仕事が辛いときに乗り切る方法9つ
仕事が辛い・・・とあなたは感じていないでしょうか。仕事が辛くても頑張らなければいけないのがビジネスパーソンですよね。
そんなときを乗り切る方法があれば、やっぱり気になるものです。
そこで今回は仕事が辛い時に乗り切る方法をご紹介しますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
仕事が辛いときを乗り切る方法
1人になった時、たまには涙を流して泣く
ちょっと子どもっぽい方法かもしれませんが、意外と効果があるのが「1人で、気が済むまで泣いてしまうこと」です。
「号泣セラピー」などというものもありますが、辛いと感じた時、理由など分析せずに、とりあえず感情を放出させてすっきりしてしまうと、次の日の集中力や仕事の能率が断然違ってきます。
泣くという行為は、大人である以上、職場で行うわけにはいきませんので、自分の部屋で行えば、誰からも後ろ指は指されません。
又、「自分以外誰もいない」という安心感もあるので、思いっきり泣けるのではないでしょうか。
業務時間内に我慢して溜め込んだ感情を、翌日の仕事のためにと思って、思いっきり放出してしまいましょう。
「いつも頑張ってるよね」と、自分に語りかけてみる
この方法も1人でいるときにしかできませんが、たまには自分で自分を褒めてあげることも大切です。
一生懸命真面目に仕事をしている人であるほど、自分を追いつめてしまいがちです。
頑張ることは素晴らしいことですが、仕事のモチベーションが下がってしまっては、後々の業務に差し支えが出てきてしまいます。
それを避けるために、自分に対して、「いつも頑張ってるよね」「辛いよね、わかるわかる」と語りかけてあげてください。不思議とこれで、心のどこかに安心感が生まれてきます。
心が不安定な状態のまま頑張ることは辛いことです。その辛さを和らげるために、自分だけは自分の味方になってあげましょう。
「これを乗り越えた先には、必ず成長が待っている」とポジティブに考える
辛いことを乗り越えた後は、何かの形で必ず自分自身が成長しているものです。
それを楽しみにしながら、「今が踏ん張り時。でもこの先、自分がどれだけ成長しているかを想像したらワクワクしてくる」と、発想の転換をすることで、辛い状況を深刻に考えないようにすることができます。
辛い時は、何かと深刻に物事を考えてしまいがちですが、ちょっとだけ発想を変えてみることで、状況は全然違ったものに変わります。
深刻になっている間は深刻な状況しか訪れませんが、前向きでユーモラスになると、不思議と状況が軽くなるのです。
エア転職を考える
仕事が辛いときに乗り切るには、今の仕事から完全に頭を離す必要があります。
そのための手段として、“エア転職”があります。
実際に転職しなくてよいのですから、かなり気が楽ですし楽しいものです。
キャリア転職サイトなどの、セルフキャリア診断で自分に向いている業界や仕事を探してみるのもよいでしょう。
また、自分のキャリアでどれくらいの年収が見込めるか試してみると、
今の仕事と給与の釣りあいや、実際に今の職場にいて良いのか悪いのかを客観的にみることもできます。
良いか悪いかは別として、今の自分の仕事をもう一度見つめなおすチャンスかもしれません。
旅に出る計画をする
「仕事は面白いと思うことはあっても楽しいものではない」という言葉があります。
仕事は趣味ではありません。仕事が趣味だという人がいても、それは面白いからであって楽しいから好きでいるわけではないでしょう。
仕事が辛いと思うことはあるはずですし、
それを乗り切る方法がなければ心が折れるだけです。
いっそのこと、旅に出て日常とはかけ離れた世界を見るのもよいでしょう。
たまには、通勤電車に乗る方向と反対の電車に乗って終点まで旅をしてみるのもよいかもしれません。
大冒険ではなくても、ちょっとした大人の旅になるでしょう。
自分へのご褒美を用意する
仕事の愚痴を他人に聞いてもらうのは気が引ける、という方がいます。
このような方は特に仕事に対してのストレスが大きくなるはずです。
