転職に失敗する理由9つ

転職に失敗する理由にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。

そういったものはなかなか自分ではわからないものですし、どうやって改善していけばいいのかも不透明なケースが多々あります。

そこで今回は転職に失敗する理由をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。



転職に失敗する理由

転職活動に計画性がない

転職したいという人は世の中にたくさんいますが、転職そのものを実現させる前に失敗するケースも相当多いのが現状です。その大きな理由の1つが、「計画性のなさ」です。

漠然と「転職したい」「こういう仕事がしたい」と思っている人は多いと思いますが、それを形にするための計画を綿密に立てなかったために、転職活動をダラダラ続け、挙句の果てには何年か後に挫折、という憂き目を見ることもまた多いのです。

自分がやりたい仕事・入りたい会社をより具体的に絞り、いつまでに何をどう形にしていくかという細かい計画を立てない限り、転職活動は失敗に終わることがほとんどです。

転職に失敗する理由は年収に対する理想とこだわりが強過ぎるから

転職の際、やはり気になるのが年収です。生活もかかっていますし、絶対に軽視できないものではあるのですが、年収を高望みし過ぎると、必ずと言っていいほど失敗します。

雇う側が重視しているのは、あくまで実力です。自分の実力を無視して、「年収○千万円も夢ではない」などという謳い文句だけを鵜呑みにしていても、現実はそう甘くはありません。

その仕事に就いた人全員がそうなれるわけではなく、「実力があり、結果が伴ってこその多額の年収」なのです。

逆に言えば、転職後、結果を出せなければ給料は上がりませんし、失敗すれば降給もあり、最悪の場合、辞職を余儀なくされます。

自分の実力を無視して、経済的な高望みだけをすると、悲劇が待ち受けています。



現実逃避のために転職を繰り返す

仕事が嫌になった・会社の人間関係がつらいなどの理由で転職を繰り返す人がありますが、これも必ずと言っていいほど失敗します。

どんなに好きなことを仕事にしたとしても、趣味ではなく仕事である以上は、面倒事や責任・つらいことは付いて回ります。又、どんな良い会社でも、大人数の人間が集まっている以上、自分と気が合わない人は必ずいます。

そのような現実から逃げるようにして転職を繰り返すと、やがて社会人としての信用までも失います。そして、転職の失敗だけでなく、社会人としても失敗してしまうのです。

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転職に失敗する理由は自分のキャリアプランがないから

転職活動の際の企業面接で、よく将来どんな社会人になっていたいですか?ときかれるケースが良くあります。

面接の解答としてはうまく切り抜けるコメントを考えていても、実際に自分自身がこれからどのように成長していきたいのか?は、実は面接の前に企業に見られているのです。

例えば職務経歴書ですが、この書類には今までの自身の社会人としてのキャリアをアピールできる事を書いていきますが、過去にも転職歴のある方の中に、これまで勤めてきた企業の業種や自身の職種に一貫性のない方がいます。

このような場合、企業としてはなぜ色々な業界を渡り歩いているのか?という疑問と、一貫性のない経歴では果たして会社で戦力になってもらえるのか?という疑問が起こります。

自分自身のキャリアプランがないと判断されてしまうと、入社しても長続きしないだろうと思われてしまうのです。

従って、キャリアプランが見えない応募者ほど、書類や面接の段階で失敗してしまうケースが多くなるのです。



転職に失敗する理由は企業研究ができていないから

応募先企業の研究は非常に重要です。今は幸いにもインターネット環境が整備されていますので、以前より格段と企業研究がしやすくなっています。

しかし、実はこの企業研究が不十分なために、採用する企業から本当に入社したい気持ちがあるのか?と疑われて、転職に失敗してしまうケースがあります。

企業概要やサービス内容、業務内容など見るべきところは沢山ありますが、最も重要な事は募集要項に書かれている内容です。

ここにはどんなスキルを持った人、どんなマインドを持った人という要綱が書かれています。企業が転職希望者を選考する際に最初に重要視するのは、ウチの会社で長く働いてもらえるのか?という事です。

たとえ突出したスキルを持っていたとしても、会社の輪の中に入れないと思われてしまえば、採用者に好印象は与えられません。

従って企業研究では、応募先の企業がどんな社風なのか、どんな環境なのか、どんな人材を求めているのか?をまず深く知り、自分自身がその環境に適合できる人材である事をアピールする必要があるのです。

転職理由が後ろ向き

現在勤めている企業から転職を決意するという事は、大なり小なり今の企業に不満や不安があるからというケースがほとんどです。

しかし提出書類や面接の時に転職理由として、その事をそのまま表現してしまう方がいます。こういった方も転職に失敗するケースです。

採用する企業としても、転職を決意されている応募者が前職に何かがあって転職を決意している事は理解はしています。

しかし、本当に転職理由が前職への不満だけだとすると、採用担当の方には決して良い印象は与えられません。もし入社されてもまた辞めてしまうだろうと思われて、転職に失敗してしまいます。

転職をするきっかけは確かに後ろ向きな理由が多いでしょう。しかし転職を決意した後は、いかに自分自身を成長させるか、どう改善していきたいのか?という前向きな考えができない人は、転職に失敗する確立が高くなります。



経歴に関する嘘がバレた

経歴に関する嘘がバレて不採用になるケースもあります。

たとえば、何度も転職をくりかえしている人が、「履歴書に正直に書くと、その時点で不採用になってしまうかも」と考えて、少なく自己申告。ところが、面接でつっこんだ話をする中で、つい「本当の履歴」を口にしてしまう。

面接官にその点を指摘され、あとはしどろもどろ。まともな答えを返すことができなくなり、結局、転職に失敗するというケースです。

また、前職を辞した理由についても、面接を進める中で、最初の説明と違う「ほんとうの理由」を口にしてしまう例も少なくありません。

面接で「嘘」がバレれば、不採用になるのは当然でしょう。

前の会社に対する不満や悪口を口にした

これも多い例ですが、面接で前の会社の悪口や不満を話して、不採用になるケースもあります。

当人は、「前の会社はひどかった。御社はそんなことはない、立派な会社だと思う」というアピールをするつもりなのかもしれません。しかし、面接担当者はあくまでも「会社側の人間」です。

「この人は、うちを辞めて再び転職をするときに、面接で、今度はうちの会社の悪口を言うにちがいない」と判断します。

前職の悪口を言う人ほど、信用のできない人はいません。これは、最悪のケースと言っていいでしょう。

馴れ馴れしい態度でしゃべりまくった

特に年齢の高い転職者にありがちなのが、面接の際に、まるで同僚と雑談しているようなくつろいだ態度で、馴れ馴れしくしゃべりまくるというケース。

面接官が同世代だったり、年下だったりすることが、転職の際はよくあります。そうしたことも関係するのでしょうが、面接の場にふさわしくない態度を取る人、聞かれてもいないことを自分から話す人が、実際に少なくありません。

このケースでは、本人は「なごやかな雰囲気で、十分自己アピールできた。うまくいった」と思っています。

ですから、不採用の通知を受けたとき「なぜ?」と首をかしげることがほとんどなのです。

転職に失敗した理由を理解しよう

いかがでしょうか。

転職に失敗することは誰にでもあるものです。大切なのはその次のステップ。

転職に成功する人は失敗した理由を分析し、次に活かします。しかし、転職に失敗する人は、失敗した現実だけしか見ないため改善することもありません。

これが最も大きな違いだと言えるでしょう。

失敗を次に活かさないといつまでも失敗したままで終わってしまいますよ。

また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。



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