気が利く人の7つの共通点
by jason.kuffer
あなたの周りには「気が利くなぁ」という人はいるでしょうか?
気が利く人が周りにいると、
とてもありがたいですし、雰囲気も良くなります。
そんな気の利く人にはいったいどのような共通点があるのでしょうか?
そこで本日は気の利く人の共通点をご紹介しますので、
あなたの周りの気が利く人にもあてはまるかどうか確認してみましょう。
【目次】
・気が利く人
・気が利く人と利かない人の違い
・気が利く人になる方法
気が利く人
気が利く人は記念日を忘れない
気が利く人は、誰かの誕生日や、記念日を決して忘れることはないでしょう。
事前にカードやプレゼントを用意したり、
他の人を誘って誕生日や記念日の人を祝おうとパーティを計画してくれたり、
と、相手にとって大切な日を盛大に祝ってくれようとします。
周りの人は、お知らせしてもいないのに、
自分のためにパーティが計画されていることに驚くこともしばしばあります。
プレゼントも相手の喜ぶものを徹底的に調べ、
どんな無理をしてもそれを手に入れようと奔走してくれたりもします。
聞き上手な人は気が利く
気が利く人は自分から主導権を持って、
自分の話を延々とするということはあまりありません。
いつでもしゃべる人が気持ちがいいようにと聞き上手でいることが多いです。
その際もいつも笑顔で相手の目を見て、
嬉しそうな顔で話を聞いてくれる人がいます。
気の利く人の相手を見る目はいつも、
尊敬を表していたりもするでしょう。
お話をする人を尊敬のまなざしで見て、お話を聞くなどです。
そのため、話している人にとっては、真剣に話を聞いてくれる上に、しっかり受け止めてくれ、なおかつ尊敬のまなざしまでもらえて・・・。
気分が下がることはまずないものです。
気の利く人は、相手を褒め称える、あいづちをすることがとても上手です。
例えば、「すごいね」とか、「すばらしいね」と言う様に、
相手を立てる傾向が目立ちます。
気が利く人はちょっとしたことに気づく
気の利く人は、相手がしたどんなに小さな親切も見逃さないでしょう。
それを当たり前のことだと感じず、
「ありがとう」と、感謝してくれたりします。
気の利く人は自分ではもっと大きな親切をしても、
決して、誇示したりすることはありません。
一方で、他人がする小さな気遣いや気配りには大きな評価をしてくれたりします。
気が利く人というのは、あらゆる行動に相手を気持ちよくしようという行動がみられます。
人の話してる最中に割り込まない
気が利く人は人が話している最中に割り込むことは少ないでしょう。
つまりきちんと最後まで相手の話しを聞けるということ。
愚痴だろうと、
冗談だろうと、
相談だろうと、
「うんうん」と聞いてあげる思いやりがあったりします。
そうではない人は、自分の話しにすりかえがちのようです。
気が利く人は周りを常に観察している
男性でも女性でも気が利く人は、
自分があっと気付いた事にはもう行動してたりします。
例えばお酒の席。
ドリンクがなくなった=注文ではなく、
ドリンクがなくなりそう=何にする?
