純粋な人の特徴9つ
あなたの周りには純粋な人はいるでしょうか。
いるだけでなぜか周りの空気を和ませる、又は開放的な空気にさせてしまう純粋無垢な人っていますよね。
なぜだか理由はわからないけれど、その人の存在が、その場の雰囲気全体をふんわりしたものにしてくれたり、逆に自由でオープンなものにしてくれたりして、俗世間の日常を忘れさせてくれることもあります。
純粋な人というのは、天使のような存在です。
では、具体的にはどんな特徴を持っているのか。
そこで今回は純粋な人の特徴をご紹介しますので、あなたや周りの人と比較しながら最後までご覧ください。
純粋な人の特徴
誰に対しても心がオープンで、人懐っこい
純粋な人は、どんな人に対しても、自分の心を100%オープンにして接します。
人によって態度を変えたりはしません。
と言うよりも、人によって態度を変えるという打算的な行動が最も苦手なのです。
そのため、「あの人は嫌な人だから、気をつけた方がいいよ」と周りから言われているような相手に対しても、無駄な警戒をせず、本音で接していくのです。
たとえ、相手がどんなに嫌な人間であっても、「心を100%開いて誠心誠意接すれば、きっと相手もいつか心を通わせてくれる」と信じて疑いません。
そのため、相手に手ひどく裏切られたりしても、自分の誠意を訴え続けることだけは決してやめないのです。
そして、誰に対しても、子どものように懐っこく接します。
純粋な人は、「人懐っこいキャラ」を演じて打算的に人に近づくことはないので、その懐っこさには嫌味が全くありません。
基本的に、大多数の人から可愛がられ、好かれる傾向が高いと言えます。
人を疑うことを知らない
純粋な人は基本的に、「世の中に、悪い人は存在しない」という性善説を前提に生きています。
もし「良からぬ人」に運悪く遭遇してしまったとしても、「こんな悪いことをするというのには、何か深い事情があるに違いない」と考えるのです。
自分が何か悪いことをされたとしても、その考えは変わらず、「罪を憎んで人を憎まず」を貫く傾向があります。
そのため純粋な人は、「騙されやすい」「知らないうちにトラブルに巻き込まれやすい」という短所も持っています。
そもそも純粋な人の辞書には、「人を疑う」という言葉がないので、知らないうちに何かに巻き込まれてしまう、というのはよくあるケースです。
しかし不思議なもので、純粋な人は「良い人」から圧倒的に好かれるため、何かに巻き込まれても、必ず誰かが助けてくれるというのも大きな特徴です。これは人徳であるとも言えるでしょう。
自分が決めた道を、脇目もふらずどんどん突き進む
純粋な人は、優しくふわふわしているだけではありません。
時には熱い一面を見せることもあります。
それは、自分が「コレ!」と決めた道を突き進むときに見られます。
「これが、自分が人生を賭けて進むべきことだ」という命題を見つけたら、疑うこともなく、ただひたすら突き進んでいきます。
時には、周りが見えなくなってしまうほどの集中力を発揮することもあり、周囲の人間を驚かせます。
万が一、周りから反対されたり、後ろ指を指されたりすることがあっても、純粋な人は一向に気にしません。
そんなものよりも、彼らにとっては、我が道を貫くことの方が大事なのです。
普段、どこか頼りないような人であっても、自らの命題を見つけた時には、誰よりも強くなれるのが、純粋な人です。
大らか
純粋な人は、「何かに縛られている」ということがありません。
そのため、心の中が常に大らかです。
純粋な人であっても、人によって感情表現が豊かな人・乏しい人という差はありますが、基本的に、心が常に解放されている状態であると言えます。
逆に、「○○ねばならぬ」という義務的なものを強要されると、途端にストレスを感じてしまうのも純粋な人の特徴です。
「無理矢理心の中を、何かに強制される」ということを最も苦手としているので、あまりにも決まり事が多い環境にいると、体調を崩してしまう人さえいるほどです。
「自分を縛り付けるもの」に対しては、非常に打たれ弱いと言えるでしょう。
自分の美学と理想を持っている
純粋な人はそれぞれ、自分独自の美学と理想を持っています。
