価値観を押し付ける人の心理とは?その対処法もご紹介!

価値観や意見、考えを押し付ける人とは、自分の価値観を相手にそのまま伝え、相手にもそれを強要するような人のことです。

人はそれぞれ考え方が違うという当たり前のことがすっかり抜けている厄介な人だといってもいいでしょう。

普通に考えれば押し付ける行為自体は良くないことなのに、あらゆる環境でそういった意見を押し付けてくる人はあとを絶ちません。

中には価値観だけでなく、自分の仕事すら押し付けてくる人もいます。

では、いったいなぜそのような人は押し付けてくる行動をするのでしょうか。

そこで今回は、価値観を押し付けてくる人の心理や対処法をご紹介していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

【目次】



価値観を押し付ける人の心理

相手を支配しコントロールしたい

自分の価値観を人に押し付けようとする人は、「相手を自分の考えに従わせたい」という心理を持っていると考えていいでしょう。

たとえば、「仕事とはこうあるべきだ。人生にとって仕事はこういう意味を持っている」という価値観を人に押し付ける人がよくいます。

本来、価値観というものは人それぞれですから、仕事に対する価値観、人生における仕事の位置づけは人によって違っていて当然です。

しかし、「仕事はこうあるべきだ」という価値観を押し付ける人は、そうした多様な価値観を認めようとしません。

そこにあるのは、「人を自分に従わせたい。人の心を支配して、コントロールしたい」という心理にほかなりません。

これは、明らかに間違った考え方ですが、価値観を押し付ける人は自分の間違いに気づくことなく、力で相手をコントロールしようとするのです。

支配欲の強い人は少なくありませんが、そういう人は、自分の価値観に人を従わせることによって、人一倍強い支配欲を満足させていると考えていいでしょう。

相手が自分の言いなりになること、相手を自分のコントロール下に置くことをうれしく感じるのが、価値観を押し付ける人の心理なのです。


相手が自分よりも劣っていると思っている

「人生における仕事の意味はこれだ」という価値観を、会社の部下や後輩に押し付けるという人が少なくありません。

そこにあるのは、相手に対して優越感を抱いているという心理、逆に言うと、相手は自分よりも劣っていると思っているという心理です。

上司が部下に、人生訓を垂れるということがよくあるでしょう。

先輩面をして、後輩に「仕事とは」という話をする人もめずらしくありません。

そういう人に共通しているのは、部下や後輩が自分よりも社会人として未熟で、社会や人生のことをよくわかっていないという意識を持っていることです。

そういう人は、つまり、未熟で劣っている相手のことを思い、相手に正しい人生観や仕事観を教えようとして、「こうあるべき」「こうでなくてはいけない」という価値観を説いて聞かせてあげているのです。

そんなふうに価値観を押し付けられた相手からしてみると、それは迷惑な行為にほかなりませんが、押し付けている本人は、あくまでも部下や後輩のためを思って、正しい価値観を説いていると考えていいでしょう。

