではなく、それなりに強い愛が「普通」の愛情レベルだと一人っ子は感じてしまいますし、自分もそれと同じくらいの強い愛を好きな人に返そうとする傾向にあります。
つまり、一人っ子との恋愛ではかなり強めの愛情を感じることとなります。
そして、人によってはその愛情が重すぎることもありますから、その人と一緒にいるとあまりにもラブラブ感が強すぎて疲れてしまうこともあります。
それに、そういった積極的に愛情表現をしてくる相手に対してついていけずに引いてしまうなんてこともあります。
独占欲が強い人が多い
やはりこれも典型的な一人っ子の得著だと言えるでしょう。
それが、独占欲が強いという恋愛観です。
それもそのはずですよね。
なぜなら、一人っ子は両親の愛情が常に自分に注がれている状況ですし、両親は自分だけのものです。
そして、自分が所有しているものも、例えば兄弟がいれば1つのおもちゃも2人で一緒に使い、取り合いになったらシェアすることをお互いに覚えたり、どちらかがどちらかにそのおもちゃを譲るということを必ず親からも教えられて育ってきています。
しかし、一人っ子は違います。
まずはそういった争いが起きることがありませんから、自分のものは常に自分のものなのです。
ですから、恋愛においても彼氏ができたら自分のものだという意識が人より強く、束縛をしてしまったり、強い愛情を与えようとします。
マイペースで一人の時間も大切にしたがる
兄弟というものがいない一人っ子は、一人でいる時間、一人でいることにもう慣れています。
ですから、確かに相手のことが好きであっても、2人以上でいることに疲れたり、ちょっと混乱してしまい、突然一人になる時間を作ったりするなんてこともあります。
1人で何でもできるともいえるのですが、2人以上でいると自分のペースを守れなくなるので一人っ子というのはこういった一人の時間が大切で、あなたといることよりもそれを優先することもあります。
また、一人っ子は自分の世界の中でずっと生きてきた人たちです。
作り上げた自分の世界の中にあなたが入ってくることでちょとした乱れが生じるわけです。
ですから、恋愛面でも自分のスタイルや考えをしっかり保とうとマイペースな時間流れをとったりする人が比較的多いといえます。
一人っ子のメリットとデメリット
常に親が自分を見ていてくれること
子供が何人かいると親の目は分散されてしまうのが普通です。
しかし、一人っ子の場合は、親の目がその子一人にのみ注がれます。
常に親が見ていてくれるということの安心感や、自分のことだけを見てくれるという愛情を強く漢字つことが出来るというのが一人っ子最大のメリットと言えるでしょう。
一方で、常に親の目が行き届いてしまうということは、子供を束縛してしまったり必要以上に干渉してしまうことの要因にもなります。
兄弟がいればある程度のことは目をつむったり、目が行き届かなかったりするものですが、一人っ子の場合は一挙一動が目に入ってしまうからです。
親が子供の干渉を自制したり、「これくらいはやらせてあげよう」といった思いが働かなければ、子供の行動を制限してしまうかもしれないというデメリットがあります。
我慢することを学べるかどうか
子供の頃に、友達同士や兄弟間で喧嘩したり、物を取り合ったりする経験はある程度必要だと言われています。
一人っ子の場合には、家の中に喧嘩相手がいません。
物を取り合う相手も親ですし、親の場合は子どもと喧嘩するなんてこともありません。
ですから、一人っ子の場合は物の取り合いや喧嘩などを通して「我慢すること」を学ぶ機会が少ないと言われています。
しかし、物の取り合いや喧嘩を通して学ぶ我慢に関しては、兄弟でしか経験できないことではないので、積極的に外に出て同年代の友達と触れ合うことで十分カバーできるでしょう。
一人っ子の場合は、親自身が子ども同士のけんかを見慣れていないということもあって、口出しや手出しをしてしまいがちです。
子ども同士のもめごとがあった時にも、危険がない限りは見守るように心がけましょう。
金銭的余裕があるということ
子供を育てるのにはお金がかかります。
赤ちゃんの頃はおむつ代、日々大きくなるたび買い換える洋服代、保育園に通う場合はその料金などで出ていくお金は絶えません。
大きくなったらなったで、習い事やクラブ活動の費用が発生します。
一人っ子の場合は、かかるお金は当然ながら一人分です。
そのため、兄弟がいる子供と比べるとお金をかけやすいというメリットがあります。
しかし、お金をかけてあげられるということは、ときにはデメリットにもなりえるので注意が必要です。
子供の欲しがるものを全て与えてしまってはいけません。
お金があることと、お金を使うことは別物だと考えましょう。
お金をかけるべき時にはかけるべきですが、子供の要求全てに応じてお金をかけるのは避けるべきです。
どんな時にお金をかけるべきかを考えることによって、一人っ子の金銭的デメリットはカバーできます。
親と密接な関係になりやすい
常に親の愛情が自分だけにそそがれるので、一人っ子の場合は親と密接な関係を築きやすいというメリットがあります。
子供も親を頼りにしますし、親も唯一の子供であるその子を大切にするからです。
親と子の信頼関係が密接であることはとても重要なことなのですが、それも度を超えると依存という形でデメリットになることがあります。
小さいころは、依存状態であるのは普通です。
幼いわが子を全力で守るのが親の役目です。
しかし、ある程度大きくなってからは、子供が自分で考えて行動しなければいけないことが出てきます。
依存度が強すぎるとある程度の年齢になっても親子が密接すぎて、互いに自立できないことは多いです。
一人っ子だから愛情を注ぎやすく目が届く分、大きくなってきたら節度を持って接する必要があるのかもしれません。
一人っ子の性格が悪いと勘違いしている人
いかがでしょうか。
もちろん全ての一人っ子の人に当てはまるわけではありませんが、
兄弟がいる環境で育ってきた人とは少し違うこともあるでしょう。
また、中には一人っ子の人は性格が悪いと過激な発言をする人もいます。
しかししそれはその人の価値観とは合わない、相性が合わないだけの話であり、
一人っ子の性格が悪いわけではないことは当然の話しです。
わがままというか、自分のことをしっかり主張できる人が羨ましいからこそ出てしまう言葉なのかもしれませんね。
そのようなケースではお互いにとって良いことは少ないので、付き合い方を考えたほうがいいでしょう。
あなたやあなたの周りの一人っ子の人の性格や特徴はどのようなものが挙げられるかチェックしてみると、この他にも意外な面白い発見があるかもしれませんね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。