気が小さい人の特徴と気が小さい性格を克服するには?
気が小さい人とは、ちょっとしたことでも気にしたり、物事を受け止める度量が小さい人のことです。
よく気が小さいと気が弱いの違いが挙げられます。
気が弱いとは、何か行動を起こす時に悲観的になり、クヨクヨ考え、実際には何も行動を起こさないことです。
多くの人は気が小さいと言われています。
それは自分を中心に考えているからこそかもしれませんね。
そこで今回はについてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。
また、気が小さい人の克服方法などについてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
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気が弱い人の特徴や心理9つ
気が小さい男の特徴
あがり症で人前で話すことが苦手
気が小さい男は人前で話すことが大の苦手です。
緊張しやすくあがり症なため、人前に出るとどきどきしてうまく話すことができません。
たとえば、仕事で大きなプレゼンをすることになったとしましょう。
気が小さい男は自分がそういう仕事が苦手であることをよくわかっていますので、人一倍念入りに準備をし、自分なりにリハーサルも入念に行います。
準備万端整えて本番に臨むわけですが、どんなにリハーサルを重ねても、本番でそれを生かすことができません。
プレゼン本番では極度の緊張のために、思うように話をすることができず、場合によっては頭の中が真っ白になってしまうことさえあるのです。
大きなプレゼンのように、大人数の前で話すときには、だれしもそれなりに緊張するものでしょう。
しかし、気が弱い男は少人数の前で話すときでも、緊張してしまうのです。
とにかく人前で話す際には緊張してしまいますので、たとえば会社の小規模なミーティングでも、自分から積極的に発言することはありません。
親しい友達同士で話す時にはさすがに緊張することはありませんが、初対面の人や、親しくない人と話をするときには、一対一であっても緊張し、あがってしまうのが、気が小さな男の特徴ということになるでしょう。
チャレンジ精神がなく、転職ができない
今の仕事に不満があって、「転職したいな」と考えたとしましょう。
多くの人はそう考えて、実際に転職活動を始めるでしょうが、気が小さい男は、そう考えたとしても、転職することがなかなかできません。
転職すれば、当然新しい仕事に就くわけですから、それなりのリスクはあるでしょう。
仕事がなかなか覚えられないというようなこともあるかもしれませんし、職場になじめないで苦労するかもしれません。
上司との折り合いが悪く、また転職することになることもありえるでしょう。
気が小さい男はマイナス思考なところがあるため、どうしてもそのようなリスクをあれこれ考えてしまいます。
そのリスクを考えるだけで、緊張してしまい、「とてもそんな危険を冒すことはできない」という結論を出すのが、気が小さい男の特徴といっていいでしょう。
これはなにも、転職に限ったことではありません。
何か新しいことにチャレンジしようとするときには、同じようにリスクばかりを考えてしり込みしてしまいます。
すぐに良くない想像をして緊張してしまうために、新しいことにチャレンジすることができないというのが、気が小さい男なのです。
恋愛にはかなり消極的
気が小さい男は、女性に好意を持ったり、恋愛感情を抱いたりしても、自分から積極的にアプローチすることができません。
好きな女性が目の前にいると、それだけで大緊張してしまうために、うまく話をすることすらできないのです。
一対一でのアプローチは緊張してしまうため、友達も含めた複数での飲食などを通じて親しくなろうとします。
それでも、時間をかけてその女性との距離を縮め、親しくなることはあるでしょうが、親しくなれたとしても、告白することはためらってしまいます。
