動物好きな人の心理や性格とは?動物好きな人に優しいイメージがある理由

あなたは動物が好きな人でしょうか。

動物好きと動物嫌いとに大きく分類されますが、どちらもその原因や心理的な理由が隠されています。

ではいったい動物好きな男性や女性にはどのような心理があり、どんな性格をしている人が多いのか。

そこで今回は動物好きな人の心理や性格と、動物好きの人は優しいイメージを持たれる理由についてご紹介していきます。

また、動物嫌いな人の特徴や性格についてはこちらで詳しく説明しています。

動物嫌いな人の特徴や性格とは?冷たくて性格悪いって本当?



動物好きな人の心理や性格

思いやりの心や母性が強い

動物が好きな人は、嫌いな人に比べると思いやりの心や母性がより強い人だと言えます。

小動物などは好きな人も多い傾向にありますが、それは庇護欲をくすぐられるからというのが理由のひとつです。

か弱い生き物は無意識に守ってあげたい気持ちになるので、思いやる気持ちの強い人ほど惹かれるのでしょう。

よく、哺乳類は他の種の赤ん坊にも母性を発揮すると言われていますよね。

動物でも異種の親子が仲睦まじそうにしている映像などが、愛らしいシーンとしてまま見かけられます。

人間もそれと同じように、他の動物を見た時に大切に守りたいという気持ちが湧いてくるのです。

ペットを飼っている人の中には、彼らを我が子もしくは家族のように愛している人も多くいます。

そういった人たちは、根が心優しいので人間に対してもとても丁寧で優しい性格をしているのが特徴的です。

優しいというのは相手に感情移入をして、相手の気持ちになって考えられる完成を持っているとも言えるでしょう。

まるで自分のことのように他者を思いやれるからこそ、動物たちに対してもそういった心で接しています。


人間嫌い

動物好きの人は人間に対しても好意を抱く人が多いものですが、真逆のパターンも存在します。

過去にいじめを受けた・人間関係にトラウマがある、はたまた理由はないけど人間が苦手だから動物の方が好き、というものです。

こういった場合、動物に対して「彼らだけは味方だ」という感情を抱いていることも珍しくありません。

動物は人間の言葉を喋らず、何を考えているのか明確に理解することはできないでしょう。

それゆえ、ひどいことを言わない・自分を裏切らない相手として、人間関係での孤独感を動物で埋めているのです。

このパターンでは、動物には依存しているけれど人間相手にはうまく立ち回れない性格である、と考えられます。

動物を心の拠り所にすることはセラピーにもなりうる、精神衛生を保つのに非常に有効な手段です。

しかしそこにだけ閉じこもって、人間関係をすべて見限ってしまうのであれば社会では生きづらいでしょう。

動物と慈愛に満ちた関係を築くというよりは、どこか脆い危うい依存関係になってしまうのです。

これには根底にあるトラウマや孤独感、その人にとって耐えられないものから逃げる心理が大きく働いています。

甘えたがり

人間に対して甘えたがりな性格を持っている人は、動物にも好意を寄せていることがよくあります。

人間である、動物であるといった境は特に気にしておらず、ただ他者と触れ合うことが好きなのです。

動物はあたたかいだけでなく、種によってはふわふわしていてとても触り心地のよい子がいますよね。

生活の中でストレスを受けて疲れていても、そういった動物と触れ合えば心が癒されていくものでしょう。

ふわふわではなくとも、動きを見ているだけで幸せな気持ちになれるのが動物のよいところです。

