気さくな人の6つの特徴とは?

気さくな人とは一体どんな人だろうと言われて、あなたはどんな人を思い浮かべるでしょうか?

おそらく、明るい人であったり、元気があったり、話していて楽しかったりなど、基本的にはポジティブな印象を持つことでしょう。

そんな気さくな人になりたい!と思う人はたくさんいます。

そのためにはやはり特徴をつかむことがとても重要です。

そこで今回は気さくな人の特徴についてご紹介していきますので、ぜひあなたやあなたの周りの人に当てはまるかどうか確認しながら最後まで御覧ください。



気さくな人の特徴

 

誰に対しても同じように接することができる

 

「ある人に対しては明るくフランクに接するけれど、別の人に対してはそうではない」という人は、気さくな人とは言えません。

相手が誰であれ、同じように分け隔てなく接することができることが、気さくな人の条件であり、特徴なのです。

「話し上手な社交家」というのが気さくな人の特徴ですが、社交家ではあっても気さくでない人もたくさんいます。

そういう人の多くは、相手によって態度や接し方を変えてしまうのです。

「好きな人」と「そうでない人」を分けて考え、前者に対しては親しく付き合い、後者に対してはよそよそしく振舞うような人は、社交家にはなれても「気さくな人」という評価を得ることはできません。

また、気さくな人は感情も安定している傾向がありますので、その日の気分や、その時の感情によって、人と親しく接したり、人に冷たく接したりするようなこともほとんどありません。

人間ですから、もちろん感情の起伏はあるでしょう。

体調の悪い時もあるに違いありません。

しかし、気さくな人は感情の起伏が小さく、気分をコントロールすることができるため、良くない気分の時でも、人に明るく接することができるのです。

つまり、誰に対しても分け隔てなく、また、その時の感情に左右されることなく、いつでも明るくフランクに人に接するのが、気さくな人の特徴なのです。



ありのままの自分を見せることができる

 

自分に対しても人に対しても正直で、常に、等身大の自分でいられるというのも、気さくな人の大きな特徴です。

人間はどうしても、自分を大きく見せようとしたり、自分を飾って見せたりしたがるものです。

しかし、少しでもそうした意識を持つと、相手との関係はフランクなものではなくなってしまいます。

相手にいわば「偽りの自分」を見せようとするのですから、そこにはどうしても不自然な心理が働くことになるでしょう。

気さくな人は、そうした心理を持つことはありません。

つねに正直で自然体です。

自分を飾ったり偽ったりしようという意識がないために、特別な意識を持たなくても自然体でいられるのが、気さくな人の特徴と言うことができるでしょう。

これは、そうでない人から見ると、大変うらやましい特徴と言っていいでしょう。

多くの人は、自分の弱点や欠点を隠して人と付き合おうとします。

いわば心理的に無理をしているわけですから、ストレスを感じることにもなるでしょう。

その点、気さくな人は常にありのままで、良いところも悪いところもすべて人前にさらけ出すことができるのですから、余計なストレスを感じることはありません。

相手から見ると、「正直で、安心して付き合える」のが、気さくな人なのです。



話しかけやすい雰囲気を持っている

 

気さくな人は話が上手で、自分から積極的に人に話しかけることができますが、同時に、人から話しかけられることが多いという特徴も持っています。

「自分からはよく話しかけるけれど、人から話しかけられることはあまりない」というタイプの気さくな人は存在しません。

では、なぜ、人から話しかけられることが多いのか。

それは、話しかけやすい雰囲気を持っているからです。

近寄りがたいオーラを出しているタイプの人は、人から尊敬されることは会っても、「気さくな人」とは呼ばれません。

逆に、人から尊敬されるタイプではなくても、話しかけやすい人が、気さくな人と思われるのです。

「話しかけやすい雰囲気」とは何かといいますと、具体的には「明るく穏やかな表情と、やさしい態度ややわらかな物腰」ということになるでしょう。

明るい印象、穏やかでやさしい印象を人に与えることができるからこそ、誰もが「話しかけやすい」と感じるわけです。

つまり、その表情や態度などによって、「話しかけやすいオーラ」を常に出しているのが、気さくな人の特徴と言うことができるでしょう。

 