アプローチするだけでも緊張してしまうのですから、気が小さい男にとって、告白はハードルが高すぎると考えていいでしょう。
ですから、たとえば、酒の力を借りて告白するということがめずらしくありません。
恋愛関係がスタートしてからも、気が小さい男は消極的です。
「彼女に嫌がられたら困る」とか、「嫌われたら大変だ」とびくびくしていますので、たとえば、自分から積極的にスキンシップを図るというようなことができないのです。
できれば彼女にリードしてもらいたいと思っているのが、恋愛に消極的な気が小さい男の心理的特徴ということになるでしょう。
気が小さい女性の特徴
一人で行動できない
一人で行動することが出来ない女性は気が小さいです。
たとえば学校など、女子生徒がグループでお手洗いを利用する光景を目にしたことがあるでしょう。
そのような何事も一人で行動できない女性はいざという時に困りますし、相手に何でも頼ろうとする様子も情けないです。
自分の言葉にも不安ですから相手の意見を引用しようとします。
そんなことを続けていれば「個性」が失われ、ますます相手に依存することになるでしょう。
危機感もなけらば「相手に合わせれば、自分の手を汚さず済むから楽だ」という意思があることも、気の小さい女性の特徴です。
社会で生きていくためには必ず一人で行動しなければならない時や、自分で考えた意見を発言する機会もあります。
しかし、そんな厳しい社会の中でも、相手に頼ろうとして依存のような関係性を築く方も多いです。
根本的に気が小さいから、いつまでたっても関係から逃れることが出来ず、個性を潰してまでグループに所属しようとします。
環境を変えても同じで、居心地が良い場所を見つければ、自分に適さない場所だとしても退こうとしません。
何事も一人に考え行動できないのが気が小さな女性の特徴です。
男性を利用する
気が小さい女性の特徴として、異性である男性と関わりを持とうとしない方が存在します。
素敵な男性が現れても、「何か裏があるのではないか」と疑い、男性が関わることは何でも怪しんでしまうのです。
男性恐怖症のように見えますが、過剰に「男性は悪だ」と決めつけて接する女性は気が小さいです。
また何かあるごとに男性に責任を負わせようとする性格は非難されるべきで、自分が女性であることを棚に上げる人は救いがありません。
自分の身を守るために男性を利用しようとする女性は、気が小さい以前に人間として問題があるでしょう。
気が小さいことを男性側に責任をなすりつけ、都合の悪い時には好んで男性を利用しようとします。
男性を盾にすることで楽に生きようとする魂胆が見えますし、気が小さいことや性格の悪さに絶句してしまいます。
利用する手段も様々で、時には女性仲間に間違った情報を流して仲間意識を作ってしまう。
中には善良な人間さえも騙すことで、自分好みの人間関係さえも作ってしまうのです。
男性を利用することで、気の小さい自分を正当化しているのは問題ですね。
自分のことより相手のことを優先する
自分のことよりも相手のことを優先する女性も気の小ささを感じます。
相手にことを考える気持ちは重要ですが、自分を大切にできない人が他者を大切にすることは難しいです。
女性でよく見られる、グループ間のカーストにより自身の意見より他人の意見を優先させる様子からも、気が小さいことと関係性の脆さが浮き彫りになります。
相手を優先するのは悪いことではなく、社会で生きるうえで必要になります。
自分の意見を殺すことで得られるメリットもあり一概には言えませんが、「なぜ他人の意見を優先させるの」と反感を買います。
そのような反感を相手に覚えさせないことが得意で、グループ間で静かに立ち回るのです。
目立つことは考えず、とにかく相手をたてることで身を守ろうとします。
相手の幸せは自分の幸せであり、自身のことはどうなっても良いと考える女性も存在します。
なので一人になると不安になり、他の誰かに縋るような行動に出るでしょう。
気が小さい女性はグループでの地位を維持しようと奮闘し、自分よりも他人に利益が生まれるように考えて生活する人ではないでしょうか。