自分よりも劣っているしてに対し、正しい人生観を教えることで、相手に成長してもらいたいと思っているのが、価値観を押し付ける人の心理なのです。


自分の考えに絶対の自信を持っている

「自分は絶対に正しい」と信じて疑わないというのも、人に価値観を押し付ける人の心理でしょう。

たとえば、「人間は結婚して子どもを作るのが当たり前だ」と考え、人にもその人生観、価値観を押し付ける人がいます。

少子化問題を論じるような時に、そういう価値観を主張し、同調することを人に強いる人が少なくありません。

そういう人は、自分の考えている人生のあり方、人間としての生き方、人生の価値観に絶対の自信を持っています。

ですから、相手が「人の生き方は人それぞれ。結婚するかどうか、子どもを作るかどうかはその人の人生観によってちがってくる」と反論しても、まったく聞く耳を持ちません。

「そんなことを言ったら、どんどん子どもが少なくなってしまう」と主張し、あくまでも自分の価値観を押し通そうとするのです。

それは、視野の狭い考え方ですが、価値観を押し付ける人は自分の視野の狭さに気づいていません。

自分に絶対の自信があり、自分は正しいと信じ切っているために、人の意見や考え方には耳を貸すことなく、自分の主張を通そうとするのです。

価値観を押し付ける人は、人の意見を聞こうとしない傾向が強いのですが、そのもとになっているのは、自分に絶対の自信を持っているという心理と考えていいでしょう。


確固たる意思を持つことで融通が利かなくなる

他者に流されることを良しとせず、確固たる自分の意思を持っていて簡単にはぶれないようにすることは、決して悪いことではありません。

しかし、それがいつどんな時でも正しいと思い込んでしまうことで、知らず知らずのうちに周囲に自身の価値感を押し付けてしまうケースが少なくないのです。

確かに信念を持って行動をすることは素晴らしいことですし、すぐに他者の意見に影響をされてしまい、考えをコロコロと変えてしまうようなフラフラしている人はなかなか信用されないでしょう。

実際、思っていることをきちんと口にできて有言実行できる人は芯が強く、頭がいい人も多い傾向にあります。

ただし、あまりにもその意識を高く持ちすぎてしまうことで、たとえ間違っていたり、他者にとって受け入れられないような意見であっても、意地でも貫き通そうとする頑固さを出してしまうのが厄介です。

こうした人は注意を受けたところで受け入れられず、何が何でも我を通そうとしてしまうことで、結果的に周囲に対して自身の意見を押し付けてしまうことになります。

ぶれないことが正しいと思い込み、融通が利かなくなってしまうのです。

共感者を増やしていきたい

好き好んで周囲にいる人達と対立したいと考える人は少ないですし、どうせなら考えかたが近いタイプの人達に囲まれて、気持ちよく過ごしたいと思います。

価値観が近い人達が集まれば自然に会話も弾みますし、同調することが多くなり意見もまとまりやすくなって、争いが起こりにくくなるものです。

逆に価値観に相違があるタイプが近くにいれば、ストレスが溜まるだけに留まらず、意見の相違から揉めごとの火種になってしまう可能性が出てきます。

価値観を押し付けてしまう人は、自分の周囲を平和な環境にしておきたいという願望が人一倍強く、みんなが自分と同じような考えを持ってくれるようになれば、イライラすることなく、心穏やかに過ごせるようになるのではないかと思っているのです。

自分と同じくこう思っていてほしい、同じものを見て自分と同じ意見を持っていてほしいと、つい他者に求めてしまっていることから、考えに相違がある人に対して価値観を合わせてもらえないものかと強要してしまいます。

要するに、自分にとって居心地のいいコミュニティを作っていきたいという気持ちが強すぎるのです。


ルールを守れない人が許せない

決められたルールを逸脱したことを許さず、何でも従うことが絶対だという頭の固さが仇となってしまい、周囲の人達に対して口うるさいほどに正義を振りかざしてしまうのも価値観を押し付けるタイプに多くなっています。

そうした人の中では、どんな時でもルールを守ることが常識であり、自分にとって当たり前であることが守られていないことは許されざる行為なのです。

もちろん、ルールを守らずに迷惑行為に走っている人に対して憤りを感じるのは、価値観を押し付ける人ばかりではありません。

しかし、何か理由があってのことだったり、時と場合によっては柔軟な考えでもって破ることが許される場面であっても、その人の価値観に合わず認められない行為だと受け止めれば、他者の言い分には聞く耳を持ちません。

非常に面倒くさい正義の味方気取りなのですが、本人としては守ってしかるべきことが守られていないということが、どうしても許せないのです。

良くも悪くも常識を重んじているのですが、そこに他者がどう思っているかを考えることができません。

ルールに従わない人を非常識だと責め、ただ悪だと思い込んで疑うことがありません。

関連記事はこちら▽
ルールを守らない人の末路は?ルールを守らない人にイライラする時の対処法も!

