人のせいにする人の育ちは?仕返しする方法も徹底解説!
世の中に完璧な人などいないので、誰でもミスをすることはあります。
そのとき、自分の言動に責任を持てる人もいれば、人のせいにする人もいますよね。
ここでは、人のせいにする人について詳しく見ていきたいと思います。
また、人のせいにする人に仕返しする方法や自分がならないようにする方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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人のせいにする人の育ちとは?
何かあったときに人のせいにするというのは、やはり小さい頃の家庭環境が少なからず影響を及ぼしていると言わざるを得ません。
全員に当てはまるとは限りませんが、人のせいにする人は以下のような環境で育てられた可能性が高いでしょう。
親が厳しい
人のせいにする人は、小さい頃から両親に厳しくしつけられてきたケースがあります。
あまりにも厳しくされると、子供は親の前で萎縮して何も言えなくなってしまいます。
そして、自分を守るために、何かあったときには他人に罪をなすりつけたり、責任を押し付けたりするようになってしまったのでしょう。
甘やかされてきた
親が厳しかった家庭とは真逆ですが、多くの人から甘やかされて育てられた人も何かあったときに人のせいにすることが多くなります。
たとえば祖父母に可愛がられ、甘やかされてきた場合、学校などで友人とトラブルになっても、「○○がそんなことするはずがない」と言われてきたのでしょう。
本当は自分が悪いと思っていても、言い出せなくなってしまうのです。
親がすぐ怒る
子供を叱るのは親の役目でもありますが、感情任せに怒るのと叱るのは違います。
子供の頃、親にすぐ怒られていた人は、「怒られたくない」という気持ちがすぐに働くようになってしまいます。
その結果、何かあったときに人のせいにすることで、自分が怒られずに済むようにしようと脳がインプットしてしまったのかもしれません。
親が口だけで行動しない
子供は、親の背中を見て育ちます。
親は最も身近な大人なので、子供にとっては「親のやることが全て」と言ってもあながち間違いではありません。
たとえば、親が口は達者で実際に行動しないタイプだったり、上手くいかなかったときに人のせいにしたりしていると、そのままそれが正しいことだと思うようになってしまうのです。
完璧を求められる
そして、親を含め周りの人から完璧を求められてきた人は、失敗など許されない環境で育てられたことでしょう。
失敗は悪、という認識で育ったので、自分のミスや間違いを認めることができません。
自分のせいで失敗した、と認めたらどうなるのだろうという不安が強く、誰かのせいにすることで安心感を得たいのでしょうね。
人のせいにする人の育ち以外の原因
何かあったときに人のせいにしてしまうのは、決して良いこととは言えません。
そうなってしまうのは育ちが関係している可能性は高いですが、それだけが原因ではなく、以下のような要因も関係していると言えるでしょう。
プライドが高い
人のせいにする人は、自分のミスや間違いを認めることができません。
それはなぜかというと、必要以上にプライドが高いからです。
プライドがあることは決して悪いことではありませんが、高すぎるプライドはやや問題。
自分のプライドを守るために必死になっているだけなのですが、だからと言って他人に迷惑をかけていい理由にはなりませんね。
目立ちたがり屋
人のせいにする人は、自分が注目されていないと気が済まない性格であることも多いです。
それも、周りから「凄い人」という眼差しを向けられたい願望がありますから、失敗して目立つというのは論外。
そのため、「人の失敗を自分がカバーした」という風に伝えてくることもあるでしょう。
自信過剰
人のせいにする人の中には、他人を陥れたりするつもりは全くないという人もいます。
どういうことかと言うと、本気で「自分は悪くない」と思っているのです。
根拠があるかどうかは別として、このタイプは自分の言動に自信を持っていますので、自分がミスをするはずがないと思って疑いません。
自信過剰すぎるのも、困ったものですね。
承認欲求が強い
他人から自分がどう思われているのかは、少なからず誰でも気になるもの。
その気持ちが周りよりも強く、自分を認めてほしいという願望が強い人も、何かあったときに人のせいにすることが多いです。
単純に、「自分はすごい人だ」と周りに思って(認めて)もらいたいのでしょうね。
トラウマがある
