騙されやすい人の9つの特徴や性格とは?
騙されやすい人とは、人を信用しきってしまい結果的に騙されてしまうケースや、何も深く考えずにいたら騙されていた、といったケースまであります。
そんな騙されやすい人は、あなたの身近な人にもいるかもしれませんね。
「まあ、これが自分だから」と開き直っていたら、いつか再起不能状態までズタボロに騙されてしまうかもしません。
それを改善し予防するには、予めどんな人が騙されやすいのかを理解しておく必要があります。
そこで今回は騙されやすい人の特徴や性格についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
騙されやすい人の特徴や性格
- 社会経験や持っている情報が少ない
- 「今だけ」などの限定ものに弱い
- NOと言えないお人好し
- 人のことを疑わない
- 自分で判断することができない
- 目先のことしか考えない
- 占いや神秘的なものが好き
- 冗談が通じない性格
- 筋書き通りにしか行動することができない
社会経験や持っている情報が少ない
いわゆる、「世間知らず」のパターンです。
社会経験や、持っている情報が少ない、いわゆる情報弱者と呼ばれる人たちは、自分がいまおかれている状況を世間一般的に見て、妥当かどうかを客観的に判断することが出来ません。
そのため、普通の人であれば「なんでそんなセリフに騙されるの?!」と思うようなことにも、すんなり騙されてしまいます。
社会経験が一定にある人や、日ごろから情報をしっかり自分の中に入れている人は、騙されそうになった時にアンテナを張ることが出来、「怪しいな」と感じることが出来るのですが、逆に、社会経験が少ない人や、日ごろからそういった詐欺などの情報について疎い人達は、まさか自分が騙されるなんて思いもしておらず、相手のいうことをそのままき入れてしまいます。
そこに、明らかに引っかかるような内容の言葉があったとしても、相手を信用しているところから関係が始まってしまっているため、なかなか「これは危ない」というアンテナが働かず、相手に言われるがまま行動します。
こういった人は、大抵その出来事を家族などほかの人に伝え、「それ騙されているよ!」と指摘されて初めて気づくパターンが多いです。
「今だけ」などの限定ものに弱い
「今だけ大特価!」や「今日限りです」などといったキャンペーンやお得情報に弱い人も、騙されやすい性格の分類に入ります。
そういったお得情報が大好きな人は、損得勘定が強く、今行動しなければ、大きな損をしてしまうという気持ちが強く出てしまいます。
別に、それを逃しても、「得をしない」だけで「損もしない」という状況でも、「えられたはずの得をしない=損をしているということ」と感じてしまう人は要注意です。
そういった性格の人は、損をしたくないがために、限定ものには常に目を配っており、それを決める際にも「今日だけです」だとか、「これを逃すと値段が2倍になってしまいます」「明日には売り切れてもうないかもしれません」などといった言葉を真に受け、冷静な判断が出来ず、口車に乗ってしまう傾向にあります。
こういった人は、結果的に、数日後に自分で「騙された…」と気づくことが多いです。
「今日だけって言っていたあの商品がいつまでも店頭に並んでいる…」「さらに値下がりしている…」などという状況を目の当たりにして初めて、冷静になって自分が騙されたことに気付くのです。
NOと言えないお人好し
人に頼まれてしまうとNOといえないお人好しの人も、騙されやすいタイプといえます。
NOといえない人は押しに弱いことも多く、例えば商品の売り付けや保険の勧誘などでも、明らかに自分には不要だと自分ではわかっているサービスなどでも「NO」ということが出来ず、「ちょっと登録してくれたらいいだけだから」とか「お金は後で戻ってくるから大丈夫!」などといわれ、そのまま従ってしまうことが多くあります。
こういった人は、とりあえずその場をやり過ごすためにその人のいうことを聞くという傾向があり、人から勧められて加入してしまったサービスなども放置してしまいがちです。
そのため、悪質な場合だと忘れたころに、それが原因で高額な請求が来たり、困ったときには既に相手は連絡がつかなくなってしまっていた、なんて泣き寝入りすることもよくあります。
人を疑いながらも、「NOといったら相手が傷つくかな」「断ったら気まずくなってしまうかな」などの理由で、自分の判断とは裏腹に人のいうことに従ってしまうタイプの人も、悪質な詐欺などに騙されてしまわないよう、注意しましょう。
人のことを疑わない
人のことを疑って入る人よりも、信じて入る人の方が距離は縮めやすいと感じるでしょう。
しかし、信じて入る人は騙されやすい人の特徴でもあり、良い特徴とは言えないもの。
疑って相手のことを見ている人ならば、相手の言っている矛盾点や信憑性を探ろうと、一つ一つ確認する作業を入れたり、話を聞きながら相手の行動やしぐさを見て、不審なところがないかを見て警戒しながら話を聞いているでしょう。
逆に信じ切って話を聞いてしまう人は、多少の矛盾点には気付かず、すべてを「そうなんだ」「そういうこともあるのか」と自分を納得させながら話を聞いてしまうのです。
騙す側も、自分を疑ってみてくる人よりは、素直に聞き入れ信じてくれる人の方が手っ取り早く、騙すまでに時間もかからないもの。
同じ内容で騙すとすれば、迷わず信じ切ってくれる方の人を選んで騙すでしょう。
「人を疑うように」と教育されてきていない人は、人を疑うこと=失礼なことという認識をしがちです。
疑うという見方が嫌なのであれば、「警戒する」「距離をとる」といった行動を取りいれるだけでも見方は変わってくるでしょう。
自分で判断することができない
自分で判断することができない、もしくはいつも誰かの意見を聞いてから決断するといった、人を頼った生活が当たり前になっている人は、騙されやすい人の特徴です。
何をするにも自分で「こうする」と意思を持てず、自分が決めたことが正しいことかの判断ができず、常に誰かを頼ってしまう人。