仕事が辛いときに乗り切る方法はいろいろですが、心身ともにリラックスできる“ご褒美”を用意するのもよい手段です。
女性ならお試し料金でできるフェイシャルエステや整体、マッサージなどもよいでしょう。
また、ツボ押しや指圧なども仕事のストレスを緩和してくれるツボを刺激してリラックスさせてくれます。
仕事が辛いときに乗り切る方法として、自分へのご褒美は次へつなげるモチベーションにもなります。
体を動かす
仕事が忙しくなってくると、とかく作業に集中しようとするが、
作業する時間が長ければいいというものではないのです。
同じ作業であっても、短時間でできる人もいれば、長時間になる人もいます。
短時間でできる人は集中力がある人ですが、
集中力をアップさせるためにも、身体を動かすことをお勧めします。
外出して10分散歩するだけでも脳内が活発になると言われます。
外出困難な状況なら階段を上り下りする、あるいは机の前でストレッチをするのも効果的な方法です。
また、深い深呼吸も効果があります。
腹式呼吸を行って肺にしっかりと新鮮な空気を入れるのです。
水分を取る
疲労の原因には、脱水状態のことも多いので、そのような場合には、水を飲むことで解決できます。
水にレモンを入れれば、ビタミンを摂取できるだけでなく、
レモンの香りは脳の神経伝達物質に直接働き、気分をよくしてくれる効果があります。しかし、カフェインには要注意です。
コーヒーなどのカフェインを好む人は多いはずですが、摂取しすぎるのは禁物です。
カフェインを取りすぎるとイライラの原因にもなりかねませんので、ミルクを入れるなどの工夫も必要です。
紅茶を飲むという方法もあります。
割り切って作業を中断する
集中できない時に、無理に仕事をすることは非効率です。
気分転換も時には必要ですので、音楽を聴くなどしてリフレッシュすることも時には必要です。
音楽を聴くことで、リラックス効果がありますし、ビートの利いた音楽ならやる気が出てくる効果も期待できます。
また、大声で笑うことも効果的です。笑うことで、血の流れが良くなります。
体内に酵素が取り込まれ、ストレスホルモンが減少するのです。
仕事が辛いと感じたら、そのまま作業することは非効率でしかありませんので、運動をする、あるいは水分補給するなどの対策が必要となりますが、時には割り切って音楽を聴くなどの方法をとる事も必要です。
仕事が辛いときに乗り切る名言
「出来る仕事だから与えられたんだよ」
自分が、なんだか冴えなくて、仕事に対してスランプ続きで落ち込んでしまうと、もう、この仕事は自分に向いていないのではないか等と考え込んでしまうときがあります。
今就いているこの仕事と言うだけでなく、もしかしたら、自分は、人間として、社会に適応できないダメ人間かもしれない...等と、負のスパイラルに陥ると、自分の意思だけではなかなか這い上がることができないような精神状況の時があるものです。
そんな時、意外にも、自分の同僚には、なかなか本音が言えないのは、なぜでしょうね。
自分の本音をもらしてしまうと、決壊が崩れたように弱気になってしまうからでしょうか。
自分の小さなプライドから来るのかなと、そんなときさえも、自分で思ってしまったら、またさらに自分を追い詰めることに繋がりますね。
そんな時、普段関わりもなく、存在としてはなんともないような上司から「出来る仕事だから与えられたんだよ」と言われたら、ふっと肩の力が抜けるなんて言うことがあったりします。
誰かが見てくれていて、自分を評価して、そんなふうに、自分に出来る仕事だから与えられたのだと思うことを信じられたら、もう一度頑張る気になるでしょう。
「今辛くても、乗り越えたら強くなってる」
たいていの人は、辛さと喜びの両方を感じながら生きています。
とっても辛ければ辛いほど、その時間の後、気分が晴れたことを感じたら、生きているって素晴らしいな!と言ってしまいそうなくらい、喜びを感じることもできるのです。
喜びが当たり前に変わると、感謝の気持ちも忘れます。
プラスなことだけでなく辛さもある、平坦な感情でないからこそ、喜びの感情が尊重され、自分にとって幸せを感じる貴重な時間となるのです。
