社交的すぎる人の嫌な4つの特徴
by The Next Web
あなたの周りに社交的な人はいるでしょうか?
人見知りな人ほど
「あの人は誰構わず話しかけていってすごいなぁ」
なんて思うものです。
特にイベントやパーティなどに参加した時などは強く感じることでしょう。
しかしいくら社交的と言ってもあまり良い印象を持たれていなかったり、浮いてしまっている社交的な特徴を持つ人がいます。
そこで本日は社交的すぎる人のあまり好かれない特徴をご紹介します。
【目次】
・社交的すぎる人の特徴
・社交的になる方法
・社交的な人の特徴
社交的すぎる人の特徴
出典
社交的な人は自分のコミュニケーションスタイルを崩さない
「あなたは人見知りと社交的どちらに当てはまりますか?」
と聞かれたらどっちと答えるでしょうか。
人見知りと答える人が多いかもしれませんね。
著者も自ら人見知りと伝えていますが、
次のような社交的な人はちょっと・・・、という感じのようです。
全身から「オレは超社交的!世界人類みんな友だち!ヘイ、ヘーイ!」みたいなオーラが出ている人っていませんか。
そのオーラでもって誰にもでも気軽に声をかけ、
あっという間に親しくなり、友だちたくさん、人脈もいっぱい。私は正直言ってこういう人が苦手です。
こう感じる人はおそらく著者だけではないでしょう。
社交的な人の中でも、なんかグイグイ来るなぁみたいな人、ノリが合わなければよそよそしくなる人などがいます。
このようにどんな時でも自分のペースでしかコミュニケーションが取れない人は本当の意味での「社交的」ではないので浮いてしまいがちのようです。
社交的すぎる人は一方的にしゃべる
人見知りな人からすると誰とでもおしゃべりできるのは羨ましいスキルと言えます。
しかし1聞いたら10話しだすみたいな人は敬遠されがちです。
自己表現に熱心な超社交的はよくしゃべります。
(中略)
でも、「よくしゃべる」イコール「会話力がある」ではありません。
本当に社交的な人は会話のキャッチボールをすることを重んじます。
相手の話を引き出すことに長けているなど聞き上手な面もあるでしょう。
一方的にしゃべるひとは相手を理解することよりも、
自分を理解してもらうことに必死になってしまっています。
会話がかみ合わなければ良質な人間関係を築くこともできませんし、関係が発展することもありません。
社交的すぎる人はすぐ人を紹介してくる
よく、何かあるとすぐ「私の知り合いを紹介しますよ」と言う紹介魔がいます。
これも超社交的の特徴の一つです。
何か困っている時に助けてもらえそうな人を紹介してもらうほどありがたいことはありません。
しかしそれはこちらが求めている場合に限ります。
紹介魔は別に頼んでもいないのに、こちらの話を聞いて、
「あ、それだったら私の知り合いにいい人がいますよ。今度紹介しましょう」
なんて言って勝手にワケのわからない人を連れてきます。
本当に助けてあげたいという気持ちで紹介したいのか、
ただ自分の豊富な人脈を知ってもらいたいのかはわかりませんが、
まったく求めてもいない紹介はありがた迷惑になるケースがあります。
もちろん素晴らしい人を紹介してくれたら、
そんなありがた迷惑な気持ちはあっという間に吹き飛ぶことでしょう。
しかしよくある傾向としてはピント外れな紹介が多いのだとか。
そのような紹介に自分の時間を作って、
ピント外れな話を聞くというのもなんだかなぁ
という感じですよね。
社交的な人は悪い意味で人脈作りを意識しすぎている
先ほどの「紹介魔」に通じるものがありますが、
人脈を過度に意識していると相手のことを考えずに行動してしまいがちです。
人脈作りのノウハウ本によく、
「じぶんの知人を紹介して相手にメリットを提供することでさらに人脈をひろげなさい」
と書いてあります。それを実践しようとする人が多いようです。
知り合いを紹介して相手に喜んでもらったり、
いい関係を築くことができるきっかけになればそれは素晴らしいことですよね。
ですが、それを一方的にやってしまうとどうでしょうか?