気が小さい人のメリットや長所
矢面に立つ機会が少ない
矢面に立つ人はそれなりの権力を持ち、他人に何かを指摘できる方が務めます。
叱咤激励を一新に受ける身なので、気が小さい人は向いていないと判断され、責任ある役職から逃れられる場合が多いです。
また危機回避能力を持つ方も存在し、精神衛生上、楽に生きていく術を持っています。
気が小さいことで様々なデメリットが生まれるは事実ですが、人生の中で引くところをわきまえれば、厄介事に巻き込まれないのです。
厄介を探知する能力は本能的に感じることもあれば、気の小ささを計算して生きている方もいます。
大きな事件に巻き込まれる危険性が少ないので、長生きできる方は良い意味で気が小さいと言えるでしょう。
気が小さい人は矢面に立つべき人間ではありませんし、周囲も「あの人には向いていない」と自然に思ってくれます。
より安全なポジションで危険を察知できる才能により、自分に精神面でも利益が発生する環境で生きていきます。
何事も心配から入るのも気が小さい人の特徴です。
よく物事を考えてから行動する人も多く、挑戦に失敗する確率が少ないこともメリットではないでしょうか。
大損しないために行動できる
何でも勢いで行動する人は大きな損をする出来事に巻き込まれたり、取り返しのつかない事件に巻き込まれる場合があります。
気の小さな人は行動的ではないので、自分の能力以上のものが求められる事柄には慎重です。
その慎重さから決して無理はしませんし、結果が求められたらしっかり計画を立てて取り組みます。
「もし失敗したらどうしよう」とマイナス思考になりながらも、失敗しないために努力することができるメリットもあるのです。
後に気の小ささから立てた計画性が、自分を助けてくれることもあり、様々な保険を掛けようともします。
そのように自分の身を守るために理に適う考えができることも、気の小さい人の特徴ではないでしょうか。
たとえ損をしてしまっても、「何故利益が発生しなかったのか」と見直すこともできます。
また自分自身が前へ前へ出ないので、第一印象では「謙虚な人だな」と良い印象で見られることも。
大損しない考えと言動、行動を気の小さい人は心得ていますし、決して他人を蔑ろにしない謙虚さを持ちます。
気が小さいから自分の身を守ることが出来るのです。
嫌われない人間関係を構築できる
気の小さい人の多くが「嫌われたらどうしよう」と毎日ビクビクしながら生活していることが多いです。
ほんの小さな出来事では「嫌われたかな」と不安になり、相手が喜んでくれるなら一生懸命になれます。
人間関係のいざこざにも敏感で、仲間割れや仲間外れが許せません。
また周囲の人間関係を一歩引いた目線で見ることができ、コミュニティ間の仲介役を担う人もいます。
気が小さいことで円滑な人間関係を保つことができますし、関係性を修復するために奮闘する姿勢が評価されます。
決して管理者を含めてリーダーやトップになれない人間ですが、組織の維持や成長を促せるような人材ではないでしょうか。
規律も守ろうとしますし、規律を破る恐ろしさは誰よりも知っているのです。
ですから組織に忠実でどんな時にも守ろうとします。
時には忠実さがデメリットになる可能性もあり、自分の生き方を狭めてしまうこともあるでしょう。
しかし、気が小さいことで相手に合わさる能力や、関係性の修復に躍起になってくれる存在は心強いです。
気が小さいことはデメリットばかりが注目されますが、自分より第三者に利益をもたらすこともあるのです。
気が小さい性格を克服するには
気が小さいことで嫌な思いをしてきた人は、気が小さい性格を直したいと強く思う人もいることでしょう。
しかし、どうすれば気が小さい自分を改善できるのか、その方法を理解している人は驚くほど少ないです。
これからご紹介することをご覧になれば、本当にちょっとしたことで克服できることを理解できるはずです。
物事をポジティブに考える
あなたは何かアクションを起こそうとするたびに、つい最悪の結果を意識してしまうことはありませんか?