「こうしようと思うんだけどどう思う?」「これからどうすればいいの?」と、人の意見やアドバイスを求めてしまう人は、騙されやすいのです。
要は、人の意見を正しいと思ってしまい、自分の意見は正しいと思うことができない性格が、騙される結果となるのです。
「あの人が言うから間違いない」「あの人が決めたことについていこう」と、決断や判断の基準をすべて他人に置いている人は、自分の意思を持っていません。
誰かが良いと言えば自分も良いと思い、誰かがダメだと言えばやめてしまう。
人が敷いたレールを進むだけの簡単な人生を送ってきたからこそ、自分で決断するのに迷いが生じてしまうのです。
誰かに意見を求める前に、自分がどうしたいのか、自分が正しいと思うことは何なのかをまとめてから相談するだけでも、意志を持つことができるようになっていきます。
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目先のことしか考えない
目先のことだけしか考えない人もまた、人から騙されてしまう人の特徴です。
今この決断をしたら、将来的にどんなリスクがあるのかといった、先のことまで考えられないタイプです。
例えば「これを今契約すれば1000円のところタダで購入できます」と言われて契約をし、タダで商品がもらえたと喜んでしまうでしょう。
ただそのあとになって、「契約の解除には1万円がかかり、一度契約したら5年は定期購入が必要である」と言われてしまい、契約したことを後悔してしまう。
今が良ければ良いという考えだと、物事を深く考えずメリットだけを取りいれてしまい、後先に起こるであろうデメリットを理解しないまま行動に出てしまうのです。
こうしたタイプは意外と多く、詐欺や勧誘に引っかかってしまうことが多いのです。
「今」の条件が良く自分にとって都合の良い話であっても、何かしらリスクが隠されているかもしれません。
事前に確認すること、先のことまで考えることを常に意識し、上手い話には裏があると思って警戒するようにしましょう。
目先の楽しみが一瞬でも、後から来る苦しみが長いこと続いてしまう可能性が高いのです。
占いや神秘的なものが好き
騙されやすい人の特徴や性格として、占いや運命的なものが好きといった理由があげられます。
占いや神秘的なものを好きだということは決して悪いことではありませんが、そればかりに頼ってしまうようになると自分で判断するという判断能力がなくなってしまうようにもなり、困ることになってしまいます。
占いやホスピタリティというものは自分が迷っている時や悩んでいるような時にはとても良いものですが、あまりにものめり込んでしまうと洗脳されてしまうようにもなってしまい、他の人の声は耳にはいらなくもなるものです。
ですから占いで良い結果が出たからといって、効果がほんとうにあるのかわからないような開運グッズを買ってしまったり、高額な商品を買って高いローンを組まされてしまうようなこともあるものです。
騙されているのかどうかということを疑わずに騙されてしまうようなこともありますし、騙されているのかどうかの判断も冷静にできないようなこともあるので、占い関係にのめり込んで、自分の運勢すべてを占いで決めてしまうようになってしまうような性格の人は騙されやすいです。
冗談が通じない性格
騙されやすい人の特徴や性格として、冗談が通じない性格の人であるということがあります。
冗談が通じない人は人の心の裏側にある嫉妬や裏切りの心などにも気が付くことができない場合が多いので、騙されやすくもなってしまうものです。
また、面白い冗談なのに真面目にとらえてしまって怒ってしまうような人も騙されやすいでしょう。
何に関しても真面目で冗談などはわからないような人であれば、騙されていても誰かに指摘されるまでは気がつかずに過ごしてしまうことというのもあるものです。
騙される人と騙されない人の特徴というのは、騙されていることにすぐに気が付くことができるような、敏感な心があるかどうかでもあるでしょう。
鈍い人は騙されることも多いですし、同じ間違いを何回も繰り返ししてしまうこともあります。
ですからくだらない冗談で周りを笑わそうとしない人や、笑いを求めないような人は冗談が通じず、騙されやすい性格ということもできるでしょう。
また、子供の頃からバラエティーなどもあまり見ず、しつけに厳しく育てられた、ということもあるものです。
筋書き通りにしか行動することができない
臨機応変に対応したり行動したりすることができる人というのは、騙されにくいです。
ですが言葉の通りにしか受け取れなかったり、言われた通りにしか行動できないような人は騙されやすいです。
マニュアル通りではなく、その場その場にあわせて対応できる人というのは騙される前にもっと良い方法がないか、別の方法でも良いのではないかということも考えるため、騙されないことが少ないものです。
特にスポーツなどをやっていた人であれば、ルールに書かれているようなこと以外でも、勝つための作戦なども考えるものなので自分に有利なことを考えるようにもなり騙されないでしょう。
スポーツというのは手足を動かし運動神経を養うだけでなく、思考能力も必要になるので脳を活発に働かせるにも良いものです。
脳を活発に働かせることで騙されないための知恵をつけることもできるので、賢くなるためにスポーツをやるのは効果的だとも言えます。
効果的なものを続けることで騙されなくなっていきますし、騙されていたような人も知恵をつけていくことを続ければ騙されにくくもなっていくものです。
騙されやすい人から卒業しよう
いかがでしょうか。
もしかしたらあなたにもいくつか当てはまるような特徴があったかもしれませんね。
そうなるとあなたは予備軍になります。
いまは良いけれども、いつしか大きなダメージを受けてしまう可能性があるため、今からでもいいので、用心するようにしましょう。
そういった意識を持つだけでも、変化が出てくるものです。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。