そして、どうにかしてそれを形にしたい、と考えています。
そこには名誉欲などを満たそうなどという打算はなく、ただひたすら「自分の美学と理想を形にしたい」という純粋な思いしかないのです。
そのため、芸術家や革命家などには、どうしても純粋な人が多くなります。
ただ、あまりのひたむきさゆえに、純粋な人同士が論争になると、全く収集がつかなくなります。
お互いに「自分が最も素晴らしい」と信じて疑わず、しかも「妥協して歩み寄る」という計算高さもないため、純粋な人同士が一旦こじれると、非常に厄介なことになるという欠点も併せ持っているのです。
涙もろい一面を持っている
純粋な人というのは素直な分だけ、喜怒哀楽の感情もストレートに表に出します。
ですから人一倍涙もろく、感情が高ぶった場合には大人であっても大泣きしてしまうことがあるのです。
そしてこれは自分のことだけに限らず、他人のためにも素直に悲しむことができ、それこそが純粋な人の良さです。
そういった意味で純粋な人は感情移入もしやすいと言えるでしょう。
ドラマや映画を観て泣いてしまったり、周りの人が悲しんでいるのを見て一緒に悲しんだりなど、一般的な人と比べても涙を流す割合はかなり多いといって良いかもしれません。
さらに悲しい時だけではなく嬉しい時にも泣いて喜びますし、楽しい時には全身で楽しさを表現する素直さも持ち合わせています。
まるで子供のように無邪気で、自信の感情を包み隠さず表に出せるのが純粋な人なのです。
無理に背伸びをしない
いつも自然体で無理に背伸びをしないのが、純粋な人の特徴です。
これは少しでも自分を良く見せたい、誰よりも自分が一番でいたいといった欲がなく、ありのままの自分で良いと素直に思えるからです。
ですから周りも純粋な人の前では変に格好つけたり背伸びをしたりせずに済みますし、純粋な人と一緒にいると居心地が良いと感じる人は多い事でしょう。
ただし純粋な人というのはやや無邪気すぎる一面も持っているため、場の空気を読めず子供っぽい振る舞いをしてしまうのが玉に瑕です。
例えばかしこまった場ではしゃいでしまったり、社交辞令を本気で受け取ってしまったりといったことです。
また恋愛においても駆け引きは苦手ですから、無理に背伸びをせず格好つけることがない反面、本音と建て前を使い分けるのがあまり上手ではないと言えるでしょう。
誰にでも分け隔てなく優しい
純粋な人というのは誰に対しても態度を変えることなく平等に接することを善とし、人やモノに対して区別や差別をすることを好みません。
ですから周りの人も大事にしますし、動物やモノに対しても同様に大切に扱います。
特に自分にとって大切な家族や友人、恋人などに対しては自分のこと以上に大切にしますし、ちゃんと相手の立場に立って物事を考えることができます。
このように純粋な人は自己本位に物事を考えることをしませんから、周囲の人たちにとっては一緒にいると心が安らぐことでしょう。
いわゆる癒し系といったタイプで、その純粋さで皆を癒してくれますし、周りの空気をも穏やかにしてくれるのです。
ただしややのんびり屋さんでおっとりとマイペースな部分もあるため、せっかちな人からすれば少々危なっかしく見えてしまうかもしれません。
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謙虚で嫌味なところがない
純粋な人というのは、誰に対しても謙虚な姿勢を崩すことがありません。
ですから相手が目上の立場であろうが年下の人であろうが、相手の立場によって接する態度を変えることはしないのです。
とはいえもちろん口調が丁寧だったりくだけていたりとすることはありますが、基本的には他人に悪意を持って接することはほとんどないと言えるでしょう。
また嫌味なところがないのも、純粋な人の特徴の一つです。
例えば人によっては褒め言葉を使っていても嫌味ったらしく聞こえたり、横柄な態度に感じられる場合があります。
ですが純粋な人の場合、他人を褒める時には本心から出た言葉であることがほとんどなので、その言葉が決して嫌味に聞こえないのです。
ですから褒められた方も気持ちよく受け取ることができますし、素直に喜ぶことができるのです。
