エネルギッシュな人の特徴とは?エネルギッシュな人になりたい人がやるべきことを紹介

あなたはエネルギッシュな人でしょうか。

職場でもどんな環境でも、エネルギッシュな人が一人いるだけでその場の空気がガラッと変わるものです。

それは一体なぜなのか。

そこで今回は、エネルギッシュな人の特徴やエネルギッシュな人になりたい人がやるべきことをご紹介します。

それだけでなく、エネルギッシュな人に疲れるときの対処法についても解説しているので、参考にしてください。



エネルギッシュの意味とは

エネルギッシュとは、エネルギーに満ち溢れていることを表す言葉です。

日本語でいうと活力や精力という意味になります。

基本的には人に対して使われる言葉で、否定的な意味はなく、肯定的や褒め言葉として使われることが一般的です。

エネルギッシュな人の特徴

向上心があり高い目標を持っている

人から見て、「あの人はいつもエネルギッシュだな」と感じられる人の共通点の一つが、人一倍強い向上心を持っているということでしょう。

たとえば、職場にエネルギッシュな人がいるとします。

そういう人は、他の人よりも熱心に仕事に取り組みますし、時間外の仕事も積極的にこなします。

それは、その人に仕事上の目標があるためにほかなりません。

「自分はこういうスキルを身に着けたい」とか、「もっと上の立場になって、より重要な仕事をしてみたい」、あるいは「近い将来独立開業したい」という目標があるため、それを実現しようとしてエネルギッシュに働いているわけです。

これは何も仕事に限ったことではありません。

趣味でもなんでも、「もっと上達したい」という意識があれば、人一倍熱心にそのことに取り組めるでしょう。

向上心を持ち、自分の目標達成のために努力しようという意欲を持っているのが、エネルギッシュな人の特徴なのです。

人から見ると「あの人はどうしてあんなにエネルギッシュなんだろう」と不思議に感じられるでしょうが、本人にしてみると、目標達成のために努力しているだけで、特別なことをしているという意識は持っていません。


ポジティブで自信がある

エネルギッシュな人は頭でいろいろ考えるよりも、まずは行動しようという意識を持っています。

新しいことにも積極的にチャレンジすることができるのですが、それはポジティブで自分に自信があるためにほかなりません。

頭であれもれ考えた末、チャレンジをためらい、二の足を踏んでしまうような人は、ものごとをネガティブに捉えてしまう傾向がありますが、エネルギッシュな人はそれとは正反対と考えていいでしょう。