「お金がないんだよねー。これじゃあ結婚できないよ」
「全然構わないって人がいるんだけど今度紹介するよ!」
「もしかしたら運気が悪いのかもしれないね。すっごく当たる占いの人に見てもらおうよ!」
とかなり極端な例かもしれませんが、
このようにゴリゴリ来ます。
そのような人脈の作り方は長続きしないでしょうし、
信用問題にも関わってきます。
社交的になる方法
人間関係の基本は笑顔
社交的な人の共通点は、人と接するときに笑顔でいるということです。
むっすりとした顔で友達や知り合いが多く、好感度の高い人というのは稀ですよね。
人に好感を持ってもらい付き合いやすいと思ってもらうためには、意識して笑顔でいるようにしてください。
嫌なことがあって気持ちが前向きにならなかったり、嫌いな人の前では嫌悪感を隠しきれないということもあるでしょう。
ですが、それを心の中に押し込めて表面上だけでも笑顔でいるというのは、接する人に余計な気遣いをさせないためにも必要なことです。
それに笑顔は伝染しますから、場の空気を心地いいものに変えることができます。
雰囲気のいい人だという印象を持ってもらいやすくなりますので、人と付き合いやすくなり、社交性を高めることができます。
笑顔で心を通わせようとすることが大切です。
まずは考える前に行動する
引っ込み思案な人やコミュニケーション能力の乏しい人というのは、「自分がこんな行動をしたら相手がどう思うだろう」「この行動が誰かの迷惑にならないだろうか」ということを考えすぎてしまうきらいがあります。
しかし、考えてばかりで行動を起こすことができなければ、何も身につけたり失敗から学ぶことができません。
最低限礼儀やマナー、TPOを弁えている範囲内で、率先をして行動をすることを心がけてください。
社交的になれないかたは、大抵の場合行動不足が大きな原因になっています。
まさに変わろうとしているのであれば、変わるための行動を起こすことこそが大切なのです。
誘われて迷ったら承諾をする、誰かがやらなければならない仕事ができたら自ら進んで手を上げる、小さなことからで構いませんので第一歩を思い切って踏み出してみてください。
身だしなみを整えて好感度を上げる
人間は出会ってから数十秒でその人がどんな人なのかを判断することができます。
その第一印象はなかなか払拭することのできない大切なポイントです。
ですから、なるべくこの段階でいい印象を持ってもらうことができれば、他者から接しやすい人という印象を持ってもらいやすくなり、コミュニケーションが円滑になります。
とっつきづらいと感じる印象を持たれている状態で社交的になろうとしても、相手が逃げ腰になってしまう可能性が高まってしまいますので、まずは地味すぎず派手でもなく、清潔感のある見た目を目指してください。
そして、礼儀正しく挨拶はしっかりと行うことです。
難しいことはありません。
丁寧な言葉遣い、綺麗に整えられた服装や髪型、元気な挨拶、これだけで素敵な人であると思われます。
そのうえで人と積極的に関わっていこうとすれば、相手のほうからもこちらに関わろうという気持ちが強くなって話しがしやすくなるのです。
嫌われてもいいと思えるようになること
社交的に振る舞いたいけれども躊躇してしまうという人は、大抵人に嫌われてしまうことを極度に恐れています。
誰にでも満遍なく好かれたいと高望みをしてしまうのです。
しかし、大勢の人がいる中ではそれぞれ個性や相性というものがあります。
自分の中にも「この人のことは好き」「この人は少し苦手」「なるべく近寄りたくない」など人に対してさまざまな感情を持ち合わせているはずです。
そして、誰かの中でも自分がいろいろな評価をされていることを受け止めてください。
「好き」だけではなく「嫌い」のカテゴリの中にも入ってしまうことは珍しいことでも怖いことでもなく、当たり前のことなのです。
ですから、積極的に人と関わることで嫌われることがあるかもしれない、と恐れる必要はありません。
逆に好かれる可能性だって高まります。
嫌われてもいいという勇気を持つようにしましょう。
社交的な人の特徴
人と会話、コミュニケーションをするのが上手な人
社交的な人は人と会話をするのが上手な人が圧倒的に多いです。
