大人しい人は仕事できない?その理由と改善策を徹底紹介!
世の中には色々な性格の人がいて、中には大人しい人もいますよね。
普段からあまり発言するタイプでも目立つタイプでもなく、大人しく過ごしている人ですが、そういう人は仕事ができないと言われることも多いです。
ここでは、その理由について見ていきたいと思います。
また、大人しい人が仕事をする上でのメリットやデメリット、改善策、向いてる仕事についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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大人しい人は仕事できないと言われる理由
世間一般から、大人しい人は仕事ができないと言われることが多いです。
実際には職種によるというのが結論なのですが、なぜ大人しい人は仕事ができないと言われるのでしょうか。
大人しい人が「やばい」と言われることが多いのは、仕事への熱意が感じられないからかもしれません。
周りとコミュニケーションがとれない
大人しい人は、職場であまり雑談をしません。
もちろん、仕事に雑談は不要といえば不要なのですが、コミュニケーションをとるため、人間関係を築くために必要なケースもあります。
大人しい人は雑談に加わらず、コミュニケーションがとれないと思われてしまうことから、仕事が円滑にできないと言われるのかもしれません。
一人だけ浮いている
職場の雰囲気にもよるのですが、周りが割と明るくて賑やかな人が多いと、大人しい人はある意味とても目立ってしまいます。
本人は周りと違うことを気にしていなくても、周りは気になるもの。
一人だけ浮いてしまうと仲間から外されたり、必要な情報が回ってこないなど、仕事がやりにくくなることもあるでしょう。
やる気が感じられない
大人しい人は自分の意見を言うことが苦手であり、質問されても「はい」か「いいえ」で答えることが多いです。
こういう人は、周りから仕事へのやる気や熱意が感じられない、と思われてしまっても無理はありません。
特に上司や先輩は熱意のある人、やる気のある人を可愛がる傾向がありますから、大人しい人は敬遠されてしまいやすいのです。
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自己主張ができない
先程も触れましたが、大人しい人は自分の意見を言うことが苦手です。
周りと自分の意見が違っていたら、自分の意見を言うことができないだけでなく、おかしいと思っても相手の意見に賛同してしまいます。
こういう自己主張のできないところから、仕事ができないと思われてしまうのかもしれません。
向上心がない
そして、大人しい人は仕事での熱意を語ることもなければ、どうなりたいなどの目標を語ることもありません。
また、人に聞くことが苦手なタイプの場合、分からないことがあっても相談することができませんから、よりやる気がない、すなわち仕事での向上心がないと判断されてしまうのかもしれません。
大人しい人でも仕事ができる人の特徴
先程も触れたように、大人しい人は仕事ができないと思われていることが多いのは変えようのない事実です。
しかし、大人しい人すべてが仕事ができないわけではありません。
必要な意思伝達のできる人であれば、大人しくても仕事はできるのです。
黙々と作業できる
職種によっては、同僚とのコミュニケーションよりも個人の作業が重要という場合もあります。
チームではなく個人で進めていく仕事の場合、黙々と作業に取り組めるのであれば、大人しい性格であっても特に問題はありません。
作業効率が何よりも求められる仕事であれば、大人しい人でも仕事ができると言われるでしょう。
報連相は徹底している
大人しい性格で自分の意見を伝えるのが苦手であっても、仕事の最低限のマナーである「報連相」ができる人であれば、やみくもに仕事ができないと言われることはありません。
むしろ、報連相さえできていれば、職場でおしゃべりばかりしている人よりも、大人しくても仕事をコツコツこなしている人の方が、かえって印象は良いものです。
知識がある
どんなに大人しい性格であっても、仕事をするために必要な知識があるのなら、仕事をスムーズに進めていくことは可能です。
知識があるということは、それだけで立派なスペックであるため、仕事を進めていく上では重要ですよね。
むやみに先輩に聞いて先輩の仕事を止めることもありませんし、知識があれば仕事ができると思われるのは言うまでもありません。
仕事できない?大人しい人が仕事をする上でのメリット・デメリット
仕事ができないと言われることも多い大人しい性格の人ですが、必ずしも仕事ができないわけではありません。
大人しい人だからこその、仕事でのメリットというのももちろんありますよ。
大人しい人が仕事をする際のメリットとデメリットを、まとめてみました。
メリット
聞き役になれる
仕事によっては、人の話を聞くことが必要なこともあります。
大人しい人は、自分の話をするのは苦手でも、その分人の話を聞くのは得意なことも多いもの。
聞き役になれるというのは、大人しい人の立派な長所でもあり、職種によっては重宝すること間違い無しのスキルでもあるので、聞き役になれるのは大きなメリットと言えるでしょう。
作業が捗る
大人しい人は、周りの人とのおしゃべりに夢中になることがありません。
つまり、人と喋ることに夢中になり、自分の仕事が止まるということがないのです。
これはスムーズに仕事が進む、作業が捗るということでもありますから、大人しい人が仕事を始めると、トントン拍子に進んでいくと言えるでしょう。
トラブルが少ない
そして、大人しい人はそもそも感情の起伏が緩やかで、感情を表に出すことがありません。
職場は自分一人というわけにはいかないため、どうしても周りとの付き合い方が重要になってきます。
大人しい人は感情を表に出さない分、他人とのトラブルになりにくいと言えるでしょう。
敵を作りにくいのは、仕事をする上での大きなメリットと言えますね。
デメリット
人間関係が上手くいかない
