仕事できないけど頑張る人の特徴と対処法を徹底解説!
一生懸命頑張っている割に仕事ができない人は、どんな職場にも一定数いるものです。
また、そういったタイプに対して「偉いな」と思える人もいれば、ネガティブな印象を持ってしまう人もいるでしょう。
今回は、仕事できないけど頑張る人について深掘りしていきます。
仕事できないけど頑張る人の特徴や接し方などを解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。
仕事できないけど頑張る人の特徴
ではまず、仕事できないけど頑張る人の特徴5選を見ていきましょう。
できないことでも一生懸命頑張れる人は、ひたむきで好感を持てるものです。
しかし自分の能力値を自覚していないために、知らないうちに周りに迷惑をかけることが少なくないのも特徴的です。
何事にも一生懸命
仕事できないけど頑張る人は、何事にもとにかく一生懸命取り組みます。
結果的にできた・できなかったに関係なく、任された仕事はとにかくこなそうと励むでしょう。
遅くまで残業したり、休みの日でも仕事するなど、周りが心配するような行動も本人は楽しみながら行うので、そういった面ではかなり好感を持たれやすいです。
向上心だけはある
自分の力量を分かっていないけど、向上心だけは誰よりもある…仕事できないけど頑張る人の中には、そういったタイプもよく見られます。
やる気があるのは素晴らしいことですが、自分ができないことまで頑張ってこなそうとするのがマイナス面です。
また、向上心が高い人は往々にして他者から評価されることにこだわるので、「凄いね」と言われるまで頑張って結局空回りする…なんてこともありがちでしょう。
人の話を聞かない
仕事できないけど頑張る人は、他者の意見やアドバイスに耳を傾けないタイプであることが多いです。
とにかく頑張ることに精一杯で心に余裕がないため、自分では人の話を聞いてるつもりでも聞き逃してるパターンが多々あります。
そのせいで結局は何もかも中途半端になり、周りをうんざりさせてしまうのです。
一人で暴走しがち
仕事で頑張り以上の成果を出せない人は、一人で暴走しがちなのも特徴の1つでしょう。
意欲があるのは悪いことではありませんが、それが原因で無意識のうちにチームワークを乱したり、自分勝手な判断をしてしまうことが少なくありません。
暴走した結果自己満足で終わってしまうため、なかなか成長できないのです。
無駄に自信満々
仕事できないけど頑張る人の中には、無駄に自信満々な人も少なくはないでしょう。
自信満々な人は、「バリバリ働けば評価される」「自分は頑張れば何でもできる」と思い込んでいます。
そのためとにかくがむしゃらに頑張りはするのですが、スキルアップのために勉強するなど土台を固めることを疎かにしがちです。
頑張ってるけど仕事できない人の原因
「頑張れば仕事で成果を上げられる」というのは間違った考えだと、多くの人が気づいているでしょう。
逆に頑張ってるけど仕事で何かを成し遂げられない人は、一体なぜそういった性質になってしまったのでしょうか。
ここでは、頑張ってるけど仕事できない人の原因3選を紹介していきます。
詰めが甘い
頑張ってるけど仕事できない人の原因としてまず挙げられるのは、詰めが甘いことです。
反対に仕事ができる人というのは、自分が受けもった業務については最後までしっかりとチェックし仕上げるものです。
頑張ってるわりにじっくり取り組めないのは、余程そそっかしいか、心のどこかで「まぁこれでいいか」という思いを持っているからでしょう。
自分で仕事ができないと気づいてない
自分では仕事ができないタイプだと気づいていない場合も、どうしてもミスが増えてしまうものです。
むしろそういったタイプに限って、「自分は仕事ができるほうだ」なんて自ら過大評価しているのでしょう。
そのため、頑張りがそのまま結果に繋がっていると勘違いし続けてしまいます。
結局は責任感がない
どれだけ頑張っても仕事ができないのは、結局は責任感がないからとも考えられます。
自分の中でちゃんと「責任を持って取り組もう」と考えている場合、それなりに周りから評価されるくらいには良い仕事ができるものです。
責任感のない人は「頑張ってるから認められるべき」という考えに偏りがちなため、どうしてもずっと成長できない状態に陥ってしまいます。
仕事できないけど頑張る人に対する周りの印象
仕事できないけど頑張るタイプに対してどんな印象を持つかは、人によって異なるものです。
