早く寝る方法9つ

「ああ、もう2時過ぎだ……早く寝なくちゃ……」

こんな経験をしたことのある人は少なくないでしょう。

今日こそはとは思うものの、寝るタイミングがイマイチ掴めないままずるずると過ごしてしまうのはもったいないですよね。

そんな時はいったいどうすればいいのでしょうか。

そこで今回はそんなアナタへ早く寝る方法をご紹介していきますので、ぜひ実践できそうなものは積極的に試してみてください。



早く寝る方法

 

睡眠時間を意識する

 
睡眠というものには多くの時間がかかります。

もちろん少ない時間でも睡眠をとることは可能ですが、それでは十分に体を休めることは出来ず、結果的に慢性的な睡眠不足を招いてしまいます。

それを避けるために重要なのは寝る時間を決めるということです。

これが決まってないがゆえにあらゆるものを睡眠より優先させてしまうのです。

寝る時間を○時間、もしくは入眠する時間を○○時と決めておくことで睡眠以外のタスクをそれまでに終えるように意識することが出来ます。

加えて、自らの体もその時間に寝ようと体内時計を合わせてくれるため、いつもより遥かに質の高い睡眠を取ることが可能になります。

変則的な時間をお過ごしの方でも、睡眠時間を意識することで高い休息効果が得られます。
 

電気を消して、光を無くす

 
入眠を阻害する大きな要因の一つとして光というものがあります。

朝起きて太陽光を浴びることによって体の組織が起きていくように、明るい光というのは入眠を直接的に阻害してくるものです。

それを避けるためにも寝る時間は電気を消して、光が自分の体に当たらないようにするとよいでしょう。

こうすることで今の時間は夜であり、夜であれば睡眠を取らなくてはならないと自らの体が認識してくれるため、より早く入眠することが出来ます。

またどうしても明りが無い状態では寝られないという方には、暖色系の明りをつけることをオススメします。

白色に比べて暖色系の光は睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を抑制しないため、睡眠に向いているとされています。