といった具合ですね。
話しを聞いていないわけでもありませんし、
真剣に相談をしてる時はちゃんと目を見て聞いてくれています。
なのにも関わらず、きちんとテーブルや人の表情を把握していたりします。
気が効く人=仕事ができる
気が利く人には仕事ができない人はいない!と話す人までいます。
職種がバラバラ、性格もバラバラ、性別だってバラバラだけれども、
気が利く人は仕事ができる人が多いかもしれません。
他の人より早く考えたり、行動出来たりすることが結果としてあらわれているのかもしれません。
一方で気の利かない人は、気が利く人の事をそんなにいろんな事を気にしてしんどくないの?と聞いたりすることもしばしば。
しかし気が利く人というのは、余計な手間をかけて行動してるのではなく、一番の時間短縮の方法を知ってるからこその行動なのだということですね。
図々しい人に利用されることがある
気の利く人というのは、博愛なので、誰にでも優しく親切に振舞ってくれますよね。
通常は周りの人は、気の利く人をありがたいと思い、
大切に思うものです。
しかし、そんな優しい気の利く人につけこんで、
気の利く人を利用しようとする人がいたりします。
自分の都合の良いように物事を運ぼうとする人です。
気の利く人が人の事を悪く言ったりすることはほとんどないので、
図々しい人の嫌なお願いにも一生懸命対応しようとするでしょう。
どんなに相手が理不尽であっても、
相手のことを考えたりすると、ののしったりすることはできないのではないでしょうか。
このように気が利く人にもある程度のデメリットがあるかもしれません。
気が利く人と利かない人の違い
相手によって臨機応変に行動を変えられるかどうか
同じようなことをしたとしても、ある人にとっては気が利くと捉えられますし、また別の人にとっては何でもないと捉えられることもあります。
つまり、気が利くと思われるかどうかは、相手次第ということです。
相手によって臨機応変に行動を変えられるかどうかが、気が利く人と気が利かない人の違いです。
「自分がしてほしいことをする」という信念を持っている人がいます。
これも、確かに重要なことではあるのですが、自分のしてほしいこと=相手のしてほしいことではありません。
相手を第一に考えて、何が求められているかを考えられるかどうかが重要です。
気が利く人は、相手がどうしてほしいかを察して行動することが出来ます。
一方で気が利かない人は、自分のものさしで行動するという決定的な違いが両者には見られます。
相手のことを知ろうとするかどうか
気が利く人は、相手のことをよく知っている人です。
どんな話題が好きで、どんな趣味が合って、どんな風な価値観を持っているのか。
こういった相手の情報があるからこそ、どうしたら相手が楽しく時間を過ごせるかどうかの判断が出来るのです。
気が利くか、気が利かないかは、生まれ持った能力なんかではありません。
気が利くかどうかは、相手のことを知ろうとする意欲があるのか、また相手を知る洞察力にたけているかどうか次第です。
「私はもともと気が利かないから」という人は、相手のことを本当に知ろうとしていないことが多いです。
自分はどう思うかといった自分のものさしはいったん放置して、相手がどんな人で何を求めているかを考えてみましょう。
相手を理解することが出来れば、何を話題にすべきか、どう行動すべきかも見えてくるはずです。
物事を計画的に考えることが出来るかどうか
今すべきことしか分からない人、時間軸で物事を考えられない人は、気が利かない人が多いです。
気が利く人の場合は、今すべきことが理解できているのはもちろんのこと、次にすることなど、その先の予定までもが頭に入っています。
そして、それは自分のことだけではなく、相手のことにも及びます。
家にお客さんを招待したとして、その人の予定を察し、どれくらいの時間滞在できるのかということを感じることが出来るのです。
気を遣って早めに帰ろうとしているのか、それとも本当に用事があって帰ろうとしているのかでも、相手に対する対応は変わりますよね。
気が利く人は、相手の立場に立って考えることが出来ます。
一方、気が利かない人は「私だったらこうしてほしい!」と自分本位の考えで行動します。
両者の違いは、予定の先まで考え、それに沿った行動が出来るかどうかです。
人と接する機会が多いほど気が利きやすい
気が利く人と、気が利かない人では、人と接する機会に差があることが分かっています。
毎日さまざまな人と接している人は気が利くケースが多く、反対に、人と接する機会が少ない人は無意識に気が利かないケースが多いのです。
自分自身の考え方に固執していると、相手の立場に立って考えるのが難しくなってしまいます。
大勢の人と接する機会があるということは、それだけ色々な考え方に触れ合うチャンスがあるということです。
つまり、自分自身の勧化方に固執するリスクが低くなります。
気が利く人になりたければ、まずはいろいろな人の考え方や、行動に触れることです。
「こんなことするなんて理解できない!」と相手を否定せず、「こんな行動、考え方もあるのだな」と知識の一つとして吸収すれば、気が利く行動もとれるようになっていきます。