なぜなら社交的な人とは人との付き合い方が上手な人のことを指し、人と付き合うためにはコミュケーションを取り、会話をすることが必須事項となるからです。
会話にはキャッチボールという言葉通り、お互いうまい具合にボールを投げあう必要がありますが、この作業、実は二人ともボール投げがうまい必要はありません。
もちろん二人ともボール投げが下手ではだめですが、片方がどんな暴投を投げられてもキャッチ出来、相手に上手に投げ返すことが出来る「話が上手な人」であればいいのです。
会話が上手な人というのは、話す相手の種類を選ばないため、どんな相手でも会話することが可能であり、社交的な人の特徴であるといえます。
実際に貴方の周りで社交的な人は、無口ではないと思いませんか。
空気を読むのが上手な人
一時期KY(空気が読めない人)という言葉が流行りましたが、AKY(敢えて空気を読まない人)という言葉が流行ったのもご存知でしょうか。
社交的な人は空気を読むのがとても上手です。
発言・行動するべき場所・タイミング、発言・行動すべきでない場所・タイミングを上手に押さえています。
KYの人はそのタイミングが正しくないので、行動が独りよがりに見えてしまう場合もあり、空気が読めないと言われてしまいます。
一方で、社交的な人は場所やタイミングをしっかりと押さえ、人に正しく求められているタイミングで行動するので、相手に不快感を与えません。
社交的でない人からは「あの人タイミングいいなぁ」という風に見えているはずです。
残念ながらKYの人は、よかれと思ったタイミングでやっても迷惑になっていることもあるので、社交的な人になりたい場合、参考にしたい人を見つけその人の行動を観察するとよいでしょう。
無駄に長く話さず、相手の話もよく傾聴する
会話が上手な人、というのをあげましたが、会話が上手なこととは「無駄に長く話さず、相手の話もよく傾聴する」ことです。
言葉として違和感を感じるかもしれませんが、「傾聴する」とは相手に耳を傾けて心で聞くことを言います、つまり相手の話をよく聞き、理解することです。
自分の話ばかりをしたがる人は、相手のことを理解しようといてません。
それはコミュニケーションを取ろうとしていないのと同じことです。
社交的な人は、相手の話をよく聞きます。
そして、必要に応じて自分の話もします。
ただし必要以上に長くは話しません。
人は思っているより、自分に興味がないことを知っているからです。
自分の話を無駄に長く聴いてくれるのはせいぜい家族か親しい友人くらいのものです。
社交的な人はコミュニケーションを取ることの方が重要なため、ポイントを押さえて簡潔にわかりやすく話すのが上手です。
外の世界に興味を持っている人
自分の外の世界にも興味を持っている人、文字通り社会と交わることに積極的な態度を示す人が社交的な人といえます。
基本的に自分の世界に閉じこもるのが好きな人は残念ながら社交的な人とはいえません。
自分のことばかりを話したい人も社交的な人とはいえません。
なぜなら社会と交わることが社交といいますので、自分の以外のことにも興味を持つことが重要だからです。
社交的になることを目指している人は、この人社交的だな、と思う人を見つけてみてください。
話すのが上手で、空気が読めて、どんなことにも、誰とでも積極的に挑戦する人は、大体社交的な人です。
会話や行動がうまくいかないな、という人は諦めないで何度も挑戦してください。
挑戦を繰り替えすなかで、適切なタイミングや行動が出来るようになります。
社交的な人は確かに根から社交的かもしれないですが、会話や行動をくりかえすことによってより社交的になるための技を自分で身につけているのです。
社交的という言葉に惑わされない
社交的はこうでなければいけない!
と思い込んでいる人は少なくないようです。
今まで人見知りだった人が急に社交的な振る舞いをしようとしても変に空回りしてしまうだけでしょう。
イメージに振り回されずに、
あなたが尊敬する人、スマートだと感じる人を参考にした方がより多くの人脈を作ることができたり、良い関係が構築できたりするものです。
社交的になりすぎるもの考えようなので、
注意したいところです。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。