新しいチャレンジをする際にも、「きっとうまく行く。自分ならば何とか成功させられる」という自信を持つため、すばやく行動を開始することができるのです。

エネルギッシュな人は常に表情が生き生きしているものですが、それもポジティブ思考のためです。

人間、ポジティブにものごとをとらえ、自分に自信が持てれば、自然と表情にも活気があふれてくるに違いありません。

そうした活気が、周囲の人の目には「エネルギッシュ」と映るのです。

エネルギッシュな人はポジティブ思考なために、逆境に立たされたり、困った事態に直面した時でも、気持ちが萎えてしまうことはありません。

自信があれば、どんな状況下でも活気を持ち続けることができるでしょう。

それができるのが、エネルギッシュな人の特徴なのです。


責任感が強い

たとえば、子育てをしながら家事をこなし、外で仕事もしているという人がいます。

毎日、休みなく働き続ける姿を見れば、誰もがそのエネルギッシュさに感心させられるに違いありません。

誰にでもできるというわけではない、家庭と仕事の両立を実現できるのはどうしてか、それはその人に強い責任感があるためです。

そういう人は、「自分は自分の力で自分の子どもを育てていかなければならない。社会人として、会社の仕事もきっちりやらなければならない」という意識を持っています。

親としての強い責任感があれば、子育てや家事に手を抜くということはないでしょう。

企業人として責任感を持っていれば、仕事をおろそかにするということもありません。

つまり、人間は、責任感をもってさえいれば、他の人にはなかなかできないようなエネルギッシュな働きができるということです。

会社で、人より早く出社して仕事を始め、人が帰った後でも一人残業して仕事を完遂しようとするエネルギッシュな人は、自分の仕事に対して強い責任感を持っているのです。

経営者にはエネルギッシュな人が少なくありませんが、それは、経営者としての責任感によるものと考えていいでしょう。

エネルギッシュな人に疲れるときの対処法

わざとつれない態度をとる

エネルギッシュな人に無理して合わせていても疲れるばかりです。

誰だって自分のペースを保っていなければいずれは息切れしてしまいます。

したがって、わざとつれない態度をとって「私にも私のペースがある」という意志を表明すればいいのです。

最初は「つまらない」、「ノリ悪い」と反発を食らうかもしれません。

しかしそこで折れてしまってはいつまで経っても振り回されっぱなしの疲れっぱなしです。

自分の心身を守るために、ここで一旦本人が巻き起こす台風の外側に身を置くことが必要なのです。

それを続ければ本人も「この人はボールをぶつけても返ってこない人だ」と思って無理に巻き込もうとしなくなるでしょう。

余力がある時には付き合ってもいいですし、そうすれば本人もたまに乗っかってくれるあなたのことを「私のことが嫌いなんじゃなくて、ただペース配分が違うだけなんだ」と理解してくれるはず。

いくらエネルギッシュな人に対して好意があったとしても、100%それに付き合う必要はありませんし、つれない態度をとることによって本人に嫌われてしまうこともないのです。