睡眠前に入浴や食事をしない

 
先に述べた睡眠ホルモンのメラトニンによる体温を低下によって、睡眠を取るのですが、入浴や食事といった行動はこれを阻害し体温をあげてしまうためよくありません。

これを避けるために睡眠前にそういった行動を取らないようにしましょう。

睡眠の3時間以上前までに終わらせることが理想です。

どうしても仕事やその他でそういった時間が遅くなってしまう方は、こういったものを先に済ましてしまうとよいでしょう。

もちろん夜食などはもってのほかです。

しかし、それに関わる行為すべてが厳禁なわけではありません。

例えば副交感神経を促進する半身浴やあまりの空腹で眠れないようならば軽い飲食は行った方が良い睡眠を取ることができます。

もちろん、やりすぎはいけませんよ。
 

刺激物を取らない

 
入眠前にコーヒーやお茶などの刺激物を取ることも睡眠の阻害となります。

眠気覚ましの刺激物として、有名なものとしてはカフェインなどがありますね。

こういった刺激物によって覚醒の作用が働き、睡眠を取るどころか逆に頭が冴えてしまい、長い時間眠れなくなってしまうこともあるようです。

しかし、入眠前に体内を胃腸を温めるという行為自体はよい睡眠を取る際に有用なことです。

そのためにはそういった刺激物でなく、ホットミルクで代用するとよい様です。

上記の効果はもちろんのこと、牛乳に含まれるカルシウムが交感神経の働きを抑制するなどの働きが期待されます。

また、ホットミルクの話はご存知の方も多いと思われるため、これを飲むと早く眠ることが出来るというプラシーボ効果も期待できますね。

古くから伝わるおばあちゃんの知恵も、存外侮れないものです。



使っている寝具を見直す

 
睡眠に最も直接的に関わってくるのが、この寝具という存在です。

コレがないと寝られない!というような普段から愛用している寝具であっても、実はそれが睡眠を阻害している可能性があります。

人間が眠る時の体勢というのは非常に重要です。

それを支える枕やマットなどについて合わないものを使用していると不自然な体勢での睡眠となり、もちろん早く寝ることはできません。

こうした問題を解消するためには、使用せずに購入したりせずに寝具について詳しいお店に直接出向き、自分に合うものを見繕ってもらう必要があります。

しかし、こうしたいわゆるオーダーメイドはお金のかかるものです。

そこまでの予算を割くことができない場合はよい睡眠の体勢を教えてもらった後、その体勢にはまるものを別のお店で探してみるなどの方法があるでしょう。
 

香りにより早く寝ることができる

 
早く寝る方法として、香りはとても重要です。

副交感神経を刺激することは、リラックスすることに繋がります。

そして、リラックスをすると寝つきが良くなり、早く寝ることができます。

その副交感神経を刺激する方法として香りがあります。

そのため、寝室にアロマキャンドルなどを置いて、寝る前に使用すると良いでしょう。

香りといっても、色々な香りがあります。

その中でオススメな香りはラベンダーになります。

ラベンダーは鎮静作用の効果が高く、リラックスすることを促してくれます。

そのため、安眠効果に優れています。

ラベンダーの他にオススメな香りはジャスミンとローズになります。

ジャスミンとローズの香りにも副交感神経を刺激する効果があり、ストレスや緊張をほぐしてくれます。

そのため、早く寝ることができます。



時計を気にしないこと

 
寝る前は必ず目覚まし時計をセットしましょう。

目覚まし時計がなくても、起きたい時間に起きれる方もいますが、目覚まし時計は絶対にセットしてください。

なぜ目覚まし時計をセットするのかというと、心配事を増やさないためです。

目覚ましをセットすることによって、「明日早く起きれるかな~?」という心配を減らすことができます。

そのことによって、落ち着いて寝られることに繋がります。

そして、布団やベッドに入ったら、時計を見てはいけません。

寝れなくて時間が気になっても、決して見ないでください。

時間が気になることによって、交感神経が刺激されてしまいます。

そのことにより、眠れなくなってしまいます。

したがって、時計が見れないように時計を反対に向けるか、少し離して置くか、時計に何かを被せて見えないようにしましょう。
 

余計な考え事をしない

 
布団やベッドに入って寝る体勢になったら、考え事はしないことです。

今日あった事や、明日の心配事などを考えていると頭の中が覚醒してしまいます。

そのため、寝つきが悪くなり眠れなくなります。

明日の仕事の事や学校での授業の事など、余計な事は考えないようにしましょう。

考えても、明日の事が大きく変わることはありません。

逆に、眠れなくなって明日の仕事や授業などに支障をきたしてしまいます。

したがって、寝る時は色々考えるのは止めて寝るようにしてください。

それと、「早く眠ろう」と思わないことも大切です。

「早く眠ろう」と思っていると、逆に眠れなくなります。

人間は、眠ることを忘れることによって、眠れるようになります。

このことは誰でも体験していることなので、理解できると思います。

つまり早く寝るには、あれこれと考えないで寝ることが大切です。



とにかく力を抜くようにする

 
早く寝るためには、力を抜いてリラックスすることが大切です。

そのことによって、寝つきが良くなり質の良い睡眠をとるのに繋がります。

力を抜いてリラックスする方法はストレッチなどがあります。

したがって、寝る前にストレッチをするのも良いでしょう。

また、呼吸法やあることをイメージすることにより力を抜くことができます。

例えば、落ち着いてゆっくりと呼吸をします。

そして、力を抜きたい部分を意識していきます。

その意識の仕方は、力を抜きたい部分が少しずつ重くなるようなイメージをしながらゆっくりと呼吸をしていきます。

そうすると、不思議と力が抜けてリラックスすることができます。

力を抜いていく順番は、右腕、右足、左足、左腕の順番いやると良いでしょう。

これを2周繰り返します。そのことが早く寝ることに繋がります。
 

早く寝る方法は生活リズムに関係する

 
いかがでしたでしょうか。

睡眠というのは日頃一生懸命に働くあなたの体と心を支える重要な要素の一つです。

普段の生活などに直接的に結びつかないどころか、言ってしまえば非生産的な活動であるため、どうしてもないがしろにされがちです。

しかしよく考えれば、その活動をするあなたを調整しているものなのですから、これほど重要なものはなかなかありません。

今までの生活習慣、ならびに睡眠習慣を見直し、よりよい睡眠を取るために今日から動いてみてください。

よい睡眠によって、あなたの生活の質がさらに上がることを祈っています。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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