そして、育ちや家庭環境なども含め、過去のトラブルがトラウマとなっているケースもあります。
人は学ぶ生き物なので、自分が辛かったり傷ついたりしたとき、同じ思いをしないように心を守るようになります。
人のせいにすることで自分が悪く言われずに済む、怒られずに済むと脳が覚えてしまっており、それゆえ無意識に他人のせいにしてしまうこともあるでしょう。
人のせいにする人に仕返しする方法
たとえば同じ職場に人のせいにする人がいて、その人のミスを自分が被らされた…ということもあるでしょう。
人のせいにする人にイライラしたら、正当な方法で仕返しをするのがおすすめです。
以下のことを試してみてくださいね。
周りを味方につけておく
人のせいにする人は、何かあったときに口からスラスラと言い訳が出てきます。
よくよく聞けば筋が通っていないことも多いのですが、それっぽく話すので信じてしまう人もいるでしょう。
だからこそ、職場などではあらかじめ自分の味方になってくれる人を確保しておくことが大切なのです。
同じことをやり返す
自分のことを棚に上げて人のせいにする人には、あなたも同じことをやり返すというのもあり。
自分がしたことは、他人にされても文句は言えません。
ただし、人のせいにする人と同じレベルに下がりたくないのであれば、相手が言ったことをメモしておき、自分のせいにされそうになったときに正論で返すというのもおすすめです。
堂々としている
そして、わざと人のせいにして相手が戸惑うところを見て楽しむ人の場合、あなたが動じないことが一番の仕返しになります。
こういう人は、あなたの反応を楽しむために罪を擦り付けてくるわけですから、あなたが一切動じずに堂々としていれば、目的を達成したことになりませんからね。
自分が人のせいにする人にならないために意識するべきこと
人のせいにするというのは、他人を貶めるためではなく、無意識に自分を守ろうとした結果というケースも少なくありません。
そのため、誰でも「人のせいにする人」になる可能性があるということ。
そうならないようにするには、以下のことを意識することが大切です。
自分の言動に責任を持つ
人のせいにする人にならないためには、自分の発言を忘れずにいることが必要不可欠。
普段からあまり考えずに発言していると、結果として人のせいにすることにもなりかねません。
自分の言動には責任をもって行動する、ということを常に意識しておけば、人のせいにすることもないのではないでしょうか。
最終決断は自分で行う
人のせいにしてしまう人は、一人では何もすることができません。
常に誰かに決断を委ねているのは、もしものときに自分が責任を負わずに済むようにしているから。
この「もしも」の予防線が人のせいにするという結果を招くので、何においても最終的な決断は自分で決めることが大切です。
経緯をまとめておく
自分の言動に責任を持つと言っても、人の脳は不要な情報を常にアウトプットしているので、忘れてしまうこともあるでしょう。
言った言わないの話になるとキリがないので、ことの経緯を自分なりにまとめておくのがおすすめです。
自分の中できちんとまとまっていれば、いざというときに言い逃れはできませんからね。
自信をつける
自分で責任を負えず人のせいにしてしまう人は、何だかんだで自信がありません。
自分の自信のなさを隠すために、人のせいにできる「何か」を残しているのでしょう。
これをなくすためには、小さな成功体験を重ねるなどして自信をつけることをおすすめします。
自信が持てるようになれば、自然と自分の発言にも責任が持てるようになるはずです。
自分がされて嫌なことはしない
そして、人のせいにする人にならないようにするには、自分がされたらどう思うかを常に考えることです。
自分がされたくないこと、されたら嫌なことは相手にもしないと心に誓っておけば、「人のせいにする」こともしないようになるでしょう。
そういう人になりたくないと思っているということは、されたら嫌だと分かっているはずなので、意識すればできるようになりますよ。
まとめ:人のせいにする人にならないようにしよう
仕事でミスをしたときなど、つい誰かのせいにしたくなることもありますよね。
人のせいにすれば自分は怒られなくて済むのでは、と思うかもしれませんが、決してそんなことはありません。
現実には、誰かに責任を押し付けたときの方が怒られることが多いですよね。
とはいえ、無意識に人のせいにしてしまうこともありますから、まずはしっかりと「人のせいにしない」という気持ちを持つことが大切です。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。