一度距離を置く

できるだけ波風を立たせたくないという場合、自分が疲れてしまったなと感じたら一度エネルギッシュな人から距離を置くことも大事です。

いくら好意を持っている相手、コミュニケーションを取る必要のある相手だからといっても、ずっとガマンをして接し続けていればいつかあなたがパンクしてしまいます。

あなたがいくらガマンを続けていても、相手はそれに気がつかないのでお構いなしにあなたを消耗させ続けるだけ。

そして、いつかあなたがパンクしてしまう日が来てしまうと、あなたも相手も周りもみんなつらい思いをすることになります。

あなたの生活やコミュニケーションに支障をきたさないためにも、時には疲れの原因を遠ざけなければなりません。

そして心身が休まった、またエネルギッシュな人に接したくなったと思った時に戻ってこればいいのです。

距離を置く理由も「忙しくなった」くらいの当たり障りない口実でいいです。

何か余計なことを匂わせると角が立ち、またあなたが疲れを感じることになります。

無難に一度離れてみるというのがあなたのエネルギーを最も消耗しなくて済む対処方法なのです。

「ついていけない」とハッキリ伝える

エネルギッシュな人というのは悪気がありません。

そして、悪意なくそのエネルギーで他人を巻き込もうとするからこそ厄介なのです。

それに消耗されて疲れてしまった時、率直に「あなたにはついていけない」と伝えましょう。

当の本人は周りを振り回すことをいいことだと思い込んでいるので、そこで初めて「迷惑なんだ」と自覚することができます。

本人が良かれと思ってやっていることなので、意識さえすればエネルギーをぶつけてくることを程々に控えてくれることでしょう。

こういうタイプは他人との距離感をうまく測ることができていない場合が多いです。

そして、距離感の測り方というのは直にぶつかって痛い思いをしないと学ぶことができません。

したがって、さすがに可哀想だなんて罪悪感がこみ上げるのをグッとこらえて、心を鬼にして思い知らせる必要があるのです。

もちろん、相手が反省した後は優しくフォローしてあげましょう。

そうすれば忠告を素直に聞き入れて、有り余るパワーを上手にコントロールできる人間へと成長してくれるはずです。

それが最も相手のためになる対処方法です。


エネルギッシュな人になりたい人がやるべきこと

バランスの良い食事を心がける

エネルギッシュな人であるには、もちろん多くのエネルギーが必要になります。

このエネルギーには様々な種類がありますが、何よりまず大切なのは食事です。

体が思うように動かなければ心も弱ってしまい、エネルギッシュとはとても言えない状態になります。

朝は時間がないからと言って、いつもつい朝食を抜いてしまうという人は必ずその習慣を改めていきましょう。

さらに、自分の気に入ったものや同じものばかり食べる生活をしているようでは栄養が偏ってしまいます。

出来る限りバランスのとれた食事を心がけて、心身ともに健康を保てるようにするのがベストです。

簡単だから、楽に作れるからと思わず頻繁にカップラーメン等で昼食を済ませている人もいるのではないでしょうか。

「ジャンクフードは絶対にとってはいけない」とまでは言いませんが、適度な摂取量にするのがオススメとなります。

毎日3食バランスの良い食事をしていれば、自然とエネルギーが湧いてくるものです。

基本中の基本ではありますが、これは何よりも大切なことですから、常に忘れずに意識するようにしてください。


日頃から運動をする

簡単にエネルギッシュな人になる方法の1つとして、日常的に「運動をする」と言うのがとても有効です。

毎日室内にばかり閉じこもっていては、太陽の光が足りずに心も塞ぎがちになってしまいます。

個人でも気軽に始められる運動もたくさんありますから、ぜひとも何か始めてみましょう。

エネルギー消費量の多い運動では、水泳やジムでのトレーニングが人気な傾向にあります。

ただそれらは専用の施設へ赴いてあり、ジムに会員登録をしておくなど場所や時間に加えお金の問題もあるものです。

仕事が忙しかったり、節約したいと思っていたりするとそこまではできない、と言う人も少なくないでしょう。

そういった人たちには特に、あまりお金もかからない運動としてランニングや筋トレ、ヨガ等がとてもオススメです。

ランニングは運動すると同時に外の空気を吸うこともできて、非常に心が爽快な気持ちになれます。

筋トレやヨガについても、自分の気が向いたときに自宅で好きなように行えると言う点がかなりメリットとなります。

これらを続けていけば次第に自分に自信を持てるようになりますし、場合によっては猫背の改善にもつながるのです。

長期的な目で見て、エネルギッシュな人となるためにはとても良い手段と言えるでしょう。


ハキハキと喋る

人からエネルギッシュだと評価される人物は、多くの場合ハキハキと明るく会話をします。

笑顔を交えて聞き取りやすい言葉で喋るからこそ、周囲も気持ちが良い関係を築けるのです。

子供の頃から人前で話すのが苦手だという人にとっては、食事や運動に比べてこれはとても難しい要素ですね。

しかし、コミュニケーションは場数を踏むことで経験となり、より楽にこなせるようになります。

まず声を出すこと自体が得意ではない場合、1人でカラオケに行くなどして大声の練習をしましょう。

会話では大きい声を出せば良いというわけではありませんが、ぼそぼそ喋っていてはそもそも聞き取れません。

声の小さい人に対して「エネルギッシュな人だ」なんて印象を持つことはあまりないですよね。

また、声は出せるけれども会話をつなげるのが苦手な人も、会話の練習をすることで次第に改善されます。

この場合は家族や友人、よく行くお店の店員など普段から言葉を交わす際にもう少し相手を意識して会話してみてください。

そうしているうちにだんだんと、明るく話したり笑顔でハキハキと話したりできるようになっていくはずです。

周囲から見てもそう評価されるようになれば、それは間違いなくエネルギッシュな人になれたと言えるでしょう。

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エネルギッシュな人を苦手だと感じる人も多い

いかがでしょうか。

基本的にエネルギッシュな人はとてもポジティブでパワーが溢れているので、良い影響を与えることがとても多いです。

しかし、中にはとても煩わしく感じる人もいることには注意が必要です。

あなただけエネルギッシュでも相手が同じ状態でなければ、疲れさせてしまったり、「この人苦手だな」と思わせてしまうことになるのです。

逆の立場になって考えればそれは明白ですよね。

あなたがゆっくりしたいな、なんだか疲れたな、と思っているときにエネルギッシュな人からガツガツ来られたら嫌だと感じるはずです。

さらに性格的な問題もあります。

一言でエネルギッシュだと言ってもその表現の仕方は様々です。

性格によって伝え方や捉え方も変わります。
このように自分の状態と違うと相手に良い影響どころか、悪い影響や苦手な人だと思われてしまうことになるのです。

エネルギッシュな人になるのはとても良いことですが、それを相手に伝える場合はきちんと相手の性格などを考慮するようにしましょう。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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