価値観を押し付ける人への対処法

つかず離れずで接する

価値観を押し付ける人というのは、自分の考えを常に正しいものと思っており、その行動には間違いのない考えを皆にも知ってもらいたいという好意の気持ちがあります。

強い好意を感じている相手に対しては、自分と同じ価値観を持ってもらいたいという感情から、その干渉もより強いものになりがちです。

相手との距離が近くなれば近くなるほど、押し付けも酷くなるということです。

自分にとって合わない価値観を押し付けてくる人に困った時には、相手から少し距離をとって、厄介な好意を向けられないように対処しましょう。

いきなり離れるのも不自然ですから、最初の内は少しずつ接触の機会を減らしていき、最終的につかず離れずの距離で接することを目標にしていくと良いです。

どうしても一緒に行動しなければならないという時にも、できるだけ二人っきりにならないように意識して動くようにして下さい。

人数が増えれば増えるほど、価値観を一つにすることは難しくなり、相手からの支配も及びにくくなります。

既にターゲットとしてロックオンされてしまっている場合には、離れても相手から距離を詰められてしまうかもしれませんが、怯まず慎重に自分が自分でいられるよう、適切な距離を保っていきましょう。


聞いているフリで聞き流す

価値観の押し付けは、相手を自分色に染めるための行為であり、その目標が達成されるまで、日常的に行われるのが常です。

口を開くたび、何かにつけて実行される価値観の押し付けに、真面目に付き合っていては身が持ちません。

自分の価値観を守るためには、適度に相手の話を無視していくことも大切です。

仕事や人付き合いの関係で、相手の話を完全に無視するのが難しいという時には、聞いているフリで聞き流すという方法で対処しましょう。

価値観を押し付ける人の目的は、自らの論理によって相手を諭し、自分の考えを刷り込むことにあるので、大人しく聞いているフリをしておけばひとまずはしのげます。

別のことを考えながら、話半分で聞き流しつつ、時々頷いたり感心している風を装ってみたりとしましょう。

視線がずれすぎると、上の空でいることがバレてしまいますので、相手の頭や口もと、服装などに目線をおいて聞く体勢を作るのがコツです。

話に対しての感想や意見を求められた時には、肯定的な反応を話題に合わせて返します。

勉強になった、参考にしようと思うなどと価値観を受け入れる姿勢を示せば、大概は満足してもらえるはずです。


会話のリードを相手に渡さないようにする

価値観を押し付ける人の話を聞きたくないという時には、相手に会話のリードを渡してはいけません。

主導権を握られてしまえば、話の始まりはどうあれ、最終的には相手の思うままに、価値観の話に替えられてしまいます。

一度始まってしまった話に対しては、大人しく付き合うより他ありません。

価値観の押し付けをする人は、自分の考えを否定されるのが大嫌いなので、話を打ち切ったり反対意見を投じたりとすれば、余計にヒートアップさせてしまうことになるので注意しましょう。

価値観の押し付けをされたくないなら、とにかく相手ではなく自分が会話のリードをとれるように頑張ることです。

会話のリードというのは、基本的に話題を提供した人間が握ることになります。

価値観の合わない相手と会話しなければならないという時には、自分から積極的に話を始めるように努めてください。

一つの話題が終わったらまた次の話題というように、いくつも話題を用意しておくと、話の主導権を握ったままトラブルなく会話を終えることができます。

話題の内容は、あまり重要でない、軽く話せるような世間話が良いです。

相手がこだわりそうなポイントはできるだけ避けて、不用意に語りのスイッチを押さないように気をつけます。


意見や考えを押し付ける人には関わらないこと

いかがでしょうか。

あなたのことを何も考えずに自分の意見を押し付けてくる押し付けがましい人はいたるところにいます。

その心理は様々で、純粋にあなたのためを思って言ってくる人もいれば、うまく誘導しようとしてくるケースもあります。

どちらにせよ、あなたにとっては迷惑極まりない行為であることには違いありません。

そんなときは曖昧にするのでなく、態度で不快感を表したり、言葉で伝えたりするのが最適です。

なぜなら価値観が合わないということは、これからも合う可能性は低く、これ以上の関係発展は望めないからです。

そしてあなたが受ける被害も最小に抑えることができます。

相手のことをついつい考えてしまう優しい人が多いので、相手につけ入れられてしまい、最終的に腹が立って終わります。

そうなることを未然に防ぐことで、自然と周りの人もあなたと考えが似たような人になっていきます。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



▼おすすめ記事

仕事ができない人の特徴とその対処法9つ

仕事辞めたい人のための後悔しない転職方法7つ

サラリーマンにおすすめな副業10選

お金がない時の対処法4つ