自分だけ仕事量が多いのは勘違い?仕事量が多い原因と対処法!

同じ職場の人と比べて、明らかに自分の方が仕事量が多いと感じることはありませんか。

回される仕事、やるべき仕事が自分だけ多いと、だんだん辛くなったりイライラしてしまうもの。

ここでは、自分だけ仕事量が多い原因について見ていきたいと思います。

また、「自分だけ」仕事が多いのが勘違いかどうかを判断する方法や、それぞれのケースの対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。



勘違い?自分だけ仕事量が多い原因

仕事をしていて、つい他の人と自分の仕事量を比べてしまうこともあるでしょう。

他の人より自分ばかりが忙しい、自分だけ仕事が多いと感じるのはなぜなのでしょうか。

実際には仕事量は変わらないケースもあるのですが、あなたが自分だけ仕事量が多いと感じる原因には以下のようなものが挙げられます。

上司に期待されている

上司という立場であるなら、ミスなく仕事をこなせる人に任せたいと思うのは当然のこと。

つまり、あなたの仕事が多いのは、あなたが上司から期待されているからかもしれません。

あなたに頼めば大丈夫、あなたに頼めばちゃんとやってくれる、と上司に思われており、本来他の人に頼むべきものまであなたのところに来ているのでしょう。

簡単な仕事ばかりやらされる

仕事量が多くなるのは、単純に「やるべき仕事の種類、数」が多いということですよね。

難しい仕事なら1つしか頼まれなくても、簡単な仕事なら時間内にたくさん終わらせることができるもの。

自分だけ仕事量が多いのは、あなたには責任ある仕事が回って来ず、簡単な仕事や誰にでもできるような仕事ばかりが回ってきているからかもしれません。

雑用を引き受けている

簡単な仕事ばかり回ってくることと似ていますが、あなたの仕事量が多いのは、「誰がやってもいい仕事」をあなたが引き受けているからかもしれません。

いわゆる雑用というもので、本来ならあなた以外の人がやってもいいわけですよね。

そういう雑用にあなたがいち早く気づき、自分で引き受けてしまうことが続き、結果として仕事量が多くなったのでしょう。

手際が悪い

実は仕事のできない人は、「仕事量が多い」と感じることが多いと言われています。

同じ仕事でも、極端な話、30分で終わる人もいれば、1時間以上かかる人もいるわけです。

こういう差が重なっていくと、やるべき仕事が就業時間内に終わらない人が出てくるのは当然でしょう。

自分の手際の悪さが原因で、仕事量が多い場合もあるのです。

仕事のペースが早い

先程、仕事のできない人は仕事量が多いと言いましたが、仕事のペースが早い人も仕事量は増える傾向にあります。

なぜなら、すぐにやるべきことを終わらせられるので、上司から次々と新しい仕事を任されてしまうから。

さくさく進められることが仇となり、かえってやることが多くなってしまうというわけです。



仕事量が多くなる人の特徴

仕事量が他の人よりも多い人、もしくは仕事量が多いと感じる人というのは、全員ではありません。

一体どんな人が、仕事が多くなってしまうのでしょうか。

仕事が他の人よりも多くなる人は、やはり性格に特徴があることが多いようです。

視野が広い

職場という狭い世界の中で、周りのことを見渡せる人ほど仕事量が増えると言われています。

なぜなら、色々なことに気づいてしまうからです。

本来なら自分がやらなくても良いものでも、視野が広いために気づいてしまい、放っておけずに手を出してしまうのでしょうね。

優越感に浸りたい

中には、「仕事量が多い」という状況が優越感だという人もいます。

仕事量が多いということは、「自分にしかできないことが多い」「上司から信頼されている」ということなので、自分は周りの人よりも優れていると思えるわけです。

承認欲求が強く、自分が一番だと思いたい人ほど、仕事をたくさん抱え込む傾向が強いでしょう。

断れない性格

そして、人から何かを頼まれたときに断わることのできない人も、結果として仕事量が多くなることが多いです。

本当はこれ以上できない、と思っていても、「きみにしか頼めない」などと言われると断れない…という人もいるでしょう。

断れない性格であるがゆえ、どんどん自分の仕事が増えてしまうというわけです。



自分だけ仕事量が多いのは勘違い?それとも本当?