純粋な人の恋愛
気持ちに素直に行動できる
性格上、一般的に純粋な人といわれる人は、自分の気持ちにもとても純粋です。
そのため、自分が「彼と話したい」「彼と会いたい」などと思ったらすぐに自分の気持ちに素直に「さみしいから会いたい」などということができます。
年齢を重ねたり、恋愛経験を重ねれば重ねるほど、どうしても素直になれず、「言わなくてもわかってほしいのに」といった気持ちが付きまとってしまい、ケンカになったりしてしまいがちですよね。
純粋な人は、そういった変な意地を張ることもなく、自分の気持ちに素直に行動できるため、相手も気持ちを理解しやすく、お互いを分かり合えるといったいい関係を築くことができるケースが多いです。
ただし、時には純粋さゆえに、思ったことをどんどんと伝えて、相手にとって重くなってしまうこともあるので、限度には注意が必要です。
相手の行動で一喜一憂
片思い中の相手と目が合った、すれ違った、ちょっと話しかけてくれた、連絡したら返事が来たなど、ちょっとしたことで一喜一憂するのも、純粋な人の特徴です。
「連絡したら返事がすぐに来たよ!」と喜んでいたと思ったら、次の日には「あんまり話を続けてくれないってことは、やっぱり私に興味がないのかな…」などと落ち込んでいたり、一喜一憂して、ある意味恋愛を最大限に楽しんでいるともいえます。
ただし、ちょっと疲れてしまうこともあるので、本人や身近な周りの人間からしたらもう少し落ち着いてほしいなと思うところが本音です。
この場合は、純粋さにプラスして、あまり恋愛経験がないというパターンも並行している場合が多いのも特徴の一つです。
純粋な上に、異性の行動などから気持ちを読み取ることができずに、すぐに一喜一憂してしまうのです。
恋の駆け引きを知らない
純粋な人は、いつも気持ちに一直線なので、恋の駆け引きなんて知らないという特徴もあります。
そのため、相手が駆け引きをして「もっと自分によって来てほしい」と思ってあえて冷たくしている場合でも「嫌われてしまった…」と話しかけることが出来なくなったり、あきらめてしまったりすることも多々あります。
逆に、自分が恋のライバルと遭遇した時でも、駆け引きなどを知らないため、ライバルに対しても、恋のお相手に対してもいつも一直線に気持ちを伝えます。
こういった方は、わかりやすい反面、若い男女の恋愛にはあまり向いていないところもあります。
特に若い男女は「恋愛のドキドキ感やときめきを味わいたい」と思っている人も多くいることですから、あまりにもいつも直球で、「あの人は本当に私のことが好きなのかしら」なんて悩むといった若い恋愛の醍醐味が味わえないといったことがあります。
浮気や目移りはしない
純粋な人は、恋愛をゲームに考えたりする発想もないため、基本的に浮気や目移りといったこともありません。
好きと思ったらその人だけを思い続けますし、好きという気持ちがなくなってしまったら、正直にそれを相手に伝えることもできます。
その正直さから、気持ちのずれが生じても、お互いの気持ちに素直に話し合って、またお互いを理解しあうことが出来るといったいい関係を保つことが出来るのです。
そのため、たまに中学校から一緒で、そのまま恋愛に発展し結婚して子どもと幸せに暮らしているといった夫婦を見ると思います。
そういった人たちは、こういった恋愛の代表例のようなもので、根が大変純粋で、ほかの人の恋愛を羨ましがったり、変に刺激を欲しがったりせず、今目の前にある幸せに感謝できる人だからこそ、そういっただれもが憧れる関係を築くことが出来るのです。
純粋な人を嫌いな人もいれば、好きな人もいる
いかがでしょうか。
純粋な人は、「縛られる」ということがないため、良くも悪くもまっすぐです。
そのまっすぐさゆえに、時にはトラブルになることもしばしばですが、「なぜか周りが放っておけなくなる」という不思議な魅力も持っているのです。
純粋な人を嫌いだと感じる人もいますが、最終的には、たくさんの人から愛されることが多い人たちだと言っていいでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。