仕事で、かなり辛く、行き詰っているときというのは、たいていの社会人が経験しているはずです。
しかし、自分のプライドでも意地でも構わないので、自分を奮い起こして、言い聞かせる言葉があります。
それは、「今辛くても、乗り越えたら強くなってる」と言う言葉です。
何らかの壁に突き当たっても、なにかふいに解決するヒントがあったりするものです。
その壁を乗り越える喜びを想像すると、また挑戦して、乗り越える達成感を求める自分が存在しそうではありませんか。
その壁を乗り越えたら、強くなっているのだと、自分自身に言い聞かせるのです。
「失敗を反省するのは、次に活かすためにする」
仕事でも、日常の他の事でもそうですが、人は、失敗をすると、自分自身を責めたり、落ち込んだりする反応が出てしまうものです。
初期反応として、そういった感情が出るのでしたら、すぐに切り替えができるでしょうが、バイオリズムの中でも、辛い感情を感じやすいときと言うものがあります。
そんな時、つい、落ち込んでしまい、自分なんかどうしようもない、仕事の出来ない人間だと、辛さを倍増させてしまうような思考回路から、なかなか抜け出せないということもあるのです。
しかし、それは真実ではありません。
ネガティブ思考になると、なかなかその考えから抜け出せないものですが、もうひとつの真実として、ポジティブな道筋の思考回路だってあるのです。
人の思っている世界は、その人の脳で作り、感じるものそのものが真実の世界と思い込むものですから、自分の考え方次第と言うことを忘れてはいけません。
失敗した時にどこかで気持ちを切り替えましょう。
失敗をしても、落ち込んで終わったらそれで終わりなのです。
次に活かせたら、それもあなたの真実となるのです。
「失敗を反省するのは、次に活かすためにする」ように、するのです。
「自分にしかできない仕事がある」
どんな仕事でも、自分に与えられてきた仕事は、自分がやってきた仕事なのです。
今までの自分の過去に、たくさんの仕事があり、自分がこなしてきた仕事が実在するのです。
もしかしたら、その仕事は、他の人がもっと上手にこなせる仕事かもしれません。
反対に、あなた自身にしかできなかった仕事かもしれません。
しかし、その、「もしかしたら」というのは、現実には、もう存在し得ないものなのです。
つまり、今まで自分がこなしてきた仕事は、誰にも変えられない、自分自身の仕事でしかないということなのです。
それが真実です。
自分の仕事の評価が、良かったり悪かったりと言うこともあるでしょう。
しかし、どの仕事も、結果として、自分にしかできなかったという事実に目を向けたら、それが自分の仕事の誇りに変わりませんか。
「自分にしかできない仕事がある」、そんなふうに考えると、自分の仕事に自信を持って、辛さを乗り切れそうではないですか。
仕事が辛いから行きたくない
いかがでしょうか。
仕事が辛い状況というのは誰にでもあるものです。しかし誰もがメンタルが強いかと言われればそういうわけではありません。
仕事に行きたくないという感情に支配されてしまうこともあったり、うつの症状が出たりすることもあるでしょう。
そうなってしまった場合は放っておいてはいけません。どんどん症状はひどくなるばかりです。
仕事が辛いけど乗り越える!と意気込むこともいいですが、自分の限界点をある程度把握しておいて、その範囲内で頑張ってみるようにしましょう。
しかし、新人の人や入社して2年目程度の人は、その範囲がわからず、限界を超えて体調を壊してしまう人も決して少なくありません。
そして社会にでて働くことが嫌になったり、恐怖を感じたりして、いわゆる引きこもりになったりするのです。これではその後の人生に多大な影響がでてきます。
そうならないように、仕事が辛い時は頑張って乗り越えることも必要ですが、勇気を出して退くことも必要だということをしっかりと覚えておきましょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。
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