上司へのごますり方法9つ
部下には2つのパターンの人がいます。
一つは上司にごまをすらない部下。
そしてもう一つは上司にごまをする部下です。
あなたはどちらのタイプでしょうか。
ゴマをすらない人はゴマすりをする人を毛嫌いする傾向がありますが、決してそれが良い方に物事が進むわけではありません。
上司に気に入られなかったばかりに出世できない、給料が増えない、左遷されるなど意図していなかった結果になった後で、初めて後悔する人もいるぐらいです。
そんなことになるのであれば、出世する、お金を稼ぐ、居心地の良い環境で働くことを目的として、上司へのごますりがその手段だと捉えれば、また違った未来が待っているでしょう。
会社や職場というのは意固地になればなるほど、肩身が狭くなっていくものです。
上司にゴマすりをする人はそんな考えを持っているかもしれませんね。
そこで今回は上司へのごますり方法についてご紹介していきますので、ぜひ今後の参考にしてみてください。
上司へのごますり方法
上司へごまをするときは「仕事」を褒める
上司へのごますり方法に、上司の仕事を褒めるようにするという方法があります。
職場の上司というのは、当然仕事に関わりがあります。
その仕事をべた褒めしてみることで、上司をいい気分にさせることができるでしょう。
「○○課長のおかげで業績もバッチリですね!」とか「○○部長のご指導のおかげで、ここまでの成果を出せました」ということで、上司はまんざらでもない気持ちになります。
「こいつ意外と分かっているな」なんて、心の中でニヤニヤ笑ってしまうのです。
上司にごまをするなら、仕事で褒めるのが一番です。
上司はその言葉を、けっこう嬉しい気持ちで聞いていたりするのです。
上司のファッションを褒めてみる
上司へのごますり方法の中に、ファッションを褒めてみるというものがあります。
ファッションを褒められるというのは、自分のセンスが良いと言われている気がして、いい気分になってしまいます。
ファッションセンスが良くても良くなくても、仕事にはそれほど影響はありません。
だからこそ、そんなごますりの言葉に、無邪気に喜んでしまったりするのです。
「そのネクタイ、素敵ですね~!」と、たった一言でも言ってみるだけで、上司の口もとがニヤッと上がったりします。
内心「おべっか言いやがって・・・」と思いつつも、決して悪い気にはなりません。
ファッションを褒めるというのは、毎日でも使えるごますりの方法なのです。
上司の上司が褒めていたと言ってみる
上司へのごますりの方法として、上司の上司が褒めていたということを伝えてみる方法があります。
上司もやはり、自分の上司がどう思っているのか、気にしていたりします。
そんな時、たまたま上司の上司が話していたことを聞き留めたら、それを伝えてしまうのがポイントです。
例えば、歓送迎会をした店のことを、上司の上司が「良かった」と言っていたら、それを言ってみましょう。
「○○部長が、歓送迎会のお店が良かったって話してましたよ!」と声をかけてみるのです。
そして「○○課長のセレクトのおかげですね!」と、すかさず言いましょう。
上司にごますりをするなら、上司が気にしている、上からの評判を上手に使って「ごますり」してしまいましょう。
思ったことと逆のことをいう
大嫌いだけど仕事ができたり、権力があったり、どうしても届かない嫌な上司はたくさんいます。
自分より上の上司にはかなり媚へつらって、部下にはパワハラは当たり前で威張り散らしているのです。
そんな上司には辟易しながらも、嫌われたり目をつけられるとかなりやっかいです。
自分のこの先の出世や評価にも残念ながら響いてきてしまうのです。
その為に嫌いな上司には自分の思っていることと反対の事を言ってみましょう。
いつもネチネチとしてくるタイプには、記憶力もすごいしとても細かくてすごいです!とか、いつも威圧的な態度の上司には雄大豪壮なオーラが出ていてすばらしい!等ととりあえず誉めましょう。
常に側近として仕えてみる
上司にゴマをするのであれば常に近くにいて、細々と世話をしたり、とにかく動き回りましょう。