大人しい人は、他人とコミュニケーションを取ることを苦手としています。
聞き役にはなれるものの、自分の意見を伝えることが苦手であるため、会話が成立しないと言われてしまうのです。
そのため、周りとのコミュニケーションが必至の職場では、仕事がやりにくいと感じてしまうかもしれません。
存在感がない
大人しい人は自分の意見を言えず、黙々と作業に取り掛かる傾向があります。
それは決して悪いことではないのですが、会話が弾まない、むしろ話すことがないなどの理由から、存在感がないと言われてしまうこともあるでしょう。
そのため、職場の飲み会などに誘われなくなる、などの可能性もあるのです。
自分の意見が言えない
そして、大人しい人は人前で自分の意見を伝えることができません。
そのため、相手の意見が間違っていると思ってもそれを指摘することができず、結果として会社の損害に加担することになることもあるでしょう。
もちろんプレゼンなども苦手なので、プレゼン必至の職場の場合、いつまで経っても昇進できない恐れもあるのです。
仕事ができない大人しい人がやるべき改善策
大人しい人には大人しい人の良いところがあるわけですが、「仕事ができない」と言われてしまうことも少なくありません。
大人しくて仕事ができないのであれば、早めに改善していくべきです。
その方法は、こちらを参考にしてみてください。
自己分析をする
仕事ができないと言われてしまう大人しい人は、まず真っ先に自分を知ることから始めてみてください。
客観的に自己分析をすることで、自分は何が得意で何が苦手なのか、どんな仕事が向いているのかを知ることができます。
あなたの得意を生かせる職場であれば、仕事ができないと言われることもありませんから、まずはじっくりと自己分析を行いましょう。
人との会話が少ない職種を選ぶ
大人しい人は、他人と話すことを苦手としていることが多いです。
不特定多数の人と雑談をしながら仕事を進めていく、という仕事、たとえば飲食店スタッフやアパレル関係などは苦手分野だと言えるでしょう。
限られた人との会話だけで仕事が成り立つような、そういう仕事をみつけるのもありですよ。
個人主義の会社を選ぶ
例えば、何をするにもチームを組まされたり、体育会系の人、陽キャの集まりのような職場では、大人しい人が悪目立ちするのは分かりきっていること。
仕事を決めるときに、あらかじめ職場の雰囲気などもしっかりリサーチしておくと良いでしょう。
会社の選び方1つで、あなたの印象は大きく変わるものだからです。
最低限の会話を心がける
いくら人との会話が苦手でも、出社から退社まで誰とも話さない、ということはありません。
特に報連相に関しては、社会人として必ず行うべきもの。
おしゃべりや雑談をしなければいけないわけではなくても、最低限の会話は必要だと覚えておきましょう。
最低限の会話さえできるようになれば、仕事への支障も出なくなるはずです。
自信を持って仕事に取り組む
そして、大人しくて仕事のできない人というのは、自信がなくてオドオドしていることが多いです。
大人しいから仕事ができないというより、自信がなくてネガティブだから仕事ができないと言われるのでしょう。
自分の仕事に自信を持ち、堂々と仕事を進めていくことで、周りのあなたを見る目も変わってくるかもしれませんよ。
大人しい人に向いてる仕事
「大人しい」というのはその人の性格であるため、すぐにどうにかできるものではありません。
だからこそ、大人しい人は自分の性格を活かせる仕事を見つけることをおすすめします。
以下の仕事は、大人しい人、人と関わるのがあまり得意ではない人にもおすすめですよ。
ライター
原稿を作るライターは、自分と担当の人という限られた人との関わりだけで成立する仕事です。
特に最近では、インターネットを使って自宅でライターの仕事をしている人も増えてきました。
自宅で原稿を書き、担当宛てにデータで原稿を送り、手直しするという作業だけで済むので、大人しい人でもやりやすいのではないでしょうか。
事務職
企業の事務職も、割と黙々とパソコンと向き合う仕事ですから、大人しい人にもおすすめだと言えます。
最低限の会話は必要ではあるものの、大人しいからといって日常会話ができないわけではありませんからね。
パソコン作業が得意であるなら、事務職や経理の仕事なども、大人しい人に向いてる仕事のひとつです。
司書
大人しい人は、そもそも余計なおしゃべりのできない場所で働くことがおすすめです。
たとえば図書館で働く司書などは、おしゃべりが苦手な人でも働きやすい職場ですよね。
司書の仕事は、図書の整理や整頓、貸し出しの手続きなどがメインなので、大人しい性格で人と話すのが苦手、尚且つ本が好きという人にはおすすめ度ナンバー1と言っても過言ではありません。
心理カウンセラー
大人しい人の長所は、人の話をしっかり聞くことができること。
自分の意見を言うのは苦手でも、「人の話を聞ける」という強みを生かした仕事といえるのが、心理カウンセラーです。
心理カウンセラーに最も重要なことは、相手の話を親身になって聞くことなので、アドバイスができない人でも問題ありません。
プログラマー
そして、パソコンとひたすら向かい合うプログラマーも、大人しい人におすすめの仕事と言えます。
プログラマーは、機械のプログラミングをする仕事なので、人との会話はほとんど必要ありません。
ひたすらパソコン作業に没頭する仕事なので、人も話すのが苦手な人にこそ向いている仕事だと言えるでしょう。
まとめ:大人しい人に向いてる仕事を見つけよう
人の性格は十人十色であるように、しごとには人それぞれ向き不向きというのがあります。
大人しい人は仕事ができないと言われてしまいがちですが、それは仕事選びを間違えたからかもしれません。
自分に合っている仕事、自分の性格に向いている仕事を選べば、仕事ができないと周りから言われることもなくなるでしょう。
自分が大人しいタイプだと分かっているのなら、向いてる仕事を探すことから始めてみてくださいね。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。