多くの場合どうしても悪印象に繋がりがちですが、案外「頑張りだけは認めてあげたい」と思える心優しい人も少なくはありません。
では、仕事できないけど頑張る人に対する周りの印象について詳しく見ていきましょう。
迷惑だと感じる
仕事できるけど頑張る人は空回りを繰り返す傾向があるため、周りの人は「迷惑」と感じてしまうことが少なくないでしょう。
頑張るのは悪いことではないけど、周りが「できないなら無理にやらないでほしい」「最後までちゃんとこなしてほしい」と思うのも仕方ありません。
どうしても痛い人に見えてしまう
頑張ってるけどできない人は、傍から見るとどうしても痛い人に思えてしまうものです。
一人で暴走して結果的に何ひとつ上手くいってない姿を見ると、「痛々しくてどう接していいかわからない…」と戸惑う人は多いでしょう。
本人は一生懸命やっているからこそ、そういったネガティブな印象を持ってしまうのです。
意外と好印象を持つ人も少なくない
仕事できないけど頑張る人に対して、意外と周りは好印象を持つケースも少なくはありません。
“仕事ができるけど頑張らないタイプ”と“頑張ってるけど仕事ができないタイプ”を比較した時、前者に対して「生意気」「嫌なヤツ」などと感じてしまう人もいるでしょう。
そういった思考の人は、できないながらも頑張ってる方が人間的に魅力が高いと感じ、高く評価するのです。
仕事できないけど頑張る人への接し方
職場に仕事できないけど一生懸命頑張ってる人がいたら、あなたはどんな接し方をしますか?
空回りを続けている人を目の前にしたら、どう関わればいいか分からず戸惑ってしまうこともあるでしょう。
ここでは仕事できないけど頑張る人への接し方5選を紹介していきますので、ぜひ役立ててみてください。
応援してあげる
一生懸命頑張っていてもできない人に対してあなたが悪印象を持っていないなら、応援してあげるのが良いでしょう。
ただただひたむきに取り組むのは何も悪くないし、むしろ素晴らしいことです。
「頑張ってね」と声をかけてあげたり、あまりにも進行具合が遅いなら手伝ってあげるなど、優しくサポートしてあげましょう。
ミスはしっかり指摘してあげる
仕事ができないけど頑張る人はとにかくがむしゃらに行動するため、視野が狭くなりがちで自分のミスに全く気がつかないことも少なくありません。
なので、何か間違いがあった時は遠慮なくしっかりと指摘してあげましょう。
もし相手が人の話を聞きとることが苦手なタイプなら、メモしてもらうなど工夫するのがポイントです。
できた時は褒めてあげる
あまりにもミスにばかり注目し指摘ばかり繰り返していると、相手は「こんなに頑張ってるのになぜ…」と、すっかり自信を失ってしまう可能性もあります。
メリハリをつけて、できた時にはしっかり褒めてあげることを心掛けましょう。
どんな小さなことでも「ありがとう」「凄いね」と一言言ってあげるだけで、相手は満足します。
なるべく仕事をふらないようにする
自信過剰でミスを指摘してもなかなか改めようとしないタイプには、なるべく仕事をふらないようにするのが良いでしょう。
「頑張ってるから」と優しい評価をして、どんどん仕事を回してあげようなんて考えなくてもOKです。
また、仕事を任されることが減ると、本人も「自分の頑張り方が間違ってるのかも…」と気がつく可能性もあります。
関わりを避ける
仕事できないけど頑張るタイプに対して、どうしても不快感を感じてしまうという人も中にはいるでしょう。
その場合は、関わりを避けるのが最善策です。
率先して距離を置くようにするか、業務上どうしても関わらないといけない場合は上司に相談してみるというやり方もあります。
配属を変えてもらえる可能性もあるので、しっかりと思ってることを打ち明けてみましょう。
仕事できないけど頑張る人は、人間性が悪いわけではない
仕事できないけどがむしゃらに頑張ってる人は、「迷惑」「痛い人」と思われがちです。
しかし決して人間性が悪いわけではなく、むしろ健気なタイプも少なくはありません。
あなたの職場に頑張りすぎて暴走しがちな人がいるなら、サポートしてあげたり、時にはしっかりミスを指摘してあげると良いでしょう。
しかしどうしても「付き合いづらい」「苦手」と感じるなら、適度に距離感を保つことも大切です。
また、もしあなたの仕事が上手くいっていなかったり、職場での悩みがあるのであれば「仕事ができない人の特徴とその対処法9つ」もあわせて読んでみましょう。きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。