一緒にいれば自然と飲みに行ったりする機会も増えるのでプライベートから可愛がってもらえるはずです。
そしてプライベートから可愛がってもらえればいくら仕事は別だと言っている上司でも、何かと目をかけてくれるはずです。
そうすれば自然と自分の為になってきます。
そしてしっかりとその上司から仕事やノウハウをマナビツツ上手くやっていけるのです。
その為にはとにかく近くにいて色々と学ばせてもらうとよいでしょう。
たまには見た目を褒めてみる
上司にゴマをするのは当たり前ですが、仕事の事を誉めるのはもちろんたまには見た目を誉めてみるのも手です。
見た目を気遣っていないタイプは特に普段は全く見た目を誉められないのでたまに誉められるととてつもなく嬉しいのです。
そして誉めてくれたことに対して嬉しさのあまり可愛がってしまうのです。
もちろんあからさまな嘘は即ばれるし、かえってその上司には恥をかかせてしまうのでやめましょう。
さりげなく何かピンポイントで誉めてみると、なかなかさりげない感じに喜ぶものなのです。
そしていつも誉めるのではなく、たまに誉めるというのが何よりも大切なのです。
上司の誘いは断らない
出世する人は色んな人からの誘いが多いのが特徴です。
例えば上司が「今日は飲みに行くぞー!」と声を部下にかけたとして、まだ仕事が残っていたり自分が疲れていたとしても「ぜひご一緒させてください!」なんて二つ返事で返します。
上司だってたまには仕事のストレスをパーッと発散したいものなので、いつ誘っても自分に着いて来てくれる部下は誰だってかわいいものです。
また誘われたときに「じゃああの人とこの人も誘っておきます!」なんて上司のお気に入りの人に声をかけてくれる部下だったら、上司もこいつに任せておけば楽だななんて思われ仕事の面でもこいつに任せようと自動的になってくるでしょう。
上司の仕事の姿勢や生活に共感する
誰だって自分の仕事や考えに共感してもらうと嬉しいものです。
会社で立場が上になればなるほどさらにトップからの苦言は増えるものなので、仕事ぶりを褒められるという機会は若い人と比べて少ないのです。
そんな時に部下から「○○さんが今やっているプロジェクトに対しての熱意は自分も目指したいものです」「いつも○○さんの仕事で僕たちが気持ちよく仕事できています」なんて言われた日には、こいつも頑張っているからぜひ出世させてあげたいと思うのが上司の気持ちでしょう。
また仕事ぶりだけでなくシンプルに生活ぶりを褒めても効果的です。
例えば普段は仕事人間という上司がたまに子供の写真なんて見せてきたら「仕事もできるし家庭でも良いパパなんて素敵です!」と褒めるだけで上司は内心とっても嬉しいので、しっかりゴマはスレちゃいますよ。
自分の手柄を上司の手柄という
仕事のプロジェクトなどで成功して会社からめでたく評価された場合、自分はもちろんたくさん努力をしたのは間違えなくとも必ず上司を持ち上げましょう。
まず上司本人に「あなたのおかげで仕事がうまくいきました」というのは当たり前ですが、その他の上司に対しても「上司がフォローしてくれたおかげでこの仕事を成功することができました」「自分の手柄ではなく上司がうまくいくよう段取りをしてくれたのです」と公言しましょう。
上司は部下を管理する立場なので、会社の周囲にあなたがアピールすることにより上司の管理者としての株を上げることができるのです。
部下の評価が上司の評価になってくるので、仕事の成功は大いに周囲にアピールしましょう。
上司へのごますり方法のまとめ
- 上司へごまをするときは「仕事」を褒める
- 上司のファッションを褒めてみる
- 上司の上司が褒めていたと言ってみる
- 思ったことと逆のことをいう
- 常に側近として仕えてみる
- たまには見た目を褒めてみる
- 上司の誘いは断らない
- 上司の仕事の姿勢や生活に共感する
- 自分の手柄を上司の手柄という
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。