甘えたがりな人は同時に寂しがりな人でもありますが、だからといって常に誰かを呼び側に居てもらうことは出来ません。

その点、動物であれば一緒に暮らし始めることも難しくはありませんし、今は猫カフェなども充実しています。

寂しい気持ちになった時に誰かと会うより気軽に、動物と触れ合える機会が増えてきているんですね。

そういった社会の流れと寂しがりで甘えたがりな人の心理が上手く噛み合い、動物好きになっているのでしょう。

動物は無邪気に遊んでくれますから、大人になっても子どものようにはしゃぎたい性格の人とは相性がいいのです。


支配欲が強い

動物好きな人は支配欲が強い傾向があります。

これはペットを飼っている人の心理を考えると理解しやすいでしょう。

犬や猫を飼っている人はペットに対して「こうしなさい」「これをしてはだめ」というような指示を出して、それに従わせようとします。

犬や猫ではない動物の場合は、そういう指示をしても指示通りにはならないでしょうが、どんなペットでも飼い主にエサもらうなど世話をしてもらわなければ生きていくことはできません。

その点で、飼い主とペットは支配するものとされるものという関係性があると考えていいでしょう。

いくら支配欲が強い人でも相手が人間の場合、なかなか思うようにはいかないものです。

支配したいと思っても、相手がまったく自分に意に従わなかったり、逆に自分の方が力の強い相手に支配されてしまうということもあるに違いありません。

その点、相手が動物の場合、こちらが人間であるというだけで、一定の優位性を保つことができますから、相手が人間の場合よりもずっとコントロールしやすいと考えていいでしょう。

人間としての優位性を保った上で、自分の支配欲を満足させることができるために、動物好きには支配欲が強い人が多いのです。


おおらかで寛容

動物は不潔だから嫌いという人が少なくありませんが、動物好きな人は動物をそんなふうには見ません。

たしかに、人間と違って動物は平気でフンをしますし、人間ほどひんぱんに体を洗うことはありませんから、それを不潔と感じる人もいるでしょう。

しかし、動物好きな人は、ペットでも家畜でも野生の動物でも、不潔と感じることはなく、スキンシップを取ることができます。

それは、動物好きな人にはおおらかで寛容な性格の人が多いためにほかなりません。

動物嫌いな人には子ども嫌いなケースが少なくありませんが、それは子どもも動物のように不潔に感じてしまうからです。

子育てをしている時、子どもがちょっと汚いことをすると目くじらを立てる人がいますが、そういう神経質な人は動物好きにはなりにくいでしょう。

子どもが少しぐらい不潔なことをしていても、それを許すことができるような寛容性を持っている人、おおらかに子どもに接することができる人が、動物に対しても同じように接することができるのです。

動物好きな人の中でも、ペットを飼っている人、特に家の中でペットを飼っている人は、おおらかで寛容な性格を持っていると考えていいでしょう。

感情移入できるほど想像力が豊か

動物好きな人の共通点の一つが、動物にかんたんに感情移入できるということです。

家で飼っているペットは言うまでもありませんが、動物園で見た動物、あるいは森や公園の中で出会った動物に対しても、容易に感情移入してしまいます。

どうしてかんたんに感情移入できるのか、それは想像力に優れているためにほかなりません。

たとえば、ドラマを観ていて登場人物に感情移入し、その人物と感情をシンクロする人がいますが、そういう人は想像力によって、自分がその人物になったつもりになっているわけです。