周りのムードを明るくする

 

気さくな人は周りのムードを明るくしてくれます。

例えば、職場の食堂などで同じテーブルに座った場合、そのテーブルが楽しい雰囲気になる力を持っている人っていますよね。

一緒のテーブルには、何か一言話すと返事は一言だけで途切れてしまう人や、何を話したらよいのか話題に迷う気を遣う上司などと一緒に食事をすることになっても、その気さくな人が同席なら「なんとかなりそう」って感じられる不思議な魅力があります。

実際、どこからか共通の話題を提供してくれたり、誰かが言った一言を上手に広げてくれたりして、気付いたらテーブルの雰囲気が明るくなっています。

初めて会う人との会話にも柔軟に対応できます。

とは言っても、必要以上にでしゃばるわけではないので第一印象もとても良く、なんとなく良いムード作りをしてくれます。

場の空気を読んで適当な話題を提供し、上手に立ち振る舞うことができる機転の利く人ということもできるかも知れません。

気さくな雰囲気は周囲をリラックスさせてくれるので、会話も弾むので相乗効果でみんなが楽しい気持ちになることでしょう。



話を聞くのが上手

 

気さくな人は多くの場合、聞き上手という特徴があります。

人は聞き上手な人と話をしていると、もっと話したくなるのではないでしょうか。

聞き上手な人は話している相手に「この人はちゃんと話を聞いてくれる」という印象を与えるので、「この人と話をしても損はない」、「もっと聞いて欲しい」という気持ちにさせるのでしょう。

人を受け入れる態勢が整っていることで、さらに気さくな人という印象が深まります。

聞き上手というのは他人の意見を受容できるので、もし自分とは真逆な意見を言ってくる人がいても一旦受け止めてあげることができます。

その後で自分の意見との違いを話し合うことはあっても、頭から否定することはしないわけです。

多くの人の話や意見を受容することによって、さらに自分の引き出しも増えていきます。

引き出しが増えることで話題も増え、色々な人との会話の内容も豊富になっていきます。

つまり、大きな器で聞き上手であることからスタートし話上手へ繋がるという良い循環になり、人の輪が広がっていき、ますます気さくな人である印象は深まっていくことでしょう。

[参考記事]



社交的である

 

気さくな人は社交的で、不特定多数の人と話しをするのが苦でないタイプが多く人付き合いが上手です。

人間関係を難しく考え過ぎず上手に渡っていける器用さがあるので、どうしても付き合えないタイプと決め付けることも少なく、苦手と思うタイプの人ともさりげなく距離を保ちながらつきあうことができます。

また、相手から拒絶されることもあまりありません。

おおらかで嫌なこともあまり顔の表情に出にくいというところも強みになるでしょう。

顔の素の表情が温厚な雰囲気、例えばアルカイックスマイルのように少し微笑んでいるような表情であるなど人を受け入れることができる雰囲気を醸し出しているといった要素も多くあります。

さらに気さくな要因として、もともと人間が好きな人が多く、相手に興味を持って観察することができます。

だから、相手が興味を持っている事柄にも興味を持つこともできるので相手とスムーズに打ち解けることもできます。

また、社交的な人は話した相手の顔や名前を覚えるのも上手なので、次回会った時にも気さくに話をスタートすることができるでしょう。

[参考記事]

 

気さくな人になりたいなら形から入ろう

 

いかがでしょうか。

気さくな人の特徴や共通点として最も思い浮かびやすいのが「明るい」ということでしょう。

明るい人は基本的に気さくだといってもいいぐらいです。

しかしいきなりあなたが根明になろうとしてもなかなか難しいですよね。

そんなときは、形から入るのがおすすめ。

例えば笑顔を無理やり作るとかそういったことでも問題ありません。

挨拶を少しだけ元気に、そして笑顔を付け加えるだけで相手に与える印象はガラリと変わることはあなたにも容易に想像できるはずです。

あなたが本当に気さくかどうかは問題ではなく、気さくに思われたら、その人はもうすでに「気さくな人」なのです。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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