仕事でイライラしない方法5つ
仕事でイライラしない方法を模索している人は意外に多くいるものです。
多くの仕事を抱えていたり、締め切りが迫っていたりすると、誰しも仕事をしながらイライラしてしまいがちです。
そうでない日常業務をしているときでも、性格的についイライラしてしまうという人もいるでしょう。
イライラしながら仕事をすれば、当然その質は低下しますし、仕事のミスにつながりかねません。
では、どうしたら、仕事のイライラをなくせるのか。
そこで今回は仕事でイライラしない方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
仕事でイライラしない方法
仕事を分けて考える
自が担当している仕事、やらなければならない仕事をひとかたまりとして考えると、その質や量の多さから焦りを感じ、それがイライラにつながってしまいます。
ですから、仕事を始める前に、自分の仕事を分けて考えてみましょう。
複数の種類の仕事を受け持っている場合は、それぞれの仕事の性質や難易度、緊急性などの観点から、優先順位を決めるのです。
そして「今日はまず朝イチでこの仕事を仕上げ、昼までにこの仕事を着手する。
午後、その仕事を完成させて、できれば夕方には次の仕事の下調べをすませる」というように、毎朝、仕事のスケジュールを作るのです。
また、一種類の仕事だけをしている人は、その日の仕事の量を自分で目標設定しましょう。
たとえば、その日一日で10の仕事量を目標とするなら「昼までに4仕上げ、午後の小休憩までに4、残りの2を終業時までに仕上げる」というように、分けるのです。
こうして、仕事分けてからスタートすると、気持ちに余裕が生まれますから、無用なイライラはなくなるにちがいありません。
しっかり準備をしてから、仕事を始める
そのようにして仕事に取り掛かるわけですが、個々の仕事を始める前に、十分な準備をしておくのも大変有効な方法です。
たとえば、会議資料を作成する仕事を始めるとしましょう。
その場合、資料作成に必要な参考資料や書籍、過去のデータや名簿類など、「資料作成に必要になるであろう書類」を事前に想定して、揃えておくのです。
仕事でイライラしてしまう人の共通点は、準備を怠って、いきなり仕事をスタートさせてしまうこと。
仕事をしながら「あの資料はどこへ行った」「このデータはどこに入ってたかな」と、その都度必要なものを探すことになり、「あれがない、これが見つからない」とイライラするのです。
これは精神衛生上大変よくないことですし、仕事の能率が著しく低下してしまうやり方です。
たとえば、文房具一つでも、必要なときにすぐ取り出せるよう、日ごろからデスクを整理しておきましょう。
デスクの整理も、大切な仕事の準備なのです。
小休憩を取りながら、仕事を進める
次に大切なのが、休憩を取りながら仕事を進めることです。
特に仕事量が多い人や、締切の迫っている仕事を抱えている人は、休憩をとらずに仕事をし続けることになりがちでしょう。
気持ちはわかりますが、
これも効率の悪いやり方というしかありません。
人間の集中できる時間はかなり限られています。
ですから、長時間同じ仕事を続けていれば、当然集中力は途切れ、
仕事のペースもグレードも落ちていくでしょう。
そして、それを自覚してイライラしてしまうわけです。
そうならないように、意識的に小休憩をとることをおすすめします。
ポイントは、休憩中は休憩に徹すること。
イライラしがちな人は、休憩を取りながらもつい、メールのチェックなどをしてしまいがちです。
「何かしていないと、時間がもったいない」という意識がそうさせるのですが、
それでは休憩になりません。
「ここで5分休憩」と決めたら、できればデスクから離れるといいでしょう。
「ちょっとイライラしている」という自覚がある場合は、休憩時間を少し伸ばして、外の空気を吸ってくると効果があります。
また、洗面所で顔を洗うという方法も有効です。
いずれにしても、仕事から頭も体も距離を置いてリフレッシュする。
そして、気持ちをリセットして仕事を再開することが、イライラ解消、イライラ防止につながるのです。
何度か「振り返り」をして、仕事の成果を自己確認する
人間は自分のこなした仕事の量や成果を知らないまま仕事を進めると、不安になったりイライラしたりするものです。
反対に、「自分はこれだけの仕事をした」という確認をしながら仕事をすれば、イライラすることもなくなり、効率もアップするわけです。
ですから、一日の仕事を進める中で、何度か「振り返り」をしてみましょう。
そして「ここまでで、これだけできた」という確認をする。そ
うすれば、今後のペースも計れますし、落ち着いて仕事を進めることができるのです。
この作業は、小休憩の間にやってもかまいません。
コミュニケーションは相手に合わせすぎない
仕事は自分一人でするものではありません。
常に複数の人と関係しながら進めるのが仕事というものです。
「職場のコミュニケーションが大切」と言われるのはそのためです。
お互いに報連相を取り合いながら進めないと、仕事の成果は得られないでしょう。
とはいっても、忙しく仕事をしているときに、タイミング悪く報連相してくる人がいたり、無神経な上司から報連相を求められると、それがイライラの原因になってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、「コミュニケーションは相手に合わせすぎない」という考え方。
必要最低限の報連相はきっちりこなさなければなりませんが、それ以外はマイペースでかまいません。
相手のことばかりを慮り、タイミングを考慮しすぎると、自分の仕事に悪影響が出てしまいます。
忙しいときは自分のペース、自分の都合優先で報連相を行えばいいのです。
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イライラしない方法は仕事以外にも応用できる
いかがでしょうか。
イライラしながら仕事をすれば、仕事の質が低下し、ミスを招くだけでなく、体にもよくありませんし、周囲にも悪い影響を及ぼしてしまいます。
つまり、百害あって一利ない「イライラ」を、上記の方法で撃退してください。
そして、ある程度自分なりの方法を確立できたら他のことにも応用してみましょう。
不思議なほど、イライラが収まるはずですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。