仕事が早い人の特徴10選
あなたは仕事が早い人でしょうか、それとも遅い人でしょうか。
仕事が早いというのは自己評価はあまり当てにならず、周りからの評価で決まるものです。
自分でも何となく要領が悪いな・・・と感じていたら、周りの人はその数倍感じているかもしれません。
そんな時は仕事が早い人のやり方を真似てみるのがもっとも効果的な方法だと言えるでしょう。
そこで今回は仕事が早い人の特徴をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて、取り入れることができそうなものは、積極的に取り入れてみましょう。
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仕事が早い人
相手の要求レベルを素早く理解できるのが仕事が早い人
仕事が早い人は仕事を頼まれた時、どれくらいのクオリティでいつまでに仕上げたらいいかを必ず確認します。
スピードを重視するのか・品質を重視するのか。
スピードを重視するなら、どれくらいまでクオリティが下がっても許容できるのか。
そういった点を事前に確認するので、仕事の優先順位を上手にできるようになり、結果的に全ての仕事がスムーズに回るようになります。
頼まれた仕事を何でも100%完璧にこなそうとすること程、要領が悪いことはありません。
実は仕事を頼んでくる人というのは、断られても仕方ないかと思いながらダメもとで依頼しているケースも多々あるのです。
よくよく話を聞いてみると、100%は求めていなくて実は80%くらいのクオリティで十分ありがたいということも珍しくありません。
仕事の早い人は、相手の要求レベルに合わせて必要最低限のエネルギーで仕事を完成させます。
仕事が早い人はデスクトップやフォルダがきちんと整理されている
仕事が早い人は例外なく、PCのデスクトップがスッキリしています。
ごちゃごちゃしたデスクトップでは、必要なファイルを必要な時にすぐに見つけることができません。
ちょっとした事ですがこの「探す時間」を極力省くだけで仕事は早くなります。
しょっちゅう使うファイルはタスクバーの「いつも表示」に、よく使う順に並べておきます。
月日がたつにつれてよく使うファイルにも変動がありますから、仕事の早い人は定期的にタスクバーやフォルダの位置や並べ方を見直します。
フォルダも闇雲に作っては逆に探しにくくなるので、数か月間アクセスしていないフォルダがもしあれば、どれか別のフォルダと統合できないかどうか検討します。
仕事の早い人のPCはデスクトップもフォルダもスッキリしていて快適です。
仕事を早くする方法について、常に人の3倍は考えている
仕事が早い人も、新卒の頃から最初から早かったわけではありません。
社会人なら誰でも仕事の遅さについて怒られた経験があるはず。普通の人は落ち込むだけで終わりですが、仕事の早い人は悔しさをバネに成長してきました。
仕事を早くする方法についての指南書を何十冊も読んだり、仕事の早い先輩を観察したり。
仕事が早いと評価されるようになった今でも、効率的な仕事の進め方について常に模索しています。
つまり、向上心が強く謙虚なのです。
仕事の早い人は現在の自分に満足することなく、日々成長することを考えています。
だからますます仕事が早くなるのです。
仕事が早い人は頭の中で常に仕事の優先順位を柔軟に考えている
仕事を早くこなす人は、まずその日のうちにしなければならない仕事全体を瞬時に把握できます。
そして仕事に優先順位を付けて、状況に応じて臨機応変に業務をこなしていく術を身につけています。
今日はAとBとCの仕事を片付けなければならない。
一番優先順位が高いのはAの仕事だけどそれはあと数分で終わる。
それであれば一番時間がかかるCの仕事から取り掛かり、少しでも先にそちらを片付ける。
そしてAの仕事のリミット寸前にAの仕事を片付ける。
こんなやり方をするので仕事が全体的に効率よく進みます。
1つずつ順番に仕事を片付けていくとなかなか仕事が進みません。
周囲の状況をよく理解しているのが仕事が早い人
仕事を進める上で重要なのが「自分の周りがどう動いているか」を把握することです。
今日中に作らなければいけない報告書があり、完成したら上司の印鑑が必要な場合、まず上司のスケジュールをチェックします。
もし上司が午後から外出であれば午前中のうちに報告書を仕上げます。
その報告書よりも優先順位が高いものがあってもです。
報告書の完成は上司の印鑑があってこそなのです。
その点を素早く理解し行動しなければ、結局報告書はその日のうちに出来上がらないことになります。
仕事は自分一人では進まないことをよく理解し、常に周囲に意識を向けている人は仕事の進め方が上手です。
仕事が早い人は次に何を指示されるのかわかっている
次に何をすべきか、何を指示されるのかがわかっているので、それに対する対応の準備が出来ており、「次はこれをやっておいてくれるかな?」上司にと言われた時には「もう大体出来ています」などと驚くような応えをします。
仕事をよく理解しているため、上司が何を期待しているのかもちゃんとわかっており、その結果このような行動を取ることができます。
次の日の仕事をメモに書いてから帰宅する
その日の仕事の終わりに、明日すべきことをすべてメモに書き出し、優先順位をつけておきます。
その用紙を自分のPCやデスクに貼り付けて帰宅します。