もし当てはまるのなら、そういった思考が気の小さい原因になっている可能性があります。
人間が生きていく上でもちろんリスクに対する備えは必要ですが、あまりにもリスクについて過敏に反応しすぎてしまうと、手足が縮こまって何もアクションを起こせないといった事態にも陥りかねません。
気が小さい人は、このリスクに対する反応がその他の人よりも細かいため、さらに気が小さくなっていくという悪循環を招いてしまっているのです。
このような理由で気が小さくなっている人は、何よりもまず「物事をポジティブに考える」ことを意識しなければなりません。
「こうなったらどうしよう」と、アクションを起こす前にネガティブなイメージを持つのではなく、「きっとこうなるに違いない」と、明るくポジティブなイメージを持つことが重要になります。
少し悪い言い方をすれば「ご都合主義」な考え方ですが、気の小さい人がそれを克服しようとするなら、そういった気構えを持つぐらいで十分ですし、未来の変化を恐れずポジティブな思考を重ねるクセをつけましょう。
他人より優れている点を探す
実は想像以上に多くの人たちが、心の中に何らかのコンプレックスを抱えていることを知っていますか?
気が小さい人は特にその傾向が強く、ちょっとした場面でもすぐに自分が他人よりも劣っているポイントを探してしまいます。
そしてその結果として、他人に対して自分の意見が言えなくなったり、ハッキリとした態度が取れなくなったりするのです。
このパターンに当てはまる人が気の小ささを解消するためには、「自分が他人よりも優れている点を探す」しかありません。
自分には他人よりも優れているところなんてないよ…と、下を向いてしまう人もいるかもしれませんが、それは悪い意味での誤解です。
自身の全ての面において、他人よりも劣っている人などこの世には存在しません。
ただ自分でそう思い込んでしまっているだけで、実は優れているところがたくさんあるはずなのです。
気が小さい性格を克服するためには、自分が他人よりも優位に立てる瞬間が必要不可欠になります。
どんな些細なことでも構わないので、自分がアピールできるような優れたポイントを見つけて、そのことを繰り返し心の中でつぶやくようにしてみましょう。
嫌われることを恐れない
あなたは気が小さい人に共通する最大の特徴を知っていますか?
それはズバリ、「他人に嫌われることを極度に恐れている」という点です。
実は相手が全く気にしていないにもかかわらず、気の小さい人は自身の発言で相手を不快にさせてしまったのではないかと、いつも不安を抱えて生活しています。
どうして自身のちょっとした発言にそこまでこだわってしまうのかというと、それは相手に嫌われたくない思いが強すぎるからです。
つまり気が小さい性格を克服する上で最も大切なのは、この嫌われたくないという気持ちをなくしてしまう部分にあります。
雑な言い方をすれば、「嫌われたときは嫌われたとき、こっちから願い下げ」ぐらいの心構えを持つことが重要なのです。
他人は、あなたが考えているほどあなたのことを強く意識してはいません。
みんなそれぞれ興味があることが他にもありますし、あなただけについて深く考えている余裕はないからです。
そんな状況の中で、あなただけがクヨクヨと悩みすぎていても、それは自分にとって損な行為でしかありません。
気が小さい自分とお別れするためにも、他人に嫌われることを恐れないという強い気持ちを持ちましょう。
気が小さい原因は自分にある
いかがでしょうか。
気が小さい自分に嫌気が差す瞬間は誰にでもあります。
仕事で気の小ささを発揮して、思うように発言できない、指導できない、行動できないといったこともあるでしょう。
それが積み重なって自分に苛立ち、怒ることが増えることも少なくありません。
しかし、その怒りの矛先は第三者ではなく、自分に向けるべきです。
なぜなら気が小さい原因は全てあなたが作り出しているからです。
基本的に気が小さいということは、自分に自信がなかったり、周りからどう思われるのかその評判が気になるなど、人間関係がほとんどです。
そんな環境に身を置くと決めたのはあなたの判断です。
確実に変えるなら、気が小さくならないために環境を変えるか、コツコツ実力を身につけるかの2択が最適でしょう。
「そんなの無理だ」という人は、気が小さい自分と一生付き合っていく覚悟をするべきです。
努力や行動を起こさずに環境やあなた自身が変わることは絶対にありえませんので、口で不満を言う時間があったら、さっさと行動するのが適切ですよ。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。