毎日バタバタと仕事をこなしていると、「自分ばかり仕事が多い」「他の人はサボっている」などと感じることもあるでしょう。

確かにあなただけ仕事量が多いということもあるのですが、実際にはそんなことはなく、あなたの感じ方(勘違い)というケースも少なくありません。

勘違いのケース

勝手に仕事を増やしている

自分だけ仕事が多いのは、もしかするとあなたが勝手に仕事を増やしているだけかもしれません。

上司はあなたに頼んだわけではないのに、あなたが自分からたくさんの仕事を引き受けている、もしくは仕事量が多くて大変、というアピールをしているだけでしょう。

自分が注目されたいタイプの人は、無意識にしていることも少なくありません。

効率が悪いだけ

一度、自分の与えられている仕事量と同僚や先輩に与えられている仕事量を比べてみてください。

実際に仕事量を比較してみると、仕事量そのものには大差ないということは意外と多いもの。

同じ量の仕事なのに、片方は時間内に終わり、あなたは終わらずに焦っているというのは、あなたの仕事効率が悪いことを示していると言えるでしょう。

知識や実力が伴っていない

効率が悪いことと似ていますが、仕事量が多いから終わらないのではなく、あなたの実力が伴っていないから仕事が終わらないのかもしれません。

いちいち調べながら仕事を進めていく場合、当然ですが相当な時間が必要になります。

知識や経験が足りず、与えられた仕事をこなす実力に満たない状態であるため、仕事量が多いと感じているだけでしょう。



勘違いじゃないケース

自分だけ頼まれる

たとえばあなたの他にも近くに社員がいて、その人の方が明らかに手が空いているにも関わらず、あなたにだけ仕事を頼んでくるのであれば、あなたの仕事量が多いのは勘違いではありません。

なぜなら、他の人にも頼めることをわざわざあなたに頼んでくるわけですから、あなたのやるべきことが増えるのは必然的ですね。

雑用に気づいてしまう

あなたが周りのことに常に気を配っており、誰がやっても良いようなことに気づいてしまう性格の場合も、仕事が多いのは勘違いではないでしょう。

特に世話焼きな性格だったりすると、尚更ですね。

雑用を積極的に引き受けてしまうため、やるべきことが多くなっていくのでしょう。

できる人だと思われたい

そして、あなたが周りからすごい人だと思われたい気持ちが強い場合も、自ら進んで仕事を引き受けている可能性があります。

仕事が多いのは、あなたが周りから認められたいと思っており、その気持ちから行っていることなのでしょう。

知ってか知らずかは分かりませんが、できる人だと思われたい、認められたい気持ちが強い人であればあるほど、仕事量は増えていくばかりかもしれません。

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自分だけ仕事量が多いのは勘違いだった時の対処法

それまで、自分だけ仕事が多いと思っていたにも関わらず、実際には勘違いだったと分かったらどうすれば良いのでしょうか。

自分の間違いを認めるのは恥ずかしいかもしれませんが、客観的に物事を捉えることが大切です。

考えを改めて仕事に向き合う

自分だけが忙しいというのが勘違いで、周りの人も同じように仕事を与えられていることが分かったら、「自分だけ」という考えをやめましょう。

自分の間違いに気づくことができたのですから、それはそれで良かったのです。

今後は「自分だけ仕事が多い」とは思わず、目の前の仕事に真摯に向き合っていきましょう。

知識や実力をつける

自分だけ仕事量が多いと思っていたものの、それが単なる自分の力不足だと知ったら、やはりショックですよね。

だからこそ、仕事をスムーズにこなせるだけの実力をつけていきましょう。

知識や実力、そして経験値を積むことで、今は悪戦苦闘している仕事もいずれスムーズにこなしていけるようになるはずです。

自分のキャパを知る

そして、自分だけ仕事が多いというのが勘違いだった場合、真っ先にやるべきなのは自分のことを知るということ。

自分のキャパを知らないために、自分ではこなせない仕事を引き受けてしまっているのでしょう。

冷静に考えると、あなたは周りの人よりも仕事ができないのかもしれませんが、事実を知らなければ対策を練ることもできませんからね。



自分だけ仕事量が多いのは勘違いじゃなかった時の対処法

勘違いではなく、本当に自分だけ仕事量が多かった場合、あなたがこれ以上しんどくなる前に対策していかなければなりません。

そのためにも、なぜ自分だけ仕事量が多くなってしまったのか原因を探り、必要なら上司や同僚に相談することも検討してください。

原因を明確にする

自分だけ仕事量が多いことが勘違いではなく明らかだということが分かったら、なぜ今のような状況になってしまったのか、原因を追求しましょう。

原因が分からなければ、適切な仕事量に調節することもできません。

自分だけ仕事量が多い原因があなたにあるのか、それとも周りにあるのかだけでも、はっきりさせることから始めてください。

周りにも仕事を割り振る

もし、あなたが周りから必要以上に仕事を割り振られてしまっているのであれば、あなた自身が周りに仕事を割り振る術を身につけるのもおすすめです。

自分で何もかも請け負うのではなく、周りの適性を判断し、仕事をうまく割り振るようにしましょう。

誰にどんな仕事が向いてるのかを判断することができれば、今よりももっと良いパフォーマンスができるようになりますね。

上司に相談する

もし、あなたが自分だけ仕事量が多くてしんどい、ストレスが溜まっていると実感しているのなら、早急に何とかしなければなりません。

まずは、現状について上司に相談してみてください。

今の状況が辛いということだけでなく、どうすればより良くなるかを提案していくと、上司もあなたの意見を聞き入れてくれるのではないでしょうか。



まとめ:仕事量はしっかり相談して負担にならないようにしよう

職場に仕事のできる人、細かいことに気がつく人がいると、つい周りもその人に何でもかんでも仕事を頼むようになってしまいます。

「必要とされている」という優越感はあるかもしれませんが、自分がストレスを溜めたり体調を崩してしまう前にきちんと対策しなければなりません。

上司や同僚に言いにくいと感じても、しっかり相談していきましょう。

何でも自分でやるのではなく、普段から周りに仕事を教えたり、割り振ることも大切ですよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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