媚びる人の特徴や心理5つ
あなたの周りに、媚びる人はいるでしょうか。
職場にはいろいろな人がいますが、その中には媚びるという人も確かにいます。
自分は、ああなりたくない・・・、媚びるような人間になりたくない!という人がいる一方で、どんどん媚びていこうという人もたくさんいます。
そういう人達は、いったいどういう気持ちで人に対して媚びるのでしょうか。
そこで今回は媚びる人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後までご覧ください。
媚びる人の特徴や心理
- 権力のある人に近づいていく
- 笑顔で印象良くしようとする
- 意見に同調する
- お世辞を言う
- 裏がある
権力のある人に近づいていく
媚びる人の特徴として、権力のある人に近づいていくという特徴があります。
媚びる人がわざわざ媚びるのは、自分に対して何らかのメリットがあるから、またはメリットがほしいからなのです。
そのためには、媚びる相手はある程度権力がある人でなければ意味がありません。
誰に対しても媚びているというわけではないのです。
例えば職場などでは、いろいろ影響力がある上司などに対して媚びる傾向があります。
上司に対して媚びることで印象を良くして、自分に対して何かしらのメリットを求めているのです。
他にも立場の強い先輩や、仕事ができる同僚に対してそういう人は媚びたりします。
その人達に媚びることで、自分に具体的なメリットがあるということが分かっているからなのです。
媚びる人というのは、どういう人に媚びれば自分に対して良い影響があるかという事を考えて媚びるので、どうしても権力がある人、立場の強い人に対して媚びてしますのです。
笑顔で印象良くしようとする
媚びる人の特徴には、笑顔で相手に対して接するというものがあります。
媚びるという事は、自分のことを気に入ってもらいたいという気持ちがあります。
それを狙っているので、自分が相手に対して敵対していないということをアピールしたいと思っているのです。
そのために、相手に対して感じよく対応しようとします。
敵意がないということを示すために、笑顔を作って相手に対して向けるのです。
そんな媚びる人というのは、本当は心の中では相手を自分のために利用しようという気持ちがあります。
そのために、媚びるという行動をとってしまうのです。
やけに相手が愛想よく笑顔で接してきたら、その人はもしかしてあなたに対して媚びているのかもしれませんね。
意見に同調する
媚びる人とは、相手に対して違う意見を出したりすることがありません。
相手の意見に常に同調して、反論することがないのです。
意見が違うということは、どうしてもその人との関係に対立を生むことになります。
しかし、媚びる人というのは対立してしまうことによって、相手の不興を買うことを恐れるのです。
本当は、お互いに考えていることをはっきり言うことで、ますます発展していくこともできるのですが、媚びる人は相手に対して良い印象を与えて利用する事を目的としているので、そこまで考えが及びません。
ついついどのような時も相手の意見に同調してしまい、一種の「イエスマン」になってしまうのです。
そのことによって相手から気に入られることもありますが、逆に考えが浅いと思われることもあるでしょう。
表面上の笑顔や意見の同調は、意外と薄っぺらく感じられて、相手に気が付かれてしまうのです。
そうなるとかえって媚びるということが、相手に不快感を与えたりします。
本当に心の底から同調していないということが分かってしまうからです。
媚びる人は、気に入られたいばかりに、つい相手の意見に対して同調してしまうという特徴があるのです。
お世辞を言う
媚びる人のわかりやすい特徴として、相手に対してお世辞を言うということがあります。
「すごいですよね~」とか「さすが○○さん!」というような、相手が喜ぶような言葉を臆面もなく言うことができるのです。
周りの人が聞いていると、あきらかにお世辞ということが分かります。
まさに歯の浮くような、そんなお世辞を言っているのです。
しかし、お世辞というのは聞く人にとっては、言われて嬉しいことでもあります。
あからさまなお世辞であっても、人によってはつい内心では喜んでしまうのです。
「おいおい大げさだよ」などといいながら、つい相好を崩してしまいます。
まさに媚びる人が狙っている、相手に対して気に入ってもらいたいということなのです。
大げさなお世辞でも、意外と効き目があることがあるのです。
それを媚びる人はよく分かっているので、つい相手に対してお世辞を言ってしまうのです。
裏がある
媚びる人は、その人が自分に対して何らかのメリットがあるから媚びているのです。
本当にその人の事を好きなわけではありませんし、意見に同調しているのでもありません。
内心ではその人のことを嫌っていたり、バカにしているということもあるでしょう。
本心では接しておらず、裏には別の気持ちがあるのです。
ですから、ひょんなことでその気持ちが出てしまうということもあります。
万が一媚びている人が失脚したりしたら、ころりと態度を変えるでしょう。
そういう精神は、だんだんと周りの人にも分かってしまいます。
あの人は結局は裏があるから・・・などと言われてしまうのです。
媚びる人は嫌われる傾向がある
「媚びる」「おべっかを使う」という行為には、お互い信頼を築こうという意思もなければ、敬意もありません。あるのは「下心」です。上司に能力はないと決めつけていたり、上司を意のままに操ろうという心理が働いていたりします。たとえば、職場で上司に接するときには、愛想よく応対したり、ほめたりするけれど、裏に回ると舌をべーっと出して、「あの上司、バカで、もう何にもわかっちゃいねえ」と言うような場合です。
出典 「媚びる人」は失敗する!上司から信頼される部下になる方法
いかがでしょうか。
以上、媚びる人の特徴に対してお伝えいたしました。
こんな特徴のある媚びる人は、結局は人から信用されはしないのです。
ある程度の建前は必要ですが、最終的には本心や誠意を持って接する事が大切といえるでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。