気が利く人になる方法
自分の感情を殺すこと
気が利く行動というと、飲み会などで料理を取り分けたり、上司がやろうと思っていた仕事を先に済ませておいたり、というような行動になります。
しかし考えてみれば、料理を取り分けるのは面倒ですし、人の仕事を手伝えば自分の負担が増え、自由な時間が減ってしまいます。
それを考えれば、気が利く行動というのは、ある意味、自己犠牲でもあるのです。
自己犠牲の行動ができるからこそ、気が利く人は上司や先輩、異性などから気に入られやすく、重宝されるというわけです。
そのため、気が利く人になりたいのであれば、自分を犠牲にしても良いという心を持っていなければなりません。
むしろその心を持っていれば、気が利く行動をいちいち意識しなくても、無意識のうちに気が利く行動をできるようになるでしょう。
まずは自分を優先せず、自分の心を殺すということを意識してみましょう。
最速行動を心がけること
気が利く行動を行う上では、最速行動を心がけるということが重要です。
どれだけあなたが気が利く行動を起こそうと思っていても、他の人に気が利く行動を先に起こされてしまえば、あなたはその行動を起こせなくなってしまいます。
つまり、いってみれば気が利く行動は早い者勝ちなのです。
そして、先にそのような行動を起こされ、それが何度も続いてしまうと、あなたは気が利かない人として認識されてしまうことになります。
最速行動の重要性は理解できたかと思いますが、問題はそれを行うためにはどうすれば良いかということでしょう。
それを行うために重要なのは、場所取りとコミュニケーションです。
飲み会などでは、気が利く行動を取りやすい場所というものが存在します。
一番出口に近い下座であれば、注文などのような気が利く行動を行いやすいでしょう。
またコミュニケーションを取ることで、気を遣うべき相手が何を欲しているかということを、誰よりも早く気付けるようになります。
この二つを常に意識し、最速行動を取るようにしましょう。
話をさせる技術を鍛える
気が利く行動を行うためには、その相手とある程度コミュニケーションを取れていなければなりません。
そして、気が利く行動を取るべき相手というのは、大抵の場合、年上の人間でしょう。
そうなってくると、気が利く人になるためには、ある程度、上司に気に入られていないといけない、ということになります。
そのために必要になってくるのは、相手に話をさせる技術です。
年上の人間というものは、後輩に自分の話を聞いてもらいたいものです。
そのため、あなたが相手に気持ちよく話をさせることができれば、気に入ってもらえることになりますし、ある程度気が利かなかったとしても、大目に見てもらえるようにもなります。
そこで重要になってくる、話をさせる技術は、リアクションです。
どれだけあなたが口下手だったとしても、相手の話に驚き、感嘆し、共感すれば、話をしているほうは気持ちよくなっていきます。
簡単な方法ですので試してみてください。
経験することで気が利く行動を知ることができる
気が利く行動を何個か挙げろ、と言われてパッと思いつくでしょうか。
一個や二個は思いついても、それほど多くは挙げられないでしょう。
実は気が利く行動は、これが気が利く行動だ、という答えがありません。
なぜなら相手が違えば同じ行動でも、気が利く行動と思われるか、あざとい行動と思われるかは違うからです。
つまり、気が利く行動とは、その集団の中だけの正義である場合が多いのです。
会社や人、性別が違えば、何が気が利く行動として正しいのかということは変わってしまいます。
それを考えれば、気が利く行動を把握するためには、絶対的に経験が必要となってきます。
まずは気を利かせなければならない場にいき、その場ではどのようなことが喜ばれ、人それぞれの好みを把握するようにしましょう。
そうすることで、正しい気が利く行動を取ることができるようになります。
気が利く人になりたいならまずは真似すること
「気が利く人になりたいなぁ」
なんて、何となく思ったりするものです。
しかしいきなりそうなろうとしても、なかなか普段の振る舞いを変えるのは難しいものです。
行動を変えるには気持ちやマインドを変えることが大切なポイントです。
何とも感じていない人に対する接し方と、
好きなへの接し方は大きく違いますよね。
この「何とも感じていない人」を「多少気になる人」に変えてみたら、
きっとあなたの行動に変化が出てくるはずです。
仕事ができなくて仕事辞めたいと感じている人は相手に気が利くとは思われないことは何となく想像がつくのではないでしょうか。
また、気が利かない人は異性との出会いがないし、その先の発展も期待できないことも想像できるはずです。
真似るのはその気持ちの部分です。
気がきく人たちがどのように周りのことを思っているのかが、
少しでも理解できれば、あなたも気が利く人に近づけるはずですよ。
きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。