このようにしておくことで、翌朝からさっと仕事に取り組め、万一急な体調不良で休みを取ってしまった時も、そのメモを同僚に見てもらい進めておいてもらえそうな仕事をお願いする体制を取ります。
常に仕事が滞らないよう気を配っているのです。
集中力があり、小休憩をとるのが上手
仕事の遅い人の特徴は、一つの仕事をしながら、今やっている仕事とは関係ない書類に目を通したり、急ぎでもないメールのレスポンスをしてしまうなど、しばしば気が散っしまうことです。
つまり、一つの仕事に集中できないわけですが、仕事が早い人はその逆と考えていいでしょう。
一つの仕事に神経を集中して取り組むことができますから、仕事のスピードそのものがアップしますし、そこに無駄な時間は発生しません。
とはいっても、人間が集中できる時間には限界があります。
もちろん個人差はありますが、せいぜい50分ぐらいが、集中力が保てる時間の限界と考えていいでしょう。
仕事が早い人は、経験上、そのことをよく知っていますので、上手に小休憩を取りながら仕事を進めていきます。
何時間も仕事を続けるということはしません。
数10分から1時間に1度は、ちょっとした休憩を入れ、気分をリセットして仕事を進めていくのです。
ポイントは、休憩時間を長くしすぎないこと。
長い休憩をとると、仕事を再開した時にエンジンがかかりにくくなるからです。
仕事の速度と精度のバランスを考えている
仕事が早い人は仕事をする時に、常に2つの意識を持っています。
それは、「急がない」ということと、「100点を目指さない」ということです。
「急がない」というのは、ちょっと意外に感じられるかもしれません。
しかし、人間は急ごうとすればするほど、気持ちが焦って、つまらないミスをするものです。
どんなにスピードアップして仕事をしても、ミスをしてしまえば、仕事をやり直したり、ミスをリカバリーするための時間がかかってしまうでしょう。
ですから、仕事が早い人は、スピードにあまりこだわらず、ミスのない仕事を目指すのです。
そうでありながら、仕事が早い人は完璧主義ではありません。
仕事の精度を上げようという意識は持っていますが、100点満点は目指さないのです。
100点満点を目指すと、細部ばかりに目が行き、仕事のスピードは間違いなくダウンしてしまうからです。
仕事が早い人が目指すのは、満点ではなく「合格点」です。
つまり、仕事の速度と精度のバランスを考えているというのが、仕事が早い人の特徴ということになるでしょう。
一日の仕事の終わりに、翌日の仕事の準備をする
仕事をスピーディに進めるために欠かせないのが、「準備」と「段取り」でしょう。
多くの人は、仕事を始める前に必要な準備をし、段取りを考えるものです。
よく「段取り八分、仕事二分」と言いますが、準備と段取りがしっかりしていれば、仕事の速度も精度も上がるわけです。
仕事が早い人も、もちろん準備と段取りを重視しています。
ただし、ふつうの人と違うところがあります。
それは、「翌日の仕事のことを考えて、必要な準備をしておく」ということ。
ふつうの人は、一日の仕事が終われば、そのまま退社しますが、仕事の早い人は、もう一仕事してから帰ります。
次の日にすべき仕事について、「何をしなければならないか」「何からすべきか」を考え、その仕事をする上で必要になる準備をしておくのです。
こうすることによって、翌日の仕事のスタートダッシュが切りやすくなり、常に他の人より一歩先に行く仕事の進め方ができるというわけです。
オンとオフの切り替えが上手
仕事の早い人には、オンとオフの気持ちの切り替えが上手という特徴もあります。
仕事が遅い人にありがちなのが、たとえば昼休みも、デスクで弁当などを食べながら、だらだら仕事を続けてしまうということ。
つまり、「常になんとなくオンの状態にある」のが、仕事の遅い人なのです。
仕事が早い人は、まったく違います。
集中力があることはさきほど説明しましたが、集中すべき時と、意識を弛緩させたほうがいい時をはっきりわきまえていて、オンとオフをきっちり使い分けることができるのです。
ですから、昼休みは完全に仕事の事から離れ、食事と休憩をじゅうぶんに楽しみます。
完全に気持ちを弛緩させることによって、リフレッシュしますから、午後の仕事もまた集中して行えると考えていいでしょう。
休日も同様です。
仕事のことは忘れ、趣味を楽しんだり、家族や恋人との時間を満喫するのが、仕事が早い人の休日の過ごし方なのです。
仕事が早い人と遅い人の違いは習慣
いかがでしょうか。
仕事が早い人には必ず理由があります。
それは、やるべきことをきちんと習慣に落とし込んでいるかどうかです。
仕事が遅い人は、その場限りで仕事を進めようとする傾向があり、計画性がないことがほとんどです。
しかし仕事が早い人は、こういうときはこうする、こうなったらああする、といった具合に計画ができており、さらに仕事の優先順位もつけています。
こうすることで、急に入った仕事も対応することができますし、比較的余裕をもって仕事に取り組むことができます。
また、余裕が生まれると周りを見ることができますので、ますます仕事に敏感になっていくのです。
これが習慣になっているかの違いが、仕事が早い人と遅い人の違いになるといってもいいでしょう。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。