使えない上司の特徴6つ

使えない上司
by Bart Everson
 
あなたの上司は使える上司でしょうか、それとも使えない上司でしょうか。

よく部下の間で「使えない上司だ・・・」と囁かれてしまう上司が現実にはたくさん存在するものですが、実際にその上司はどのような特徴を持っていて、どのようなときに部下は「使えないな」と感じるのでしょうか。

そこで本日は使えない上司の特徴をご紹介しますので、あなたの上司に当てはまるものがあるかどうかチェックしながらご覧ください。



使えない上司の特徴

 

何とトラブルがあった時、いつも部下のせいにする上司

 
仕事上、トラブルは避けられないものですが、もしトラブルがあったとしても、いつも部下のせいにして怒鳴りつける上司は少なくありません。

何かトラブルがあった場合、部下に「理由を言え」と命令しておきながら、部下の理由をいい訳として受け取ってしまう傾向があるのです。

そのトラブルを責任もって解決しようとせず、何でもかんでも部下のせいにして、その割に部下に対して、「お前は使い物にならないからやめろ、代わりになる人はいくらでもいるんだぞ」などと脅してくることも。

上司より上の役職(例えば社長など)が来た時、適当な理由をつけて、その場から逃げ出してしまったりすると、部下は呆れ果ててしまいますよね。

トラブルが起きた時の報告は全て自分の部下がやった事にして、自分は責任がなかったかのような報告をするのは、信頼も何もない上司として見られても仕方ありません。
 

残業を強要してくる上司

 
部下がどんなに正当な理由で残業を断ろうとしても、部下の理由に対し「嘘をつくな、仕事をサボる口実だろう」と勝手に決めつけてしまい、結局残業を強要してしまう上司もいます。

例えば部下の体調が悪い事が理由だとすると、上司は「仮病を使う気か、大したことないだろう。やる気あるのか」という具合に断れないようにしたり・・・。

あるいは「今は大事な時だ。残業しないなんて使えない奴だ」と罵り、「残業しないなら首にするぞ」と部下を脅してきたりもします。

部下たちに残業を強要しておきながら、自分はさっさと定時時間に帰ってしまい、残業時間の仕事上の責任は全面的に押し付けてくる上司も使えない上司として挙げられるでしょう。

部下が残業をせずに定時に帰ると、次の日上司はその部下に対し、「残業を拒否した無能な人」と言葉で罵るので、部下としてはたまったものではありませんよね。



部下たちをほとんど褒めない上司

 
部下が仕事上で活躍したとしても、褒める確率が極めて低く、「こんな事は出来て当然だ」という感じでほとんど褒めない上司がいます。

遅刻をせず、電話応対とか雑用を一生懸命こなしている部下にも「頑張ってるな、えらいぞ」等ではなく、「一人でカッコつけるな」とか「いい子ぶるな」とか言って逆に責めてしまう傾向があり、性格に難ありと言わざるをえないでしょう。

自分の部下たち全員に悪い所、つまりあら探しばかりをする事が自分の趣味となってしまっているといえるでしょう。

部下の素晴らしい点、長所をほとんど無視して、悪い点ばかりを探しだし、そこを指摘して来る上司は厄介としか言えませんよね。
 

パソコンやインターネットが使えない上司

 
今どきパソコンが苦手、上手く使えないという上司はとても厄介ではないでしょうか。

「僕、パソコン苦手なんだよね、これ、教えてくれる?」と寄ってきては、1からキーボードの操作を教える羽目になってしまいます。

一度、優しい顔をしたら最後、ちょくちょく「先生、教えてくれよ」と呼びだされることは間違いありません。

自分の仕事を中断して基本操作を教えることになるので、一向に仕事がはかどらないものです。

とても几帳面で真面目な上司は、1枚の資料を仕上げるのに、まる一日がかりも珍しくありません。

いっそのこと、その仕事、こちらに丸投げしてもらった方が、よっぽど効率的だと思わざるをえないでしょう。

また、文書入力に時間がかかる程度なら、まだ良いものです。さらに厄介なのが、インターネットやメールでやらかしてしまう上司。

業務時間中に趣味のサイトを閲覧、ポップアップ画面がいくつも表示、フリーズさせた上、ガンガン叩いてPCの基盤ごと破壊・・・なんていう荒削りな上司もいるのだとか。

メールもBCC、CCの使い分けなんて知る由もなく、恥ずかしい私用メールをグループ全員に送信。さらには、クライアントの宛名相違でヒヤリ。

時代の流れにそった働き方を一向にしようとしない上司は、ネットなどを使いこなしている世代にとっては使えない・・・と思われても仕方がないかもしれませんね。



トラブルに弱すぎる上司

 
部下が不意に予想外のトラブルに見舞われた時、頼りにしたいのが上司というものです。

ところが、トラブルに弱すぎる上司だったりすると、更に事態を悪化させてしまう恐れがあります。

トラブルを収拾させるには、知識や経験に基づいた迅速かつ的確な指示が必要になることが多々あるものです。

ところが、自分に責任追及されるのを恐れるばかりに「俺は知らない、担当者は誰?」と下手に犯人探しをした挙句、予定外の出張に出てしまう無責任タイプの上司がいます。

「表沙汰にならないようにしろ」と隠ぺい工作に走り、結果として大問題に発展させてしまうこじらせタイプの上司もいます。

中には、上司本人がトラブルメーカーというケースもあるでしょう。

このような上司の部下である人達から見れば、一言「所要の対応を、責任は俺がとる」と言ってくれる、頼もしい上司がうらやましいと感じるものですよね。
 

自分の事ばかりでマネジメントできない上司

 
上司たるもの、プレーヤーである前に、マネージャーとしての責務を果たさなければなりません。

チームの責任者として、仕事の方向性や人員配置、業務上の判断なども求められるのが上司たるものなのですが、使えない上司は、自分の仕事ばかりで部下に目を配ることをしません。

その結果、チームの雰囲気は悪化、仕事も停滞、部下のやる気をそぐことにつながってしまうこともあります。

「名プレーヤーが名監督になるとは限らない」というのはまさに言葉のとおりではないでしょうか。



使えない上司の対処法や付き合い方

 

いかがでしょうか。

部下としては使えない上司の下で働くほどストレスがたまることはないのでしょうか。

ただでさえ仕事が忙しいのに、そのことに全く理解を示さず、己の楽さを求めるために部下を利用する上司は、

マネジメントする立場である意味がありませんよね。

では、そんな使えない上司の対処法ですが、

上司を変えたりするのはかなり難しいので、

あなた自身が何かしらのアクションを起こさなければいけないでしょう。

今の職場を離れるのも1つの方法ですし、

人事に相談するのも1つです。

または同じ思いをしている人たちとともに本人に直接伝える機会を設けるもの立派な対処法でしょう。

もちろんそれなりの覚悟は必要不可欠ですが、

その使えない上司が嫌で嫌で仕事辞めたいと毎日思うようであれば、

早めの対処が必要です。

また付き合い方としては、そういうものだと割り切ることが手っ取り早いと言えるでしょう。

上司を変えようとすればするほど、

あなたのイライラは増すばかりです。

とにかく環境でも考え方でもなんでも、上司を変えることよりも、

自分を変えることのほうが物事の解決に役立つはずですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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