動物好きな人も、豊かな想像力によって、動物を擬人化し、相手がまるで人間であるかのように親しく接することができます。

よく、飼っているペットや街中にいる猫に話かけている人がいるでしょう。

その人の頭の中では動物が擬人化され、話の通じる相手になっているわけです。

また、テレビで動物の番組を見て、動物のようすに一喜一憂したり、時には涙を見せる人もいますが、それも動物を擬人化しているためにほかなりません。

擬人化して感情移入できるからこそ、動物の気持ちになって泣いたり笑ったりすると考えていいでしょう。

そして、それを可能にしているのが、動物好きな人の持つ豊かな想像力なのです。


動物好きな人に優しいイメージがある理由

慈愛を感じさせるから

動物というのは、基本的に人間より立場の弱い存在として捉えられています。

したがって、動物好きな人は弱者を慈しむ心を持ち合わせているというように印象付けられるのです。

そのパブリックイメージの強さは「動物好きな人に悪い人はいない」という言葉があるほど。

困っていそうな子どもに対して積極的に声をかける人、お年寄りに席を譲ったり荷物を運ぶのを手伝ったりする人って一目でその優しさが伝わってきますよね。

社会的弱者である動物を可愛がり、大切にする人というのはそれと同質のイメージを周りに与えるのです。

動物に触れるには程よい力加減が必要ですし、動物好きな人はけっして乱暴な扱い方をしません。

弱者にそっと触れるという光景は、それだけで優しさが十分に表れるのです。

また、動物好きな人は動物を目の前にすると表情が柔らかくなります。

たとえ普段は冷たそうだったり表情が乏しかったりする人でも、好きな動物を見ると癒されてつい顔をほころばせてしまうもの。

そんな慈愛の表情が、「一見そうは見えなくても本当は優しい人なんだ」というイメージを周囲に与えるのです。


寛容さが表れるから

動物というものはなかなか人の言うことを聞かず、コントロールしづらいです。

人間の言葉をなかなか理解できないし、人間社会のルールを理解するのも難しいため当たり前のことです。

しかし、それがわかっていながらもつい、動物が人にとって都合の悪いことをした時には腹立たしくなってしまうもの。

長時間大声で吠え続けたり、物を壊したり、してはいけない場所で粗相をしたり、噛んだり引っかいたり。

人間にたとえるなら相当な暴君です。

それでも、動物好きな人というのは動物がそんなものだということを理解し、受け入れています。

動物の習性をよく理解し、人間と馴染める部分と馴染めない部分をわかっていますし、お互いに快適な暮らしを楽しめるように上手な工夫もできます。

そういった、コントロールできない面を受け入れることのできる寛容さが優しいイメージを与えるのです。

動物は言葉を話しませんし、意思の疎通が取れているのかわからないことも多いです。

機嫌ひとつで人を攻撃する動物だって多いです。

そんな部分も丸ごと愛せる人というのは間違いなく「優しい人」でしょう。


献身的で見返りを求めないように見えるから

人に対して何かお世話をしたり親切にしてあげると、同時に見返りも期待できます。

それは感謝の気持ちだったり、物質的なお礼だったり、自分が困っている時に助けてくれるという恩返しだったりと、相手やシチュエーションによってさまざま。

しかし、動物に対してはまずそういった見返りは求められません。

動物によっては積極的に感謝を表明してくれたり彼らなりのお礼や恩返しをくれたりすることだってありますが、期待できるものではありませんし、それが人間にとって嬉しいものとは限りません。

それにも関わらず動物の世話をする人、動物に献身的に尽くす人というのは他人から見ると「見返りを求めない優しさのある人」なのです。

動物好きな人にとっては、動物が愛らしい姿を見せて生きることそのものが十分な「見返り」なのですが、そこまで動物に対する思い入れのない人はそれがわかりません。

言葉が通じずワガママにふるまう相手を甲斐甲斐しく世話しているかのように捉えられます。

だから動物好きな人は「この人は自分の損得とは関係なく行動のできる人なんだ」というイメージを周囲に与えることができるのです。


動物好きだと嘘アピールする人は性格が悪い

いかがでしょうか。

動物好きをアピールする人の心理は、その動物に対してではなく、異性へのアプローチの一環であることは間違いありません。

つまり動物好きだと嘘のアピールをして異性の気を引こうとする人は、それしか武器がなく結果的にあまり魅力がない人だと言っていいでしょう。

動物が好き同士で恋愛に発展しても、嘘だとわかった時点でその人の信用は地に落ちます。

誤魔化して付き合おうとするその姑息な手段を取るのはたいてい性格が悪いものです。

これは男性でも女性でもあまり変わりありません。

付き合う前に判断できるならそれに越したことはないですが、もうすでに彼氏・彼女になってしまっているのであれば、今後の行動や態度に注力するようにしましょう。

一度でも嘘をついた相手には続けて嘘を言うものです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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